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   2008年 2月  第 1週 (  4日〜10日迄 )                            

 08年2月4日( 立春
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 15,9℃
風向き 南西4m 透明度 20m
気温(最高:最低) 11℃:-0.2℃ 波高 2,5m
日中の降水確率 20% 流れ 有り
満潮:干潮(中潮) 14:14 09:29

 白く輝くモクモク雲が、青々と抜けた空と一体となり実に気持ちの良い一日でした。昨日の天候が嘘の様です。
海の方は、風波は殆ど消えました。しかし、まだ大きなウネリは入ってきます。とは言え、こちらも昨日と比べれば”天国と地獄”、潜るのには全然問題ありません。

 さて今日は、久々に”シロオビの岩”へ行ってきました。緩やかな潮に逆らいながら右斜面を降りていくと、物凄い数のイサキが群れていました。水深25付近から水深50m付近まで、途切れる事がありません。明るい陽が差し込む中、360度魚群に囲まれるのは実に爽快です。

 群れに圧倒されながら、何とか”シロオビの岩”に着くと、すぐにその名の通りシロオビハナダイが現れました。しかも、何時もならばすぐに岩陰に隠れる事の多い奴が、一向に逃げようとしません。
体色もバッチリ!出ています。ビデオを持って来れば良かったと悔やまれましたが、欲張ってはいけませんね。
周辺には、相変わらずキシマハナダイイトヒキハナダイサクラダイスジハナダイと、とても賑やかです。水中が明るいので、皆、とても輝いて見えました。

 浅場は、ソウシイロカエルも健在でした。フリソデエビも見られました。

 しかし、段を上がった所はまだサージがきつく、落ち着きません。そして、左ハシゴは、更に凄い事になっていました。
 昨日、千切れて海面を漂っていたホンダワラ等の海藻が、ビッシリと巻き付いているのです。多少、むしってみたのですが、身体が振られとても作業になりません。
早々に諦めて、エキジットしました。 苦笑

                   (担当 柳場)


 08年 2月5日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 15℃
風向き 西北西3m 透明度 20m
気温(最高:最低) 12℃:3℃ 波高 2m
日中の降水確率 10% 流れ なし
満潮:干潮(大潮) 15:05 10:03
 大荒れの日曜から2日が経ちましたが、未だウネリが治まりません。

 1本目は、秋の浜に行ってきました。表面的にはとても静かなのですが、中は結構サージがありました。正面を降りて行くとモンツキベラの子供がまだ生き残っています。その下で、小さなトサカを捲るとイソコンペイトウガニが出てきました。そのまま深場を目指して降りて行きました。時期が時期だけに、何だか甲殻類がメインになってしまいました。まず、マルガザミの子供を見て、アヤトリカクレエビを見に行きました。途中、ハワイ&サンゴトラギスが見られました。ジョーフィッシュを目指して上がっていくと皮弁のあるニセボロが移動していました。先日までペアで居た個体です。

 その後、に出てイソコンムチカラマツエビを見ながら砂地に降りました。ずっと観察しているチビハナダイが今日も同じ所で見られました。ペアのアカシマシラヒゲエビを見て段落ちに戻りました。

 段落ちでは、ソウシ&ベニカエルアンコウが未だ同じ様な場所で見られています。段の上はサージが強くじっくり物を観察といった感じではありませんでした。

 2本目は、野田浜へ行って来ました。ロープ際は波が入ると少し白くなりますが、そんなに酷くはありませんでした。ウミフクロウミスガイを見て、アーチの前まで行くと大きなイズヒメエイが穴に顔を突っ込んでいました。アーチを回り砂地に出ると思ったより透明度が良く、そのまま沖の転石まで行ってみました。途中、ホウボウが居た位で他にはこれと言った物は居ませんでした。

 その後、浅場に戻ると何故かサージがキツクなっています。帰りにもミスガイを2個体見たのですが、体が揺れてゆっくり観察出来ません。ロープ際も真っ白になる程です。EXしてから振り返って海を見ると、入った時とは比べ物にならない程の荒れ方です。1時間でここまで変わるとは、海はやっぱり読みきれませんね〜〜

(担当 有馬)
 08年 2月6日(
天 候 曇り Po:秋の浜 水温 15,5℃
風向き 北北東4m 透明度 15m
気温(最高:最低) 7℃:4℃ 波高 2,0m
日中の降水確率 40% 流れ 無し
満潮:干潮(大潮) 15:49 10:33

