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2007年01月 第 4週( 22日〜28日迄)

2007年01月22日(月)
天 候 曇り後晴れ ポイント: 水 温 16℃
風 向 き 北北東4m 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低) 10℃:6℃ 波 高 2,5m
日中の降水確率    20% 流 れ 無し
満潮:干潮(中潮) 07:26 12:52
 北東の風なので、少し荒れているかと思ったのですが、思ったよりも静かになっていました。今日は、ビデオを持ってシロオビの岩に行って来ました。岩に向かう途中、大きなネコザメがいました。繁殖&産卵の時期で昼間からウロウロしているのでしょう。その下の砂地には凄く太いセミホウボウが居ました。丸々と太っていて、これなら煮付けて食えそうかも・・・と思ってしまいまいした。さて、目的に岩に付くと、いきなりシロオビと目が合ってしまいました。予定としては、気が付かれない内にいつも隠れる亀裂の前に陣取ってしまおうと思っていました。ガイドの時はいつも成功しているのに、今日に限って失敗してしまいました。目的の隠れ家向けて2人(1匹と1人)で、競争したのですが、やっぱり魚には勝てませんでした。側に居たマダラなんかその勢いにビックリして隠れてしまいました。出てくるまで入り口近くで待っている事にしたのですが、ジッとしているとイトヒキやキシマも結構近くに寄ってきます。しかし、ここで浮気心を出したら負けだ!と待つ事数分。やっと穴から出てきました。しかし、ライトを付けた途端また穴の中に・・・ 暫くするとまた出てきてくれました。今度は、なんとかビデオを回す事が出来ました。いや〜やっぱり手強いですね〜カナさんが取り付かれる様に通ってしまうのも分かります。その後は、一気に駆け下りへ向かいました。巨大なイロイザリやイボイソバナガニ等を見て段落ちへ向かいました。いつものイソコンやツマジロオコゼ等を見て、ふとシロクラハゼの事を思い出しました。サージに揺られながら石を捲ると居ましたシロクラ君、しかし、また飛ぶようにして大きな岩の下へ、駄目かと覗くとラッキーな事に小さな石から上半身だけ出していました。おかげでなんとか体半分だけ撮影出来ました。今日のお魚オキゴンベです。幼魚の頃がとても可愛いのですが、これは大きな個体です。いつもこのヤギの上に乗っています。ヤギに付いているウスアカイソギンチャクが開いていると寄り綺麗です。バックがブルーだと、オキゴンベの黄金色の体色が浮立ち実に綺麗にみえます。種小名が「aureus」=「黄金色の-」というだけありますね。
(担当 有馬)


2007年01月23日(火)
天 候 晴れ・曇り ポイント:秋の浜 水 温 18℃
風 向 き 東5m 透 明 度 15m
気 温 (最高:最低) 12℃:7℃ 波 高 2m
日中の降水確率 20% 流 れ 少々
満潮:干潮(中潮) 07:51 13:35
 昨日よりも落ち着いた海になりました。水温も一気に18℃まで上がっていました。今日はゲストから「カサゴ祭り」をしたい!というリクエストを頂きました。実物を見ても、写真に撮っても同定が難しいフサカサゴの仲間をリクエストされるとは、結構ガイドとしては頭を悩ます所です。しかし、基本的に地味な魚が大得意な私としては、ワクワクする内容です。しかも「祭り」ですから、じっくりそれだけで潜って良いという事です。気合を入れて朝から「魚類検索」を見て予習してしまいました。今日はとりあえず、パッと目に付く大型のカサゴ達を中心に見ていく事にしました。やっぱりフサカサゴ科の大ボスフサカサゴを見て、コクチフサカゴへ、この2種は口の大きさで区別が付きます。いまいち分かり辛い画像ですが、この上の画像はコクチの方です。イズカサゴやアヤメカサゴは、そんなに深い水深まで降りなかったので、見れませんでした。しかし、こう意識してみると何故か目に入って来ないもんですね〜 イソカサゴだけが、やっぱりいっぱい目に入りました。いつもなら他のも勝手に目に入って来るもんなんですけど・・・ 流石にそれでだけでは間が持たなくなり、ボブサンウミウシやアカオビコテグリ・サラサゴンベ・イロイザリ等その他の生物もしっかり見てきました。浅場では、ツマジロオコゼ・マツバギンポ・イソコンペイトウガニ等が見られました。最後は、地味なフサカサゴ科の代表種、ムラソイを見てEXしました。いまいち不完全燃焼で終わってしまったので、今日は「前夜祭」という事にしてもらいました。明日が本番!!頑張ります。今日のお魚は、ネッタイフサカサゴです。浅場に結構数がいる地味系フサカサゴの種類なのですが、ま〜まともに種類が分かるのもこれともう1種位なものです。眼状皮弁が房状で太く長いのが特徴です。これは、間違えなくネッタイだと思うのですが、顔の棘まで良く見え無いので、本当は違うかもしれませんね。やっぱりカサゴは奥が深い・・・


