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2007年 10月  第 4週 (  22日〜28日迄 )

 07年10月22日(
天 候 晴天 Po:秋の浜 水温 21℃
風向き 西南西3m 透明度 12m
気温(最高:最低) 21℃:11℃ 波高 2,0m
日中の降水確率 0% 流れ 無し
満潮:干潮(中潮) 14:32 07:26
昨日に比べると多少雲は多めですが、今日も気持ちの良い青空が広がりました。 さて今日は、早朝を含め2DIVE秋の浜です。浅場で観察されてた、黒クマドリの姿が見えません。週末の喧騒が嫌になったのか?フィンで蹴られて跳んでしまったのか?いずれにしても残念です。戻ってくると良いのですが・・・。一時期、一箇所で7個体以上が観察されていたジョーですが、現在、♂が一個体頑張ってるだけになってしまいました。しかも巣穴はかなり脆く、すぐにガラガラ崩れる状態でした。それが数日前新たな巣穴を作り、内壁までしっかり小石が積み重なった立派なものになりました。本人もダイバーが訪れる度に崩れるので、嫌だったのでしょうね。今では貴重なジョー君、私もちょっと安心しました。笑 ここ数日、中層を漂うヒカリボヤ(群体ボヤ)をよく見かけます。数ミリの個虫が集まり、薄ピンクの筒状の群体となるのです。以前、野田浜のナイトで、砂地を3m程の光る物体が流れてきて、ビックリ!した事もありました。さて、このヒカリボヤ、魚達にとっては中々の御馳走らしく、今日も中層でシラコダイハコフグマダイ等に突付かれていました。それにしても、珍しく無防備な奴ですね。毒も刺胞も持たず、ただ中層を漂うだけ・・・これだけ人気が高いと言う事は、きっと味も不味くないのでしょう。                  (担当 柳場)
 07年10月23日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 21℃〜24℃
風向き 北東5○m 透明度 12m〜18m
気温(最高:最低) 21℃:14℃ 波高 2,0m
日中の降水確率 10% 流れ 有り
満潮:干潮(中潮) 14:54 08:19
房総半島沖まで上がってきた黒潮の影響で、島周りも3〜4℃水温が上がりました。この水温差は、かなり暖かく感じます。濁りも多少取れ、午前中は中々いい海でした。 さて今日は久々の”リサーチダイビング”、聞こえはいいですが、要するにファンダイビングです。 笑週末にセルフの I さんが見つけた正面のスジクロと大沼氏のフリソデを確認するのが目的でした。しかし、どちらも×・・・、減圧だけが増えてしまうダイビングとなってしまいました。 何も見ずに上がるのも癪なので、ゼンジロウ(グローバルの通称)に寄ってみると、ご覧の様にナノハナフブキハゼとペアで出ていました。それにしてもこれだけ体色が違うと同じ種とは思えませんね。何故?ゼンジロウ(全白)は、脱色してしまったのでしょう? 浅場でキンチャクガニを探していると、小石に付いたマメダコの卵を見付けました。観察しようと手に取ると、水流に刺激され、ハッチアウトが始まってしまいました。1ミリも無い様なbaby が、パラパラと飛び出してきたのです。。急いで元の状態に戻し、ビデオを取りに帰りました。しかし、惜しくもタイミングを逃してしまい、ハッチは撮れませんでした。 残念! フリソデエビと一緒に入れてあるアカヒトデの鮮度が落ちてきたのか?「エビがあまりヒトデに近付かない・・・」との情報が寄せられ、餌を交換してきました。30分後 確認に行くと、アカヒトデフリソデを乗せたまま、僅かな隙間から脱出寸前!鮮度の良いヒトデを入れる時は、”一工夫”必要ですね。 ちなみにフリソデ君は、新しい餌に大満足です。笑                   (担当 柳場)
 07年10月24日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 22〜23℃
風向き 東北東5m 透明度 15m
気温(最高:最低) 21℃:14℃ 波高 2m
日中の降水確率 10% 流れ 無し
満潮:干潮(大潮) 15:16 09:04