 予報どおりの曇り空、気温も上がらず寒い一日でした。暦の上では春ですが、今が一番寒さが厳しいですね。
又今夜辺り、山には雪が積もりそうです。

 さて今日は、又しても”シロオビの岩”へ行ってしまいました。この時期になると、ついつい通ってしまいます。マァ、シーズン中は中々行けないので、この季節の楽しみでもあるのですが・・・・・。
 月曜日ほどではありませんが、今日も中層には沢山のイサキが群れていました。
根に近付くと、まず目に飛び込んできたのはイトヒキハナダイ、10匹程が い〜ぃ色を出して、群れていました。何時も岩陰に居るマダラハナダイも、今日は元気に泳いでいました。キシマハナダイの♂♀に混ざり、シロオビハナダイの姿もありました。こちらも、本当に鮮やかな色合いです。この他には、サクラダイスジハナダイ等が沢山群れ、実に華やかです。
思わず時間を忘れそうになる程、ホントに此処はヤバイ場所です。
帰り掛けの砂地では、スラリと伸びた尾が美しいイズヒメエイ、砂に隠れて休むカスザメ、一度は食べてみたいイズカサゴ等が見られました。

 正面の壁に、ソウシカエルアンコウが付いていました。そして、浅場にも1個体。どちらも、同じぐらいのサイズです。今日は、アズキ色のイロカエルアンコウも見られました。
浅場では、サッパがあちらこちらで塊を作っています。陽を浴びて、キラキラ輝く群れにしばし時間を忘れます。

 深場で時間を忘れるのはマズイですが、浅場で時間を忘れられるのは良いですね〜。 と言ってる内にも減圧が消えたので、 又明日〜・・・。

                     (担当 柳場)


 08年 2月7日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 15℃
風向き 西3m 透明度 15m
気温(最高:最低) 9℃:2℃ 波高 2m
日中の降水確率 30% 流れ なし
満潮:干潮(大潮) 16:30 11:04
 何だか秋の浜のウネリが治まりません。強い西風が全く吹かないのが原因です。やっぱり異常気象ですかね〜

 今日は、アサヒの根〜正面の際へ回って来ました。途中、昨日柳場さんが発見した新しいソウシを確認してから降りて行きました。ガレ場には、まだ可愛いサイズのクジャクベラが生き残っています。側にはクレナイイトヒキベラ♀の姿も見られました。

 アサヒの根の目的は、スミレコボレバケボリという貝です。これは、今度ブログの方で詳しく書いてみます。そのまま、正面の際に出ました。アサヒの大人を見てじっくりを上がるぞ〜と思ったのですが、ふと気が付くと手にぶら下げていたはずのライトがありません。アサヒの根で外したのを思い出し、そこから戻る事に・・・ 気をつけないといけませんね〜

 仕方が無いので、そこから一気に浅場へ戻りました。途中、探しても居ないのに4個体もウデフリツノザヤが目に入りました。戻り際、ハラスジベラの所に寄ってみました。今日は、何とか一枚シャッターをきる事が出来ました。イソコンペイトウガニモンツキベラを確認後、段落ちへ戻りました。

 段落ちでは、今日もソウシ&ベニ&イロカエルアンコウの姿が見られました。この3種が居るだけで本当に助かってしまいます。

 壁のある穴を覗くとベンケイハゼが目に入りました。普通なら軽く無視してしまう程の普通種なのですが、真横&鰭全開のその姿についシャッターをきってしまいました。しかも、ライトを当てても一向に隠れる気配がありませんでした。いつもこうなら良いのに・・・

 段の上は、やっぱりサージがきつく落ち着きません。早く落ち着いてくれると良いのですが・・・

(担当 有馬)
 08年 2月8日(
天 候 晴れ Po:ケイカイ 水温 15℃
風向き 北北東3m 透明度 20m
気温(最高:最低) 10℃:2℃ 波高 2m
日中の降水確率 10% 流れ なし
満潮:干潮(大潮) 06:11 11:36
 天気も良く、風も無い穏やかな一日になりました。海もやっと落ち着いて来ました。

 今日は、ケイカイに行って来ました。ガイドで行った訳では無いので、ブラザーズロックまで行って来ました。ENすると素晴らしい透明度です。正面の根を横切り、砂地に出ました。いつものコースでブラザーズロックに付くと、ヒゲダイが2匹見られました。大きな岩の周りをウロウロしてみたのですが、う〜〜ん 魚が少ない・・・ あまり魚も回って来ないし、期待していたカメも居ませんでした。。。折角ここまで来たのに〜〜

 ブラザーズロックを離れ、ヒゲダイの根に向いました。途中、白いハナウミシダにコマチテッポウエビが付いていました。白い個体とペアでウミシダに入っていました。ヒゲダイの根では、クエテングダイ等が見られました。

 18の砂地を越え、前に柳場さんから教えてもらったキヌヅツミガイの仲間の所に行きました。1匹だけちゃんと付いていました。その後、色々と調べてみたのですが、どうやらこれもムラクモキヌヅツミになるようです。外套膜の模様には、多くのバリエーションが有る様です。やっぱり貝も奥が深い・・・

