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2007年 8月  第 5週 (  27日〜9月2日迄 )

 2007年8月27日(
天 候 晴れ Po:秋・ケイ・秋 水温 17℃〜23℃
風向き 南南西5m 透明度 10m〜15m
気温(最高:最低) 31℃:26℃ 波高 1,5m
日中の降水確率 10% 流れ 有り
満潮:干潮(大潮) 17:05 10:08
今日も陸上は、暑い一日でした。海は何処も静かで、いいコンデョションです。 しかし・・・・・ 1本目、秋の浜に飛び込むと、異様に冷たく感じました。何と!水面まで19℃・・・。この時期としては「アリエナ〜イ!」寒さです。水が少し抜けていたのは救いなのですが、身体は冷える一方・・・珍しく、45分潜水で切り上げてしまいました。(でも?45分って普通?) 正面のヤシャハゼヒレネンジも寒いのか?巣穴の入り口で縮こまっています。見ている間、一度も鰭を広げる事無く、引っ込んでしまいました。”アサヒの根”近くには、大きなカスザメが2個体休んでいました。 2本目は、緩やかな流れの中、ケイカイ”ブラザーズロック”まで遠征してきました。根の周辺に近付くと、イサキタカベが物凄い数で群れていました。そして、一瞬その群れが早い動きに変わったと思った途端、m級のヒラマサが10本程現れました。物凄いスピードで群れに突進していく光景は、実に凄まじいものがあります。隣の根では、大きなモロコ(クエ)が2個体、岩陰で休んでいました。 そして、”ヒゲダイの根”まで戻って来た時、今度は数百匹のワラサが現れました。かなり小振りで迫力には欠けましたが、そこは数でカバー、それなりに見応えが有りました。岸近くでは、大小5個体のヒゲダイが見られました。しかし、どうしてこんな岸近くに集まるようになったのでしょう?泳がなくても、観察できるのは嬉しいのですが、何時の間にか切り身になって、何処かの食卓に上らないか?ちょっ心配にもなります。                   (担当 柳場)
 2007年8月28日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 17℃〜23℃
風向き 南南西7m 透明度 10m〜15m
気温(最高:最低) 30℃:26℃ 波高 1,5m
日中の降水確率 20% 流れ 無し
満潮:干潮(大潮) 17:27 10:45
天気の崩れを予感させる、雲の多い一日でした。明日は、風もナライに変わる予定です。夏の暑さも、これで一段落といったところでしょうか? さて今日の1本目は、”アサヒの根”に行ってきました。しかし、魚が少ないですね。水温が下がってるせいでしょうか?景観だけでも楽しめるのですが、ちょっと淋しい気がしました。早々に根から離れ、”際”へ向かうと、久々にゼンジロー(ナノハナフブキハゼ)が、ペアで出ていました。際では、カイエビススジハナダイカシワハナダイ等が見られました。 2本目は、”トサカ林入り口”クダゴンベを見てから、”左砂地”へ向かいました。ヤシャハゼは今日も元気にホバーリング、ネジリンボウもペアで仲良く出ていました。♀は卵を持っているらしく、お腹が白くプックリと膨れています。 さてこの他に、今日見られた主な物は・・・ウミテングニシキフウウライウオジョーフィッシュ(口内保育中)・アカオビコテグリカスザメヒラメ(80cm程)・ワニゴチカミソリウオハナタツベニカエルアンコウ等々です。                   (担当 柳場)
 2007年8月29日(
天 候 曇り Po:ケイ・秋の 水温 18℃〜23℃
風向き 北東4m 透明度 7m〜15m
気温(最高:最低) 26℃:24℃ 波高 1,5m
日中の降水確率 40% 流れ 有り
満潮:干潮(大潮) 17:49 11:19
朝から曇り空で気温も上がらず、涼しい一日でした。 さて今日の1本目は、ケイカイ”ブラザーズロック”へ行ってきました。緩やかな流れに逆らいながら進んで行くと、大きなタカベの群れに当たりました。その数十秒後、今度は大きなヒラマサor ブリ(メーター以上)が10本ほど、後を追う様に現れました。しかし、悲しいかな10mを切る透視度に、あっ!と言う間に視界の外へ・・・、スカッと抜けた潮の時に、こんな群れと出逢いたいですね。 さて目的の”ブラザーズロック”は、先日程の魚影は無く、更に透視度も悪いのでチョット淋しい感じがしました。しかし、帰り際は大きなクエ(モロコ)ワラサの群れ、ヒゲダイトビエイ等も見られ、取りあえずはまずまずのダイビングでした。 2本目は、秋の浜”正面際”へ行ってきました。