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2008年 3月  第 1週 (  3日〜9日迄 )                            

 08年3月03日(
天 候 曇り時々晴れ Po:秋の浜 水温 14,5℃
風向き 南西7m 透明度 10m
気温(最高:最低) 15℃:6℃ 波高 2,5m
日中の降水確率 20% 流れ 無し
満潮:干潮(若潮) 12:30 08:50

 雲の多いお天気でしたが、気温は高く過ごし易かったです。
そして秋の浜はベタ凪ぎ、鏡の様に静かな海でした。
平日になると、イ〜ィ海になります。
               ちょっと複雑ですね。苦笑

 さて今日は、久し振りに”オカワリ”をしてきました。
根が一旦途切れる手前の凹みには、キシマハナダイアサヒハナゴイの子供がコンビで見られます。
昨年の夏前と比べ、3〜4倍に成長しましたが、定点観察できる実にい〜ぃ子供達です。

 オカワリを過ぎてすぐの凹みには、オキノスジエビが群れています。一時かなり数が減ったのですが、今は多少挽回したようです。同じ穴には、キビレマツカサダイダイヨウジアカマツカサ等も入っています。
 実は、この季節になるとよくナヌカザメも入ります。
今日はこれを狙ってたのですが・・・目論みは外れました。

 壁を上がった所では、ヤリイトヒキベラの♂が見られました。かなり泳ぎ回る個体につい夢中・・・
ダイコン(4段が・・・)がヤバカッタです。 
            深追いはいけませんね。 苦笑

 段落ちへ戻ってくると、目の前の壁にソウシカエルアンコウが張り付いていました。数週間前まで見られていた個体が、戻って来た様です。又、暫らく見られるといいですね。

                     (担当 柳場)


 08年3月04日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 14〜15℃
風向き 東北東4m 透明度 10m
気温(最高:最低) 11℃:2℃ 波高 1,5m
日中の降水確率 20% 流れ なし
満潮:干潮(中潮) 14:01 09:19
 相変らず静かな海でした。やっぱり平日だけあって、浜に着くと車は一台も止まっておらず、貸切状態でした。

 今日は、消えたと噂のナガハナダイ属の1種(スジチガイ)を確認に行って来ました。案の定、前にいた所には姿形もありません。周囲も探してみたのですが、やっぱり×。いや〜短い命でした。。。

 そのまま寂しい根に回ってみました。相変らずツリフネがいっぱい付いています。さてここで問題です。この画像の中にツリフネは一体何個体付いているでしょう?裏に付いているのも有るので気を付けて〜〜 

 最近、凝っているバニーの中でも特にお勧めなのは、中段の貝です。前にブログでも紹介したアズマケボリです。この色彩、模様、形、実にフォトジェニックですね〜

 アサヒの根では、オシャレハナダイも見られました。今日も思ったのですが、どうやら小さな個体が新たに増えている気がします。。。 今年に入ってからまともに観察に行ってなく、先日久々に見に行ったのですが、どうも小さい・・・ どうみても体長10cm無いのですが・・・またじっくりリサーチに行ってきます。

 上がり際には、アヤトリカクレエビ・アカオビコテグリ等を見て段落ちへ向いました。

 段落ちに再登場したソウシを探すと、今日もバッチリ居てくれました。「同じ個体かな〜」睨めっこをしていると、体にイチモンジハゼが付いて居るのを発見! 何処に居るか分かりますか〜? 初めクリーニングでもしているのかと思ったのですが、特に体を突付く様子も無くただ付いています。撮影しながら暫く観察していたのですが、全く動きがありません。本当に岩壁だと思っているのでしょうか?だとしたらカエルアンコウの擬態というのも大したもんですね。

 (担当 有馬)
 08年3月05日(
天 候 雨のち曇り Po:秋の浜 水温 14℃
風向き 北東6m 透明度 15m
気温(最高:最低) 11℃:3℃ 波高 2.5m
日中の降水確率 50% 流れ 無し
満潮:干潮(中潮) 14:57 09:45
 