2007年01月24日(水)
天 候 曇り・晴れ ポイント:トウシキ・秋 水 温 17℃〜18℃
風 向 き 北北東2m 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低) 11℃:5℃ 波 高 2m
日中の降水確率 20% 流 れ 少々
満潮:干潮(中潮) 08:15 14:23
 今日は、珍しくトウシキに行ってきました。久しぶりのトウシキは、実に静かで透明度も良く気持ちの良い海でした。ロープを降り沖に出て行くと目の前にオオサルパが流れて来ました。トウシキと言えば、どうしてもカメを期待してしまう私。このサルパカメの口元の持って行けば・・・もしかしたら餌付けか!?とクラゲじゃ無いのに勝手に想像し、カメ探しをしました。しかし!!見つからない。根を右から左へウロウロとしてみたのですが結局出会えずに終わってしまいました。虚しく手の中にオオサルパだけが残ったのでした(涙) 全体的には小物は少ない感じでしたが、ミナミギンポやマツカサウオyg(4cm)・ブチススキベラ・ヒメギンポ等 じっくり潜ればまだまだ出て来そうな感じでした。たまに潜りに行くのも新鮮で良いですね〜 2本目は、昨日に引き続き「カサゴ祭り」を秋の浜で開催しました。今日が本番!!と気合を入れてニセボロカサゴを狙って、正面の際を降りて行きました。降りて行く途中には、全然目に入らず仕方が無く、ケラマやカシワ等のハナダイ達を見てみました。少し浅い方に戻ってみると居ましたニセボロ君。ホッと一安心です。その後イズカサゴを求めて根の上を流して行きました。「居ない〜」と泳ぎ回っていると、一緒に潜っていたDr.K氏イズカサゴを教えてくれました。今日は結構「祭り」っぽいぞ〜と根の上を上がって来たのですが、狙っていたヒメサツマカサゴやヨロイメバル等が全然目に入らず、それで今日は終了してしましました。浅場では、ベニイザリウオやマツバギンポ、交接中のイボベッコウタマガイ等を見てそのままEXしてしまいました。結局、この2日間で9種類しか見ていません。もう少し頑張れると思ったのですが・・・ 今日のお魚は、オニカサゴです。大島では極々普通に居るフサカサゴ科の代表種です。何故か昨日は目に入らず、可笑しいな〜と思っていました。今日も小型の個体が1匹居ただけで、他には目に入りませんでした。数が減ったりしているのでしょうか?オニカサゴには、変異型と呼ばれる物が有り、琉球列島と琉球列島を除く南日本では、背鰭の何条数や体の模様等が異なります。クマノミもそうですが、生息地に寄って軟条の数が変るとは面白い話です。中には、軟条の数の違いで別種になっている種類も居る事を考えると不思議な話ですね〜
(担当 有馬)


