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2008年 4月  第 1週 ( 3月31日〜4月6日迄 )                            

 08年3月31日(
天 候 雨後曇り Po:王の浜 水温 15.8℃
風向き 北北東8m 透明度 18m
気温(最高:最低) 9℃:7℃ 波高 2,5m
日中の降水確率 80% 流れ 少々
満潮:干潮(小潮) 08:05 18:27

 冷たい北風の吹く一日でした。
秋の浜も大荒れ、試しにフィンを履かず左ハシゴ下まで降りてみたのですが、強烈なサージと岩肌で砕け散る大ウネリに、潜るのを断念しました。

 そのままポイントを変え”王の浜”へ行ってきました。
さて今日は、通常コースは通らず左の根へ・・・。
”V字の根”の上を沖へ出て行くと、テーブルサンゴの根元で大きなカメが休んでいました。
この所、王の浜へ来る度に、カメに遭遇します。

 砂地を渡った左の根には、相変わらずマツカサウオがグチャ〜っと群れていました。
ザッと数えて、100匹以上は居そうです。

 帰りは、根を幾つかホッピングしながら通常コースへ。
砂地ではカスザメコロダイ、岸近くの壁の亀裂では大きなハタタテダイテングダイハナキンチャクフグ等が見られました。

 湾内に入り海底を物色していると、O・FのKさんが、かなりレアなリュウグウウミウシを教えてくれました。そして近くの岩には、これまた珍しいクロシタナシウミウシ、エキジット間際の砂溜まりでは、ベニシボリも見られました。

 それにしても、上がってからの陸上が寒い事・・・
もう明日から4月だと言うのに、まだまだ気が抜けませんね。  苦笑

                    (担当 柳場)


 08年4月01日(
天 候 晴れ Po:波浮港 水温 15℃
風向き 南西8m 透明度 5m
気温(最高:最低) 15℃:2℃ 波高 0m
日中の降水確率 20% 流れ 無し
満潮:干潮(長潮) 11:58 08:17

 今日は昨日と違い、心地よい一日でした。朝こそかなり冷え込みましたが、日中はウェットでも大丈夫な陽気でした。

 今日はエイプリルフールという事もあっていつもとは違い、本来ダイビングポイントではない所に潜ってきました。ここは南部にある波浮港という所で、他のポイントが台風などで潜れなかった時に使っています。研修がてら(?)別のスタッフと二人で行ってきましたが、本来はポイントではないので非常時のみだけ使っています。
 港の中なので透明度は勿論悪く、所によっては1〜2mくらいしかありません。ゴミや浮遊物も多く、けっして綺麗なところではありません。ただ大島の中ではこういった水中環境が他にはありませんので、見る事が出来る生物もかなり違ってきます。
 ハゼの仲間で言えば、チャガラキヌバリスジハゼ(多分2種類)、ヒメハゼイソハゼホシハゼクモハゼ等が見られます。
 特にキヌバリは別のスタッフも初めて見たというくらい、大島ではあまり見かけない種類です。
 二つ目の写真はホウボウ科の幼魚だと思いますが、ホウボウの幼魚は黒くなるので違うかもしれません。
 その他ヨウジウオアサヒハナハゼイトマキヒトデ等他のポイントではあまり見かけない生物達を見る事が出来ました。

 私個人は非常に興味のあるところなので、これからも個人的に潜っていきたいと思います。何か発見しましたら、皆さんにもお知らせしたいと思っています。               
                 (担当 石田)
 08年4月02日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 15℃
風向き 南西5m 透明度 10m
気温(最高:最低) 16℃:5℃ 波高 1.5m
日中の降水確率 20% 流れ 少々
満潮:干潮(若潮) 13:41 08:45
 
 今日も天気は良く、気持ちの良い日でした。昨日の風の影響か西側はうねりが入っていましたが、東側は静かです。

 今日の一本目は秋の浜正面です。エントリーしてみるとビックリ!二日前に比べるとかなり透視度が悪くなっています。浮遊物が多く、もう春濁り?かと思わせる感じです。
 正面を下って行くと、シロウサギウミウシ等の小さなウミウシたちが目に入ってきます。ジョーは今日もご機嫌斜めですぐに入ってしまいました。誰かいたずらでもしたのかな?アカオビコテグリは今日も元気に動きまくり、ワニゴチは相変らず動きません。
 に出るとホシノエソ(たぶん)が何やらくわえています、なんと大きなキタマクラです。どうやって飲み込んでいくのか見てみたくて、しばらく待っていましたが一向に動きません。大きすぎて入らないのか、はたまたキタマクラが耐えているのか・・・?減圧も出そうだったので諦めました。
 段落ちではベニカエルアンコウオキナワベニハゼ等を見てエキジットです。

