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2007年01月 第 2週( 08日〜14日迄)
| 2007年01月08日(月) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 16℃〜17℃ |
| 風 向 き | 西南西8m | 透 明 度 | 20m〜25m | |
| 気 温 (最高:最低) | 11℃:7℃ | 波 高 | 4,0m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮(中潮) | 08:02 | 13:28 | ||
| 西風は相変わらず強いのですが、気持ちの良い青空が広がりました。まぁ、これが本来の冬の天候なのですが・・・。さて今日の秋の浜は、昨日とは比較にならない程 good なコンデョションでした。水中も明るく、とても気持ちの良い海です。そんな中1本目は、”アサヒの根”へ行ってきました。魚影は左程濃く感じられなかったのですが、ソフトコーラルは生き生きとし、実に素晴らしい景観でした。特に目的は無く、クダゴンベ・ウイゴンベ・マツカサウオ等を見て後は景色を堪能してきました。戻り際”25の岩”付近でヤセアマダイが見られました。更にその近くでは、10匹近いオグロクロユリハゼ幼魚も群れていました。南方系の彼らは暫く姿が見えなかったのですが、水温の上昇に刺激されて巣穴から出てきたようです。”オハギ”の下には相変わらず、アカオビコテグリ、そしてウミトサカにはサラサゴンベが着いています。2本目は”正面際”を潜ってきました。際を降りていくと、あちらこちらに青白く輝くハナハゼの姿が見えます。そして此処でも、ゴロタの影にヤセアマダイが出ていました。際でアサヒを探したのですがこちらは目に入らず、スジハナダイやカシワを見て浅場へと戻りました。”左砂地”の中層には、50パイ近くのアオリイカが群れていました。そしてムチカラマツの向こうには、久々にヒレナガネジリンボウの姿も見られました。しかしこのヒレネジ、寒いのでしょうか?巣穴の入り口でジ〜ッと動きません。ライトを当てながらゲストの方と30cm程まで近付いたところで、やっと巣穴に戻っていきました。浅場は、ベニイザリ・ハナタツ・ツマジロオコゼ・タテキン幼魚にヨコシマエビ等が見られました。 (担当 柳場) |
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| 2007年01月09日(火) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 17℃ |
| 風 向 き | 北東3m | 透 明 度 | 15m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 10℃:4℃ | 波 高 | 2m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(中潮) | 08:26 | 14:11 | ||
| やっと風がおさまり、静かな海になりました。透明度も良く最高の海です。今日は右に行ってきました。駆け下りに出ると異様に魚が多く感じました。イサキやミヤケスズメダイ・キンギョハナダイ等、居るのは極々普通種なのですが、これだけ数が居るととても迫力があります。最近、元の場所に戻って来ている、巨大イロイザリを見に行ってきました。今日も、同じカラマツにいつもと変らず付いていました。逆さまに写っていますが、実はこれ縦写真です。水がとても良いお蔭で煽って撮るだけでこんなバックが青くなりました。冬の透明度の良い時期にワイドな写真を撮ってみてはいかがでしょうか?そのすぐ下には、これまた巨大なヒラメも見られました。大きな物が続いたせいか、次に見たクダゴンベが、凄く小さく感じてしまいました。砂地に出るとカスザメが見られました。そのすぐ側にはハナアナゴも見る事が出来ました。何度も砂から出てもらい、最後には怒った様に泳ぎ去ってしまいました。ちょっと可愛いそうな事をしてしまいました。浅場では、イソコンやベニイザリ・ハナタツ・マツバギンポも見られました。今日のお魚は、シマシロクラハゼです。岩の下をチョロチョロと逃げ回るこの手の魚は、大島には数多くいます。セジロハゼ属やミミズハゼ属・シロクラハゼ属等が良く見られる種類です。その中でもシロクラハゼ属に属する種類では、キマダラハゼが大変人気があります。今日も2個体見る事が出来ました。実はこの画像一昨日撮影した物で、撮影時はてっきりキマダラハゼだとばかり思っていました。良く見ると頭の項部の白線の入り方がちょっと違う事に気が着きました。もしやと思い画像を拡大してみると、キマダラとは違い眼状皮弁の後端が突出していました。シロクラハゼ属にはもう1種「シロクラハゼ」というのが居ます。この種は項部の白線が広い事で区別が付くようです。とても微妙な差なのですが、この画像をどう見ても白線は鰓蓋にかかっていないので、暫定的にシマシロクラハゼにしました。さて、我こそはハゼ好きだというマニアックな方々、この分析どう思いますか? (担当 有馬 |