2007年01月25日(木)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 16℃
風 向 き 北北東5m 透 明 度 20m
気 温 (最高:最低) 11℃:7℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率 10% 流 れ 無し
満潮:干潮(小潮) 08:39 15:20
 久し振りに、スカッ!と晴れ渡りました。”冬晴れ”と言う奴でしょうか?いや・・・西高東低の気圧配置でカラリと晴れる冬晴れとは、若干違いますね。まぁ、いずれにしても気持ちの良い一日でした。しかし、陸上の晴天とは裏腹に秋の浜は大荒れ、エントリーは慎重に左ハシゴから入る事になりました。そして何故か?今日は、参加しない筈の、『カサゴ祭り』最終日を受け持つハメとなってしまいました。苦笑 もう殆どが出揃い、出番は無いと思ってのですが・・・。さて残る数種類をゲットすべく、秋の浜”正面際”から”左砂地”へと彷徨ってきました。まずエントリーすると、物凄い数のイワシの群れに圧倒されました。水が抜け、陽も差し込むので実に美しい光景でした。イワシの中を突き進み、まずはイロイザリbabyに挨拶、そして更に際を落ちていくと、10番目に当たるアヤメカサゴが目に入ってきました。まだ多少若い個体で、綺麗な体色が際立っていました。シマヒメでも居ないかと少し探したのですが、すぐに諦め左砂地へ・・・ここでは狙い通り、ハナミノカサゴが登場してくれました。そしてすぐ近くには、一応『カサゴ目』に属するホウボウの姿と大きなイズカサゴの姿が・・・。残るはサツマカサゴと心に誓い?砂地の”転石地帯”を進むと、あちらこちらでピッピッ!と砂が舞います。良く見ると小さなオキエソの子供達でした。結局サツマカサゴは見つからず、最後のチャンスを段を上がった砂溜り(実際には貝殻や小石が溜まった所)に賭けました。しかし、探すと居ないものですね。普段何気なく潜っていると、普通に目に入るのですが・・・結局浅場のサージにも負け、若干の心残りを胸に秘め、エキジットしたのでした。午後から潜ったチームは、昨日とは違うニセボロカサゴを2個体確認、更に1個体の背ビレ付近には、コガネミノが這っていたそうです。
(担当 柳場)


2007年01月26日(金)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 16℃
風 向 き 西風3m 透 明 度 20m
気 温 (最高:最低) 13℃:5℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率 10% 流 れ 無し
満潮:干潮(小潮) 09:04 16:31
 今日も気持ちの良い青空が広がりました。風も穏やかで、日中はトレーナーで過ごせる程の陽気でした。一周道路沿いの島桜もかなり蕾が膨らみ、気の早い木は白い花を付けています。さて今日は、1本目”右”2本目は”左”と、とても判り易いリクエストを受け秋の浜へ・・・。”ゴロタ斜面”を降りていくと、まずはキツネダイの登場、そして巨大イロイザリの手前では、タキゲンロクダイの子供にヘラヤガラの姿が見られました。”アヤトリの岩”近辺にはテングダイが7〜8匹で固まり、周辺には単体の姿も2〜3個体見られました。そして此処で、ちょっと面白い光景を目にしました。中層に群れるスズメダイに、マトウダイが紛れ込んでいたのです。大きなヒレを全てたたみ、体側の的模様も出ていませんでした。スズメダイの動きに合わせ、右へ左へと泳ぎ回り、すっかり群れの一員となっていました。何時もは海底のトサカやヤギに寄り添っている事が多く、こんなに活発に泳ぐ姿は初めてです。隙を見て、スズメダイを丸呑みにする気なのでしょうか?戻りがけ、フト!水面を見上げると、カツオマグロ(小さめの・・・)か判りませんが、銀色の個体が数匹通り過ぎました。昨日は大沼氏がブリのトルネードを目撃したそうです。この時期としては、珍しい事です。この他に”右の砂地”では、カスザメが2個体見られました。さて、2本目の”左砂地”・・・今日はハナミノの登場も無く、非常に淋しかったです。まぁ、ホウボウセミホウボウは見られましたが・・・。砂地のトサカに、大きなイソコンペイトウガニが着いていました。背中には、貝でしょうか?綺麗なお荷物を背負っていました。浅場に戻る途中のハナウミシダには、立派なコマチコシオリエビ、ゴロタ沿いの岩の亀裂には、アカシマシラヒゲエビの姿も見られました。
(担当 柳場)