 二本目は秋の浜左の砂地です。最初にベニカエルアンコウを見てから、砂地に降りるとまたまたワニゴチがいました。その近くでタツノイトコホホジロゴマウミヘビなどを見て、ムチカラマツをチェックしているとガラスハゼがついます。その中にまだ大人になっていない可愛いチビガラスハゼがいたので、ついつい撮影してしまいました。
 その他にイイジマフクロウウニヤドリニナベニカエルアンコウアライソコケギンポ等を見て段落ちに帰ってきました。
 週末に来られる’Aさん’にいじめられないようにアケッパゲハナタツ)を探してみると、なんとたったの(?)1分位で発見する事が出来ました。私の目も上達したのかな〜? その他にヒブサミノウミウシナカザワイソバナガニイロカエルアンコウ等を見てエキジットです。       (担当 石田)
 08年4月03日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 17℃
風向き 南西6m 透明度 12m
気温(最高:最低) 17℃:14℃ 波高 2.5m
日中の降水確率 10% 流れ 無し
満潮:干潮(中潮) 14:43 09:12
 正に春うららと言った陽気です。午後から西風が吹いて来てしまいましたが、秋の浜は全く問題無く入れます。

 1本目は、に行って来ました。駆け下りを流して行くと、ちょっと気になるトサカがありました。捲ってみるとマルタマオウギガニが正面を向いて隠れていました。
 右の目的は先日居たソウシだったのですが、これが残念、姿を眩ましていました。替わりに?インターネットウミウシが目に入りました。そのまま駆け下りを戻るとトサヤッコがゴロタの隙間をウロウロしていました。砂地に降り、カモハラトラギスを見ていると、側をカモハラギンポが泳いで来ました。普通なら死滅しているはずなのに頑張っていたんですね〜 一瞬目を疑ってしまいました。
 
 2本目は、正面に際に行って来ました。ENするとすぐにハマフエフキが泳いでいました。やっぱり水温が上がって来ている証拠なんですね〜 ヘリトリコダマウサギ(貝)を見て、に出ました。「大島初」という方だったので、是非スジハナダイは見て帰ってもらおうと30m程まで降り、折り返しました。上がり際、一緒に潜りに行った石田さんが、何か粘って撮影しています。照らすライトの先にはルリハタの幼魚が! 地元ガイドのH氏より情報は聞いていましたが、初お目見えです。しかし、あまりにもシャイで、ガイドネタといしては・・・・ と言った感じですね。

 そのまま砂地を流してみました。ガラスハゼ&イボイソバナガニが一緒に付いているムチカラマツを確認し、浅場へ戻りました。段落ちでは、ハナタツのペアが見られました。 するとまた石田さんに呼ばれます。行ってみるとそこには、またルリハタのygです。これも地元ガイドのIさんから話は聞いていたのですが、初めて見ました。しかし!こっちも凄くシャイで、写真を撮るにはかなり粘っていかないと撮れそうにありません。

 段の上では、週末Mさんが発見した新しいハナタツが見られました。大時化で、吹っ飛んだハナタツ達も段々と数を増やして来ているようです。

 (担当 有馬)
 08年4月04日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 17℃
風向き 南西3m 透明度 10m
気温(最高:最低) 17℃:12℃ 波高 2.0m
日中の降水確率 20% 流れ 無し
満潮:干潮(中潮) 15:35 09:42

 今日も快晴!気温も高く、ウェットの私には心地よい日和です。海も静かで、透明度以外は言う事無し。

 今日はゲストも無くネタ探しに秋の浜を潜ってきました。
 ナガシメベニハゼ(通称、ベニハゼsp)を前々から見てみたかったので、有馬さんにお願いしてガイドをしていただきました。楽チン楽チン!
 いや〜噂どおりのシャイなやつで、尚且つ写真の撮りにくい所にいますね〜・・・。と言う事で写真は撮れませんでした。その代わりに近くにいたイズハナダイ属の一種がいたので、ついでに撮影しました。
 この近くには婚姻色を出したスジハナダイアサヒハナゴイキシマハナダイygダイダイヨウジシロボシスズメダイygなども見る事が出来ました。
 水深を上げながら先日ガイド中に発見したルリハタygを確認しましたが、ハズレ・・・相変らず穴の中がお好きなようで。でも後から上がって来た有馬さんは見たそうです。
 しかし浅い方の個体は元気良く穴から出ていて、今までに無いくらい近づく事が出来ました。キンギョハナダイに苛められると穴に逃げこむようです。
 段落ちでは新しい(たぶん)ハナタツを発見しました。どうやらオスのようで、以前からいた紅白ハナタツのペアではないかと考えられます。
 段の上ではイワアナコケギンポを撮影しました。大島で見られるコケギンポの仲間はイワアナの他トウシマアライソザ・コケギンポコケギンポspの5種だそうですが、肉眼ではかなり確認しにくいので写真を撮って比べてみようと思います。いや〜今日は久し振りにアツイ内容のダイビングでした!        (担当 石田)
 
