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2007年 5月  第 5週 (  28日〜6月3日迄 )
  

 2007年5月28日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 16〜18℃
風向き 東北東6m 透明度 6〜10m
気温(最高:最低) 19℃:14℃ 波高 2,5m
日中の降水確率 10% 流れ なし
満潮:干潮(中潮) 15:20 08:42
久々の北風のせいで、肌寒い一日になりました。海も少し波立っていました。 1本目は、昨日と同じくハゼを見に行ってみました。しかし、今日は全然出ていませんでした。唯一、キザクラだけが出ていたのですが、ライトを当てる前に引っ込まれてしまいました。その後、アサヒの根ヤリイトヒキ&ベニハナダイを見て上がって来ました。 2本目は、に行って来ました。イロカエルアンコウを見て浅場へ戻ると目の前にまたヤリが泳いでいました。40m以浅で、こんな立派な個体が見られるのは、中々ラッキーです。先週の金曜日ににもここに居たので、この辺をテリトリーにしている♂なのでしょう。 30の岩では、ムラサキウミコチョウが2個体見られました。砂地で、先日がカナさんが見たというクチナシツノザヤを探したのですが、残念ながら発見出来ませんでした。その代わり?ヨメゴチが2個体ウロウロしていました。 アカオビコテグリの15cmクラスの立派な♂も見る事が出来ました。しかし、♀の姿をあまり見ない様な気が・・・今年も産卵行動で楽しませてくれるのでしょうか??  浅場は、サージがきつくゆっくり物を見るといった感じではありませんでした。水深15m程でトゲトサカを捲ると甲幅1cm程のマルタマオウギガニが付いていました。こんなに小さいのは初めて見た気がします。暫く観察出来ると良いのですが。段の上で石を捲るとキマダラハゼの幼魚を思われる1cm程の個体を発見しました。残念ながらサージがキツク写真は撮れませんでした。しかし、成魚に比べ動きはかなりのんびりしていました。静かなら撮影は十分可能だと思います。 個人的にヒットと言えば砂地オオベニシボリの貝殻を拾った事でしょうか。この貝、殻はたまに目にするのですが何故か一度も本体を見た事がありません。ナイトでも意識して探しているのですが・・・ 是非、生態が見たいもんです。(担当 有馬)
 2007年5月29日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 16℃〜18℃
風向き 西風2m 透明度 5m
気温(最高:最低) 19℃:12○℃ 波高 2,0m
日中の降水確率 20% 流れ 無し
満潮:干潮(中潮) 16:06 09:14
雲が多く、気温も低めの一日でした。
海の中は、透視度がますます落ちてしまった様な気がします。困りますね〜。 何か産卵行動に繋がる生態が見られないかと、午後遅くにエントリーしてみました。しかし、水が悪く暗いので、なかなか魚も見えません。潜って行くうちに、「”スケベ心”を出すんじゃなかった・・・」と、ちょっと後悔してしまいました。笑 唯一見られた繁殖行動は、アオウミウシのHだけ・・・淋しいですね〜。 とは言え、これからが期待できるネタもそれなりにありました。 ”アサヒの根”では、お腹の大きいオシャレハナダイが見られました。上がり際に寄ったジョー♀も、心なしかお腹が膨らんで見えました。 砂地の転石では、マツバスズメダイが産卵床作りに精を出していました。まだペアでは見られませんが、近いうちに卵を守る姿が観察できそうです。 ゴロタ地帯では、ネンブツダイのペアが増えてきました。しかし、こちらもまだ産卵期には早いようで、仲良くいちゃつく場面は見られません。          (担当 柳場)
 2007年5月30日(
天 候 Po:秋の浜 水温 17℃〜18℃
風向き 北風3m 透明度 6m
気温(最高:最低) 18℃:17℃ 波高 2,5m
日中の降水確率 90% 流れ 無し
満潮:干潮(大潮) 16:47 09:46
