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2007年02月 第 1週( 1月29日〜2月4日日迄)
| 2007年01月29日(月) | ||||
| 天 候 | 曇り時々晴 | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 16℃ |
| 風 向 き | 北北東4m | 透 明 度 | 15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 10℃:6℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 40% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(若潮) | 11:56 | 07:00 | ||
| 風は穏やかなのですが午前中の秋の浜には、大きなウネリが押し寄せていました。波打ち際で油断をしていると、”気付けば水の中”そんな状況も起こりそうな勢いでした。荒れている為か?水中も多少白濁りしていた様に感じられました。さて今日は1DIVEガイドで、”アサヒの根”に行ってきました。目的は、昨日ゲストの方が見つけたタテジマヤッコ。しかし大体の見当を付けていった場所には見当たりません。オシャレやチャイロヤッコ、ベニハナダイ等は、難なく目に入ってくるのですが・・・。途中で諦め、気になっていたクダゴンベを探してみました。しかし、こちらも目に入りません。場所を変えてしまったようです。戻りがけには、イズカサゴが3個体も見られました。サラサゴンベの着いたトサカの近くでは、コクテンカタギがアカホシカクレエビのクリーニングを受けていました。浅場は、シュンカンハゼにモクズショイ、ここ数日見つけられなかった、ツマジロオコゼ等をみて上がってきました。 (担当 柳場) |
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| 2007年01月30日(火) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 16℃ |
| 風 向 き | 北北東4m | 透 明 度 | 15m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 12℃:5℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(中潮) | 13:40 | 09:18 | ||
| 今日も実に静かな海でした。ENしてみると透明度も抜群です。しかし、深場へと潜って行くに連れて、私に異変が!! という程大袈裟な物でも無いのですが、治療中の奥歯がスクイーズを起こし、15m辺りで痛くて下へ降り無くなってしまいました(涙) 「痛〜い」と落っこちそうな岩の上で悶えていると、目の前にタカベの大群がやって来ました。久々に見るタカベの群れは実に綺麗でした。カナさんが先日発見した、「中層に舞うマダイの子供の大群(40匹)」を見る為に潜ったので、「くそ〜負けるもんか〜」と何とか20mまで降りたのですが、もう限界!浅場へ戻って来ました。しかし、アカシマシラヒゲエビだけは見ないと帰れない。と思いまた痛みに耐え、目的の岩へ直行しました。その下にセミホウボウを見つけ、誘われる様にまた20mまで降りてしまいました。頑張って撮影したのですが、痛みは増すばかり・・・セミホウボウはそんな私を嘲笑うかの様に悠々と泳ぎ去って行ったのでした。「浅場だって充分リサーチ出来るはずだ」と思い、段落ちへ直行しました。段落ちではベニイザリやツマジロオコゼ等が見られました。段の上では、マツバギンポやヨコシマエビ・イソギンポ等を見て何とかEXしたのでした。皆さん歯は大切に〜 果たして明日はどうなる事やら・・・ さて今日はちょっとお知らせです。私事なのですが、2004年に出した「ヤドカリ論文」の第2弾「伊豆諸島。伊豆大島から新たに採集された浅海性ヤドカリ類」を、前回に引き続き「エビ・カニガイドブック」で有名な「海の博物館」奥野淳兒さんと共に発表致しました。新たに4種に新和名を与えております。ご希望の方には、無料で差し上げますので、有馬まで声をかけて下さい。因みにこのヤドカリは、その論文で「サミダレヒメホンヤドカリ」と和名を付けたヤドカリです。と言う訳で「今日のお魚」はお休みさせて頂きます。 (担当 有馬) |
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| 2007年01月31日(水) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 15℃〜16℃ |
