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2008年 7月  第 4週 (  21日〜27日迄 )                            

 08年7月21日( 海の日
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 17〜21℃
風向き 南西4m 透明度 12〜18m
気温(最高:最低) 29℃:22℃ 波高 1,5m
日中の降水確率 10% 流れ 無し
満潮:干潮(中潮) 05:41 12:34

 昨年台風で潰れた海の日の連休
                  苦い思い出です。(笑)
しかし、今年は最高の”3連休”となりました。
ただ、船のチケットが取れず、早い船でお帰りになる方が多く、折角の海が勿体無かったですね。

さて今日は、そんな訳で1DIVE”秋の浜”です。
ゆっくりと”アサヒの根”まで降り、コウリンハナダイを見てきました。この所周辺のキンギョハナダイbabyが減ったので、出ていればすぐに判ります。数ヶ月の内に大きさも1,5倍位になった気がします。

更に降りた所では、8ミリ程のアヤトリカクレエビが見られました。周辺には、フタホシキツネベラがいい色を出しています。婚姻色でしょうか?赤みが強く感じられました。上がり際には、今日も大きなヒラメが2個体、そして前が見えなくなる位のイサキの群れ、タカベも混ざり本当に魚影が濃いですね〜。

砂地でウミテングbabyを確認し戻り掛けると、沖から音も無くハナミノカサゴがにじり寄ってきました。別に襲ってくる訳では無いのですが、毒を持った鰭を全開にして近付かれるのもいい気分じゃありません。
そして、フト視線を落とすと、何か横たわる物体が・・・型のいいイサキが死んで落ちていました。側には、早くも死肉を漁る貝が数個体、死臭に釣られて集まってくるんでしょうね。当に、海の掃除屋と言った感じです。

ハシゴの近くで岩陰を覗くと、コウイカの仲間が黄色いカイメンに、細く伸びた触椀を差し込んでいました。
産卵中だったのです。イカ類の産卵は、♂♀ペアで行う場合が多い(♀の産卵を♂が見守る)のですが、小型のコウイカは単独で産卵する様ですね。産卵中のペアと言うのを見た事がありません。
皆さんは産卵中のペアって、見た事有りますか?

                      (担当 柳場)



 08年7月22日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 23〜19℃
風向き 北西3m 透明度 12m
気温(最高:最低) 31℃:22℃ 波高 1,5m
日中の降水確率 10% 流れ 少々
満潮:干潮(大潮) 06:22 13:05
 連休も終わり、静かな大島が戻って来ました。車でごった返してした秋の浜も今日はとても空いていました。

 ゲストからリクエストを頂き、アカオビハナダイを見に行きました。中層を流して行くと頭上を大きなマグロが1本ド〜ンと泳いで行きました。

 目的の水深まで降りると、流れがかかっていたお蔭で、ハナダイ達は皆元気に泳ぎまわっていました。まずは、ケラマハナダイが目に入りました。目的のアカオビは?と言うと根の上をガンガン泳いでいます。初めは綺麗な赤帯を出していた雄もライトを当てたら、帯が消えてしまいました。(残念) それでもペアで見る事が出来ました。

 その後、もう1つのリクエスト、アキノハマカクレエビを見に一気に流しました。これも定位置で見る事が出来ました。浅場へ戻り始めると、なにやら砂地に眼が見えます。ヒラメじゃ無いし、カスザメじゃ無いし、もしかして〜と砂を掃うと、やっぱりメガネウオが出てきました。こんな温かい時には珍しいです。

 その後、アマミスズメダイを見て段落ちを目指しました。中層を泳いで行くと水面下にまたマグロが!これも単体でゆっくりと泳いで行きました。

 段落ちで久し振りにルリハタygを発見しました。残念な事に体色はすっかり親と同じ色になっていました。その後ハナタツベニカエルアンコウのペア等も見られました。

 段落ちで、久し振りにこの→オオモンハゼの1種を発見しました。体長が約3,5cm程、まだ若魚サイズです。このハゼ、一見カタボシオオモンハゼの様なのですが、肩に☆がありません。バリーションとも別種とも言われており、正体不明です。果たしてこいつは何者なんでしょうね??

 パイプの中のカエルウオの卵が、中々良い感じになって来ました。目玉ギラギラです。そろそろハッチアウトですね。

(担当 有馬)
 08年7月23日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 18〜21℃
風向き 南5m 透明度 10〜15m
気温(最高:最低) 31℃:26℃ 波高 1m
日中の降水確率 10% 流れ 少々
満潮:干潮(中潮) 07:08 13:36