アサヒハナゴイを見ようと、”オカワリ”の手前まで行ったのですが潮が暗く、アサヒはライトの光りに反応し、一瞬で亀裂に逃げ込んでしまいました。しかし、”捨てる神あらば拾う神有り”?少し戻りかけた所に、2cm程の個体が・・・「いや〜、チビちゃんは可愛いですね〜。」  ”36の穴”には、大きなマツバガニも入っていました。何時もトビギンポと遊ぶ砂溜りに、カラッパの仲間(子供)が大勢?居ます。大沼氏によると、5種類ほど見られる様です。浅場のゴロタをはぐると、久々にキンチャクガニが出てきました。妙に足が長くスマートな個体です。それにしても、可愛いのですが、目付きは悪いですね〜。 笑                    (担当 柳場)
 2007年8月30日(
天 候 曇り Po:秋の浜 水温 18℃〜21℃
風向き 南南西5m 透明度 12m
気温(最高:最低) 30℃:23℃ 波高 1,5m
日中の降水確率 20% 流れ 無し
満潮:干潮(中潮) 05:23 11:53
今日も、雲の多い一日でした。そして午前中は、かなり蒸し暑く感じました。海の方は、相変わらず冷たい潮が入っています。透視度も良くありません。来週辺り、台風9号がちょっと心配ですが、良い潮を運んで来ないかと、少し期待もあります。 さて今日は、”正面”をゆっくり回ってきました。まずは、水深12mのイソコンペイトウガニ、このカニあまりにもトサカのポリプに似てるので、何時もゲストの方に見せる時、苦労をします。しかし、この個体位大きいと、認識し易くていいですね。ジョーの卵が、銀色に輝いていました。明日辺り、ハッチを迎えそうです。それにしても、最後だからでしょうか?かなり、数は少ない様です。ジョーの近くには、3〜4cmの可愛いアカオビコテグリが何時も居ます。近くのニシキフウライウオは今日もペアで、オオナガレハナカンザシに寄り添っていました。 帰り掛け”落ちそうな岩”まで来ると、大きなネコザメが上から泳いできました。久々の登場です。幾ら行き手を塞ごうとしても決して怒らない、実にいい奴です。 笑 浅場では、シロタスキベラセジロノドグロベラツユベラ等があちらこちらで見られます。カンムリベラも数個体出現して、大分賑やかになってきました。 夕べ、アカオビコテグリ観察の帰り、”3枚ウチワの壁”に寄ると、ベニカエルアンコウがペアで、如何にも妖しい雰囲気を醸し出していました。今日見ると案の定♀のお腹はペッタンコ!私が戻った後、放精放卵した模様です。                   (担当 柳場)
 2007年8月31日(
天 候 曇り Po:秋・野田 水温 24〜21℃
風向き 南6m 透明度 15m
気温(最高:最低) 30℃:24℃ 波高 1,5m
日中の降水確率 30% 流れ 無し
満潮:干潮(中潮) 06:10 12:24
今日も朝から降ったり晴れたりの変な天気です。海の方は下がって来た水温も若干落ち着いていました。このまま元に戻れば良いのですが。 1本目は、秋の浜のに行ってきました。駆け下りに出るとイサキとタカベが群れていました。キツネウオの雄を見てクダゴンベへ降りて行きました。クダゴンベは、大小2匹とも見る事が出来ました。ウミテングも2匹ペアで見る事が出来ました。そのまま砂地を上がるとオトメハゼが見られました。ゲストがワニゴチを撮影している隣に旧名ジャンボアメフラシ(学名 アプリシア・ギガンテア)が居ました。頭を撫で撫でしていつも可愛がっているのですが、今日は、その頭にウミウシカクレエビが乗っていました。こうやって顔の中心に乗せると、まるで、巨大ロボを操縦するパイロットみたいです。 帰り道には、変わったイソハゼを発見しました。このクロスジイソハゼは、私にとっては初見のベニハゼです。やはり今年は色々流れて来ているようですね〜 浅場の砂溜まりを覗くと大島では珍しいトゲダルマガレイが見られました。因みに黒い方(画面左側)が頭です。体の真ん中にはVサインが必ず入っています。 2本目は、野田浜へ行って来ました。左の溜まりへ入るとメガネスズメダイの姿が見られます。そのまま進むとちょっと変わったスズメダイが見られました。小さくチョコチョコ動くので写真を撮れなかったのですが、一見普通のスズメダイの様な体色で、鱗模様もはっきりとしています。ただ尾鰭から背鰭後半にかけてが黄色のです。う〜〜ん こんなスズメダイ見たこと無い・・・ ちゃんと写真が撮れたらログに載せますね。 その他には、フエヤッコダイやコケギンポsp.・トカラベラ等が見られました。 台風の動きが気になりますが、今週末はとりあえず影響は少なそうです。もっと素晴らしい生き物をいっぱい連れて来てくれれば台風も嬉しいんですけどね〜〜。(担当 有馬)