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| 2007年01月10日(水) | ||||
| 天 候 | 晴天 | ポイント:ケイ・秋 | 水 温 | 17℃ |
| 風 向 き | 南西3m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 13℃:3℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 有り(ケイ) | |
| 満潮:干潮(小潮) | 08:50 | 15:02 | ||
| 風も穏やかな、気持ちの良い一日でした。さて今日は、ケイカイ・秋の浜と2本続けて、リサーチに行ってきました。ケイカイは”ブラザーズロック”まで足を伸ばしてみたのですが、”24の砂地”を抜けた辺りから、物凄い流れが掛かっていました。海底を這う様にしてやっと進める・・・そんな感じでした。それにしても、流れがあると魚達は生き々としますね。物凄い数のイサキが根の周辺を乱舞し、この時期珍しいタカベの群れも姿を見せました。しかし、お目当てのキンメモドキの群れは、全て消えてしまいました。おそらく、数日前の大波で、散り散りになってしまったのでしょう。何処かにまだ群れているのかも知れませんが、とても残念です。帰り際”ヒゲダイの根”では、クエ、ヒゲダイ、テングダイ、大きなコブダイ(♂?)等が見られました。2本目秋の浜は、コンパスを取りながら”右30℃方向”をリサーチしてきました。慎重に方位を確認しながら沖へ出て行くと、水深27m付近で、左手にイロイザリの着いた岩(距離7〜8m)が見えました。昨日のログでも紹介してましたが一応確認の為に近付くと、いきなり妖しい動き・・・そっと見ていると、大きなアクビを3回してくれました。3度目は身体が倍になったと思われる位、大きなアクビでした。いや〜、それにしても凄い口ですね〜。さて正面に”アヤトリの岩”を確認し、”右の砂地”へ・・・。此処ではカスザメ3個体、正面ではグリーンの綺麗なスナイソギンチャク等を見て上がってきました。浅場では久し振りに、キンチャクガニ探しをしてみました。10分ほど探して、「もうダメか?」と諦め掛けた時・・・居ました。申し訳程度のカニバサミイソギンチャクを着け、それでも一生懸命威嚇する姿は、何とも言えず可愛らしかったです。当然、そ〜っと小石を戻してきたのは、言うまでもありません。きっと昨年何度も海底が洗われたので、彼らの数も激減したと思われます。また増えてくると嬉しいのですが・・・。 (担当 柳場) |
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| 2007年01月11日(木) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 16℃〜17℃ |
| 風 向 き | 北東2m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 10℃:2℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 有り(ケイカイ) | |
| 満潮:干潮(小潮) | 09:16 | 16:07 | ||