 今日も朝から暑い暑い〜、寝てても暑くて起きてしまう暑さです・・・。水中はポイント・時間帯によって、大きく様子が違ったようです。

 一本目は秋の浜・アサヒの根に行ってきました。朝に入ったチームから透明度がかなり悪いとの情報。入ってみたらそれ程でもなく、ぼちぼち。
 リクエストのオシャレハナダイは今日はシャイで、すぐに隠れてしまいました。アヤトリカクレエビコウリンハナダイygを確認して、水深を上げて行くとイラygがトサカに隠れてうろうろ。もしかして大島に来て初かも?伊豆半島では普通にいましたが、こちらでは比較的深い水深にでるそうです。
 段落ちではいつものハナタツベニカエルアンコウを確認。ふと足元を見るとオシャレカクレエビが目に入ってきました。近くには他に数個体、今まで気づきませんでしたが前からいたのかもしれません。
 その他ツノダシygスミツキベラygシロイソハゼ等が確認できました。

 二本目は秋の浜・右の駆け下りに行ってきました。リクエストのアキノハマカクレエビを確認。オオモンカエルアンコウキシマハナダイygコウリンハナダイygを確認して、水深を上げて行くとフタイロハナゴイygが元気に泳いでいました。
 人気者の極小イロカエルアンコウを見てから、アマミスズメダイygを確認。
 定番のコケギンポspを見ていたら、近くに割り箸ほどのコケギンポspの子供がいました。親に比べて皮弁が少し長いようです。
 段落ちではシロイバラウミウシルリハタyg等を確認しました。
 別のチームの情報ではケイカイは透明度も良く、水温は26℃を越えていたそうです。
           (担当 石田)
 
 08年7月24日(
天 候 晴れ Po:秋・ケイカイ 水温 19〜26℃(ケイ)
風向き 南西7m 透明度 7m
気温(最高:最低) 30℃:25℃ 波高 1,5m
日中の降水確率 10% 流れ あり(ケイ)
満潮:干潮(小潮) 08:00 14:07
 連日、ログの冒頭には「暑い」の文字が・・・ こんな日は海から上がりたくありません。

 今日は、3ダイブしてきました。1本目は、秋の浜に行きました。「潮が悪いよ〜」いう話は入る前から聞いていたのですが、本当に濁りがキツイです。

 駆け下りを流して行くと、フタイロハナゴイオオモンカエル等が見られました。リクエストのクダゴンベも定位置で見る事が出来ました。 アキノハマカクレエビを見ようとイソギンチャクに寄ると、何故かキイボキヌハダが寄り添っています。良く見ると、どうやら齧っているようです。退かしてみると。その部分だけ白く削られていました。

 その後、イロカエルや最近見つけたニューバニーちゃん、サクラコダマウサギを見てEXしました。

 2本目はケイカイへ、あまり水は良く無かったのですが、水温は26℃と温かいです。流れに逆らって進んで行くとオオセが定位置で見られました。 その先では、カメが見られました。いや〜ケイカイ最高!!勿論、タカベ・イサキの群れも凄かったですよ〜

 3本目は、秋の浜へ。ケイカイから秋の浜に戻ると余計に水が悪く感じます。左の砂地に行ってみました。ヒメニラミベニハゼウミテングyg等を見て降りて行きました。 転石地帯には、成長したオオモンハタが見られました。ハゼ地帯では、ヤシャハゼが元気にホバリングしていました。
 段落ちで、卵を守っているフトスジイレズミハゼのペアを発見しました。雌はすぐに離れてしまったのですが、雄は穴に入ってジッとしていました。成長が楽しみですね。

(担当 有馬)
 08年7月25日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 16〜21℃
風向き 南南西7m 透明度 6〜15m
気温(最高:最低) 32℃:26℃ 波高 1,5m
日中の降水確率 10% 流れ 無し
満潮:干潮(小潮) 09:05 14:39

 今日も暑い一日でした。ホントに今からこの暑さ、8月はどうなるのでしょう?
まぁ、内心嬉しいのですが・・・。

 さて今日の1本目は、昨日のスナイソギンチャクを襲うキイボキヌハダが気になり、”右”へ行ってきました。しかし、幾らなんでも丸一晩喰らい付いてる筈がありませんね。苦笑
代わりに側には、大きなインターネットウミウシが居ました。オオモンカエルは元の位置に戻り、実に貫禄充分と言った感じです。側にはコウリンハナダイbabyキシマハナダイbabyと姿が見えたのですが、すぐ岩陰に隠れられてしまいました。
帰り掛けのフタイロハナゴイは寄生虫も取れ、元気に泳いでいました。

2本目は、”アサヒの根”へ行ってきました。
こちらのコウリンは、初確認の時と比べ倍ぐらいに成長しています。更に下がった所ではアヤトリカクレエビ、周辺には手のひら大のマトウダイも泳いでいました。段落ちの壁に、初見のベニカエルが居ました。しかし、実に汚い個体です。ライトを当てなければ、きっと誰も認識できないでしょう。

 さて3本目・・・、4日連続のアカオビ狙いに行ってきました。今年は個体数が多く、あちらこちらで♂の喧嘩や放精放卵が見られます。おそらく♂♀合わせ10個体以上が、10m四方に集結してるのではないでしょうか。
今日は特に激しいバトル(♂の喧嘩)が見られ、実にエキサイティングでした。勿論、♂♀仲良く寄り添って上昇する場面もバッチリ!です。

