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2007年 3月 第 2週 ( 5日〜11日迄 )
| 2007年03月05日(月) | ||||
| 天 候 | 晴れ後曇り | Po:秋の浜 | 水温 | 17℃ |
| 風向き | 南南西13m | 透明度 | 20m | |
| 気温(最高:最低) | 20℃:10℃ | 波高 | 3m | |
| 日中の降水確率 | 80% | 流れ | 無し | |
| 満潮:干潮(大潮) | 05:44 | 11:36 | ||
| 南西の風が吹き荒れ、JFは軒並み欠航してしまいました。風向きからして秋に浜は、さぞかし静かだろうと思って行ったのですが、何故かウネリが残っていました。右に行って来たのですが、駆け下りに出るまで、結構サージがきつく泳ぎ辛かったです。駆け下りでは、イボイソバナガニが今日も見られました。巨大なイロは、姿を隠してしまっていましたが、ソウシは相変わらず同じ亀裂で見る事が出来ました。他には、タキゲンロクダイやクダゴンベが見られました。その近くで、ミゾレウミウシやサクラミノ等のウミウシ達も見る事が出来ました。透明度は今日も素晴らしく、中層にはイサキやキビナゴが多く群れていました。浅場に戻って来て、先週末、セルフのKさんが新たに発見した、ツマジロオコゼを確認しに行きました。ツマジロと言うのにあまりツマの白く無い個体でした。前々から見られている個体に比べると、あまり動かないので撮影はとてもし易いです。段落ちに戻ると小さなユビノウトサカが、目に入りました。もしかして・・・と思って中を覗くと案の定トサカガザミが入っていました。浅場にある小さなユビノウトサカには、結構高い確率で、このガザミが隠れている様な気がします。明日も同じく西寄りの風が吹くそうです。秋の浜のウネリも取れてくれれば良いのですが。今日のお魚は、ダイダイヨウジです、。大島では30m以深で頻繁に見る事が出来ます。分布域は伊豆周辺と非常に限られており、しかも日本の固有種にあたります。体色もとても鮮やかで、大島に来たら是非一度は見て頂きたい魚の1つでもあります。そのせいか、ファンクラブもグローバルに結成されており、今日も会長のDr,K氏のガイドで無事に見る事が出来ました。そんなダイダイヨウジ友の会ですが、会員は何と2名だそうです。(笑) 皆さんどうですか〜(担当 有馬) | ||||
| 2007年03月06日(火) | ||||
| 天 候 | 晴れ | Po:秋の浜 | 水温 | 15℃ |
| 風向き | 西南西11m | 透明度 | 20m | |
| 気温(最高:最低) | 16℃:14℃ | 波高 | 4,0m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流れ | 少々 | |
| 満潮:干潮(大潮) | 06:00 | 12:03 | ||
| 今日も西側は大荒れです。東京からの高速船は、全て欠航となりました。この西風の影響でしょうか?秋の浜の水温が少し下がってしまいました。しかし透視度は相変わらず良く、明るい気持ちのいい海でした。昨日に引き続き、スジ違いを探しに”アサヒの根 奥”へ行ってきました。根を降りていくとツルグエがやたらと目立ちます。大中小、様々な個体が目に付きました。そして大きなナガハナダイ・・・、婚姻色が出てないので今ひとつ地味ですが、15cm以上有りそうな個体はとても目立ちます。以前、スジ違い(ナガハナダイ属の一種)が居た岩付近には、大きなトサヤッコやベニハナダイの姿が見られました。しかし、お目当ての魚は目に入りません。最後に確認した日からかなり経つので、もう居ないのかも知れませんね。上がり際は、マトウダイやイズカサゴ、定番となったカエルアンコウ等を見て、浅場へと戻りました。浅場は相変わらず、キビナゴ or イワシの子供達が物凄い数で群れています。大きな塊を作ったり、川の様に帯状になったり、幾重にも波打つように群れていたり、実に見ていて飽きません。陽の光でキラキラ輝く小魚を見ていると、本当に時間を忘れしまいます。”段落ち”では、ベニにハナタツ・そして石の下に居たキマダラハゼやスベスベマンジュウガニ等を見て上がってきました。(担当 柳場) | ||||
| 2007年03月07日(水) | ||||
| 天 候 | 晴れ | Po:秋の浜 | 水温 | 17℃ |
| 風向き | 西南西7m | 透明度 | 15m | |
| 気温(最高:最低) | 11℃:6℃ | 波高 | 3,0m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流れ | 無し | |
| 満潮:干潮(中潮) | ||||
