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2007年 6月  第 2週 (  11日〜17日迄 )
                     

 2007年6月11日(
天 候 雨・曇・晴 Po:秋の浜 水温 17℃
風向き 北東8m 透明度 12m
気温(最高:最低) 24℃:17℃ 波高 2,0m
日中の降水確率 30% 流れ 無し
満潮:干潮(若潮) 14:05 07:26
 朝の内は北東の風が強く、雨模様のお天気でした。秋の浜も大荒れ、エントリー口は海藻が水面近くまで舞い上がっていました。水深15m付近まで降りるとやっとサージも無くなる、そんな海でした。 そんな中、ジョー卵の観察を兼ね、”正面〜際”を潜ってきました。真っ直ぐ”オハギ”まで降りると、少しジョー達の様子が変です。何となく皆巣穴から身を乗り出し、ソワソワしているのです。卵を守っている筈の♂まで、一向に口内保育を始めません。20分以上観察をしてたのですが、結局卵は確認できませんでした。 目的達成ならず・・・で、ちょっと不完全燃焼気味の私は無減圧表示2分を横目で確認しながら、更に下へ・・・。しかし、第二のターゲットと目論んだゼンジローにも、見事肩透かしをくってしまいました。 ”際”では、お腹がパンパンのカイエビス、そしてベニハゼSP3個体、アサヒハナゴイカシワハナダイ等を見て、上がってきました。 イカ漁礁の近くで、大きなウミスズメが2匹で戯れていました。お互いに相手の身体を口先で突っつきあっていました。と言うか、あの口ですから「吸い付いている」と言った方が正解かも知れません。兎に角、かなり長い時間、くんずほぐれずジャレ合っていました。”サル山の蚤取り”みたいなもので、お互いに寄生虫を取り合っていたのでしょうか?それとも愛情表現?いずれにしても、仲が良いのは見ていて楽しくなりますね。しかし実の所は、ケンカだったりして・・・。苦笑                                        (担当 柳場)
 2007年6月12日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 18℃
風向き 南西3○m 透明度 10m
気温(最高:最低) 25℃:17℃ 波高 1,5m
日中の降水確率 10% 流れ 少々
満潮:干潮(中潮) 15:23 08:19
暑い一日でした。しかし、このお天気もそろそろ崩れてきそうです。”週末には梅雨入り”との、予報も出ています。週明けにしてくれれば、良いのにね〜。 さて今日の1本目は、”右トサカ林”へ行ってきました。ゴロタ斜面を降りていくと、大きなヒラメが休んでいました。例のごとく顎を擦ると、実に気持ち良さそうです。物足りなさそうにしているヒラメに別れを告げ、更に下へ・・・。イロカエルは定位置に収まり、クダゴンベも相変わらず同じ岩で見られました。右砂地との際では、今日もヤリイトヒキが元気に泳ぎ回り、”−30の岩”では、ムラサキウミコチョウが交接をしていました。砂地では、ペアのウミテング、そして近くには、同じくペアと思われるヨメゴチ等も見られました。 2本目は、”正面”をゆっくり潜ってきました。まずは、コケギンポSP、そして砂地まで降り、ヤシャハゼアカスジカクレエビキヌヅツミガイの仲間、上がり掛けは”オハギ”でジックリジョーを観察してきました。卵持ちジョーのすぐ上に居た♂と思われる個体が、右に引っ越していました。その他にも新しい巣穴が見られ、色々ジョーの世界にも変化が見られます。繁殖期なので、動きが活発なのでしょうね。”段落ち”ベニカエルが、今日も貝殻に収まっていました。 エキジット間際の壁では、コクテンニセヘビギンポも見られました。しかしこの魚、写真に撮っても、判り辛いですね〜。実に上手く、背景に溶け込んでるものです。
                     (担当 柳場)
 2007年6月13日(
天 候 晴れ Po:ボートDIVE 水温 18℃
風向き 南南西5m 透明度 10m
気温(最高:最低) 26℃:19℃ 波高 1,5m
日中の降水確率 0% 流れ 少々
満潮:干潮(中潮) 16:26 09:08