話は変わり昨日の事ですが、1匹の♀を巡って♂同士の喧嘩が始まりました。しかし、明らかに大きさが違い、私達にも優劣は判断できました。しかし、負けた♂は悔し紛れに、とんでもない暴挙?に出ました。何と!本命が仲良く寄り添い今当に浮上開始という時、♀を押しのけ優位な♂にピッタリ寄り添ったのです。そしてすかさず上昇・・・優位な♂は騙されたのか?チビ♂にしっかり胸鰭まで添えて、一緒に上昇を始めました。「何と!!!男同士・・・」見ている私達は、唖然としてしまいました。さすがに5〜60cm浮上した所で気が付いたのか2匹は離れましたが、何とも奇妙な光景でした。下に取り残された♀も、きっとビックリした事でしょう。
既に減圧が出掛かっていたので、その後の事は確認できなかったのですが、もしチビ♂が優位な♂を嵌めたのだとしたら、凄いですね〜。(え〜ぃ!放精させちゃえ〜〜〜、ってね)

いや〜、実に生態観察は奥が深いです。

                      (担当 柳場)



 08年7月26日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 16〜23℃
風向き 南南西7m 透明度 6〜12m
気温(最高:最低) 32℃:27℃ 波高 2,0m
日中の降水確率 10% 流れ 無し
満潮:干潮(小潮) 10:37 15:14
 
毎日、「暑い々!」と何度口にした事でしょう。当然涼しくはならないのですが、つい口から出てしまいます。
 今日も1本目は”右”へ行ってきました。コース取りがワンパタ〜ン化してしまい、毎回同じ物ばかり見ている様な気がします。コース取りを変えようと思っても、それなりに見るモノが有り中々変更できません。忙しいこの時期は冒険もできず、こんな状況に流されています。苦笑

2本目は、真ん中を攻めてきました。”アサヒの根”のトップ付近まで行ったのですが、水温が妙に冷たく感じられ、早々に引き上げてきました。せめて透視度が良ければ気持ちいいのですが、今ひとつです。

愚痴っぽいログになってしまいましたが、こんな日も有ると言う事でご勘弁を・・・。
そんな訳で、本日は画像も省略させて頂きました。

 さて、1DIVE目、”秋の浜の仙人”こと大沼氏の横に車を止め降りると、彼が嬉しそうな顔をして近付いてきました。何と!朝一(普段より1時間ほど早め?)のダイビングで、凄いシーンを見たと言うのです。水深30m付近に凄い数のイワシの子供が群れ、それを3匹の大きなヒラメが下から次々と襲い、中層では大きなマダイが数個体で捕食、更に見ているとワラサの群れまでやって来たそうです。
しかも、その状況の中で頭上にはニタリまで登場、3〜4回旋回して消えていったそうです。
流石の仙人もこれには興奮したらしく、「”早起きは三文の得”って言いますけど、本当ですね〜」としみじみ言っていました。  ちょっと羨ましい”柳場”からの報告でした。



 08年7月27日(
天 候 晴れ Po:野田浜 水温 24〜25℃
風向き 南西4m 透明度 15m
気温(最高:最低) 26℃:31℃ 波高 1m
日中の降水確率 30% 流れ 少々
満潮:干潮(長潮) 13:11 05:26

 今日も変わらず快晴・・・、天気が良いのはいいけれど暑くて暑くて・・・。水中は相変らずポイントによって大きく様子が違いました。

 今日はスケジュールの都合で野田浜を一本だけ入ってきました。
 
 水に入ってみると何だかぬるい・・・?水もきれい!秋の浜に行っているチームの情報では透明度は悪く、水も冷たいそうです。
 
 普段のカブリスーツではなく、5mmスーツで行ってよかったです。暑くも無く快適なダイビングでした。
 
 水中は各幼魚たちがたくさん群れていて、賑やかな感じです。ツマグロハタンポナガサキスズメダイネンブツダイ等の子供達があちらこちらにたくさんいます。

 アーチの中のメジナは今日もあふれんばかりにたくさんいて、ダイバーが入ってくるのをうっとうしそうに眺めています。
 
 砂地に出るとお腹の大きなハオコゼを雄らしきハオコゼが囲んでいました。

 近くには砂地にカスザメがで〜んと横たわっていたので、砂を払いのけ全身を見せてもらいました。

 その他コケギンポspベラギンポ、大きなイシダイ等を見ていたら、前方に黒い塊が!イサキの子供の群れです。何千〜何万はいるかもしれません!暫くの間観察をしていると、自分達がイサキの子供の群れに囲まれてしまいました。

 情報では王の浜では水温も高く、透明度も30mくらいはあったそうです。黒潮が近くに来ているのでしょうか?秋の浜まで回りこんでくれるとよいのですが。
                  (担当 石田)
 

                                        
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