| 今日も西風が強く、気温はかなり下がってしまいました。しかし、水温は若干上がった様に感じられました。さて今日は、”正面の際”から”左の砂地”に行ってきました。”際”では、定番となっているカイエビスやキツネダイ、そしてヤギの影ではマトウダイ等が見られました。アサヒハナゴイも姿は見えたのですが、何故か?逃げ足が速く、気付くと同時に下の穴へ隠れられてしまいました。前はこんな奴じゃぁ〜なかったのですが・・・苦笑 ホタテエソでも居ないかとウロウロしているうちに、”左の飛び根”に迷い込んでしまいました。此処は、砂地の斜面に大きなゴロタが幾つも点在し、一風変わった雰囲気を持つ場所です。魚は左程多くないのですが、岩肌には沢山のソフトコーラルやヤギ類・ウミシダ等が付着し、景観はとても奇麗な所です。久々にちょっと深いのですが、ボウズボヤにも寄ってみました。以前ガラスハゼが何個体か着いていた事があり少し期待もあったのですが、流石にこの時期は居ませんね。砂地を戻りかけると、ダイナンウミヘビが顔を出していました。しかし、こちらも近付くとアッと言う間に砂の中へ・・・恐い顔の割には、警戒心の強い奴です。ハゼ地帯は何の収穫も無く、見られたのはセミホウボウだけ、ダイコンに急かされながら”段落ち”へと戻ったのでした。段落ちの壁では、皮弁のあるハナタツと黄色の♂が確認できました。しかしどちらも藻がいっぱい付着して、お世辞にもキレイとは言えません。まぁ、彼らにとってはカモフラージュとなり、好都合なのでしょう。”オーバーハングの壁”に、新顔のベニカエルアンコウが付いていました。中々容姿の整った、如何にも”ベニ”といった個体です。(ちょっと意味不明?)(担当 柳場) | ||||
| 2007年03月08日(木) | ||||
| 天 候 | 晴れ | Po:秋の浜 | 水温 | 17℃ |
| 風向き | 西南西7m | 透明度 | 12m | |
| 気温(最高:最低) | 12℃:7℃ | 波高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流れ | なし | |
| 満潮:干潮(中潮) | ||||
| 今日は、とても静かな海になりました。残念ながら少し水が白濁りしてしまい、透明度が落ちていました。今日は右から正面に回ってみました。先日まで観察出来ていたソウシの姿が消えてしまっていました。クダゴンベを見て正面に砂地を流してみました。何かハゼでも出てないかと期待したのですが、全然目に入りませんでした。途中にある赤紫のヤギにまだアカスジカクレエビが付いていました。その中に画像の様ないまいち赤筋の目立たない奴がいました。これもアカスジカクレエビなのでしょうか?そのすぐ側には綺麗なキヌヅツミガイの仲間が付いていました。その後、アカオビコテグリやTHEカエルアンコウ等を見て、浅場へ戻りました。途中チビジョーに寄ってみました。少し巣穴を移動したようです。見つけた時には、穴の奥に隠れられてしまいました。月曜日のログに書いた新しいツマジロオコゼを撮影していました。今日も全く同じ場所にいてくれたので、すぐ発見出来ました。段落ちでは、前から居るツマジロオコゼやエゾイソアイナメ等が見られました。今日のお魚はコケギンポです。地元ガイドのH氏に場所を教えて頂き、早速見てきました。大島では、この手の眼上皮弁の立派な種類はとても珍しく、秋の浜では、久しぶりの出現です。鰓蓋上部に黒点が無い所からTHEコケギンポと判断しました。ふと考えてみると、私はこういった赤い個体のコケギンポを見るのは、大島では初めてでした。もっと茶色っぽい個体ばかりだった様な気がします。実に写真映えのする個体ですね〜 またゆっくり撮影に行きたいもんです。(担当 有馬) | ||||
| 2007年03月09日(金) | ||||
| 天 候 | 晴れ | Po:秋の浜 | 水温 | 16℃ |
| 風向き | 西南西2m | 透明度 | 15m | |
| 気温(最高:最低) | 12℃:7℃ | 波高 | 2m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流れ | 無し | |
| 満潮:干潮(中潮) | ||||
| 今日も実に静かな海でした。水温が若干下がっていましたが、まだまだ例年に比べると温かいです。今日は正面をのんびり回ってきました。正面の根の上を降りて行くとヤギにトラフケボリダカラが付いている所があります。この手の外套膜で貝を覆っている貝には、実に綺麗な物が多く、被写体としては人気もあります。 しかし、名前の分からない種類が多すぎで困っているのも事実です。今年はこいつらをジックリ調査してみようかな〜とも思っています。貝と言えば昨日発見した、名前の分からないキヌヅツミガイの仲間ですが、卵だけを残して姿を消していました。替わりに?ムチカラマツエビが付いていました。いつも横からばかり撮ってとっても詰まらない写真になっているので、今日は正面やや正面から撮ってみました。はさみの感じが良く分かりますね。昨日画像を載せた謎のエビですが、今日改めて観察してきました。これはアカスジカクレエビのバージョンとかでは無いという結論に達しました。昨日よりましな画像が撮れたので、本格的に調べてみます。そのまま浅場に戻ると、定位置でニセボロが見られました。ふと岩の下を見るとなんとマダラエソが見られました。死滅回遊系エソだと思っているのですが、この高水温で生き残っているのでしょうか?月曜に発見したトサカガザミをもう一度確認しに行ってみました。