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2007年 10月  第 3週 (  15日〜21日迄 )

 07年10月15日(
天 候 曇り Po:秋の浜 水温 20〜21℃
風向き 北東5m 透明度 15m
気温(最高:最低) 20℃:16℃ 波高 2,5m
日中の降水確率 20% 流れ 無し
満潮:干潮(中潮) 07:04 12:14
北東の風のせいで、相変わらず荒れた秋の浜になりました。と言っても荒れているのは水面だけ、潜ってしまえば全く影響ありません。 今日は、なんと年に1度の?「ボラ天井day」でした。毎年、この10月半ばに高確率で見られるボラの集団移動です。ENして黒いクマドリを見ていると真上をボラの大群が泳いでいきます。その水面を埋め尽くす様な密度の高さから「ボラ天井」とか「ボラ壁」等と呼んでいます。しかし、あっと言う間に通り過ぎてしまいました。 正面ジョーフィッシュキンチャクダイygハナタツのペア等を見て戻って来た時です。なんともう一度「ボラ天井」が現れました。今度は、さっきのとは比べ物にならない程の密度の濃さです。右から左まで視界の納まりきらない程の大量のボラが過ぎ去っていきます。ボラと言えどもこの光景は何度見ても感動もんです。 「ボラ天井」の興奮冷めやらぬまま、バラハタ・イロカエルアンコウ・フリソデエビ・ミヤケテグリ等を見てEXしました。 2本目は、ヤシャハゼのリクエストを受け左の砂地へ、オトメハゼコロダイの子供等を見て砂地を降りて行くと、オオモンハタの3cm程の個体が目に入りました。その横にももう1個体、今年はなんだかハタ系も良く出ます。 ハゼは無事にヒレネジ・THEネジ・ヤシャと全て見る事が出来ました。ハチマキダテハゼも見られ、なんだかやっといつのもメンバーが揃ってきたようです。 段落ちで、ミノカサゴygを見ていると大沼さんが現れました。何故かその手には、大きなアミメウマヅラハギが・・・ 非常に大きな個体で17〜18cmはありました。ま〜何で手の中に居たのは別にして、こんな大きな個体は初めてみました。 初めてと言えばこんなウミウシを目にしました→ 調べて見るとクセニアウミウシ属の1種だそうです。 まだ北東が続きそうです。早く落ち着いてもらいたいですね。(担当 有馬)
 07年10月16日(
天 候 曇り・雨 Po:王・秋 水温 20〜21℃
風向き 北東8m 透明度 15m
気温(最高:最低) 17℃:16℃ 波高 3m
日中の降水確率 50% 流れ 有り(王)
満潮:干潮(中潮) 07:45 12:36
昨日の願いも虚しく益々荒れた海になりました。どこのポイントも荒れてしまい、唯一潜れそうな王の浜へ行って来ました。 風波は入って来るものの、潜ってしまえばそんなに揺れも無く、快適に潜れました。しかし、沖に出て行くと結構流れがかかっていました。 V字の根の手前には、相変らずマアジが沢山群れています。岩の隙間にはハシナガウバウオトカラベラygが見られました。ネコザメの穴には、ちゃんとネコザメが入っていてくれました。っが見れたのは正面顔だけ・・・ 穴から顔を上げると横をマグロが1本かっ飛んで行きました。あまりの速さにカメラを構える間もありませんでした。その先は、結構流れが激しい様で、イサキの大群が皆で同じ方向を向いていました。致し方が無くそこから引き返して来ました。帰り道にいつも気になっている謎のイソギンチャクを撮影してきました。まるで蓮の葉っぱみたいなこのイソギンチャク(だと思っているが・・・) 誰か分かる方が居たらご教授下さい。 今年の王の浜は、いまいち季節来遊魚が流れて来ていないようです。ちょっと寂しいですね〜 2本目は少し落ち着いた秋の浜へ行ってきました。落ち着いたと言っても結構荒れていて、浅場は波が入ると真っ白になります。黒クマドリを見て左の砂地に行って来ました。フエヤッコダイを見て砂地に降りると大きなネコザメが鎮座していました。王の浜では、正面顔しか見れなったので、全身見れて良かったです。 しかし、目的のハゼは全滅・・・ 定番のハゼ達がな〜〜んにも出ていません。唯一出ていたのはダテハゼ位でしょうか(苦笑) 結構、待ってみたのですが、出てくる気配もないので諦めてしまいました。 浅場では、ベニカエルアンコウ・フリソデエビ・ミノカサゴyg等が見られました。 明日こそは少し落ち着いて欲しいもんですね。。。(担当 有馬) 