| 朝一、秋の浜は波がやや有りました。しかし、入ってしまうとそれ程サージは感じませんでした。正面の際を降りてきました。サラサゴンベを見て降りて行くと、イズカサゴが鎮座していました。ベニハナダイやスミレナガハナダイ・アサヒハナゴイ等のハナダイ達を一通り見て、最近噂のTHEイザリウオを探してみました。残念ながら出会う事は出来ませんでした。変りにヤセアマダイが泳いでいました。浅場では、コウワンテグリやキリンミノ等が見られました。2本目はケイカイに行ってきました。昨日のログにも載っていましたが、今日も強い流れがかかっていました。ケイカイに入る度に見る、巨大なツノダシがいます。今日はテングダイと絡んでくれたので、その多きさが良く分かりました。大体テングダイの半分位の体長がありました。18の砂地を目指す途中には、アカシマシラヒゲエビが見られました。奥の個体はウツボをクリーニングしています。白い歩脚を横に振る仕草は何とも言えない可愛らしさがあります。砂地に入っても流れが強く、吐いたエアが真っ直ぐ上がれずに、暫く横に流れて行くほどでした。真っ白のベニイザリや大きく成長したミナミハコフグ等、小物じっくり見る事が出来ました。しかし、こんな時期に西側にあれ程の流れがかかるのは、初めての経験です。黒潮が上がって来ている様で、その影響だろうとは思うのですが、それならもう少し温かくしてもらいたいものです。ま〜流れに逆らい必死で泳ぐので、ある意味体は暖かくなるのんですけどね。今日のお魚は、アゴハゼです。タイドプールや波打ち際等、タンクを背負って行くには浅過ぎる水深を好んで生息している為、あまりダイビングでは馴染みのない魚です。しかもこの地味〜な体色。益々、注目度は下がります。しかし、幼魚の頃は浮遊生活をおくり、群れで見る事が出来ます。その時には、ついついガイドでも見せてしまいます。同属の「ドロメ」と言う種類がいます。生息場所や分布はかなり酷似し、大島に居ても可笑しくないのですが、今迄何故か見た事がありません。アゴハゼよりも大型になるらしく、10cmを越える物もいるようです。そんなにデカければ、目に入りそうな気もするんですが・・・ いつか見つけてみたいですね。 (担当 有馬) |
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| 2007年01月12日(金) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 16℃ |
| 風 向 き | 南南西2m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 11℃:7℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(小潮) | 09:45 | 17:26 | ||
| 今日も気持ちの良い青空が広がりました。そして秋の浜も昨日の嫌なウネリが消え、中々good なコンディションとなりました。さて今日は”アサヒの根”をゆっくり回ってきました。根の中程を降りていくと、10cm程に成長したトサヤッコが泳いでいました。南方系が徐々に減りつつある中でこの手の魚に出逢うと、ちょっとホッ!とします。(hot?)すぐ横にはベニハナダイが4個体、近くではツルグエやヤリイトヒキベラ♀の姿も見られました。浅場へ戻りかけると、上からマトウダイが降りてきました。しかも2個体・・・数年前まで、大島ではあまり目に付かなかったのですが、昨年頃から遭遇率が高いですね。クダゴンベやアヤトリを確認して砂地に出ると、セミホウボウが泳いでいました。個人的にはかなり好きな魚なのですが、最近良く目にするこの個体は、今ひとつ色が冴えません。やはり大きなヒレを広げた時に、ハッ!とする様な、濃いブルーが欲しいですね。笑 ”落ちそうな岩”の下では、大きなキツネダイが泳いでいました。この魚、大島では30m前後で見られるのが普通なのですが、最近10m台でも良く見掛ける様になりました。魚種によって水深による住み別けがあると思うのですが、何かの要因で生息域が広がりつつあるのかも知れません。段落ちに居たタテキンも、遂に消えたようです。ツマジロの姿も見えませんでした。ハナタツやベニイザリウオは相変わらず健在、”オーバーハング”の亀裂では、ガンガゼカクレエビ等も見られました。 (担当 柳場) |
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| 2007年01月13日(土) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 16℃ |
| 風 向 き | 北3m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 12℃:4℃ | 波 高 | 2m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(長潮) | 10:22 | 18:44 | ||