朝からシトシトと、小雨のぱらつく一日でした。こんな日は、海の中も暗いですね〜。でも魚は多い様に感じられました。水温が高めだからでしょうか? さて今日の1本目は、”アサヒの根”へ行ってきました。根の入り口付近に大きな魚の影が見え、一瞬期待して近付くと、ただのテングダイでした。しかし、この場所でテングダイを見るのは、かなり珍しい気がします。根の中程では、立派なオシャレハナダイがド〜ンと岩の上に乗っていました。昨日写真は撮ったので、「まぁ、いいか〜・・・」と思い、カメラも向けなかったのですが、あまりにもいい位置に居るので思い直し、カメラに電源を入れた途端、岩陰にススス〜ッと入られてしまいました。そんなものですよね。苦笑 2本目は、”右トサカ林入り口”へ行ってきました。相変わらず、ゴロタ斜面を降りていくと、大きなキツネダイが目の前に現れました。体色はくすんでいるのですが、お腹が大きく膨れ、卵を持っているようです。 何時もの場所では、ソウシカエルアンコウ(これもお腹が大きいのですが・・・)・イロカエルアンコウ、そしてクダゴンベ。 砂地では、ウミテングヨメゴチを見て、上がってきました。 岸近くでは、大きなヒラメカスザメも見られました。 以前から見ていたコケギンポSP(未記載種)が数週間前まで黒ずんで汚かったのですが、今日見ると、3個体とも鮮やかな赤に変身していました。  ”段落ち”には、一瞬ミナミハコフグと間違えそうな程色鮮やかな、ハコフグbaby が居ました。チビちゃんは、やっぱり可愛いですね〜。  (担当 柳場)
 2007年5月31日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 19℃
風向き 南南西2m 透明度 12m
気温(最高:最低) 23℃:14℃ 波高 2m
日中の降水確率 60% 流れ 少々
満潮:干潮(大潮) 17:26 10:18
 天気予報が良い方に外れ、いい天気の日中になりました。海の方はと言うと流れが少しかかっていた物の水温が上がり、透明度も少し良くなっていました。 1本目はアサヒの根に行って来ました。「もう一度オシャレハナダイを」とリクエストをされ、見に行って来ました。オシャレを探し始めると、何故か堂々と体を乗り出しているホムラチュウコシオリエビが目に入ってしまいました。  早くオシャレを探さないといけないのに、その異様な飛び出しっぷりに、ついつい目が離せなくなりました。問題のオシャレは小さい方だけが岩の隙間に居てくれました。その後、ジョーフィッシュやワニゴチ等を見て上がってきました。 2本目は、右の砂地に行ってきました。駆け下りではもうキホシスズメダイが卵を守っていました。うっかり手でも付こうもんならガブッと噛まれてしまいます。 砂地を降りて行くと中層にオオグチイシチビキが数匹群れていました。もう少し透明度が良ければ、もっとばっちり見れるのですが・・・ 最近は多いのですが、実は中々お目にかかれない魚なだけに、この透明度が恨めしいです。 その後、いつものウミテングやミズヒキガニを見て浅場へ戻りました。 浅場では久し振りにある人気生物を発見しました。詳しくブログをご覧下さい。 段落ちを流して行くとホンソメのクリーニングステーションがあります。中々腕がいいのかいつもキンギョハナダイやシラコダイ等が群がっています。今日そこのホンソメが喧嘩をしていました。2匹で口を大きく開き、縄張り争いをしていました。クリーニングをねだる魚が来ても、無視して喧嘩をし続けていました。 浅場はサージがきつく、落ち着いて物が見れませんでしたが、ミサキスジハゼやハナタツ等が見られました。(担当 有馬)
 2007年6月1日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 18℃
風向き 北東5m 透明度 13m
気温(最高:最低) 21℃:15℃ 波高 1,5m
日中の降水確率 10% 流れ 少々
満潮:干潮(大潮) 18:04 10:51
気持ちの良い青空が広がりました。北風ですが気温もまずまず、爽やかな一日でした。
 さて今日の1本目は、”正面際”から”左の砂地”へ流してきました。際に沿って降りていくと、”落ちそうな岩”の下で、マツバスズメダイが卵を守っていました。通常ペアで居る事が多いのですが、何故か単独です。一生懸命新鮮な海水を送りながら、卵の上のゴミを払う姿は中々感動ものです。(上の画像では、判りにくいかも知れませんが、卵には、既に目が見えています。)−30付近では、婚姻色の出たスジハナダイ♂カシワハナダイマハタの若魚等が見られました。 砂地では、1人前の煮付けにちょうど良さそうな、カレイの仲間、70〜80cmは有りそうな大きなマダイ、そして大小ペアのセミホウボウ等を見て、上がってきました。 2本目は、”右トサカ林”へ行ってきました。テングダイが見たかったのですが、幾ら進んでも1匹も目に入ってきません。「そろそろ、戻らなくっちゃ〜」と思った時、足元に大きなネコザメの姿が見えました。時期的に、♀ならばお腹が大きい筈なのですが、スラリとスマートな個体でした。戻りがけは、ペアと思われるワニゴチ、中型のヒラメ、そして何時ものイロカエルアンコウを見て、浅場へ戻ってきました。 帰り掛け、午前中西谷が見つけた、白いカエルアンコウに寄ってみました。始めに見た場所から1m近く移動していた様ですが、明日も見られるといいですね。 浅場は相変わらず、イワシの子供達が凄い数で回っています。多少透視度が回復したので、かなり見応えがあります。                                          (担当 柳場)
