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2007年 5月 第 3週 ( 14日〜20日迄 )
| 2007年5月14日(月) | ||||
| 天 候 | 薄曇り | Po:秋の浜 | 水温 | 18℃ |
| 風向き | 北東5m | 透明度 | 8m〜15m | |
| 気温(最高:最低) | 20℃:16℃ | 波高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流れ | 無し | |
| 満潮:干潮(中潮) | 15:12 | 08:47 | ||
| 特別ゲストをお迎えし、久々の早朝DIVEに行ってきました。右ゴロタ斜面を降りていくと、砂地へ出た途端視界が広がりました。しかし、濁った潮が上に有ると、やはり暗いですね。真っ直ぐクダゴンベまで行き、イロカエルアンコウにも朝のご挨拶・・・。近くには、相変わらず大きなキツネダイが2個体うろついていました。大きなと言えば、ゴロタ斜面に入った所で、巨大なコブダイと遭遇しました。しかし大島の個体は警戒心が強く、近付かせてくれません。アッ!と言う間に反転し、右奥へと消えていってしまいました。(”佐渡の弁慶”の様に慣れさせるには、どうするのでしょうね?)2本目、”アサヒの根”の縁を降りていくと、ヤツシハゼ属の一種7番(新称 ナノハナフブキハゼ)がゼンジロウとペアで出ていました。それにしてもこの白いハゼ・・・初めからアルビノとして白い訳ではなく、徐々に体色変化で白くなってしまった実に面白い例です。変化に気付いてから3年目に入りますが、永く観察できるといいですね。浅場に戻って来て岩壁を見ると、ここ数日目に入らなかったハナタツ♂が居ました。お腹を見ると、写真の様にかなりいい感じで膨らんでいます。あと1週間か?10日位で、放仔(ハッチアウト)しそうですね。マツバスズメダイ達の巣作りが、早くも始まりました。♀を誘い込む為に、♂は一生懸命ゴロタ石周辺を整備しています。ホシノハゼも石の下に巣穴を掘って、♀を誘っています。いや〜、生態観察が楽しい季節になりましたね〜。 (担当 柳場) | ||||
| 2007年5月15日(火) | ||||
| 天 候 | 晴れ | Po:秋の浜 | 水温 | 18℃ |
| 風向き | 南西6m | 透明度 | 12m | |
| 気温(最高:最低) | 22℃:16℃ | 波高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流れ | 無し | |
| 満潮:干潮(大潮) | 16:11 | 09:28 | ||
| 今日も気持ちの良い一日でした。このまま夏に突入してくれたら良いのですが、またジメジメした梅雨が来るんですよね〜。昨年は湿度が高くて大変でした。私としては、空梅雨を望んでいるのですが・・・。今日の1本目は、ヨメゴチのリクエストを受け、”右砂地〜正面”を潜ってきました。実は以前からヨメゴチをリクエストしていたのですが、時期が早くお預けを余儀なくされていたのです。右へ行ったついでに”−30の岩”まで降り、ムラサキウミコチョウを確認、そのまま砂地へと出ました。砂地を舐めるように見回しながら探すのですが、目的の物は中々目に入ってきません。しばらくして安全確認を兼ね、振り向くと、何と!私のすぐ後ろにヨメゴチが・・・。通り越していたんですね〜。まぁ、ともあれこれで第一の目的は達成!無事カメラに収められたのでした。それにしても今日のヨメゴチはあまり泳ぎたくない様で、すぐに砂に潜ろうとします。ヒレ全開の写真は、中々撮れませんでした。2本目は、これも宿題だったサツマカサゴ探し・・・。何時も正面で見ていた個体を一生懸命探したのですが、目に入りませんでした。どうでも良い時には目に入るのですが・・・。ゴロタの周辺に、ショウジンガニの幼体が沢山プヨプヨと飛んでいました。(表現的には泳ぐと言うより、飛ぶ感じに見えます。)黄色や茶色、赤っぽい物など色々居て、更に、未確認飛行物体風の飛び方は中々面白いです。皆さんも気付いたら、ちょっと観察してみて下さい。1本目新しいパイプの中に入っていたカエルウオを探したのですが見当たらず、岩壁を見ると窪みに身を潜めていました。真新しいピカピカのパイプには馴染めないのですが、身の危険は多いかも知れませんね。 (担当 柳場) | ||||
| 2007年5月16日(水) | ||||
| 天 候 | 晴れ | Po:秋の浜 | 水温 | 18℃ |
| 風向き | 南3m | 透明度 | 7m | |
| 気温(最高:最低) | 22℃:17℃ | 波高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流れ | 無し | |
| 満潮:干潮(大潮) | 17:07 | 10:09 | ||
