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2006年12月 第 4週( 25日〜31日迄)

2006年12月25日(月)
天 候 曇り・雨 ポイント:秋の浜 水 温 16℃〜17℃
風 向 き 東北東5m 透 明 度 15m
気 温 (最高:最低) 10℃:8℃ 波 高 2,5m
日中の降水確率    50% 流 れ 少々
満潮:干潮(中潮) 08:47 13:53
 北東の風のせいで、荒れた海になりました。今日はアサヒの根に行って来ました。根に向かって行くと、下に大きなオタマジャクシみたいな物が見えました。体長1m程のネコザメでした。根に入るとすぐにオシャレハナダイの姿が目に入りました。岩の下から顔だけ出していました。その側にはアカオビコテグリやダイダイヨウジがいました。今日の目的はベニハナダイ、若干流れがかかっていたせいか、ずっと同じ場所でホバリングをしており、実に写真は撮り易かったです。その横では、クダゴンベやアヤトリカクレエビ・オガスズメダイが見られています。スミレナガハナダイも定位置で見られました。このスミレ逃げると何故かこの綺麗なヤギの側に寄り添います。自分からバックの綺麗な所に行くなんて、な〜んて偉い奴なんでしょう。その後、先日発見したチビハナダイのチビを観察して、浅場へ戻りました。チビジョーもばっちり顔を出していましたし、黄色いチビイロイザリも健在です。浅場へ戻るとサージが大分強くなっていました。段落ちでは、オレンジのイロイザリキリンミノ・ハダカハオコゼ等が見られました。段の上の謎のネズッポygですが、個人的にはミヤケテグリで考えがまとまりました。梯子の近くでは、大きく成長したコウワンテグリが2個体見られました。5cm位のと3cm位の個体です。どちらも体色は、成魚に近くなっており、お世辞にも可愛いとは言えません。明日は、波が5mになる予想です。果たして潜れるのでしょうか?? 今日のお魚は、マダラエソです。過去にこのコーナーで書いた時には、確証が持てず一応マダラエソという感じの書き方でしたが、今回は紛れもなくマダラエソです。どうです!この地味さ!画像を小さくしたら何処に魚が居るのか分からなくなってしまう位地味です。しかし、この魚「超」が付く程のレアな魚で、私はこの個体で2個体目の発見になります。ま〜どんなに大島で珍しくても、これだけ地味なら人気が出ないのも分かりますが、一応強調しておきます。珍しいエソなんです!!(一応) 種小名は「gracilis」で、これは「細長い」という意味です。しかし、エソは皆細長い様な気が・・・ 他の寄りどれだけ細長いのでしょう?それとも何処かが細長いのでしょうか? ま〜とにかく今日は珍しいエソのお話でした。(しつこい?)
(担当 有馬)


2006年12月26日(火)
天 候 ポイント: 水 温 ℃〜℃
風 向 き 透 明 度 m〜m
気 温 (最高:最低) ℃:℃ 波 高
日中の降水確率 流 れ
満潮:干潮(小潮) 09:24 14:54
 天候不純の為、本日はクローズとなりました。なので、スタッフログもお休みさせて頂きます。申し訳有りませ〜ん。明日お天気は回復するようですが、太平洋側は大荒れになる予報・・・困ったものです。


2006年12月27日(水)
天 候 晴天 ポイント:クローズ 水 温 ℃〜℃
風 向 き 西南西11m 透 明 度 m〜m
気 温 (最高:最低) 18℃:13℃ 波 高 6 m
日中の降水確率 0% 流 れ
満潮:干潮(小潮) 10:01 16:08
 雲ひとつ無い青空が広がり、暖かな一日でした。しかし、秋の浜には東側の岬から大きなウネリが押し寄せ、とても潜れる状態ではありません。風が変わったので、波は無いのですが・・・。そして西側は、桟橋まで被る大波が押し寄せています。島周りは、昨夜の雨の影響でしょうか?沖合い150m位まで、茶やグリーンに水の色が変わっています。さて、明日は回復するのでしょうか?心配ですね。