 08年4月05日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 17℃
風向き 南南西5m 透明度 10m
気温(最高:最低) 18℃:10℃ 波高 2m
日中の降水確率 10% 流れ 無し
満潮:干潮(大潮) 16:23 10:14
 今日も暖かい一日でした。海も相変らず濁りがあるものの温かい状態が続いています。

 今日は、アサヒの根に行って来ました。ENするとすぐにヨツスジミノウミウシ属の1種が目に入りました。しかし、ウネリが強く中々撮影出来ませんでした。

 アサヒの根では、またバニーちゃん事ウミウサギガイの仲間が目に入って来てしまいました。まずは、スミレコボレバケボリ、そしてアズマケボリの子供が見られました。 根を跨ぐとヤツシハゼsp.(通称ゼンジロウ)が顔を出していました。砂地を上がって行くと目の前にマトウダイが泳いで来ました。非常に大きな個体で、実に堂々としていました。カメラを突き出しガンガン近づいて行っても、全く動じません。あまりに寄れるので、こんな画像が撮れちゃいました〜(笑) 何かというとマトウダイの「」のアップです。実はこの画像トリミングを全くしていません。

 そのままに出ると、最近良く泳ぎ回る様になったアカオビハナダイが見られました。改めてじっくり観察してみたのですが、この赤い帯って本当に出たり消えたりが激しいんだな〜と関心してしまいました。初め、カシワハナダイと一緒に泳ぎ回っていたのですが、一回亀裂に隠れて出てきたら写真の様にバッチリ赤帯を携えて表れました。♀と見間違えていたのかな?と思ったのですが、♀はちゃんと別に泳いでいました。

 浅場では、ルリハタygベニ&イロカエルアンコウ・ハナタツが見られました。2ヶ月程姿をくらましていたイレズミハゼ属の1種−2(日本のハゼP82下段)が復活しました。個人的には、コクテンベンケイハゼygかと思っているのですが、観察してから5ヶ月しても尾鰭の黒点が出てきません。サイズも2,5cm程で大きくなっている感じもないのです・・・ 成長が遅い種類なのか?それとも本当に別種なのか? 益々面白くなって来ました。結論が出るようならブログで報告します。

 (担当 有馬)
 08年4月06日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 17℃
風向き 北東4m 透明度 10m
気温(最高:最低) 17℃:9℃ 波高 2m
日中の降水確率 0% 流れ 無し
満潮:干潮(大潮) 17:10 10:48

 今日も天気が良く、温かい日でした。陸上で動いていると汗をかいてしまうほどです。

 今日は日曜日だというのにガイドのゲストが無く、ネタ探しに秋の浜アサヒの根付近を潜ってきました。
 最近確認例が増えてきたゼンジロウを見に行きましたが、まったく出ていません。しょうがないのでアサヒの根トラフケボリツリフネキヌヅツミスミレコボレバケボリなどの貝類を撮影。ついでにオシャレハナダイでもと思いましたが、姿は見当たりませんでした。
 上がってくる途中にマトウダイや小さなカスザメを確認しつつ、穴の中を何かいないか見ていたらコケウツボが大きく口を開けていました。近づいてもまったく動じずに口を開けていたので、思わず歯医者さんで治療を受けている患者さんを思い浮かべてしまいました。それにしても鋭い歯ですね〜、皆さん間違ってもいたずらなどしませんように!
 段落ちではハナタツオトメミドリガイチゴミドリガイヨゾラミドリガイシロミノウミウシセスジミノウミウシオトメウミウシ等を確認しました。

 三枚目の写真は正体不明です。夕方セルフのOさんから連絡があり、’キアンコウの幼魚が出てるよ!’との事。急いで秋の浜に着くと、秋の浜の仙人大沼さんが撮影されていました。話を聞くと最初の発見者は大沼さんでこの写真ではない別の個体を発見したのですが、それをセルフのOさん(別の方です)に教えようとしたら見失ってしまったそうです。ところがそのOさんはその個体を捜索中に写真の別の個体を発見したようです。結果大沼さんが最初に発見した個体は最後まで発見できなかったようです。その個体が何だったのかも不明です。そしてこの個体もキアンコウではないようです。
 いや〜アドレナリンがでた日曜の午後でした・・・。
                      (担当 石田)

                                        
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