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2007年 12月  第 2週 (  10日〜16日迄 )

 07年12月10日(
天 候 曇り Po:秋の浜 水温 17〜18℃
風向き 北西2m 透明度 20m
気温(最高:最低) 13℃:9℃ 波高 1.5m
日中の降水確率 20% 流れ なし
満潮:干潮(大潮) 05:55 10:52
 雲の多い一日になりました。海は少し波立っていたものの、透明度は抜群です。

 週末、セルフのMさんオビトウカイスズメダイを撮影して来ました。オビトウカイと言えば、今年の頭に何度も通いやっと見れた魚です。是非ともこれは見たい!!とまた深場へ行ってしまいました。 
 深場へ降りるといきなりヤリイトヒキベラの雄が目に飛び込んで来ました。追いかけ回してなんとか撮影して来ました。目的地はその下、こんな所で道草してられん!と追うのを止め、降りて行きました。
 目的地に着き、着底して周りを見渡して見ました。う〜ん 目に入るのはキシマ・イトヒキ・アサヒ・サクラダイ等のハナダイ達ばかり・・・ やっぱりMさんが何度も通ってやっと撮影された貴重な魚、一回行った位で見れちゃったら罰が当たりますよね〜 しかし、その足元にはオキナエビス(貝)の生態が!! 流石にデジカメ君はその手前でお留守番をしてもらっているので、画像はありませんが凄く貴重な物を見る事が出来ました。

 帰り道、ちょっと寄り道してヤマブキハゼを撮影して来ました。周りにはクビアカハゼも見られました。水温17〜18℃と言えばハゼ達にはギリギリの水温です。いつまで観察出来るのやら・・・ 

 その後、オオメハゼを見に行きました。デジカメで撮影後、一眼レフで撮影をしたのですが、今日はご機嫌で最短で撮影出来ました。なんて良い子なんでしょう!! そろそろコンピューターもお怒りのご様子なので、大人しく段落ちを目指しました。

 段落ちでは、ベニカエルアンコウ・フリソデエビ・和名の無いベニハゼの仲間・イロカエルアンコウ等が見られました。段の上はやはりサージがありましたが、止まって撮影出来ない程ではありません。亀裂を覗きながら梯子を目指すと大きく成長したサザナミヤッコミサキスジハゼが見られました。

 今、一番気になっているのはこのイットウダイです。数ヶ月前から観察しているのですが、いまいち謎が解けません。消去法で調べていくとテリエビスしか残らないのですが、白線がそれ程目立ちません。青っぽい筋も気になります。さ〜 魚オタクの皆さん!出番ですよ〜分かる方是非ご教授下さい。掲示板への書き込みお待ちしてま〜す。

(担当 有馬)
 07年12月11日(
天 候 曇り後雨 Po:秋の浜 水温 18℃
風向き 北北東4m 透明度 15m
気温(最高:最低) 13℃:7℃ 波高 2,0m
日中の降水確率 30% 流れ 無し
満潮:干潮(大潮) 06:30 11:24

 朝から曇り空で、昼過ぎには雨もぱらついてきました。
そして秋の浜は、多少波立っています。

 今日は、”右〜左砂地”へと、ノ〜ンビリ潜ってきました。
 まずは、右ゴロタ斜面でネコザメの卵を発見!薄っすらと開いた卵の殻を覗くと、可愛い子ネコザメの顔が見えました。殆ど卵黄も消化され、巣立ち?(ハッチ)が近いようです。
 砂地では、あちらこちらにオトメハゼの姿が見えます。しかも殆どがペアで、もしかすると繁殖してるの?と、思わせる程です。
ムチカラマツに付いたイボイソバナガニを見ていると、ムチカラマツエビが上から降りてきました。同系色ですが全然形の違う種類が向き合った姿、ちょっと面白いと思いませんか?お互い擬態の甲乙を、競い合ってるのかも知れません。
 アヤトリクレナイイトヒキベラを見てから、”左砂地”へと降りてみました。カミソリウオペアは、昨日とほぼ同じ場所で見られました。砂地の上の方では、大きなホウボウが2個体、側には60cm位有りそうな大きなマダイも泳いでいました。

 浅場に戻り、ベニカエルイロカエルを見て、沖の中層へイトヒキアジを探しに出てみました。ひとしきり探しても目に入らず引き返そうとした矢先、かなり遠くでイトヒキアジを探していたCチャンが、私達を呼んでくれました。目を凝らしながら近付くと、居ましたぁ〜・・・。週末から3日間 当たってなかったので、久々?の出会いはちょっと嬉しかったです。いや〜、本当に格好良い魚ですね〜。