 2007年9月01日(
天 候 曇り Po:秋の浜 水温 21℃〜24℃
風向き 北東4m 透明度 13m〜15m
気温(最高:最低) 25℃:23℃ 波高 2,0m
日中の降水確率 20% 流れ 無し
満潮:干潮(中潮) 06:59 12:53
いきなり秋の訪れを感じさせる様な、涼しい一日でした。水温が少し上がってくれたのが、救いです。しかし、秋の浜には、台風9号の影響と思われるウネリand 風波が入っていました。午後にはかなりサージも強くなり、明日からがちょっと心配です。 さて今日の1本目は、秋の浜”右”へ行ってきました。トサカ林入り口には、イサキタカベが凄い数で群れていました。時折大きなヒラマサor ブリが、数匹捕食に現れます。帰り掛けの岩穴には、1m半近いクエ(モロコ)も見られました。(画像は、巨大な頭です。) 2本目は”正面”をゆっくり潜ってきました。イソコンペイトウを見て、真っ直ぐニシキフウウライウオへ・・・、♀の腹ビレには、卵がタップリ見られます。近くではアカオビコテグリの♀と、3cm程の可愛い子供 も見られました。 上がり際は、ホンベライトヒキベラに混ざって、ヤマシロベラの♂やニシキイトヒキベラの8cm程の個体も見られました。 3本目は、”左砂地”へ行ってきました。まずはカミソリウオペアを観察、こちらも大分卵が増えてきました。ヤシは、人(ダイバー)の多さに神経質になってるのか?ジッとし巣穴の縁に佇んでいるだけでした。やはりホバーリングしてる姿が見たいですね〜。 沖に沈めた木枠には、ネンブツダイの稚魚が更に増え、マハタも住み着いています。ヒラメの若魚が、木枠の縁で捕食のチャンスを狙っている様でした。時間が出来たらもう少しボリュームを増やして、もっと魚が集まる様にしたいですね。 4本目、アカオビ狙いで、セミナイトに行ってきました。粘った末 2回見られたのですが、この時期まで繁殖行動が観察されるのは、想定外でした。一体何時まで、続くのでしょう?                   (担当 柳場)
 2007年9月02日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 21℃〜24℃
風向き 北北東5m 透明度 15m
気温(最高:最低) 26℃:21℃ 波高 2,5m
日中の降水確率 20% 流れ 無し
満潮:干潮(中潮) 07:53 13:18
雲は多めでしたが、青空も覗くまずまずのお天気でした。しかし秋の浜は、昨日と比べ明らかにウネリのパワーがアップしています。午後には、段落ちの下でも海藻が舞い上がる程でした。 さてそんな秋の浜ですが、1本目は”右トサカ林”へ行ってきました。ゴロタ斜面を降りていくと、相変わらず中層にはイサキが沢山群れています。クダゴンベの近くでは、10cm程のタキゲンロクダイコブダイ幼魚の姿が見られました。モスグリーンのサンゴには、アカスジウミタケハゼが沢山着いています。側では、キツネダイルリハタも見られました。砂地では、相変わらずウミテングがペアで見られました。昨日のログでご紹介した巨大クエは、今日も健在でした。 2本目は、ピカチュー(ウデフリツノザヤウミウシ)and  ウミウシカクレエビのリクエストを受け、正面へ行ってきました。 さて、コケギンポSPを見て、ヒロメを丹念に見ていくと、大きな黄色い個体が目に飛び込んできました。何と!2cm以上有りそうな、特大 ピカチューでした。しかも、食事中・・・。いや〜、まさか見付かるとは思わなかったので、我ながらビックリ!しました。 実はこのウミウシ、冬場限定と思われている種類です。しかし、この所ポツポツと出現しています。繁殖期の12月〜1月に目立って見られるだけで、もしかすると通年居るのかも知れませんね。 その後は、ニシキフウライウオジョーを見ながらウミウシカクレエビ探しです。しかし、こちらは肝心のホスト(大き目のウミウシ類やアカヒトデ・ナマコ類・タツナミガイ等)すら、目に入りませんでした。 浅場は、冒頭で触れたように、何かをゆっくり見られる状況ではありません。安全停止?終了を待って、そそくさとエキジットしたのは言うまでもありません。さて、明日からどうなる事でしょう?進路からして、秋の浜には相当大きなウネリが入りそうです。折角流れ着いた南方系来遊魚や、貴重なカミソリ・フウライウオ等、無事生き残ってくれる事を願いたいですね。                    (担当 柳場)

                                        
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