 07年10月17日(
天 候 曇り・晴れ Po:野田浜 水温 21℃
風向き 北東6m 透明度 7m
気温(最高:最低) 21℃:16℃ 波高 2,5m
日中の降水確率 30% 流れ 少々
満潮:干潮(小潮) 08:38 12:59
相変らず、と言うか余計酷く荒れて来てしまいました。秋の浜はとてもじゃないですが、ゲストを連れては潜れません。そんな訳で、野田浜へ行って来ました。 野田浜もはっきり言って、静かな海では無く、島を回り込んだ風の影響で、大きな波が打ち付けていました。ロープ際は、時折、波で真っ白になります。沖に出れば少しは水も抜けてくるはず!と信じて進んだのですが、一向にその気配はありません。勿論、サージもきつく入っています。 そんな中でも、ナンヨウカイワリシマアジは平気な顔で泳ぎ回っています。それどころか、スミツキベラのygなんかもいつもと変わらず、ヘラヘラと泳いでいます。やっぱり魚は凄いですね〜(当たり前か・・・) アーチの中には、ネンブツダイキンメモドキの子供達が群れていました。そのすぐ脇にはコロダイが2匹。いつもならすぐに逃げてしまうのに、今日は結構近くまで寄らせてくれました。海が荒れてる時ってこういう事が間々あるんですよね〜 赤いコケギンポsp.もいつもと同じ穴から顔を出していました。アカヒメジの群れを見ていると、砂地にカスザメが埋まっていました。しかし、ちょっと砂を払っただけですぐに逃げて行ってしまいました。 タカノハハイツを回り込むと、目の前に大きなメガネウマヅラハギがいました。体長20cmはある大きな個体です。先日のアミメウマヅラと言い、今回のメガネと言い、越冬個体である事は間違えなさそうなサイズです。 左の溜まりでは、クロアナゴがいつもの亀裂に入っていました。 岩は大分転がされたようで、結構削られたり、砂利も打ち寄せられ地形も一部変わっていました。しかし、生物はあまりいつもと居る場所や様子は変わりません。魚にとってはこれ位の波、大した事じゃないのかも知れませんね。(担当 有馬)
 07年10月18日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 21℃
風向き 北北東5m 透明度 10m
気温(最高:最低) 20℃:16℃ 波高 2,5m
日中の降水確率 10% 流れ 無し
満潮:干潮(小潮) 10:03 12:23
やっと、気持ちの良い青空が広がりました。しかし、風はまだ北風・・・、相変わらず秋の浜は波立っていました。 さて今日は、正面と浅場のリサーチに行ってきました。際のアサヒハナゴイキシマのbabyは、相変わらず同じ場所に居ますが、最近すぐに隠れてしまいます。何故、こんなシャイになってしまったのでしょう?始めの頃は、警戒心の欠片も無かったのにね〜。 際のエッジには、クジャクベラのbaby が沢山います。中には、体側に縦縞の目立つ個体も出始めました。成長が楽しみです。 暫らく観察が続けられているニシキフウウライウオですが、最近♂・♀が離れている事が多くなりました。今日も♀は、定位置より5m近く離れていました。 海が荒れてた為に心配された浅場の生物達は、殆どが定位置で見られました。黒クマニシキ♂ハナタツ子供にイロカエルアンコウムスジアジアも健在です。大沼氏の情報では、左砂地はかなりダメージが有りそうです。共生ハゼの巣穴は殆どが潰れ、カミソリウオ の姿も見当たらないそうです。砂地に沈んだ千切れた海藻が、西部劇のワンシーンで見る様な”荒野を、風で転げ飛ぶ枯れ葉”状態になっていたそうです。(そう言えば・・・西部劇って見なくなりましたね〜。最近は、テレ番でも目にしません。昔は”拳銃無宿”とか、”ララミー牧場”とか見てたのに・・・エッ!知らないって? ”荒野の七人””夕陽のガンマン”も好きだったな〜・・・。 笑 )                  (担当 柳場)
 07年10月19日(
天 候 曇り後雨 Po:秋の浜 水温 21℃
風向き 東北東8m 透明度 10m
気温(最高:最低) 20℃:17℃ 波高 3,0m
日中の降水確率 70% 流れ 無し
満潮:干潮(小潮) 19:15 03:08