                    (担当 柳場)


 07年12月12日(
天 候 薄曇り Po:秋の浜 水温 18℃
風向き 北東4m 透明度 15m
気温(最高:最低) 15℃:8℃ 波高 2,0m
日中の降水確率 20% 流れ 無し
満潮:干潮(中潮) 07:06 11:57

 雲は多めでしたが、風は穏やかで過ごし易い一日でした。

 今日は、”正面際”のちょっと深場へ行ってきました。
目的は、月曜に有馬がチャレンジしたオビトウカイです。そして、あわよくばオキナエビスガイ・・・実はこの貝、仙人こと大沼氏が、半年以上前から観察していたものと思われます。私もビデオ撮影はしてるのですが、撮影後、付いていた岩から離れてしまったのです。そこで、有馬が見たものが同一個体か?確認を兼ねて探したかったのです。
しかし、どちらも×、目に入ってきませんでした。

 仕方なく、ヤリイトヒキベラ♂♀シマキツネベラキシマハナダイ等を見て、上がってきました。上がり際に”オカワリ”へ寄ると、い〜ぃ感じでキシマbabyアサヒbabyが並んでいました。すかさずパチリ!やっと念願のツーショットを、デジカメに納める事ができました。
何ヶ月掛かった事でしょう・・・苦笑

 この後は、ひたすら中層をイサキアオリイカを横目に見ながら、浅場を目指したのは言うまでもありません。

 浅場で一息付きながら、バラハタを狙ってみました。しかし相変わらずシャイで、中々フレームに入ってきません。ダイコンと残圧計を交互に見ながら、やきもきしてしまいました。

 更に浅場では、キマダラハゼと格闘・・・何とかこちらも粘り勝ち。キマダラの顔に浮かんだ白点が冷や汗に見え、笑ってしまいました。
「いや〜、疲れさせてゴメン!」ってな感じです。

この他には、イロカエルアンコウ白・アズキ、マトウダイイズカサゴキツネダイベニカエルハナタツペア等を見てエキジットしました。

                  (担当 柳場)


 07年12月13日(
天 候 曇り後晴れ Po:秋の浜 水温 18℃
風向き 北東5m 透明度 15m
気温(最高:最低) 13℃:9℃ 波高 2,0m
日中の降水確率 30% 流れ 無し
満潮:干潮(中潮) 07:43 12:33
 午前中は曇り空でしたが、昼過ぎから陽も射しはじめました。しかし北東の風で、秋の浜は波立っています。
 時折大きな波が砕け、エントリー口は真っ白になります。

 さて今日も少し深め、”オカワリ”をしてきました。
壁伝いを降りて行ったのですが、魚は少なめに感じました。”−55の穴”には、相変わらずオキノスジエビが入っています。しかし、その数僅か数百匹・・・、海底を埋め尽くす程の群れを見ているので、寂しいかぎりです。

 際を上がった所では、久々にホシベニサンゴガニを確認しました。それにしても、立派な爪ですね〜。

 今日は、昨日より少し余裕が有り、カシワハナダイの婚姻色やケラマハナダイキンギョに混じるアサヒハナゴイ等を見ながら上がってきました。

 浅場に戻る途中、ワタトリカイメンを見るとオレンジの塊が見えました。違和感を覚え手にとって見ると、案の定フクイカムリでした。
まるっきり、背負ったカイメンと同じ色の個体です。どうやって、体色を合わせるのでしょう?
凄い能力ですね。

                    (担当 柳場)
 


 07年12月14日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 17〜18℃
風向き 西7m 透明度 15m
気温(最高:最低) 14℃:6℃ 波高 2,5m
日中の降水確率 10% 流れ なし
満潮:干潮(中潮) 08:22 13:15
 天気も良く海も静かな一日になりました。

 最近、午後から秋の浜に行くと本当に暗く、ハゼは怪しい時が多いので、1本目から行ってしまいました。ENするとイロカエルアンコウ(白)がいつもの岩に着いていました。
 砂地へ降り、まずは一直線にカミソリウオへ向かいました。今日も同じ場所で2匹仲良く寄り添っていました。お気に入りのオオモンハタも勿論チェックしてきました。オオモンハタと言えば伊豆半島にも成魚サイズが出る魚です。しかし、何故か大島では非常に珍しい魚になります。出来ればこのまま大きくなって、成魚が見れれば・・・と期待している所です。目指せ30cm!!