 今日は朝のうち天気が悪く、雨が降っていました。山の上では雪も降っていたそうです。しかし、昼頃には回復し晴れ間が見えてきました。

 一本目は秋の浜に行ってきました。
先日見られたキシマアサヒハナゴイygを見に行ってきましたが、空振り・・・。アカオビハナダイは一瞬だけ確認できましたが・・・う〜ん調子が出ない。
 ハワイトラギスニセボロカサゴを見ていたら、1cmにも満たないミツイラメリウミウシがいました。ゆっくり探さないと目につかないサイズですね!
 その近くにはミアミラウミウシがいたので良く見ていたら、近くにこれまた1cmにも満たないムラサキウミコチョウが同じ石に付いていました。
 その他ボンジイボウミウシが交接していたり、小汚いベニカエルアンコウ・大きなネコザメをみて段落ちに帰ってくると昨日と全く同じ所にソウシカエルアンコウがついていました。
 その近くには紅白ハナタツイソコンペイトウガニイロカエルアンコウヤマドリ等を見てエキジットでした。

 二本目は秋の浜正面です。
ジョーを見てムチカラマツについたイボイソバナガニ・ウスアカイソギンチャクについたアヤトリカクレエビ・大きなイズカサゴミスジスズメダイ等を見ていると、ニセボロカサゴがいました。う〜ん先のとは別の個体かな?
 ミアミラ・ムラサキのペアが目に入ってきましたが、一本目と全く同じ位置にいました。
 砂地にはホウボウが走り、岩場ではヤマドリがせわしなく動いていました。
 エキジット前にヨコエビの仲間(ジャイアンチュウ)を見て、岩の下を覗いているとエダウミウシが隠れていました。発光するウミウシですが昼間では分かるはずも無いです・・・。         (担当 石田)
 08年3月06日(
天 候 晴れ Po:王・秋 水温 15〜16℃
風向き 南南東2m 透明度 10m
気温(最高:最低) 11℃:3℃ 波高 1,5m
日中の降水確率 20% 流れ 無し
満潮:干潮(大潮) 15:43 10:12
 雲が多いものの、時折晴れ間も見える一日でした。

 1本目は、珍しく王の浜に行って来ました。セッティング場所から海を見ると、時折大きな波が打ち寄せていました。しかし、入ってみると大した揺れではありませんでした。
 ここも透明度はいまいちでしたが、水温が16℃と高めでした。最近、貝に凝っているせいか、V字の根に入ると腔腸動物が異様に目に付いてしまいました。トゲトサカに目を向けるとテンロクケボリと思われる貝が付いていました。トラフケボリもとても数が多いです。トサカやカラマツ等、改めて見ると本当に腔腸動物の多いポイントです。

 亀裂の中には、大きなハタタテダイが2個体入り、その周りにはテングダイが4個体、ミギマキカゴカキダイも一緒に目に入ってきて、黄色と黒の縞々だらけでした(笑)

 真ん中の根を横切って反対側へ降りると、こんなツグチガイがいました(上段) この配色は初めて見ました。色んなカラーバリエーションを楽しめるのも、こいつらの魅力です。

 2本目は、秋の浜の正面の際を降りて行きました。アカオビ狙いで降りて行ったのですが、残念またカシワで終ってしまいました。我々がその場所に到着する前には、ちょっと顔を出したそうです。そのまま根を上がるとマトウダイが居ました。まだまだ海は冬ですね〜

 段落ちでは、ベニ&ソウシ&イロカエルアンコウ・紅白ハナタツ等を見て、ちょっと石を捲ってみました。その下から飛び出したキマダラハゼ、ビュ〜〜ンと泳いで行ったかと思うと、突然動きを止めてしまいました。この後、全く動かず、コンデジにクローズアップを付け撮影出来ました。下段は、トリミング無しの画像です。こんなに動かない個体も珍しいもんです。

 その後は、大島で一番多い赤いツグチガイを見てEXしました。この色も中々綺麗ですよ〜〜

(担当 有馬)
 08年3月07日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 15℃
風向き 北北西4m 透明度 10m
気温(最高:最低) 13℃:4℃ 波高 1,5m
日中の降水確率 50% 流れ 少々
満潮:干潮(大潮) 05:04 10:42
 昨日よりも静かな海でした。崩れる予想の天気も良い方に外れ、一日良いお天気でした。

 今日は、秋の浜で2本潜ってきました。1本目は、正面の際に昨日すかされたアカオビに再挑戦してきました。今日は慎重に深場に回り込み、沖から見てみました。初め姿が見られなかったのですが、少し待っていると姿を現しました。しかし、中々写真は難しいですね〜

 イズカサゴスジハナダイを見て、壁を上がって行くと極小のシラユキモドキがいました。段落ちでは、ソウシが相変らず同じ格好で見られました。壁でニィニィウミウシを見ていると、側に季節外れのクビナガアケウスが見られました。生き残っている奴っているんですね〜