2007年01月27日(土)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 16℃
風 向 き 西南西10m 透 明 度 20m
気 温 (最高:最低) 12℃:9℃ 波 高 3,0m 
日中の降水確率 10% 流 れ 無し
満潮:干潮(小潮) 09:33 17:58
 強風の為、西側の海は大荒れです。反面、秋の浜はベタ凪 水中は、多少白っぽさはあるものの、い〜ぃ海でした。さて今日は、”アサヒの根””右トサカ林”へ行ってきました。”アサヒの根”クダゴンベが、目に入りません。かなり丹念に、上下のヤギ周辺を探したのですが見つかりませんでした。何処かに移動してしまったのでしょうか?ベニハナダイの近くにクレナイイトヒキベラが泳いでいました。オシャレ(見れませんでしたが・・・)の近くでは、何と!タテジマヤッコの幼魚が見られたそうです。こんな時期に、まだ生き残ってたんですね。根の中程では、大きなアヤトリカクレエビが見られます。最近個体数が増えているのか?あちらこちらで確認されてます。根の上では、アオリイカが100匹近い群れを作っていました。画像ではよく判りませんが、太陽をバックに仰ぎ見ると身体が透けて見え、とても綺麗です。右のクダゴンベは、今日も健在でした。少し上がったゴロタ地帯にはコブダイの幼魚、そして定位置にタキゲン、そして今日も昨日と同じ体勢で、イロイザリサビカラマツに着いていました。今日は久々にタカベの大群と遭遇しました。しかも3回・・・。明るい海で見るタカベの群れは、本当に綺麗ですね。浅場には、時折サッパの群れも現れます。私の中では、春の魚と言う印象があるのですが・・・、水温の関係で出現が早いのでしょうか?この他には、ベニイザリハナタツ3個体ヒメゴンベヨコシマエビイソコンペイトウガニ等が見られました。
(担当 柳場)


2007年01月28日(
天 候 曇り ポイント:秋の浜 水 温 16℃
風 向 き 西南西8m 透 明 度 18m
気 温 (最高:最低) 11℃:9℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率 20% 流 れ 無し
満潮:干潮(長潮) 10:17 19:25
 雲の多い一日でしたが、週間予報を見て心配していた程の天気の崩れもなく、まずまずの週末を過ごす事ができました。秋の浜も穏やかで、中々GOODなコンディションでした。さて今日の1本目は、”シロオビの根”に行ってきました。トサカ林の入り口でクダゴンベを見て降りていくと、目の前に大きなマトウダイが現れました。帰り掛けにも別個体が居たのですが、この所本当に良く目にします。以前は、とても珍しい部類だったのですが、今ではごく普通の魚になってしまいました。”シロオビの根”に近付くと、周辺が途端に華やかになります。サクラダイスジハナダイイトヒキキシママダラと実に賑やかです。そして一際目を引くのは、やはりシロオビ、今日は婚姻色が出ていたのでしょうか?一段と輝いていました。しかし・・・ゲスト全員が見る間もなく、岩陰に隠れてしまったのはちょっと残念でした。岩の亀裂にはダイダイヨウジ、そして周辺ではツルグエが出たり入ったりを繰り返していました。2本目は”正面際”へ行ってきました。目的はベニハゼSPだったのですが、残念ながら目に入りませんでした。帰り掛けはアカホシカクレエビクシノハカクレエビイソコンペイトウガニ等を観察、浅場ではハナタツマツバギンポベニイザリウオヒメゴンベなどを見て上がってきました。午後から潜った別チームは、”左砂地奥”マダイ若魚の50匹程の群れを見てきたそうです。「まるでスズメダイみたいに群れていた!」と興奮気味に語っていました。
(大きなゴロタの隙間を覗くと、ヒトエガイが移動している所でした。しっかり触覚?を伸ばし、身体がハート型になってるのが笑えました。)
(担当 柳場)