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2007年 4月  第 3週 (  16日〜22日迄 )
                                                              

 2007年4月16日(
天 候 曇り後雨 Po:秋の浜 水温 15℃
風向き 北東5m 透明度 12m
気温(最高:最低) 13℃:11℃ 波高 2,5m
日中の降水確率 70% 流れ 無し
満潮:干潮(大潮) 16:08 09:54
 午前中は曇り空だったのですが、午後から雨になってしまいました。おまけに秋の浜には、大きなウネリが押し寄せています。今夜半には、低気圧も通過するとの事、明日が心配ですね〜。海の中は、先週に比べ多少透視度が回復しました。しかし水温は下がり、油断して薄着で潜ると後悔します。さて今日の1本目、”右砂地”から”正面”を上がってきました。右の砂地では、カスザメが2個体見られました。その手前には、見慣れないスナイソギンチャクが出現していました。一体何処からやって来るのか?最近になって本当に増えてきましたね。キレイなエビ・カニが付けばより良いのですが・・・。2本目は、”正面”から”左砂地”へ降りてみました。まずは久々にジョーを確認、何と!”オハギ”の下にも♂らしき個体が居ました。後一ヶ月もすれば、産卵シーズン突入です。もっと個体数が増えて、色々興味深い生態が観察できると楽しいですね。”際”寄りのトサカでサラサゴンベスケロクを見た後、カエルアンコウに寄って、砂地へと出ました。此処では大きなコウイカ、そしてヨメゴチ。このヨメゴチかなり立派な個体で、50cm近くありました。側にはカレイの仲間、少し上がった所では、ワカヨウジもまだ健在です。浅場は相変わらず、イワシの子供達がすごい数で群れています。今日も”段落ち”のゴロタ地帯が埋め尽くされていました。この他には、お腹が大きなハナタツ♂ミナミギンポキツネダイキイロウミウシサガミリュグウウミウシ等が見られました。(担当 柳場)
 2007年4月17日(
天 候 曇り時々雨 Po:王の、秋の 水温 15℃〜16℃
風向き 北北東5m 透明度 6m〜10m
気温(最高:最低) 11℃:9℃ 波高 3,0m
日中の降水確率 80% 流れ 無し
満潮:干潮(大潮) 16:59 10:31
 北東の風の影響で、秋の浜は大荒れとなってしまいました。野田やケイカイにも波が回り込み潜水不可、比較的穏やかな王の浜へ行ってきました。と言っても、断続的に波は入ってきます。湾を抜ける所では、かなり体が振られました。さて、海底を埋め尽くすホンダワラが、かなり伸びてきました。一面黄色く染まっています。(画像ではグリーンですが・・・)波に揺れるホンダワラが、一瞬黄金色の稲穂に見えました。ネコザメが良く入る穴の前には、今日も大きなクエ(モロコ)の姿が有りました。しかし、透視度が悪いので、かなり近付かないと形が認識できません。でも近付くと、クエも警戒し離れてしまいます。大物は、水が抜けた時でないとダメですね。前回確認できたナンヨウハギも、遂に姿を消したようです。サンゴの隙間では、ヒメゴンベキモガニしか見られませんでした。中央の根から降りた所のハタゴイソギンチャクには、まだ沢山のミツボシが付いています。その下には、水玉模様のウスハオウギガニも見られました。ロープエンドに戻って来ると、いきなり目の前に1m以上あるヒラマサが現れました。魚も透視度が悪いと、私達に気付かないのでしょうか?いきなり至近距離にこの手の魚が現れると、こちらもビックリ!してしまいます。午後、多少波の治まってきた秋の浜へ行ってきました。とは言え、浅場は水面まで海藻が舞い上がり、透視度は最悪です。水深15mを過ぎた辺りから、多少落ち着いてきました。今日はカエルアンコウニセボロも見付からず、荒れている事もあり早々に浅場に引き返してきました。戻る途中の砂地には、シシイカが7個体も集まっていました。段を上がった所には、皮弁の長い美形のハナタツもペアで見られました。この他には、アライソコケギンポベニカエルアンコウワニゴチアカシマシラヒゲエビユビノウハナガサウミウシ等が見られました。(担当 柳場)
