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2006年12月 第 3週( 18日〜24日迄)
| 2006年12月18日(月) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 17℃ |
| 風 向 き | 東4m | 透 明 度 | 15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 13℃:5℃ | 波 高 | 2m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(中潮) | 14:16 | 09:02 | ||
| 昨日の西風の影響で西側は荒れた状態が続いています。かと言って秋の浜も静かではありませんでした。その影響か少し白濁っていました。1本目は右に行ってきました。狙いは巨大なイロイザリウオです。昨日と全く同じ場所に同じ格好で付いていました。一瞬オオモンかと思う程のサイズです。今度正確に計ってみようと思っていますが、20cmはありそうです。その後、駆け下りでブダイベラygが見られ、砂地ではクロイトハゼやセミホウボウを見て上がってきました。2本目はのんびり正面を周ってきました。コケギンポsp.を見て降りて行くと、大きなアカオビコテグリが這っていました。クマドリを探したのですがやはり姿が見られませんでした。側のイロイザリ(YL)は今日も同じ様な所で見られました。そのままサラサゴンベを見て、浅い方のイロイザリ(YL)へ、深い方の奴と比べてみたのですが、大体同じ様なサイズです。浅場では、ミナミトゲアシガニやキリンミノ・ハダカハオコゼ等が見られました。先日、現地スタッフの方に教えてもらった、オレンジのイロイザリも同じ場所で健在でした。段の上では、ベニイザリウオ・セソコテグリyg?等が見られました。この時期になってから異様にイロイザリの数が増えてきました。今年は、やっぱり出現が少し遅めの様です。水温は確実に落ちて来ているので、どこまで生き残れるか心配です。今日のお魚はイロイザリウオです。今日1日でイロイザリを4個体見ることが出来ました。多分、大島では死滅回遊魚になるのだと思います。イザリウオの仲間と言えば、どうやら来年にも名前が変りそうです。知り合いの研究者から話は聞いていたのですが、先日雑誌にも紹介されていた話です。どうやら「イザリ」を含む差別用語9つが付いた和名を来年2月には正式に変更するそうです。なんとイザリウオは「カエルアンコウ」に変る可能性が高いという話でした。う〜ん じゃ〜イロイザリはイロカエルアンコウになる訳ですね。理由が理由だけに致し方が無いとは思いますが、やはり少し違和感を感じます。来年2月と言えば、もうすぐです。今から慣れておくのも良いかも知れませんね。それでは、早速使ってみます。「明日もクマドリカエルアンコウを探すぞ〜〜」 (担当 有馬) |
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| 2006年12月19日(火) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 17℃ |
| 風 向 き | 北東3m | 透 明 度 | 15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 12℃:5℃ | 波 高 | 2m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮(大潮) | 14:51 | 09:46 | ||
| 今日も少し波立つ秋の浜になりました。1本目は、また右に巨大イロイザリを見に行きました。サイズを測ってみた所、約21cmありました。地元ダイバーのKさんから教えてもらった、新しいハダカハオコゼを見てきました。段落ちに居る奴に比べると一回り小さい感じでした。駆け下りでは、ブダイベラやアカスジウミタケハゼ・ハタタテハゼ等が見られました。その後、砂地に降りるとカスザメが寝そべっていました。アカホシカニダマシを見て、浅場に戻ろうとするとシマアジが6匹泳いできました。こんな時期でもいるんですね〜 2本目は正面の際に行ってきました。黄色いイロイザリを見て降りて行くと、今日もアサヒハナゴイがペアで泳いでいました。側にはケラマハナダイやスジハナダイも泳いでおり、ハナダイ系はまだまだ充実です。他にはミナミハコフグの極小サイズやチビジョーフィッシュ・キツネベラyg等を見る事が出来ました。段落ちで、オレンジのイロイザリやベニイザリ・タテキンyg等を見て、段を上がると見た事の無いウミウシが目に入りました。