いや〜、梅雨入り前の最後の晴天でしょうか?気持ちの良い一日でした。しかし、遂に明日から、来るべきものが来そうですね。まぁ、無いのも困るのですが・・・。 さて今日は、野増のボートに行ってきました。1本目は”トリプルアーチ”。 エントリーして一番大きなアーチを抜けると、大きなヒゲダイが2匹で出迎えてくれました。実の所、王の浜でこの魚と出会うのは初めてです。2番目のアーチでは、大きなネコザメテングダイ、そして3番目のアーチを抜けた所では、ネコザメと1m半位ありそうなドチザメ2匹、周辺は降るようなイサキタカベの群れでした。 それにしても此処は、何時来ても魚影が濃いですね〜。当然、マツカサウオはあちらこちらの岩陰を独占し、アカマツカサも沢山居ます。そんな恵まれたポイントを潜っていると言うのに・・・・・、私の持ったデジカメは、結露!写真は、全てソフトフォーカス?となってしまいました。苦笑 2本目は、珍しく”トリプルアーチ”で姿が見えなかった、カメモロコ(クエ)を狙って、湾の正面に落としてもらいました。しかし、肝心の獲物には出会えません。仕方なく北へ流すうちに、又々、アーチへと来てしまいました。しかし、その時は既に、無限圧DIVEのタイムリミット。泣く々、眼下に魅惑的な地形とおびただしい数の魚達を眺めながら浮上を開始したのでした。 ちなみに2本目はしっかり乾燥剤を入れて潜りました。しかし、被写体が・・・・・。 上がり際、悔し紛れに撮ったのが下のアケウスです。それにしても、モコモコした肉付き?(カイメン付き)が実に見事な個体でした。                    (担当 柳場)
 2007年6月14日(
天 候 Po:秋の浜 水温 18℃
風向き 南東6m 透明度 15m
気温(最高:最低) 23℃:21℃ 波高 3,0m
日中の降水確率 90% 流れ 無し
満潮:干潮(大潮) 17:21 09:56
朝の予報では、午後から”北東に変わり波3m”となっていたのですが、予想外に静かな秋の浜でした。しかし、朝からシトシトと雨模様、梅雨入りは間違いなさそうですね。 さて今日は、久々に”アサヒの根”に行ってきました。まずはジョーを確認、しかしフタはしてあったのですが、卵は咥えていません。仕方なく元通りにフタをして、卵の確認は後のお楽しみに取っておく事にしました。アサヒの根に入る前にゼンジロウに寄ると、こちらはナノハナフブキハゼと仲良く2個体並んでいます。しかし、3メートル位離れているにも関わらず、ゼンジロウには隠れられてしまいました。反面、何時もは敏感なナノハナフブキには、30cm近くまで寄る事ができました。 暗いせいでしょうか?根の中では、ツルグエが妙に目立ちます。しかし、デジカメを向けるとすぐにゴロタの下に入ってしまい、中々射程距離まで近づけません。 上がり際、又々ジョーに寄ってみました。フタをそっと持ち上げると、卵を口イッパイに頬張った、ジョーの顔が有りました。無事卵は、育っているようですね。 アオリの産卵床には、新たな住人が定着したようです。マツバスズメダイに混ざって、メバルの子供が20匹ほど集まっていました。 ”オーバーハング”ベニカエルアンコウは、2日程前に産卵をしたようです。スリムになった♀は、只今静養中と言った感じで、壁の窪みにはまり込んでいました。 左ハシゴの近くに、カゴカキダイの幼魚がいました。数日前に見た時よりしっかり縦縞が入り、1cm足らずだというのに、既に大人と一緒です。                    (担当 柳場)
 2007年6月15日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 18℃
風向き 南西4m 透明度 13m
気温(最高:最低) 26℃:18℃ 波高 2,0m
日中の降水確率 20% 流れ 少々
満潮:干潮(大潮) 18:10 10:42
昨日梅雨入りしたかと思ったのですが、今日は青空が広がりました。明日も、”晴れマーク”が出ています。週末、お天気がもってくれると良いですね。 さて今日は、”右砂地”から”正面”を潜ってきました。砂地では、相変わらずウミテングが2個体見られ、ゴロタ斜面との際では、大きなヒラメも休んでいました。ちょっと欲を出して、深場のイカの卵を確認してきました。特に量は増えていませんが、浅場に産み付けられる卵と違って藻が付き難いのか?まだ白いままで、成長具合を観察するには、都合が良さそうです。 正面の砂地では、ヤシャハゼヒレネジが見られました。際では、久々にニセボロも見られたそうです。 今秋の浜は、至る所でマツバスズメダイが産卵中です。砂地に点在する石の周辺は、殆どマツバスズメダイに掘り返され、白い岩肌が露出しています。日中は、時間帯に関係なく、産卵行動が見られます。卵を産みつけながら、時折キスをする様にお互いの口先をツンツンします。中々微笑ましい光景ですので、皆さんも、是非観察してみて下さい。 左ハシゴには、ハタンポの子供達が数百匹で群れています。日中は岩陰等暗い所を好むのですが、若い個体は比較的、表に出てきて群れる事が多いようです。もっと小さい時は、ヘリコプターに似ててとても可愛いんですけどね〜。