「いなくなった〜」という噂も有ったのですが、ちゃんと居てくれました。他には、ハナタツやベニカエルアンコウ・ヨコシマエビ等が見られました。今日のお魚は、エゾイソアイナメです。岩の亀裂奥に隠れる様にしている為、こんな感じに撮影するのが精一杯でした。ナイトで潜れば表をガンガン泳いでいるのですが。いまいち分かり辛いですが、顎から1本皮弁がでており、とっても深海魚っぽい雰囲気を持っています。それもそのはず、この魚を含まれるチゴダラ科はその殆どが深い水深に生息しています。とっても美味しく、ドンコの名で鍋の材料にもなっています。ま〜大島では、食べれそうな程大きいサイズが見た事がありません。やっぱり成魚は深い所にいるんでしょうね〜 (担当 有馬) | ||||
| 2007年03月10日(土) | ||||
| 天 候 | 晴れ | Po:秋の浜 | 水温 | 16℃ |
| 風向き | 北北東4m | 透明度 | 20m | |
| 気温(最高:最低) | 13℃:7℃ | 波高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流れ | 無し | |
| 満潮:干潮(中潮) | ||||
| 雲は多めでしたが、比較的風は穏やかな過ごし易い一日でした。1本目、”シロオビの岩”に行ってきました。今日のシロオビは何時に無く元気で、やたらと泳ぎ回っていました。写真を撮ろうとすると、岩陰に入るどころか中層をバンバン逃げ回ります。危うく?、向かい側の”ハナダイの根”に入りそうになりました。マダラは相変わらず、岩陰で動きません。折角居ても証拠写真程度にしか撮れず、ちょっと勿体無いですね。近くではフジイロウミウシが2個体、少し上がった所のヤギでは、ツリフネキヌヅツミガイも見られました。2本目は、一昨日有馬がログに書いたコケギンポを見に行ってきました。有馬チームのゲストの方と入れ違いにその場に行ったのですが、中々目に入ってきません。すると横から有馬の指が・・・戻り掛けてた筈なのに様子を見てたんですね。「全く、憎い奴です。」苦笑 と言う訳で、貴重な時間を浪費せずにコケギンポをゲット!そして、昨日から姿を消したというカエルアンコウを探したのですが、こちらはやはり目に入りません。砂まみれになりながらも、かたくなにトサカの根元で頑張ってたんですが・・・戻ってくるといいですね。近くでゲストの方が、ベニワモン(足が赤い縞々の奇麗なヤドカリ)を撮っていました。撮り終るのを見計らって私が1〜2枚撮ろうかとデジカメを向けると、ガツン!と手に衝撃が走りました。何と!数メートル離れた場所から、ウツボが突撃してきたのです。あまりの勢いに呆気に取られると共に、ウツボの有り得ない行動に、大笑いしてしまいました。一体何だったのでしょう?この他にはザラカイメンに産卵中のシロサメハダ・コガネミノ等のウミウシが見られました。(担当 柳場) | ||||
| 2007年03月11日(日) | ||||
| 天 候 | 雨・曇り・晴れ | Po:秋の浜 | 水温 | 16℃〜17℃ |
| 風向き | 北北東4m | 透明度 | 10m〜15 | |
| 気温(最高:最低) | 14℃:10℃ | 波高 | 3,0m | |
| 日中の降水確率 | 30% | 流れ | 無し | |
| 満潮:干潮(小潮) | 07:27 | 14:55 | ||
| 低気圧の影響で目まぐるしく風向きが変わり、ポイント選びと船の切り替えに翻弄された一日でした。と・・・言っても、結局秋の浜に潜るのですが(笑)。(今日の海)で見ての通り、朝の内は南寄りの風だったのですが、9時ごろから北東に変わり、一気に秋の浜が荒れてきました。エントリー口は千切れた海藻が舞い上がり、左のハシゴも海底まで真っ白になる状態でした。今年も週末毎に海が荒れるパターンは、変わらないのでしょうか?辛いっすね〜・・・。さてそんな中、1DIVE目は昨日同様”シロオビの岩”に行ってきました。昨日ゲストの方のカメラが不調だったので、リベンジです。今日はシロオビは目に入りませんでしたが、イトヒキハナダイ♂の婚姻色が見られました。その他の面子は全ていつも通り、実に豪華な顔ぶれです。帰り際ハナウミシダを覗くと、甲長が2cm程の立派なコマチガニが着いていました。爪を伸ばすと5センチ以上ありそうです。ゴロタの駆け下りでは、大きなネコザメとも遭遇しました。2本目は”正面ハゼ地帯”を通って、”アサヒの根”に行ってきました。降りていく途中のヤギを見ると、コボレバタカラガイが5個体以上付いています。ツリフネと言い、これらの貝が一箇所に沢山集まるのは、やはり産卵(繁殖)の為なのでしょうね。夜のうちに海底を這って移動してくるのだと思いますが、よく仲間の居る宿主に辿り着くものですね。凄い能力だと思いませんか?アサヒ根では、オシャレハナダイがい〜ぃ感じで出ていました。浅場では、ハナタツやベニカエルアンコウ、イソコンペイトウガニ等のレギュラーを見て上がってきました。(担当 柳場) | ||||
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