調べてみるとツマグロミノウミウシという種類でした。石の下に張り付くように隠れていました。大きさは3mm程と言ったところでしょうか?目では何者なんだか良く分からないサイズです。先日、セソコテグリygと書いたネズッポの幼魚を今日も見てきました。なんだか眼の下に白い線が見えて来たような気がして来ました。そうなるとこれはミヤケ?? う〜ん 本当に奥が深いですね。今日のお魚は、ムスメハギです。死滅回遊魚なのですが、まだ生き残っています。いつも亀裂の周りをフラフラと泳いでおり、危険がせまるとその亀裂に身を隠します。最近は、水温の低下の影響か結構、動きが鈍く写真も撮りやすくなってきました、。こうやって写真を撮ってみると、少し薄化粧をしたような体色は、「娘」と称する値する美しさがあります。種小名は「bursa」で、これは「袋」や「バッグ」といった「包む」という意味です。体型は確かに小さなバッグの様に、長卵型ですが・・・ 一体何をイメージしてこの学名を付けたのでしょうね? (担当 有馬) |
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| 2006年12月20日(水) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:王・秋 | 水 温 | 16℃〜17℃ |
| 風 向 き | 北北東7m | 透 明 度 | 13m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 12℃:7℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮(大潮) | 15:28 | 10:25 | ||
| 雲は多目ながらまずまずのお天気でした。しかし北東の風が吹き、秋の浜には大きな波が打ち寄せていました。さて今日の1本目は、王の浜の”トリプルアーチ”へ行ってきました。久々にゲストの方と、スポーツダイビングです。笑 前回、計5個体のカメと遭遇したので今日も期待したのですが、何故か?1匹も目に入りませんでした。しかも行きは向かい潮・・・ドライで来てしまった事を後悔しても、後の祭りでした。苦笑 何時もの目標物を辿りながら大きなアーチへ着くと、アーチの中はイサキで埋め尽くされていました。画像を使おうと思ったのですが、魚しか写っていないのでアーチの紹介にならず、結局上の画像となりました。2番目のアーチ周辺ではテングダイが4〜5匹、そしてテングダイと並んでも殆ど大きさに違いの無いハタタテダイが、2個体泳いでいました。それにしても巨大ですね〜。思わず「でっけ〜!!!」と叫んでしまう程です。3番目のアーチ周辺にはイズヒメエイ?やホシエイの姿が多く見られました。そしてアーチの根を回り込んだ所では、1m半程有りそうな巨大なクエが、クリーニングを受けていました。しかし、こちらのクエは正面の個体とは違い、まだまだ人馴れしていない様です。近付くと根の影へ回り込んで、姿を消してしまいました。帰りは潮に乗って、アッ!と言う間に通常コースへ(とは言え、やはりボートを利用するのが良いですね〜)・・・ナンヨウハギやヤリカタギに寄って帰ってきました。エキジット間際のナガレモエビ属は健在でしたが、カミソリウオ ペアの姿は幾ら探しても目に入りませんでした。残念!2本目は、秋の浜の正面をゆっくり潜ってきました。初めに寄った右ゴロタでは、数個体のbaby入りネコザメ卵が確認できました。しかし、今年は海が大荒れした為か?数が少ないですね。ネコザメbabyに逢いたい方は、お早めにリクエストして下さい。もう何時ハッチアウトしても良い状態まで育っています。 (担当 柳場) |
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| 2006年12月21日(木) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント: | 水 温 | 17℃ |
| 風 向 き | 北東7m | 透 明 度 | 15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 13℃:9℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 50% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(大潮) | 06:12 | 11:02 | ||