2006年12月28日(木)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 15℃〜16℃
風 向 き 西11m 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低) 14℃:6℃ 波 高 5m
日中の降水確率 20% 流 れ 無し
満潮:干潮(小潮) 10:38 17:29
 風速10mを越える西風のせいで、今日もJFは欠航してしまいました。そのかわり、秋の浜は静かになっていました。心配していた透明度も15mを越える程、綺麗な状態でした。今日は、アサヒの根の下まで降りてみました。目的は、「スジチガイ(筋違い)」と通称で呼ばれる、ナガハナダイ属の1種Pseudanthias rubrolineatus)です。デジカメ君を一緒に連れて行けない場所なので、実物の画像がありません。無事に目的のハナダイも見つかり、撮影をしてきました。帰りにアサヒの根に寄ると、小さい方のオシャレが目に入りました。いつものクダゴンベやアヤトリカクレエビ・スミレナガハナダイも同じ場所で見る事が出来ました。砂地を這うように戻って来ると、ウデフリツノザヤのチビが目に入りました。その後、黄色いチビイロイザリだけ見て、浅場へ戻りました。浅場へ戻り、冷静に周りを見ると、かなり石が引っくり返されています。昨日・一昨日のウネリの凄さを目の当りにしました。その影響で、今迄居た小物達もすっかり姿を眩ましてしまいました。それでも、ヒメニセモチノウオやタテキンyg・ハダカハオコゼ等は健在です。段の上もかなり水底が荒れていました。とりあえずベニイザリ等を見てEXしました。明日もまだ波が高い状態が続くようです。JFが無事に就航するのを願います。今日のお魚ベニハナダイです。大島では、そんなに珍しいという程の魚ではありませんが、水深がやや深い為、気軽にお見せ出来ない場合があります。しかし、今は比較的見易い水深に居てくれる事もあり、高確率で見る事が出来ます。この淡いピンクの体色と薄っすらと入る頭部の黄色、実に綺麗なハナダイです。「日本の海水魚」(第2版)では、学名がありませんでした。今は、「Pseudanthias engelhardi」という立派な学名があります。
(担当 有馬)


2006年12月29日(金)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 15℃〜16℃
風 向 き 北西6m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 8℃:4℃ 波 高 3,0m
日中の降水確率 10% 流 れ 無し
満潮:干潮(長潮) 11:19 18:43
 天気は良かったのですが、いきなり南下してきた寒気団の影響で、寒い一日となってしまいました。明日は、今日以上に冷え込むそうです。水温の下がり方も異常な程早く、参ってしまいます。さて今日はスクーターを使って、とあるラインの確認に行ってきました。その後、ちょっと広範囲をリサーチ・・・と内心思ってたのですが、たまたま初めに辿り着いた場所が”シロオビの根”だったのが災いし? 写真に夢中になってしまいました。(笑)身体に決して良いとは言えない水深ですが、実に魅力的な魚がこの周辺には群れています。過去にあまり経験した事が無い、華やかさです。しかし、その魅力に取り付かれ油断をすると、アッ!と言う間に減圧が出てしまうのが、怖いところですね。ゴロタ斜面では、ホウキハタが2個体じゃれあっていました。♂♀なのでしょうか?近くでは大きなキツネダイ(♂)がウロウロしてたのですが、2匹の方をチラチラと気にしているようで、ちょっと可笑しかったです。人間社会でも、見て見ぬ振りをしつつも、やっぱり気なる・・・って事、有りますよね。笑
(担当 柳場)