 2007年4月18日(
天 候 Po:秋の浜 水温 15℃
風向き 北東6m 透明度 8m
気温(最高:最低) 11℃:8℃ 波高 3,0m
日中の降水確率 80% 流れ 無し
満潮:干潮(大潮) 17:51 11:09
 荒れた秋の浜となり、海藻が水面近くまで舞っていました。予報では、明日は更に風が強く吹きそうです。まぁ、週末に回復してくれれば、問題ありませんが・・・。さて、先週末に技工士K氏が見つけた、イロカエルアンコウbabyを見る為、”右トサカ林”へ行ってきました。ゴロタの途中では、今日も大きなキツネダイ♂がウロウロしていました。周辺では、ルリハタの姿も数個体見られます。この魚、始めてみた時には、「きれいな魚だなぁ〜」とかなり印象深かったのですが、大島では割と数が多く今ひとつ人気がありません。それと不思議な事に、30cm以下の個体も見た記憶がありません。10cm位の小さいのが出れば、かなり人気者になると思うのですが・・・。さて目的のイロbaby、居ました〜。(Dr.K氏 提供)小さなゴロタの上にチョコンと乗って、実に可愛かったです。この手の小さなサイズは、11月〜12月に掛けてよく現れます。この時期に見られるのは、かなり珍しいと思います。近くのハナウミシダには、可愛いコマチコシオリエビが着いていました。右砂地”−30の岩”では、今日もコウイカのペアが見られました。浅場へ戻る途中では、大きなイズカサゴカスザメ”左砂地”に出た所では、これもお馴染みとなったアカシマシラヒゲエビ、そして最近”カマボコ岩”と呼ばれている所では、ベニカエルアンコウアライソコケギンポ等を見て、上がってきました。(担当 柳場)
 2007年4月19日(
天 候 曇り後晴れ? Po:クローズ 水温 ○℃
風向き 北北東10m 透明度 ○m
気温(最高:最低) 14℃:7℃ 波高 6m
日中の降水確率 ○% 流れ
満潮:干潮(中潮) 04:56 11:49
 ”今日の海”にアップした画像から想像は付くと思われますが、秋の浜は凄い状態でした。南部も含めダイビングポイントは全て×と言う訳で、本日のログはお休みです。明日はお天気も回復し、暖かくなるとの事・・・期待しましょう。
( 掲示板をリニューアルしました。
  これからも宜しくお願いしま〜す。 担当 柳場 )
 2007年4月20日(
天 候 曇り Po:王・秋 水温 16℃
風向き 南南西7m 透明度 5〜7m
気温(最高:最低) 15℃:9℃ 波高 3m
日中の降水確率 20% 流れ なし
満潮:干潮(中潮) 05:22 12:30
 大荒れの海から一夜明け、少しは良くなったかと思ったのですが、まだまだ大きなウネリが残っていました。 午後から南西が吹いてくる予定だったので、1本目は王の浜へ行ってきました。こっちも決して静かという訳ではなく、時折大きなウネリが入ってきていました。水は相変わらず良くありませんが、キビナゴの群れが物凄く、V字の根に着くまでずっと群れていました。大きい物はテングダイを見た位で後は目に入りませんでしたが、小物が中々面白く、最近マイブームのキヌズツミガイの仲間を2種類も見られ、同じカラマツにはアケウスも着いていました。可愛いサイズのイロカエルアンコウも発見し中々面白い海でした。2本目は、少し良くなった秋の浜へ行ってきました。と言ってもまだまだ大きなウネリが入って来ていました。正面をのんびり回って来たのですが、水中は物凄く薄暗く、イソギンチャクはすっかり縮んでいました。挙句の果てには、ニシキベラがお休みモードに入って、岩場に寝ていました。正面を降りて行くとミズヒキガニが同じ場所で見られました。30のヤギはすっかり寂しくなり、正体不明の透明カクレエビが居ただけで、他には目に入りませんでした。 25の岩の側に来た所、目の前を大きなコウイカが泳いでいました。不思議と逃げる事も無く、悠々と泳ぎ去って行きました。午前中に潜りに行ったCちゃんから情報を頂き、新しいジョーを見に行きました。サイズも小さく可愛い個体でした。浅場では、ハナタツやベニカエルアンコウが見られました。段の上は流石にサージがきつく、海藻が舞い上がっていました。大きな波が入って来ると梯子の下まで真っ白になってしまう程です。明日にはもう少し落ち着いてもらいたいもんです。(担当 有馬)