| 北東の風の影響で荒れた海になりました。今日は右から正面に流してみました。最近、急に右に行く機会が増えてしまいました。駆け下りを流すとアカスジウミタケハゼが、いっぱい付いているサンゴがあります。今年は全体的に数が少なかったのですが、ここだけいっぱい集まっています。そのままハダカハオコゼを見て、巨大なイロイザリを見てきました。イロイザリは、サビカラマツから降りて、カイメンに寄り添っていました。クダゴンベも健在で、撮影し易い所にいてくれました。何故かいつもここまでで他を散策する時間が取れません。もっとネタを探さないといけないようです。砂地で、アカホシカニダマシを見て正面に周ると、ヒメニセモチノウオの少し成長した個体が見られました。その頃には、もう窒素が・・・ 慌てて浅場へ戻りました。途中イソコンを見ているとカナさんからキカモヨウウミウシを教えてもらいました。段落ちでは、オレンジのイロイザリやベニイザリ・タテジマキンチャクダイ等が見られました。段の上はかなりサージがきつく、ミヤケ?orセソコ?のygもゆっくり見られない位でした。明日は、今日よりも海が荒れそうです。予想に反して静かになれば嬉しいのですが。今日のお魚はブダイベラです。大島では、珍しい部類に入るベラです。良く似たタキベラの仲間とは、ちょっと違いブダイベラ属という個別の属まで持っています。大抵、出現するのは、画像にある通り幼魚です。ホンソメワケベラそっくりで、パッと見区別が付き辛いです。しかもちゃんとクリーニングもするので、なおさらです。昨年、王の浜に出た個体は、大きさ10cm以上に成長しており、成魚の特徴が出ていました。中には生き残る奴もいるんですね。種小名には、「moluccanus」が使われており、これは「インドネシア・モルッカ島の」と言う意味です。場所を表す時には、大抵「−ensis」が付くんだろうと思っていました。実に奥が深いですね。 (担当 有馬) |
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| 2006年12月22日(金) | ||||
| 天 候 | 曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 17℃ |
| 風 向 き | 北東6m | 透 明 度 | 12m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 12℃:7℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 50% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(中潮) | 06:51 | 11:39 | ||
| 朝から天気も悪く、海も荒れていました。今日は、最近流行?のシロオビの岩へ行ってきました。カメラ片手に意気揚々と泳いで行ったのですが、進めば進むほど海はドンドン暗くなって行きます。目的地に着いてシロオビを探し始めたのですが、暗くていまいち分かりません。周りを見るとイトヒキハナダイやキシマハナダイ・ヤリイトヒキベラ等が居たので、欲張らずそれを撮影してきました。浅場へ戻る途中、やはり巨大なイロイザリが気になりついつい寄ってしまいました。そうなるといつものメンバーが気になってきます。ハダカハオコゼやブダイベラもやっぱりチェックしていましました。毎日、同じ生物ばかり書いていますが、どうしても近くを通ると寄らずにはいられない様です。砂地に出るとセミホウボウが泳いでいました。追いかけてみたのですが、ある所から急に方向転換をし、戻ってきます。どうやらその先にいるカスザメに気が付いているようです。その後、ミナミトゲアシガニを撮影しに行きました。いつもならイソギンチャクの影に隠れているのですが、水中が暗いせいかイソギンチャクも縮んでおり、楽に撮影が出来ました。浅場では、イソコン・イロイザリ(オレンジ)・コウワンテグリの成魚等が見られました。最近、連日して書いているこの→ネズッポですが、なんかミヤケかな〜という気もしてきました。もう少し大きく大きくなるまで生き残ってくれれば良いのですが・・・ 今日のお魚はマダラハナダイです。このハナダイ見たさについつい深場へ・・・なんて方も少なくないかも知れません(内だけでしょうか?) 通常、遊泳性で泳いでいる事が多いのですが、今日は泳ぐ事無く岩の亀裂にはまり込んでいました。そりゃ〜もう撮影し放題でした。体側の斑紋は黄色いイメージがありますが、この画像の様に褐色になる事も多々あります。これもこれで綺麗で、個人的には気に入っています。と盛り上げて書いていますが、この魚も簡単にリクエストはお受けできませんので、ご了承下さい。 (担当 有馬) |
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| 2006年12月23日(土) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 16℃〜17℃ |