2006年12月30日(土)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 15℃
風 向 き 西南西3m 透 明 度 18m〜20m
気 温 (最高:最低) 10℃:1℃ 波 高 3,0m 
日中の降水確率 10% 流 れ 無し
満潮:干潮(若潮) 12:07 05:57
雲ひとつ無い青空が広がり、最高のお天気でした。しかし、水は冷たいですね。早くも15℃台に突入です。さて今日の1本目は、”アサヒの根”に行ってきました。まずはクダゴンベに寄ったのですが、寒いせいか?殆ど動きがありません。背鰭をたたみ、ヤギの枝の間で身をかがめていました。クダゴンの下では、ベニハナダイのチビを2個体確認。オシャレも探してみたのですが、今日は目に入りませんでした。根のトップ付近でウイゴンベを見た後、フト!顔を上げると何と!!!すぐ目の前に体長1メートル程のマンボウが2個体、泳いできました。実はこの魚、水族館では見ていますが、水中では出会った事が無かったのです。すぐにゲストに教え、急いでデジカメを向けたのですが、この一連の動きでマンボウはくるりと向きを変え、泉津方向の水面へと泳ぎ去ってしまいました。しかも向けたデジカメは休息状態・・・液晶にマンボウの姿が写った時には、はるか彼方に消えていくところでした。(画像が使えず、悔しいっす!!)さて2本目は、ホンの僅かな期待を懐きつつ、”右のトサカ林”へ・・・。相変わらず、巨大イロイザリは何時ものウミカラマツに寄り添い、そしてすぐ横の台の上には1メートル近いヒラメ、戻り掛けた所では数週間前に島のT・Kさんが見付けたハダカハオコゼが、い〜ぃ感じでオレンジのヤギに乗っていました。ついでに、近くのクダゴンベに寄ってみたのですが、こちらも元気が無く殆ど動きません。やはり南方系の魚は水温が16℃を切ると、厳しいのでしょう。このまま水温が下がり続けると、この冬ちょっとヤバイですね〜。
(担当 柳場)


2006年12月31日(
天 候 晴れ ポイント:ケイ・王 水 温 15℃〜16℃
風 向 き 北東6m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 9℃:5℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率 10% 流 れ 無し
満潮:干潮(中潮) 12:55 07:23
 2006年大晦日、多少雲は多目ながらも良いお天気に恵まれました。しかし、午前の秋の浜は北から大きなウネリが押し寄せ潜水不可・・・と言うわけで1本目は、ケイカイ スクーターツアーに行ってきました。根の間を縫う様に進み”24の砂地”を過ぎ”ヒゲダイの根”に着くと、根のスリットに大きなマダラエイの姿が見えました。そして周辺は物凄い数のイサキ、暫くその群れを眺めていると、今度は数百匹のブリの群れが現れました。そして上を見上げると水面近くにはマグロの群れ・・・イサキ・ブリ・マグロと殆ど同じ視界の中で見たのは勿論初めて、思わず興奮してしまいました。さて、更に先へ進んで最終目的地”ブラザーズロック”へ・・・。此処は更に物凄い数のイサキが回り、水深30から立ち上がる大きな根が隠れてしまう程でした。そして根の上にはキンメモドキが雲の様な塊を作り、周辺には大きなヒゲダイが3匹うろついていました。根の亀裂には、大きなヤセエビス巨大ミノカサゴの姿も見られました。帰り掛けに通った根の上では、普段見掛けないサメが休んでいました。デジカメを向けると反転して根の裏側に消えてしまいました。(画像が無いのがちょっと残念です。)砂地と根の際には数個体のドチザメ、そして岩陰で休む甲長1メートル以上有りそうなウミガメも見られました。それにしても当に大物三昧、凄いケイカイでした。 午後には多少秋の浜も落ち着いた様でしたが、一応王の浜へ行ってきました。流石にこの低水温で、南方系の稚魚達は殆ど消えています。唯一残っていたナンヨウハギも体がボロボロになっていました。相変わらず、正面のクエは見応えがあります。今日もホンソメのクリーニングを受けていました。帰り掛けは、ナガレモエビ2個体トサカガザミコウワンテグリbaby等を見て、上がってきました。
 さて皆さん、この一年どんなダイビングをなさいましたか?天候に泣かされた方も少なくないと思います。シーズンの前半は南方系も少なく、寂しい思いをした方も多い事でしょう。しかし、後半はかなり挽回した様に思います。さて来年はどんな海が待っているのでしょう?今から楽しみですね。それでは皆様、風邪など召しません様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。
(担当 柳場)