 ハゼ地帯では、ヒレネジ&ヤシャハゼが見られました。その後、クマドリを見に行ったのですが、やっぱり姿が見られませんでした。。。

 2本目は、正面をのんびり回って来ました。沖に降りて行くとイサキが多く群れていました。ジョーフィッシュを見て横に流すと、最近本当に数の多いウデフリツノザヤが見られました。

 浅場へ戻り始めるとちょっと変わった物をみました。水底にコウライトラギスが横たわっていました。特に外傷はなかったので、病気か何か変な物を食べたのか・・・ とにかく息も絶え絶えでした。手に乗せてもちょこっと動くのがやっと、という感じでした。と言う訳で、ちょっと真似してトサカに乗せて写真を撮ってしまいました.m(_)m

 際では、久し振りにボブサンウミウシを見ました。そろそろウミウシシーズンですかね〜

 段落ちでは、ベニイロカエルアンコウ(小豆色)・フリソデエビ等が見られました。

 週末も良いお天気が続きそうです。良かったですね〜

(担当 有馬)
 07年12月15日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 18℃
風向き 西南西10m 透明度 13m
気温(最高:最低) 12℃:6℃ 波高 2,5m
日中の降水確率 0% 流れ 無し
満潮:干潮(中潮) 09:02 14:07

 天候には恵まれましたが、風の強い一日でした。
しかし、裏側にあたる秋の浜は、静かない〜ぃ海です。
ちょっと白濁りが気になりますが・・・。

 1本目は、”正面際”をメインに潜ってきました。スジハナダイカシワハナダイを見ながら更に進み、”オカワリ”の手前まで降りてみました。サクラダイのbaby やスジハナダイyg に混ざりアサヒハナゴイのbaby は居るのですが、目的のキシマが目に入ってきません。どうやら、タイミングが悪かった様です。
 戻りがけ、セルフのT・Sさん情報のニセボロカサゴを確認、砂地へと出ました。目的はカミソリウオ、このペア・・・バックを青く抜くと赤が映え、実に美しいのです。
 砂地を岸へ向かう途中、大きなヒラマサが2本現れました。2本目にも右に現れたので、今日は一日岸近くを回っていた様です。
一昨日姿が見えなかったクマドリカエルアンコウが、同じ岩に戻っていました。ますます、黄色みが増した様に感じられました。

 2本目は、”右”から”正面”へ回り、甲殻類をメインに潜ってきました。ゴロタ斜面を降りていくと、岩陰にネコザメbaby の姿が有りました。当に生まれたてといった感じで、実に可愛かったです。

 アカホシカクレエビや、クシノハカクレエビを見てスナイソギンチャクに寄ると、甲長5mm程のカニが居ました。良く見るとマルガザミのbaby です。マグネットペンの先端と比べると、その小ささが判ると思いますが、実に可愛い個体でした。
 その後は、イボイソバナガニムチカラマツエビアヤトリカクレエビフクイカムリオシャレカクレエビを見て上がってきました。

 かなりの個体数が居たクリアクリーナーシュリンプが、消えてしまいました。水温の変化に弱いのでしょうか?好きなエビなんでけどね・・・〜。

                   (担当 柳場)


 07年12月16日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 17,5℃
風向き 北北東3m 透明度 15m
気温(最高:最低) 12℃:8℃ 波高 2,5m
日中の降水確率 10% 流れ 無し
満潮:干潮(小潮) 09:42 15:14

 晴天に恵まれた、い〜ぃ週末でした。水中がちょっと白濁りしてたのは残念ですが、欲を言えばきりが無いですね。 笑

 さて今日は、久し振りに”左砂地の転石地帯”に行ってきました。此処は、緩やかな砂地の斜面に、直径3〜4mの大岩が点在している場所です。
今春は、レッドストライプが出現し、毎週の様に通った事もありました。
 大岩の表面には、大きなウミトサカヤギ類が生い茂り、中々景観も素晴らしい場所です。只、少し深いのと魚は少な目なので、普段あまりガイドには使われません。
 さてそんな中、時折中層から降りてくるイサキの群れを眺めながら進むと、目の前に大きなボウズボヤが現れました。
 直径40cm程有りそうな、大きな個体です。
大島では、水深45m以深で何ヶ所か確認しています。それにしても、細かい突起が付いた風船の様な物体は、中々インパクトが有ります。

 カイエビスや、ウミシダに付いたコマチコシオリエビ等を見ていると、岩陰でチラチラ動く黄色い魚が目に入りました。
 久々に見る、5cm程のシテンヤッコの子供でした。
時折通常コースから外れた所を散策するのも、この様な発見が有り、中々楽しいものです。

 この他には、岩の亀裂に潜むダイダイヨウジや、大きなケアシガニ等が見られました。

                    (担当 柳場)
 


                                        
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