| 風 向 き | 南南西3m | 透 明 度 | 13m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 14℃:7℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(中潮) | 07:30 | 12:19 | ||
| 思いの外、雲の多い一日でした。もう少し青空が広がると思ってたのですが・・・。さて今日は秋の浜2本、1本目は とある組織の密命を受け、水中工作員(作業員?)さながらのお仕事をしてきました。と言うのは冗談ですが、ちょっとした調べ事をしてきました。幾つか海底の石を起こしたのですが、水中で作業をするとAIR使いますね。今更ですが、水中土木作業の大変さが判りました。(危なく、AIR切れ・・・苦笑) 午後お着きになったお客様と、3:00頃から1DIVEしてきました。この時間になると秋の浜は日が翳り、水中も暗くなってきます。ハゼ希望だったのですが殆どの共生ハゼは穴の中、オニハゼさえ目に止まりませんでした。仕方なく、アヤトリカクレエビやスケロク、アカスジウミタケハゼを見て”ガレ場地帯”を泳いでいると、大きなセミホウボウに出逢いました。そして砂地にはカレイの仲間、これが妙に肉厚で実に旨そうでした。内心”煮付けにしたら旨いんだろうな〜?”等と思っていたら、後で聞くと、ゲストの方も同じ事を考えていたそうです。笑 夕方4:00位って、ちょうどお腹が空く時間なんですよね。上がり際は、かなり育ったイロイザリ黄、そしてクビアカハゼ、イソコンペイトウガニ等に寄って帰ってきました。”段落ち”では、相変わらずハダカハオコゼ、タテキン幼魚が見られています。水温の低下と共に、少しずつ南方系が数を減らしつつある中、何時まで頑張ってくれるのでしょう?思わず、「頑張れよ〜」と声を掛けずにはいられません。 (担当 柳場) |
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| 2006年12月24日(日) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 16℃〜17℃ |
| 風 向 き | 東北東6m | 透 明 度 | 15m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 12℃:5℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(中潮) | 08:09 | 13:02 | ||
| 今日も青空が広がりました。しかし、秋の浜は北東の風で波立っています。この時期としては、普通の秋の浜と言う感じですが・・・やはり静かな海がいいですね。さて今日の1本目は、スクーターを使い”シロオビ”まで行ってきました。移動時間を短縮しようとの作戦でした。ゲストの方1台、そしてタンデムで私・・・しかし、お互いのスピードにどうしても差が出てきてしまいます。事前の打ち合わせが足りなかった為、ちょっとした行き違いもあり、目的地到達にかなり時間差ができてしまいました。ブリーフィングは大事ですね。良い勉強になりました。苦笑 2本目は、ゆっくりと右から左へ流してきました。”ゴロタ斜面”でネコザメの卵を確認、そして”右の砂地”へ降りると、イサキの群れを追って大きなヒラマサが現れました。捕食のチャンスを窺いながらゆっくり周辺を泳ぎ回る姿は中々迫力があり、ちょっと得した気分に浸れました。近くではヒメサンゴガニやアカホシカクレエビ、そしてイソギンチャクエビ ペア、”−25の岩”近くでは、ゲストの方が立派なムチカラマツエビも見付けて下さいました。帰り掛けはイソコンペイトウガニ2個体、そして何時ものハナタツとハダカハオコゼ、限りなくミヤケテグリに近い、コウワン?等を見て上がってきました。さてこれからの時期、水温の低下と共に動きのあるもの(魚)が徐々に減ってきます。代わりにウミウシや甲殻類の出番です。ジックリ写真は撮れるのですが、私達の動きも止まります。 防寒対策をしっかりして、万が一のドライ水没への備えも怠り無くしましょうね。 さて今夜はクリスマスイブ、さぞかし都会はクリスマスムード満点、ケーキ屋さんの前には長蛇の列が出来ている事でしょう。大島はと言うと、何時ものお客様が引けた後の閑散とした日曜日、元町へ出ても”華やかさのはの字”も有りません。まぁ、静かで良いんですけどね・・・。 (担当 柳場) |
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