                    (担当 柳場)
 2007年6月16日(
天 候 晴天 Po:秋の浜 水温 19℃〜21℃
風向き 南西5m 透明度 15m
気温(最高:最低) 26℃:21℃ 波高 1,5m
日中の降水確率 0% 流れ 無し
満潮:干潮(大潮) 18:54 11:27
雲ひとつ無い青空が広がり、暑い一日でした。早い段階の週間予報では雨マークだったのですが、嬉しい方に外れました。海の中も明るく、おまけに水温も20℃を超えとても快適でした。この状態が暫く続くと、いいですね。 さて今日は、秋の浜3DIVE。1本目・2本目と”正面”へ行ってきました。まずは気になるジョーをチェック。かなり卵は成長し、来週中頃にはハッチアウトしそうな雰囲気です。”オハギ”の下では、久し振りにニセボロが見られました。大きなトサカの根元には、相変わらずサラサゴンベも見られます。”際”近くのウミカラマツには、立派なホシベニサンゴガニ”落ちそうな岩”付近では、ホシエイも見られました。”左砂地”では、ヒレナガネジンボウも出ていました。 3本目は、”右トサカ林”へ行ってきました。ゴロタ斜面の下の縁では、お腹の大きなホウキハタが、執拗にスズメダイを追い掛けていました。子持ちなので、お腹が空くのかも知れませんね。イロカエルアンコウクダゴンベは定位置で見られ、”30の岩”では、ムラサキウミコチョウも健在です。帰り際に寄ったコケギンポSPの口先に、ワレカラが着いていました。大好物のワレカラですが・・・、この状態では手も足も?出ません。さぞかし、目障りでしょうね。                    (担当 柳場)
 2007年6月17日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 20℃
風向き 南5○m 透明度 15m
気温(最高:最低) 26℃:19℃ 波高 1,5m
日中の降水確率 0% 流れ 有り
満潮:干潮(中潮) 04:45 12:11
 今日も、いいお天気に恵まれました。”梅雨の中休み”どころか、”梅雨入り返上”・・・ってな感じですね。しかし、午前中の秋の浜は、大きなウネリが入り複雑な流れも掛かっていました。セルフの方も含め、ガイドチームも目的地まで到達せず、途中で引き返した程です。 さてそんな中、1本目は”右砂地”へ行ってきました。目的はウミテング、ゴロタ斜面でネコザメの卵を確認した後、真っ直ぐ砂地中央へ・・・、居ました!相変わらず定位置に2個体。今回見られているウミテングは、何時もの個体と違って、とても写真が撮り易い気がします。大概の場合、カメラを向けるとクルクル回って、必ず後ろ向きになってしまいます。しかし、今居る個体はあまり逃げ回りません。写真を撮りたい方は、お早めにお越し下さ〜い。 2本目は、「”正面”を舐める様に・・・」とのリクエストを受け、ジックリ・まったりダイビングをしてきました。嬉しい事にウネリも収まり、流れもありません。 まずは、イソコンペイトウをと思い探したのですが、目に入りません。代わりに2ミリ程の、マルタマオウギガニbaby が居ました。ミナミギンポテンクロスジギンポと見て、水深12m付近の砂溜りに目をやると、まだ透き通った1,5cm程のシロタスキベラbaby が目に入りました。例年よりかなり早い出現です。”オハギの岩”で、だんだんと目が離せなくなってきたジョー卵を確認(4〜5日以内に、ハッチしそうですね。)、サラサゴンベへと移動しました。帰り掛けは、クシノハカクレエビトゲトサカテッポウエビ等を観察、シュンカンハゼやお腹をパンパンに膨らませたハナタツ♂ベニカエルアンコウ等を見てハシゴに戻ってきました。エキジット間際には、大沼氏が確保してくれたハナオコゼを確認、しかし、上手く流れ藻に擬態しているものですね。居ると確信して探さないと、なかなか目に入ってきません。                  (担当  柳場)

                                        
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