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2006年12月 第 2週( 11日〜17日迄)

2006年12月11日(月)
天 候 晴れ ポイント:王・秋 水 温 16℃
風 向 き 北東5m 透 明 度 18m〜20m
気 温 (最高:最低) 12℃:8℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率    20% 流 れ 無し
満潮:干潮(中潮) 9:34 14:40
 左程風は強く感じなかったのですが、午前中の秋の浜は大荒れ・・・と言う訳で本日の1本目は、王の浜へ行ってきました。湾を出た所のカミソリウオは、昨日から♀しか目に入りません。繁殖の時期も終盤になり、♂は何処かへ旅立ったのでしょうか?草原地帯に入った所で見ていたウメイロモドキも、1個体になってしまいました。水温の低下に伴い、南方系が少しずつ減ってくるのは仕方ないのですが、チョット寂しいですね。根の上のテーブルサンゴでは、相変わらずナンヨウハギヒメゴンベホシゴンベヤリカタギ等が見られます。根を降りた所の壁で物探しをしていると、すぐ頭の上をクエが降りてきました。私の排気の泡をかいくぐる様に現れたのには、流石にビックリ!してしまいました。暫くこのクエを観察していると、今度は沖から一回り小さな個体(と言っても1mは有りますが・・・)が現れました。しかし、こんなに近距離でクエをジックリ見られるポイントは、数少ないのではないでしょうか?(皆さ〜ん、追い掛けたりしない様にしましょうね。)ひとしきりクエを観察した後移動を始めると、水面近くを今度は銀色の巨体が通り抜けていきました。ドライの排気をしながらゆっくり浮上していくと、それは丸々としたマグロでした。北東方向から次々と現れるマグロ、おそらく30本近くが通って行ったと思います。ロクハンを着てれば、もう少し大胆に浮上して写真に収められたのですが・・・ちょっと遠かったですね。残念!2本目は、多少波が治まった秋の浜へ行ってきました。リクエストのあったクマドリイロイザリは定位置で見られ、ウミトサカに絡むサラサゴンベシマウミスズメ巨大スケロク等も中々可愛かったです。(ピントが全然来ていませんが、2匹並んで可愛いので載せてみました。苦笑)
(担当 柳場)


2006年12月12日(火)
天 候 ポイント:秋・王 水 温 16℃
風 向 き 北東5m 透 明 度 18m〜20m
気 温 (最高:最低) 10℃:8℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率 80% 流 れ 無し
満潮:干潮(小潮) 10:14 16:08
 一日中雨降りの寒い一日で、秋の浜も相変わらず北東の風が吹き、波立っていました。さて今日は秋の浜2本、王の浜へ1DIVEしてきました。まず1本目はオシャレのリクエストを受け、”アサヒの根”へ行ってきました。根の始まりでは、ウミトサカに絡むマトウダイが見られ、根の中に入ったヤギには、クダゴンベも健在でした。さて目的のオシャレは、定位置で4cm程の個体、そして少し中に入った所で大きな個体が見られました。小さな個体はお腹がプックリと膨れ、卵を持っているようです。又、近くには、キンギョに混じるベニハナダイの姿も見られました。上がり際に、昨日セルフのRさんに教えて貰ったルージュウミウシに寄ってみると、何と!2匹絡んで産卵をしていました。( K・Rさん、ありがとうございました。)2本目は、荒れた秋の浜を避け、王の浜へ行ってきました。昨日とほぼ同じコースを辿り、カミソリ(ペア)・ウメイロモドキ・ナンヨウハギ・ヤリカタギ・ノコギリハギと回りました。そして、昨日同様クリーニングされるクエを見ていると、後ろでゲストの叫び声・・・又しても水面近くをマグロが通って行ったのです。私は気付くのが遅く3〜5本でしたが、10本以上は通り過ぎたそうです。それにしてもこの場所でマグロに遭遇したのは、6回目になります。”マグロの通り道”というのが、有るのでしょうか?3本目は、干潮に近付き多少波の治まった秋の浜へ・・・クマドリサラサゴンベイロイザリキリンミノ、そしてハナタツハダカハオコゼ極小コウワンテグリ等を見て、上がってきました。例年より水温の下がり方が早く南方系には厳しい海ですが、まだまだ頑張っています。皆さんも寒さに負けず、逢いに来て下さいね〜。お待ちしてま〜す。
(担当 柳場)