| 風 向 き | 西南西7m | 透 明 度 | 15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 15℃:5℃ | 波 高 | 2m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(中潮) | 14:49 | 10:03 | ||
| 南西の風が強く吹き、さぞかし秋の浜は静かかと思ったのですが、東からの大きなウネリが入っていました。先日、地元ダイバーのK氏よりクマドリイザリウオ情報を頂きました。水深と場所を聞いたのですが、昨日−20mで歯痛の為引き返して来た私にとっては、辿り付けるか怪しい水深でした。一緒に潜りに行ったCちゃんを下に見ながら、浅い水深を目的地まで泳いで行きました。意を決して降りていくと案の定、奥歯に激痛が・・・ その時、Cちゃんが素早く見つけてくれました。痛みに耐えながら撮影したのが、この画像です。やっぱりちょっと手ぶれしてました(笑) 撮影を済ませ一気に浅場へ戻りました。途中、目の前をフラフラ泳いでいるイラを怒りにまかせ、追い払い泳いで行きました。ところが、少し水深を上げたら痛みが落ち着き楽になったではありませんか。おかげで、アヤトリカクレエビやチビジョー・イロイザリ等観察する事が出来ました。Cちゃん情報では、ニセボロも見られたそうです。そのまま、浅場へ戻っていくと油断していた私にまた痛みが、今度は消える事無くズキズキと痛んできます。我慢しながらツマジロオコゼ・マツバギンポ等定番のガイドネタを確認しておきました。一時期、通称テンテンガニと呼んでいた、ノコギリガニの仲間が居たのを覚えているでしょうか? また新たなノコギリガニ属と思われるカニを発見しました。今度画像を撮って載せたいと思います。最後には、梯子に付いていたイソギンポを撮影しEXしたのでした。しかし、この歯痛何時まで続くのでしょう?? 今日のお魚はホソウミヤッコです。大島では、普通に見られるヨウジウオの仲間で、海藻の隙間に上手く隠れています。吻が短く寸詰まっているのが特徴です。ヨウジウオの仲間は、躯幹輪(くかんりん)と呼ばれる輪が連なる様にして体が作られています。この数により種類が、分類されている事が多くあります。ホソウミヤッコもヒメホソウミヤッコという種類とこの数で分けられているのです。と簡単に書きましたが、とてもじゃ無いですが数えられる物ではありません。もし死滅回遊でこのヒメホソウミヤッコが流れて来ていたとしても見つけられる気がしませんね(笑) (担当 有馬) |
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| 2007年02月01日(木) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 15℃ |
| 風 向 き | 西10m | 透 明 度 | 15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 11℃:5℃ | 波 高 | 3m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(大潮) | 15:40 | 10:35 | ||
| 強い西風のおかげで、秋の浜は静かになっていました。今日は右の砂地から左まで浅場を流してみました。駆け下りに出る途中には、通称「明モジャ」と呼んでいるハナタツが見られています。駆け下りで、新しいネコザメの卵を探してみたのですが、残念ながら見つかりませんでした。今日は、大事を取って無理せず浅場だけにしようと決めて潜ったので、砂地も少し寄っただけで、さっさと浅場へ戻りました。所々にある小さいサンゴには、ヒメサンゴガニ属の仲間が多く見られています。小さいですが、凄く綺麗なカニです。なんか良い和名が付くと良いのですが。コケギンポsp.やヒラメ等を見て、段落ちへ向かうとアオリイカがイソカサゴを捕食していました。写真と撮ろうと追いかけたのですが、まんまと逃げられてしまいました。段落ちをじっくりリサーチしてみると、体に海藻を付着させた大きさ1,5cm程のクモガニの仲間やヨコシマエビ等が見られました。勿論、ツマジロオコゼやハナタツも健在です。一緒に潜ったCちゃん情報では、クマドリカエルアンコウとニセボロは今日も同じ場所で見る事が出来たそうです。あ〜私も早く深場に行ける様になりたい・・・ 段の上で、Cちゃんからデジカメを借りてマツバギンポを撮ってみました。トリミング無しで、この大きさに撮れるなんて羨ましい〜〜 お礼に?キンチャクガニを発見して撮影してもらいました。