| 相変わらず静かな秋の浜が続いています。今日は正面に行ってきました。目的は前回振られたTHEイザリウオです。目的の場所で探す事約20分。残念ながら今日も振られてしまいました。ここまで来るとちょっと意地になってきます。必ず次こそ見つけてみせるぞ!!と心に誓いました。目的の物には出会えませんでしたが、同じ場所をクルクルと回っていると色々と目に入って来て、それもそれで面白い物です。珍しいという程の物はそんなにいませんでしたが、ニシキオオメワラスボがまだ生き残っていました。まだ5cm程の可愛い個体でした。ヤセアマダイの姿も見る事が出来ました。しかたがなく?その後深場まで降りてみました。ベニハナダイやスミレナガハナダイ等は今日も同じ場所で見られました。先日、今日のお魚で「シマシロクラハゼ」と書いた魚ですが、専門家の話を聞いた所「気になる点のあるが、シロクラハゼだと思われる」という回答を頂きました。今日も探してみると、若干場所が変っていましたが、発見する事が出来ました。しかし、石を捲りカメラを構える暇も無く、大きな岩の下に逃げ込まれてしまいました。これでは、ガイドで見せるのはちょっと難しそうです。段落ちでは、ツマジロオコゼが復活していました。その後、梯子の側で石を捲ってみるとモゾモゾと変な動きをしているトガリオオギガニがいました。どうやら脱皮直後だった様で、隣には脱ぎたての殻がありました。脱いだ中身の方は、柔らか〜い甲羅で、気持ちの良い感触でした(笑) 並べて撮影してみたのですが、どうですか?このサイズの差。約1,5倍に大きくなっています。一回の脱皮の威力というのは凄い物ですね〜脱ぐ前はかなり窮屈だったでしょうね。今日のお魚は、マツバギンポです。数年前に出現して以来、なんだかんだと毎年見る事が出来ています。この個体は結構全身出している事が多く、今日もバッチリ尾鰭まで撮影出来ました。種小名は「atrocinctus」で「atro-」は「暗色の」 「cinctus」は「帯を締める・ベルト」という意味です。そう思って見ると確かに暗色横帯がありますね。 (担当 有馬) |
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| 2007年01月14日(日) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 16℃ |
| 風 向 き | 北東4m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 10℃:5℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(若潮) | 11:15 | 05:10 | ||
| 左程風は強くないのですが、島周りにはウネリが入っています。午前中の秋の浜は、エントリーを躊躇する程でした。さて少しパワーの落ちてきた昼頃を狙って、ゆっくり”−30の岩”付近を回ってきました。右ゴロタ駆け下りへ向かうエッジ付近には、ツノダシが数匹群れていました。この魚、シーズン中の体験ダイビングでは、とても人気の高い魚です。ゲストの殆どの方が「エンゼルフィッシュを見た!」と嬉しそうに話します。一応「エンゼルフィッシュみたいなの居ましたね〜」と答えるのですが・・・。冬に入り本格的に水温が下がり始めると、殆どが消えてしまいます。そして何故か?消える間際になるとバラバラで居た個体が集まるのです。集まって何処かに集団で移動するのか?弱ってオチてしまうのか?これは判っていません。現れる時もある程度の大きさにならないと、目に入りません。この周辺では色々謎の多い魚だと思います。色の少ないこの時期、駆け下りではレンテンヤッコがよく目立ちます。個体数が多いのであまりガイドネタになりませんが、日本固有、しかも温帯種という事でかなり貴重なヤッコです。右の砂地を降りていくと、カスザメやカレイの仲間が目に入りました。”−30の岩”を一巡したのですが特に変わったものは無く、ウイゴンベやオキゴンベ、サガミリュウキュウウミウシ等が目に留まっただけでした。あまりのネタ不足(苦笑)に、ついフラフラと下に降りツリフネキヌヅツミガイを見てきました。実に綺麗な貝で、私のお気に入りです。しかし、どうしてこんな外套膜を羽織っているのでしょう。宿主のポリプに”似せている”のでしょうか?それとも偶然”似てるだけ”なのでしょうか?不思議ですね〜。 (担当 柳場 |
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