 2本目は、左の砂地を中心に潜って来ました。イロカエルアンコウを見て砂地に向いました。砂地で、ガラスハゼ・ムチカラマツエビ・イボイソバナガニが一緒に付いている美味しいムチカラマツを発見しました。側の小さいなトサカには、新たなバニーちゃんシロオビコダマウサギ?が見られました。

 その上の大きなトサカで、交接中のセロガタケボリを観察していると、謎の物体がトサカの表面を這う様に動いています。砂地に下ろしてみると微妙に触角が有ります。どうやらヒラムシの様です。動いてくれなければ気が付かなかったです。ヒラムシも名前が分からないものばかりで困ります。

 段落ちソウシにもう一度寄ってみました。なんと3日間も同じ格好だったのに逆を向いていました。流石に体が痛くなったのでしょうか? 週末もここから動かずに居てもらいたいですね。

(担当 有馬)
  
 08年3月08日(
天 候 晴天 Po:秋の浜 水温 14,5℃
風向き 西風3m 透明度 8m
気温(最高:最低) 12℃:5℃ 波高 1,5m
日中の降水確率 10% 流れ 無し
満潮:干潮(大潮) 05:24 11:14

 気持ちの良い青空が広がりました。
                波も無く、イ〜ィ週末です。

 さて今日は、”正面際”をゆっくり潜ってきました。
まずは、先週末再登場したイロカエルアンコウを確認、今日で再発見からちょうど1週間、殆ど場所を変えずに見られています。

 水深20m付近では、久々にサフランイロウミウシが見られました。黄色地にフリフリが付いた、可愛い奴です。更に降りた何時もの岩では、サラサゴンベと顔に藻の付いた汚く大きなオニカサゴ・・・皆で囲んで写真を撮っていたら、鰓蓋を膨らませチョットご機嫌斜めになってしまいました。苦笑

 ”際”では、スジハナダイイズカサゴ、亀裂の奥には、大きなマツバガニの姿も見られました。
上がり際は、大きなリュウコツハネウチワを持ったツノナガオオホモラベニカエルアンコウ2個体、ダルマコウイカや、グリーンの藻に埋もれたハナミドリガイ等を見て上がってきました。

 残念な事に、昨日まで見られていたソウシカエルアンコウが姿を消してしまいました。週末で人が増えるのを察知し、何処かに隠れたのかも知れませんね。

                      (担当 柳場)

 ・・・と書いてアップした後に、体験のお客様を連れて秋の浜へ行くと、何と!昨日まで居た場所に戻っていました。一応体験の方にもお見せしたのですが、反応は近くに居たトラウツボの方が大きかったです。  
                        苦笑。
                      


 08年3月09日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 14,5℃
風向き 南西8m 透明度 8m
気温(最高:最低) 15℃:5℃ 波高 2,0m
日中の降水確率 10% 流れ 少々
満潮:干潮(大潮) 05:44 11:47

 晴天に恵まれ、暖かな一日でした。当に”小春日和”といった感じです。

 さて海の方は・・・、秋の浜は波も無くとてもいいコンディションですが、透視度が相変わらず良く有りません。1本目、”シロオビの岩”まで降りたのですが、まるでナイトダイビングの様な暗さでした。

こんな日は、ハナダイ達も今ひとつです。マダラシロオビは岩陰に隠れ、ライトを当てた途端、更に奥へと入ってしまいました。何時もは真っ先に目に入る、キシマイトヒキさえ泳いでいません。唯一、個体数の多いスジハナダイサクラダイ♂♀は、普通に見る事が出来ました。
上がり際には、ダイダイヨウジキツネベラの幼魚・大きなカスザメ等が見られました。

 2本目は、”正面”をゆっくり潜ってきました。
ニセボロ探しがメインだったのですが、一向に目に入ってきません。その代わり、肉眼では殆ど判別出来ない小さな白いウミウシが、4種類程見つかりました。

 浅場では、イロカエルアンコウベニカエル、昨日復活したソウシカエルアンコウが引き続き見られました。

 段を上がった所で、石をはぐると可愛いキンチャクガニが出てきました。チビちゃんですが、両手にはしっかりカニバサミイソギンチャクを持ち、必死に威嚇してきました。
本人は必死だと思うのですが、実に可愛いですね。

                      (担当 柳場)


                                        
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