と言ってもこの画像は、またまた借りて私が撮ったものです(笑) 凄く小さい個体だったのですが、しっかりイソギンチャクを振り回していました。水温が段々と落ちてきています。今日の西風でまた落ちてしまうでしょうから、とうとう14℃台に突入!?かも知れません。寒さに負けずに皆さん頑張りましょ〜〜 今日のお魚はアヤアナハゼです。水温が下がって来ると我々ダイバーは、ガッカリしてしまいますが、アナハゼの仲間にしては産卵のシーズンを迎えます。前にも書いたので詳しくは書きませんが、この個体も産卵の為かカイメン類を物色していました。アナハゼというと地味な魚というイメージがどうしてもあるのですが、見てくださいこの綺麗な小金色をあまりの綺麗さにカメラを向けてしまいました。初めTHEアナハゼかと思って撮影していたのですが、画像を見直すとどうやらアヤの様です。 第1背鰭の第2・3棘が伸びている所をみると、間違えは無いとおもうのですが・・・ 今迄、アヤアナハゼは眼から吻端までン伸びる、暗色線があると思っていたのですが、こんな体色もあるんですね〜 (担当 有馬) |
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| 2007年02月02日(金) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント: | 水 温 | 14℃〜15℃ |
| 風 向 き | 南西3m | 透 明 度 | 12m | |
| 気 温 (最高:最低) | 11℃:3℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 30% | 流 れ | 有り | |
| 満潮:干潮(大潮) | 05:53 | 11:04 | ||
| 風も止み穏やかな一日になりました。海もより静かになっていました。今日は、どうせ深く行けないんならと開き直り、右の浅場をじっくり潜って来ました。ENしてみると予想通り、水温が若干下がっていました。水も少し白濁っていました。浅場をドンドン右に流して行くと秋の浜では、珍しいダイナミックな地形が現れます。水面近くまで伸びる高い壁や大きな岩等どれも新鮮で、マクロポイントとして有名な秋の浜の違った一面が楽しめます。途中テングダイがウロウロしていたり、ソウシハギが根に付いていたりと流しながらも充分楽しめました。大きな壁にはイボヤギがビッシリと付き、トゲトサカやヤギも立派な物ばかりです。驚くのはその密度の濃さです。壁一面にこれらの生物がひしめき合っている様でした。壁にあまり見ない色のウミシダを見つけ、中を覗いてみました。こんなに黄色い宿なら中のエビもさぞかし綺麗だろうと思って探すと、同色のウミシダヤドリエビが見つかりました。目的地のホワイトロードに到着すると、それまで向かい潮だった潮が突然逆に流れ始めました。ホワイトロードに沿って潮が流れているようです。ここも秋の浜では珍しく白い水底が帯の様に続き、実に良い雰囲気です。帰り道には、キビナゴの群れに囲まれ、360℃キビナゴといった状態でした。EN口近くでは、今日もシロクラハゼが見られました。その後、段落ちに寄ったのですが、いつも見慣れているはずの風景が、凄く閑散とした物に見えてしまいました。段落ちもその昔は、あの右の壁の様に華やかだったのでしょう。我々ダイバーの自然に対する影響の重要性を改めて見直す良い機会になりました。今日のお魚は、ツマグロハタンポです。今、幼魚が浅場に小さな群れを作っています。大きくなると全然可愛くありませんが、幼魚の頃は実に可愛く、その腹鰭を広げて泳ぐ姿はまるでヘリコプターの様です。成魚は、夜行性で昼間は岩陰や亀裂に入っています。何故、弱い子供の時だけこの様に昼間から堂々と泳いでいるのでしょう?群れてるから安心なんでしょうかね〜? (担当 有馬) |
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| 2007年02月03日(土) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 14℃ |
| 風 向 き | 南西10m | 透 明 度 | 15m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 12℃:3℃ | 波 高 | 3m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮(大潮) | 06:14 | 11:32 | ||