朝から曇り空で、午後からは予報どおり雨になってしまいました。海の中も暗いです。特に午後に入ってからは、まるでセミナイトの様でした。明日は、お天気が回復するそうです。是非、明るい海に潜りたいですね。 さて今日は、最大水深26メートル、ほぼ同じコースで2 DIVEしてきました。 ミヤコキセンを通って黒クマドリ、そしてニシキフウライの♂ベニカエルアンコウムスメハギ、大きく成長したシロタスキベラ等を見て正面”ガレ場地帯”に入りました。 沖のニシキフウウライウオは、午前中♂・♀10m近く離れていたのですが、午後には仲良くペアで寄り添っていました。 それにしても彼ら、お互いの居場所がよく判るものです。 側にある岩でサラサゴンベを見ていると、すぐ横で何かが動く気配を感じました。視線をずらすと其処にはソラスズメダイを咥えたイソカサゴが・・・。一瞬で、体半分を飲み込んだようです。”左砂地”へ出ると、体半分砂に埋もれたた、サカタザメが目に入りました。 しかし近付くとすぐに砂から飛び出し沖の彼方へ・・・、カスザメと違いすぐに逃げますね。 ハゼ地帯では、ネジリンボー以外全て復活していました。浅場では、イロカエルアンコウフリソデエビムスジコショウダイハナミノbaby 等が見られました。                  (担当 柳場)
 07年10月20日(
天 候 晴れ Po:野田・秋 水温 21℃
風向き 南南西5m 透明度 10m
気温(最高:最低) 22℃:15℃ 波高 2.5m
日中の降水確率 10% 流れ 無し
満潮:干潮(長潮) 13:46 04:40
雲は多めでしたが、まずまずのお天気でした。風も東寄りの風から南西に変わり、野田・秋共にいい海でした。しかし、透視度は相変わらず、良くありません。折角魚の多いこの時期に・・・残念ですね〜。 今日の1本目は、野田浜へ行ってきました。スミツキベラや、ツユベラカンムリベラブチススキベの10cmサイズ、ニラミギンポ等、南方系の魚達があちらこちらに点在しています。砂地では、メーター級のカスザメ、浜値で2万近くはするであろう?大きなヒラメも見られました。アーチ周辺は、ネンブツダイの子供やキンメモドキbaby が、日増しに増えつつあります。アーチを埋め尽くす様な、大きな群れになれば楽しいですね。 2本目の秋の浜は、”正面”をノンビリ潜ってきました。エントリー間際のお楽しみ、浅場のミヤコキセンは、消えてしまいました。セダカによく苛められてたので、場所を変えたのでしょうか?黒いクマドリは定位置です。 正面のニシキフウライウオは、相変わらずバラバラです。昨日の午後は一瞬ペアになっていたのですが、今日は又、5m以上離れていました。お腹には、まだ卵をタップリ持ってるんですけどね〜。                     (担当 柳場)
 07年10月21日(
天 候 晴天 Po:秋の浜 水温 21℃
風向き 北東5m 透明度 10m
気温(最高:最低) 19℃:13℃ 波高 2,0m
日中の降水確率 0% 流れ 無し
満潮:干潮(若潮) 14:10 06:16
やっと、気持ちの良い青空が広がりました。この秋晴れが、しばらく続いて欲しいですね。秋の浜は相変わらず波立ち、透視度も良くありません。しかし陽が有るので、多少救われます。 さて、今日は、”正面〜左砂地””右〜正面”と計3本潜ってきました。浅場の黒いクマドリも、朱色のイロカエルも、大人気のフリソデエビも、皆健在です。正面のニシキフウライも、午後にはペアで寄り添っていました。”オハギの岩”ジョーを見ていると、横の岩陰から10cm以上有る♂のアカオビコテグリが出てきました。例年繁殖期が過ぎると、アダルトはあまり目に入らなくなるのですが、この個体は頻繁に見掛けます。 右の砂地へ降りたところで、オトメハゼがペアになっていました。近くにはもう1個体、今年は個体数が多いですね。この界隈で何回か確認しているカミソリウオを探していると、10cm弱のワニゴチの子供が目に入ってきました。成魚をそのまま小さくした感じで、中々可愛かったです。 正面では、サガミリュウグウウミウシが岩肌に付いたコケムシ?を食べていました。 大沼氏が、2個体目のフリソデエビを見付けて来ました。「同じぐらいの大きさ」との事なので、一緒に流れてきたのでしょう。今居る個体と近ければペアになる可能性も有るのですが、少し離れすぎてるのがちょっと残念です。しかし、まだまだ増えるかも知れません。アカヒトデは要チェックですね。                (担当 柳場)

                                        
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