| 今日は午前中、ガイドで潜って来ました。先日、ヨメゴチを見たゲストの方なのですが、いまいち上手く撮れていなかったという事で、撮影しなおしてきました。右の砂地を降りて行くと、相変わらず同じ場所にムラサキウミコチョウが居ました。しかも、交接中でした。この後産卵も見れたら良いのですが。。。そのまま、目的のヨメゴチを探しに行きました。暫く、砂地を流すと居ました。多分、昨日と同じ個体です。砂に良く潜る個体だと聞いていたので期待したのですが、初め全然潜ってくれず、拍子抜けしてしまいました。中々、砂にバンバン潜るヨメゴチって言うのも珍しいですからね〜 撮影終了後、30のヤギに寄ってみました。透明の謎のカクレエビは、まだ姿が見られました。そのすぐ下で、ゲストが何か撮影していると思うと、なんとイズカサゴがペアになっていました。大きな個体が2匹寄り添うように並んでいるのは、中々の迫力でした。浅場へ戻る途中、新しいワカヨウジを発見しました。正面の20mラインでは、イトヒキベラの雄が盛んに婚姻色を出し、雌に求愛をしています。雄同士が牽制しあって、求愛を繰り返す様は、見応えがあります。そのすぐ上では、オトヒメベラも求愛をしていました。このベラの産卵シーンをいつかみたいと思っているのですが、すぐに海藻の中に潜って見失ってしまいます。。。 先日、皮弁の無い雌のハナタツを発見した岩で、この間から雄の姿が見られています。中々、格好の良い雄です。段落ちでは、久し振りにアマクサヨウジを発見しました。最後は勿論、トウヨウオニモエビ探しです。今日は、無事2個体確認出来ました。段々、見れる条件が分かって来ました。午後は、アオリイカの産卵床を入れてきました。今回は今までとは、少し形を変えて入れています。いや〜これが中々大変でした。このスペースだけではとても書き切れない問題が多数発生!! 面白かったですよ〜〜 (担当 有馬) | ||||
| 2007年5月17日(木) | ||||
| 天 候 | 雨・曇り・晴れ | Po:秋の浜 | 水温 | 18℃ |
| 風向き | 南南西9m | 透明度 | 12m〜15m | |
| 気温(最高:最低) | 22℃:15℃ | 波高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 60% | 流れ | 少々 | |
| 満潮:干潮(大潮) | 18:00 | 10:51 | ||
| 午前中はかなりの雨足だったのですが、今は青空が広がっています。さて今日は、NHK水中撮影班の方達と、3ボートDIVEをしてきました。首都圏ネットワークの中で放映される、水中レポートのアシストです。1本目はオシャレを狙って”アサヒの根”へ行ってきました。天候が悪く海も暗かったのですが、「逆にオシャレは出てるだろう・・・」等と高をくくっていたら、何の事は無い、見事外してしまいました。舐めちゃ〜いけませんね。次に寄ったベニハナダイもすぐに隠れられ、ヤケになって、婚姻色も出てない地味なナガハナダイを一生懸命照らす、自分が居ました。苦笑 結局、ケボリガイの仲間や、ムチカラマツエビ・ジョーを見ただけで退散、2本目に賭ける事にしました。2DIVE目は、イロカエルアンコウとクダゴンベ。すぐ隣り合わせに居るのですが、どちらも深いので2班に分かれての撮影となりました。合間を見て周辺を色々探したのですが、目新しい物は何も見付かりません。一応ダイダイヨウジを確認して、上がってきました。3本目は”左の砂地”へ・・・。イボイソバナガニやカスザメ、アライソコケギンポに、帰り際はハナタツ、合間に寄ったヤシャハゼは、超元気!コトブキテッポウエビまで機嫌よく出てきてくれました。この他には、ヒョウモンダコやベニカエルアンコウ・ヒレネジ等も見られました。 (担当 柳場) | ||||
| 2007年5月18日(金) | ||||
| 天 候 | 晴れ | Po:秋の浜 | 水温 | 16〜18℃ |
| 風向き | 南南西7m | 透明度 | 10〜20m | |
| 気温(最高:最低) | 22℃:18℃ | 波高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流れ | 無し | |
| 満潮:干潮(大潮) | 04:18 | 11:35 | ||