また少し荒れた秋の浜が戻ってきてしまいました。 今日はやや深場をのんびり潜って来ました。先週末、セルフのAさんが発見した、トラギスの未記載種を確認してきました。一見、模様だけ見ると「ハワイ〜?」と思ってしまいますが、全く別の種類です。このトラギスの撮影に時間を取られ過ぎてしまし、後は駆け足で浅場に戻りました。 しかし、これだけってのも何なので、ちょっと寄り道してオシャレハナダイをチラ見し、デルタスズメダイに挨拶して上がってきました。 結局、中間はな〜んにも見ないで上がって来てしまいました。深場に行くのは楽しいのですが、途中を飛ばさなきゃいけないのが、苦痛です。 バラハタは、最近慣れて来たのか、引っ込む事も無く写真を撮らせてくれました。 浅場でハナタツを見て段落ちへ降りました。段落ちでは、ベニ&イロカエルアンコウが定位置で見られています。 段落ちでの目的は、下段のベニハゼです。浜に着くと地元ガイドのH氏とこのベニハゼの話になりました。そう言えば前にセルフのSさんより、このベニハゼの質問を受けていたのを失念しておりました(すみません・・) このベニハゼ、前にも秋の浜に出現しており、その時専門家の方から「ベニハゼの子供」と返事を頂いた事を思い出しました。H氏が最近問い合わせても同じ答えだったそうです。 しかし、図鑑で見るのと色が違い過ぎますね〜 ま〜体色なんか当てにしちゃいけないんですけど・・・ 改めて自分で調べてみたいと思います。結果出たらブログででも報告します。 明日はもっと北東の風が吹きそうです。そんなに荒れなければ良いのですが。(担当 有馬)
 07年10月25日(
天 候 曇り・晴れ Po:秋の浜 水温 21〜23℃
風向き 北東6m 透明度 20m
気温(最高:最低) 21℃:16℃ 波高 2m
日中の降水確率 20% 流れ 無し
満潮:干潮(大潮) 15:40 09:44
荒れる荒れると聞いて居たのですが、思ったよりも静かな海でした。 1本目は、正面をのんびり回って来ました。ENして少し進むとタイワンブダイの幼魚が居ました。相変らず鮮やかなグリーンが綺麗でした。 コケギンポsp.の側にミナミギンポが入っていました。この手のギンポは、口が下に付いていて、とても顔が間抜けに見えます。この愛らしい顔がお気に入りです。 ユビノウトサカに大きなトサカガザミが付いています。最近、益々大きくなって来て実に観察し易くなって来ました。 その後、ジョーを見ていつものニシキフウライの所に向かいました。今日も雌が5m程お出かけしていました。 2本目は、左の砂地に行って来ました。オトメハゼを見てハゼ地帯へ向かいました。午後になると秋の浜は、もうすっかり暗くなりハゼが出ていない事も間々あるのですが、今日はばっちり皆出ていました。ヒレナガネジリンボウ・ヤシャハゼ・THEネジリンボウ共にじっくり観察出来ました。いつもならすぐに隠れてしまう。ホタテツノハゼsp.の雄が今日は大人しく写真を撮らせてくれました。 浅場では、ベニ&イロカエルアンコウヒレグロコショウダイ等が見られました。石のお城に住んでいるフリソデ君は、ヒトデの足を1本持って今にもお出かけしてしまいそうでした。う〜ん 最近大きく成長して来たし・・・果して何時まで居てくれるのやら・・・  段の上で、大沼さんに黒いイロカエルアンコウを教えてもらいました。 明日は天気も崩れ、雷もなるそうです。海が落ち着かないなら、せめて天気だけでも良くしてもらいたいもんですね〜(担当 有馬)
 07年10月26日(
天 候 曇り後雨 Po:秋の浜 水温 23℃
風向き 北東5m 透明度 15m
気温(最高:最低) 19℃:16℃ 波高 2,5m
日中の降水確率 70% 流れ 無し
満潮:干潮(大潮) 16:04 10:22
予報どおり午後には雨が降り出し、相変わらず秋の浜も波立っています。 スッキリしませんね。おまけに、南海上にあった熱帯低気圧が、台風に変わりました。明日は、大島付近を通る予報です。大型ではありませんが、直撃ならば影響は避けられないでしょう。どうなる事やら・・・ヤキモキしてしまいます。 さて今日は、正面を軽く1DIVEしてきました。エントリー前に、大沼氏より黒クマの他ショップ情報を頂きました。浅場の黒クマが消えた後、水深25m付近で”a○○pa”さんが、同じような個体を見つけたと言うのです。これは、確かめない訳にいきません。早速、行ってみました。 聞いていた場所に着くと、すぐに黒い塊が目に飛び込んできました。当に情報通りでした。「a○○pa”さん、ありがとう!」 浅場に居た個体より少し大きく感じたのと、直線でも70〜80メートルある距離を、この小さな個体が移動してきたとは考えにくいので、もしかすると別個体かも知れません。只でさえ珍しい黒クマ・・・2個体目の出現だとしたら、凄いですね〜。 近くの岩陰で、キンチャクダイの幼魚がウロウロしていました。今年は個体数が多く、あちらこちらで見掛けます。成魚になって、大島でも普通に見られる様になればいいですね。(伊豆半島では普通に見られるキンチャクダイですが、大島で成魚を見る事は殆どありません。) ”段落ち”を上がった所で、ここ数日黒イロカエルが見られています。(8月13日(月)に、初記録のイロカエルと思われる。)実によく動き回る個体で、毎回少しずつ場所を変えます。今日は岩盤の上に、寝そべる様にして張り付いていました。 明日は、10m近い北東の風が吹くと予報されています。飛ばされて消えなければ良いのですが・・・。                     (担当 柳場)