 その後、正面の壁を回って戻って来ました。冷えた体をEN口で温めてから上がろうと、EN口で石を捲りまくってみました。ビワガタナメクジアゴハゼ・正体不明のカニの仲間達等が出てきてとても面白い!! 一番興味を惹かれたのは、ミミズハゼの仲間です。カメラのバッテリーが切れて残念ながら写真は無いのですが、今まで見た事の無いミミズハゼでした。当てになりませんが、図鑑で一番近いのはイドミミズハゼ。ケイカイのEN口は地下水が湧き出ています。こういった生息環境もこのイドミミズハゼっぽいと言えば、そう言えます。

 このハゼ実は日本固有種であり、環境省のレッドデータブックの情報不足種にも指定されている種です。本当にこれだった凄いんですけどね〜 ま〜全然、自信は有りませんが・・・

(担当 有馬) 
 08年 2月9日(
天 候 晴れ後曇り Po:秋の浜 水温 15,3℃
風向き 北東6m 透明度 20m
気温(最高:最低) 8℃:3℃ 波高 2,5m
日中の降水確率 40% 流れ 無し
満潮:干潮(中潮) 06:33 12:10

 昼過ぎまで青空も見えるお天気で、チョット得した気分でした。
しかし今は、シトシトと冷たい雨が降っています。
大島も山の方は、雪かも知れません。

 さて今日の1本目は、”シロオビの岩”へ行ってきました。ゲストは3名、皆、超上級者ばかりです。
根に降りていく途中は、相変わらずイサキが沢山群れていました。
 そして根の周辺は、”ハナダイ天国”です。キシママダライトヒキスジサクラダイシロオビと何時ものレギュラーは勢揃い、実に華やかでした。それにしても、これだけ集中して見られる場所は、きっと他には無いでしょう。 怖い所です。苦笑

 上がり際は、クダゴンベを定位置で確認、近くの砂溜りでは、キツネベラyg の姿も見られました。

 2本目は、”アサヒの根”へ行ってきました。
”オハギの岩”を過ぎて海底に目をやると、すぐにニセボロカサゴが目に入りました。しかもゲストの方がカメラを構えると、待ってました!とばかりに大アクビ・・・実にいい奴でした。
 根の中は明るくて気持ちよいのですが、これと言った目立つ魚は目に入ってきません。ツリフネキヌヅツミダイダイヨウジを見ただけで、早々に浅場へと引き返しました。
”左砂地”で、アカオニナマコを手に取ると、大きなナマコマルガザミが肛門に逃げ込もうとしていました。
 あまりにも大きいので、こんなのが入ったら”痛て〜だろうな〜”と、つい余計な心配をしてしまいました。でも、ナマコは痛くないんですよね。 当たり前か?・・・。

 段落ちのソウシは、実にいい所に付いていました。全身丸見え・・・ちょっと小振りでインパクトに欠けるのが残念ですが、長く楽しめてとてもいい奴です。

                      (担当 柳場)


 08年 2月10日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 15,3℃
風向き 北北東5m 透明度 20○m
気温(最高:最低) 11℃:4℃ 波高 2,5m
日中の降水確率 10% 流れ 無し
満潮:干潮(中潮) 06:55 12:46

 比較的風も穏やかで、い〜ぃ陽気に恵まれました。気温が10℃を超えると、かなり楽ですね。

 水中も明るく、とても気持ちがいいです。
これで水温が17〜8℃あれば、申し分無いのですが・・・。
イサキメジナスズメダイ類はとても多く、魚影はメチャ濃いです。
 さて1本目は、昨日同様”シロオビの根”へ行ってきました。行き帰りの中層に群れるイサキは、半端な数ではありません。昨日の、数倍密度が濃かった様に感じました。 ハナダイ達も、相変わらず豪華メンバーが揃っています。一通り堪能して浅場へ戻ってくると、大きなキツネダイ♂が、岩陰の獲物を狙っていました。
昨日目に入らなかった正面のソウシカエルも、今日はしっかりゲット!段落ちの個体は、かなり移動してましたが、こちらもセルフのKさんに教えてもらい見る事ができました。それにしてもこれ程長く、浅場でソウシが見られるのは珍しいですね。

 2本目は、ゆっくりと”右〜正面”を潜ってきました。
ゴロタ斜面の下には、まだカモハラギンポが2個体元気に泳いでいます。そして岩の上にはm級のヒラメ、正面では、ザラカイメンに付いたクシノハカクレエビアカホシカクレエビ、大きなイズカサゴが3個体見られました。
”際”から浅場に上がってくる壁では、ベニカエルアンコウが3個体見られました。”カマボコ岩”にも居るので、少なくとも4個体は見られます。
”段落ち”イロカエルアンコウ(アズキちゃん)は、残念ながら消えた様です。昨日今日と、幾ら探しても目に入ってきません。木曜までは居たのですが・・・。

                     (担当 柳場)
 


                                        
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