| まるで湖の様な静かな海になりました。午後になって南西の風が強くなり、少し左側に回り込んで来ていましたが、全く問題の無い状態です。歯痛から見事に復活を果たした私は、今迄の鬱憤を晴らすかの様にアサヒの根に行って来ました。相変わらず午前中は流れがかかっていました。オシャレやベニハナダイ・アヤトリカクレエビ等に久し振りに挨拶をして来ました。浅場へ戻る途中では、イロカエルアンコウygやジョーフィッシュ・ヤセアマダイ等が見られました。2本目は、左の砂地に群れるという、マダイの子供達を見に行ってみました。際から砂地に出るとすぐ目の前にマダイの子供達が20匹ほど見られました。思っていたより大きな個体達で、初め無視してしまう所でした。そのすぐ側にはダイナンウミヘビが見られました。その後砂地を上がって行くと大きなトサカに白いコシオリエビの仲間が付いて居るのを発見しました。側にはスケロクウミタケハゼやセトヤドリエビ等が見られ、結構賑やかなトサカの様です。エビと言えば、アカシマシラヒゲエビも低水温に負けず、キタマクラをクリーニングしていました。浅場へ戻る途中に、マルタマオウギガニの入っているトサカがあります。このカニは昼間はトサカに穴を掘って隠れている為、中々全身を見せてくれません。しかし、ここの個体は結構フレンドリーに全身を見せてくれます。体に生えている短毛には、トゲトサカの残骸が無数に付いていました。段落ちでは、ヒメニセモチノウオやツマジロオコゼ・ベニカエルアンコウ等が引き続き見られています。段の上でもマツバギンポやキマダラハゼ等が見られました。今日のお魚特別版?イザリウオ=カエルアンコウの話です。「イザリ」という言葉が差別用語に当るという理由から日本魚類学会で和名の改名が行われました。先月31日に承認されたので、実はもう「イザリウオ」という魚は居なくなってしまいました。この魚もクマドリカエルアンコウという呼ばなければならないようです。今迄慣れ親しんで来た旧名をいきなり変えるのには非常に抵抗がありますが、標準和名がそうなってしまった以上しょうがないのでしょう。しかし、「カエルアンコウ」とはなんて長い名前になってしまったのでしょう・・・ この際「K・A」とか略してみたらどうかと勝手に考えてしまいました。クマドリK・A・ベニK・A・イロK・Aとか。皆さんどうですか?皆で使って流行らせてみませんか?(笑) (担当 有馬) |
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| 2007年02月04日(日) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 15℃ |
| 風 向 き | 南西3m | 透 明 度 | 15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 13℃:2℃ | 波 高 | 2m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮(大潮) | 06:33 | 12:00 | ||
| 昨日の大風も止み、静かな海になりました。今日の1本目は、右に行って来ました。大きなイロカエルアンコウ(以下K,A)を狙って行ったのですが、残念ながら見られませんでした。向かう途中には、イサキの群れが多くテングダイも数匹見られました。クダゴンベは定位置で見られました。砂地では、ミズヒキガニがシロガヤを背負って、シロガヤに付いていました。用心深い奴ですね〜 近くでは、大きなセミホウボウも見る事が出来ました。2本目は、クマドリK,Aに寄って際に出てみました。途中、ヤセアマダイやイズカサゴが見られました。際では、ニセボロカサゴがいつもの水深で見られました。ここ数日、この場所でずっと見られています。よっぽどこの場所が気に入っているんですね〜 チビジョーも今日はご機嫌に顔を出していました。段落ちでは、ツマジロオコゼやハナタツ・ヒメニセモチノウオ等が見られました。段の上では、ベニK,Aやマツバギンポ・ブチススキベラ等が見られました。昨日に比べ若干水温が上がってくれていました。このままもう少し上がってくれると楽なんですけどね〜 今日のお魚はキツネダイです。しかも♂。キツネダイは、大島では極々普通に見られる魚です。しかし、殆どが♀で♂は非常に珍しい状態です。最近、ずっとこの♂の個体がウロウロしているので、ベラリストの私としてはとても楽しいです。種小名は「oxycephalus」でこれは、「尖った頭」という意味です。吻端が尖っている所が学名の由来なのでしょう。この魚何故か幼魚の存在が明らかになっていません。これだけ成魚が多いのに不思議な話です。もしかしてよっぽど深場にいるのでしょうか? (担当 有馬) |
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