 07年10月27日(
天 候 雨後嵐 Po:野田浜 水温 23℃
風向き 北北東13m 透明度 12m
気温(最高:最低) 19℃:17℃ 波高 6m
日中の降水確率 100% 流れ 少々
満潮:干潮(大潮) 05:26 10:57
午後3:00現在、風雨共にとても強くなってきました。午前のJFで着いたゲストの方達と、先程、秋の浜・野田浜と回ってきたのですが、海は凄い状態です。これから更に、波は上がってくると思われます。 さて、午前中はまだ何とか潜れる状態だったので、野田浜へ行ってきました。 エントリーした時の感想は、「おや?まだまだ全然大丈夫じゃん!」と言った感じでした。”左の溜り”で、クロアナゴを見てアーチ方向へ進みました。左に立ち上がった壁では、相変わらずニラミギンポが見られます。アーチ周辺はで、ネンブツダイキンメモドキの稚魚が沢山群れていました。 と言っても、ピーク時の様に、根を覆い隠す程ではありません。”タカノハハイツ”では、事前に情報を得ていた大きなカミソリウオのペアが見られました。そして”小アーチ”へ向かう途中の凹みでは、♂のカミソリウオ、そして帰り掛けは、今シーズン初のヌノサラシが水路で見られました。そして、ロープエンドまで戻ってくると、何と!目の前が気泡で真っ白になっています。浜に上がり、海を振り返ると、1時間前とは比べものにならない程、荒れた海となっていました。本当に、ギリギリのタイミングだったんですね。 さあ、あと数時間が、台風20号のピークの様です。明日は台風一過・・・晴れると良いのですが・・・。          (担当 柳場)
 07年10月28日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 21℃
風向き 西南西4○m 透明度 15m
気温(最高:最低) 23℃:14℃ 波高 3,0m
日中の降水確率 0% 流れ 有り
満潮:干潮(中潮) 06:17 11:30
台風一過の青空が広がりました。海にはまだ多少ウネリが残っていますが、驚異的な回復です。水中はと言うと、浅場は沈殿物が波で洗われ、奇麗になっています。水深10m以深は、泥水が流れ込んだせいでしょうか?逆に細かい沈殿物が海底を覆い、フィンで海底を蹴ると一気に煙幕が掛かってしまいます。 そんな台風後の秋の浜へ、2DIVEしてきました。1本目、エントリーして10m程進むと、まずはコウワンテグリの8cm程の個体が目に入りました。相変わらず、周辺にはシロタスキベラナメラベラの幼魚(と言っても10cm以上)が泳ぎ回っています。金曜日に確認した黒クマドリは、また移動したようです。ニシキフウライウオの♂は、相変わらず定位置で見られました。流石に、浅場の”フリソデ城”は崩れていました。有馬の話では、アカヒトデフリソデエビも見当たらないとの事、ウネリで飛ばされてしまった様です。暫らく、”段落ち”を上がった所に定着していた黒イロカエルも、姿が見えません。
ヒレグロコショウダイアジアコショウダイも姿が見えず、消えたようです。やはり、浅場はダメージがありますね。 2本目は、右へ行ってきました。キツネダイ♂ルリハタを見ながらゴロタ斜面を降りて行くと、カイメンの中に10cm以上有りそうなオオモンカエルアンコウが入っていました。周辺で、イロカエルアンコウも探してみたのですが、こちらは目に入ってきません。クダゴンベは、何時ものヤギに付いていました。 さて3枚目の画像、見ての通り手に絡むウツボです。もっと えぐい?シーンも有ったのですが・・・、「趣味が悪〜い!」と言われそうなので、止めにしました。 実はこのウツボ、お亡くなりになっています。しかし、多少鰓蓋が動いたりもします。”脳死状態”といったところでしょうか?丹念に観察して見ましたが、外傷は全くありません。それにしても、死後硬直もしていないこんな奇麗な?死んだウツボは、初めてです。何が原因で、お亡くなりになったのでしょう?         (担当 柳場)
 夕方、オレンジフィッシュさんから、フリソデの情報が届きました。実は崩れた石の間に、フリソデエビだけが居たそうです。ヒトデは抱えて無かったとの事で、明日も居るかどうかは微妙ですが、居れば”フリソデ城”復活となりそうです。

                                        
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