 2007年4月21日(
天 候 晴れ Po:秋の浜 水温 16℃
風向き 南南西8m 透明度 10m
気温(最高:最低) 21℃:15℃ 波高 3,0m
日中の降水確率 20% 流れ 無し
満潮:干潮(中潮) 05:49 13:14
 やっと暖かな日が戻ってきました。そして嬉しい事に、秋の浜のウネリも大分落ち着き、海底にはびこっていた汚い藻も洗い流されました。浮遊物は多いですが、まずまずの透視度です。さて今日の1本目は、”右トサカ林”へ行ってきました。ゴロタ斜面を降りていくと、テングダイが5個体固まっていました。近付くと、泉津方向へと泳ぎだしたので深追いは止め、砂地へと降りました。砂地には先々週見付かったイロイザリ、近くの岩には、カイメンに乗ったチビオキゴンベ、そしてゴロタの縁では、大きなダイダイヨウジ等が見られました。水深20m付近では、今日も大きなコウイカの姿が見られました。2本目は、”正面際”へ行ってきました。まずは、サラサゴンベスケロクウミタケハゼ、そしてクロイトハゼペア。カエルアンコウを探したのですが、目に入りません。相変わらず、大きなサツマカサゴは居るのですが・・・。”際”を上がってくると、キレイになったニセボロが目に入りました。すぐ隣には、サガミリュウグウウミウシの姿もあります。二つ並んだ姿に、しばし、ゲストの方と大撮影大会。帰り掛け、砂地とゴロタ境の”カマボコ岩”に寄ると、アライソコケギンポが巣穴から飛び出ていました。無防備な状態で不安なのでしょう?周囲をキョロキョロと落ち着かない様子でした。浅場の岩壁では、皮弁の長いキレイなハナタツが2個体、ベニカエルアンコウ、ゴロタの下では、キンチャクガニも見られました。
(担当 柳場)
 2007年4月22日(
天 候 曇り時々晴れ Po:秋の浜 水温 15℃〜16℃
風向き 南南西9m 透明度 10m〜15m
気温(最高:最低) 20℃:17℃ 波高 3,0m
日中の降水確率 30% 流れ 無し
満潮:干潮(中潮) 06:17 14:02
 雲は多目でしたが、時折薄日も差すお天気でした。秋の浜は、一見静かなのに大きなウネリが入ってきます。1本目、ちょっと油断した隙に、ゲストの方共々スライディングエントリー?をしてしまいました。(笑)水中のサージもかなりきつく、浅場は細かい沈殿物が舞い上がっていました。さて今日の1本目は、”正面際”へ行ってきました。しかし、昨日のニセボロは見付からず、サツマカサゴも目に入りません。仕方なく際へ出て、下へ降りてみました。カイエビススジハナダイを見ながら更に降りていくと、アサヒハナゴイが目に留まりました。しかし、ゲストの方に教えた時は既に遅く、穴の亀裂へと潜り込まれてしまいました。帰り際は”左砂地”を通ったのですが、特に収穫は無し、イボイソバナガニだけ見て上がってきました。一昨日の大荒れでかなり砂も動いたらしく、共生ハゼの巣穴も見付かりません。2本目は、”右トサカ林”へ行ってきました。昨日同様、イロカエルアンコウbabyダイダイヨウジを見て砂地との際に出ると、ザラカイメンの影にキンチャクダイ幼魚が見えました。体長4cm位の可愛い個体です。”−30の岩”で数日前に観察用として剥いておいたコウイカ卵を見ると、可愛い目が出来ていました。浅場に、数週間前から観察しているタコが居ます。石や貝殻で入り口をガードし、何時も外の様子を窺っています。”オーバーハングの壁”には♀と思われるベニカエルアンコウ、そして周辺のゴロタでは、ヘビギンポの産卵が活発に行われています。画像のヘビギンポは♀で、今当に卵を産み出しているところです。腹部から白い産卵管が見えています。(担当 柳場)

                                        
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