| 昨日、雨が嘘の様な良いお天気になりました。午前中は、少し雲が出ていましたが、午後には実に気持ちの良い五月晴れとなりました。1本目は、透明度10m前後で水温18℃と言った感じでした。水温も高いので、砂地のハゼを見に行きました。途中、大きなトサカの側で、ニイニイミノウミウシを発見しました。ナイトなら極々普通に見られるウミウシなのですが、こんな感じで砂に潜るように居るのは初めてみました。ハゼはヒレネジが見られただけで、その他のハゼは出ていませんでした(涙) ハゼ地帯では、コウベダルマガレイが縄張り争いをしていました。睨み合い、威嚇仕合い、そしてぶつかり合って喧嘩をしていました。浅場へ戻る途中には、アライソコケギンポが定位置で見られました。2本目は、地元ガイドのH山氏よりウミテング情報を頂き、右に見に行きました。ENしてみると透明度が異様に上がっています。ざっと20m以上はありそうでした。その代わり水温は16℃に近い低さでした。教えてもらった場所に行くと直にウミテングが目に入りました。 1匹撮影をしているとゲストのKさんが、もう1匹発見しました。せっかく?なので2匹を寄せてみると、1匹が盛んにもう1匹を追いかけ始めました。鰭を開かずに付いて回る仕草が、なんともストーカーっぽく見えました(笑) そのまま、正面に流しミズヒキガニやジョーフィッシュ・マルタマオウギガニ等を見て段落ちへ戻りました。段落ちでは、ハナタツや貝に挟まっているベニカエルアンコウ等が見られました。段の上では、ヘビギンポ達が盛んに産卵行動をしていますが、今ミヤケヘビギンポも綺麗な婚姻色を出し、求愛に急がしそうです。 トウヨウオニモエビを今日も見る事が出来ました。しかも3匹も居ました。やっぱり極々普通に多数生息するエビの様です。梯子のパイプには、カエルウオが入っていました。う〜ん まだなんだか居心地が悪そうに見えます。 (担当 有馬) | ||||
| 2007年5月19日(土) | ||||
| 天 候 | 曇り後晴れ | Po:秋の浜 | 水温 | 14℃〜16℃ |
| 風向き | 南南西8m | 透明度 | 30m〜35m | |
| 気温(最高:最低) | 22℃:19℃ | 波高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流れ | 無し | |
| 満潮:干潮(中潮) | 04:53 | 12:18 | ||
| 午前中は雲が多めでしたが、午後からは気持ちよく晴れ渡りました。 そして午後になり、水中もいきなり透視度が上がりました。何と!30m以上見えるのです。その代わり水温は下がり14℃・・・しかし、あまりの水の明るさに、寒さも忘れる程でした。 さて今日の1本目はハゼ狙いで”正面”から”アサヒの根”へ、しかし2日程前から水温が下がったせいか?ヤツシハゼ属は全滅でした。 帰り際、久し振りにタマミルに付いたテントウウミウシを確認しました。この他に”落ちそうな岩”付近では、シロウサギウミウシ、エントリー口では、チゴミドリガイ、どれも比較的個体数の少ない種類です。 2本目は、”右トサカ林入り口”へ行ってきました。まずはイロカエルアンコウ・クダゴンベと続き、ダイダイヨウジの穴へ、しかし、ライトを当てると、ス〜ッと奥へ隠れられてしまいました。 右砂地では、昨日のログでも紹介されたウミテング探し、残念ながらペアでは見れませんでしたが、ゲストの方が一匹、見つけて下さいました。 相変わらず”30の岩”には、ウミコチョウも3個体付いています。 この他には、貝の中に身を潜めるベニカエルアンコウ、ハナタツ・移動中のニセボロカサゴ・ムチカラマツエビ等が見られました。 (担当 柳場) | ||||
| 2007年5月20日(日) | ||||
| 天 候 | 晴れ | Po:秋の浜 | 水温 | 14℃〜16℃ |
| 風向き | 西南西3m | 透明度 | 10m〜25m | |
| 気温(最高:最低) | 21℃:13℃ | 波高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流れ | 無し | |
| 満潮:干潮(中潮) | 05:30 | 13:03 | ||
| 朝の天気予報では雲が多めでしたが、予報に反し青空が広がりました。良い方に外れると、何だか得をした気分ですね。笑 さて今日の1本目は、”正面ハゼ地帯”から”アサヒ根”に行ってきました。ハゼ地帯では、かろうじてヒレネジ・ヤシャが見られたものの、すぐに隠れられてしまいました。しかし、大島では珍しい部類に入るトゲカナガシラやヨメゴチの姿が見られました。 アサヒの根では、マトウダイが中層に群れるキンギョハナダイを食べようと、果敢にアタックしていました。しかし、3回程トライしたものの全て失敗、お腹を満たすのは中々大変ですね。 根の上には、相変わらずクレナイイトヒキベラ♂♀が見られます。♀のお腹が少し膨らんできたので、もう少しすれば、♂のデスプレイも観察できるでしょう。 今週の月曜日に紹介したハナタツ♂が、今朝方放仔しました。現場を見た訳ではないのですが、お腹がペタンコになっていたので、間違いないでしょう。 近くにはお腹の大きな♀の姿があり、近付けると早速求愛行動が見られました。 2本目は、”左砂地”へ降りてみました。イカ漁礁を過ぎると、昨日同様冷たい潮(14℃)が入り、スコ〜ンと抜けていました。しかし、この急激な変化で、ハゼ類は全滅!イボイソバナガニやウミシダカクレエビを見て”際”を上がってきました。 (担当 柳場) | ||||
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