 2007年6月2日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 17℃〜19℃
風向き 南南西5m 透明度 12m〜15m
気温(最高:最低) 24℃:14℃ 波高 1,5m
日中の降水確率 0% 流れ 無し
満潮:干潮(大潮) 18:43 11:26
 暑い一日になりました。この所ドライで潜っているのですが、中はTシャツで充分です。と言うか、Tシャツじゃないと陸が辛いですが・・・。 さて今日の1本目は、”正面ハゼ地帯”から”アサヒの根”を横切り、際を上がってきました。”25の岩”の横で、巣穴を見失ってしまったハナハゼが居ました。心細そうに海底をキョロキョロしながら、一生懸命帰る場所を探しているのが判りました。でもこんな時、可哀相ですが、観察するには持って来いなんですよね〜。ハゼ地帯は、ヤシャを期待したのですが、見られたのはヒメオニハゼだけでした。 アサヒの根を抜けて際側に出ると、ゼンジローナノハナフブキハゼとペアで出ていました。ゲストの方が近付いても、一向に隠れません。実にいい奴でした。 2本目は、”右トサカ林”へ行ってきました。相変わらずゴロタ地帯には、キツネダイルリハタ、そして、何時もの所にソウシカエルアンコウ、砂地へ出た所では、お腹がプックリ膨らんだ、ホウキハタ♀の姿も見えました。 昨日の午後、姿を一瞬隠したイロカエルアンコウも、定位置に戻っていました。近くのクダゴンベも健在です。砂地の際に出ると、ヤリイトヒキベラが目に入ってきました。まだ♂には成りきってないと思いますが、中々立派な個体でした。この水深で見られるのは、貴重です。帰り際は、昨日のカエルアンコウに寄ってきました。よく動き回る個体で、毎回居場所が違うようです。浅場では、仲良くいちゃつくハナタツのペア、戻る巣穴が無いのか?全身出ているトウシマコケギンポ、かなりお腹が膨らんできたベニカエルアンコウ♀等が見られました。                (担当 柳場)
 2007年6月3日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 18℃
風向き 北西4m 透明度 12m
気温(最高:最低) 23℃:15℃ 波高 1,5m
日中の降水確率 10% 流れ 無し
満潮:干潮(中潮) 04:44 12:03
 過ごし易い陽気でした。そして秋の浜もウネリが取れ、いい海でした。 さて今日の1本目は、”ハナダイの根”に行ってきました。と言っても、ハナダイを見に行った訳では有りません。目的は、向かい側のアオリの卵、そして”アサヒの根”付近に産み付けられたケンサキイカらしき卵の確認です。アオリの卵を見て隣の根に渡り、際を降りていくとダイダイヨウジが目に入りました。ペアで、♂はお腹にビッシリ卵を着けています。何とかお腹の卵を写そうと思っている内に、ケンサキイカの事は忘れてしまい、遂に減圧が出てしまいました。戻りがけ根の中程で、ほぼ成魚に近いキンチャクダイ(大島で、成魚はとても珍しい!のです。)が見られました。近くには、5cm程の若魚も居ます。 2本目は、ゆっくり”右砂地”から”正面”を潜ってきました。砂地では、マツバスズメダイの子育てを観察、そしてシシイカのペア、ウミテングと見て回り、戻りがけジョーに寄ると、巣穴に蓋がしてあります。もしや?と思い開けてみると、しっかり真新しい卵を咥えていました。今シーズン初の、口内保育開始です。 ”落ちそうな岩”周辺では、100匹近いホンベラが放精放卵をしていました。更に浅場では、カミナリベラ♂が端から♀を誘っていました。それにしてもこの魚、忙しない泳ぎ方ですね〜。段落ちのゴロタで、ベニツケガニが、ヤドカリを食べていました。かなり鮮度も良さそうだったのですが、カニがヤドカリを襲ったりするんですね。ちょっとビックリ!段を上がった所では、セルフのA・Iさんから情報をタップリ頂きました。まずは、久々のアマクサヨウジ?、そして1,5cm程のハナタツbaby 、そしてキンチャクガニ。 ありがとうございました。 私達が、ベニツケガニに夢中になっている時、頭の上をニタリが通り過ぎたそうです。ガ〜ン!!!そして事務所に戻ると、少し遅れて帰ってきた有馬・・・「ニタリが、イワシの子供にアタックしてましたよ。」 Wショック! 思わず無理を承知で、ビデオ片手に3本目に行きました。しかし・・・見られる訳無いですよね〜。苦笑                          (担当 柳場)

                                        
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