2006年12月13日(水)
天 候 晴れ→雨 ポイント:秋の浜 水 温 17℃
風 向 き 南南西5m 透 明 度 15m
気 温 (最高:最低) 15℃:9℃ 波 高 2m
日中の降水確率 50% 流 れ なし
満潮:干潮(小潮) 10:56 17:50
 西風のおかげで秋の浜は大分静かになりました。透明度も良いので、今日はスクーターで遊びに行ってみました。右の画像をご覧下さい。(撮影者 Dr.K) 気持ち良さそうでしょ〜。勿論、キビレの根まで行って来ました。根に向かう途中には、イサキがもの凄い数群れていました。根には、テングダイやネコザメが見られ、キンギョハナダイの中にはカシワハナダイやケラマハナダイが混ざっていました。流石、スクーターです。そのまま右の砂地で、カスザメを見て正面クマドリへ。そのまま左のクマノミ城まで、一気に走り抜けられました。久し振りにイソコンペイトウガニも見られました。写真を撮ってみたのですが・・・何が何だか分かりませんね。2本目は、アサヒの根に行ってきました。根では、サクラダイ・タテキンyg・ベニハナダイ・クダゴンベ・スミレナガハナダイ・デルタスズメダイ等が見られ、帰り際にはアヤトリカクレエビも見る事が出来ました。浅場へ戻る途中には、いつものイロイザリが見られました。その側にはセミホウボウも泳いでいました。段落ちでは、キリンミノ・ミヤケテグリ・ハダカハオコゼ・ハナタツ等が見られ、段の上では最近お気に入りのクロスジギンポが見られました。あのとぼけた顔が何とも言えず気に入っています。今日のお魚は、サラサゴンベです。南ではあまり珍しい魚では無いのですが、大島では立派な死滅回遊魚です。この個体は、Dr.K氏より教えて頂いた、体長5cm位の可愛いサイズの個体です。トゲトサカに乗っているので、バックも美しく絵になる被写体です。トサカをクルクルと周って逃げるので、撮影がし辛いのが難点ですが。種小名は「falco」で、これは「」と言う意味です。そう言われてみると背鰭や吻の尖っている所等、全体的なイメージが良く合っています。こういったその種のイメージを他の物に擬えた学名も中々良い物ですね。
(担当 有馬)


2006年12月14日(木)
天 候 曇り時々雨 ポイント:王・秋 水 温 16℃〜17℃
風 向 き 北北東4m 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低) 13℃:11℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率 70% 流 れ 無し
満潮:干潮(小潮) 11:40 19:02
 時折小雨のぱらつくお天気でしたが、比較的気温は高く感じました。さて今日の1本目は、スクーターを出して王の浜へ行ってきました。しかし、滑り出だし?は順調だったのですが、あろう事か?目的地へ到達できず、思いっきり痛い思いをしてしまいました。苦笑
まぁ、カメとは5回(中には甲長1m以上の個体も・・・)遭遇し、2m近いコロザメにも逢えたので多少救いも有ったのですが・・・。さて2本目は、気分を変えて秋の浜の”正面際”へ行ってきました。イロイザリは相変わらず同じ場所で観察でき、近くの砂溜りではクビアカハゼも数個体見られました。水深20m付近の中層には、イサキアオリイカが沢山群れ、コガネスズメダイシラコダイの数も、異様に多く感じられました。際を降りてアサヒハナゴイの姿を探していると、岩盤の上をサキシマミノウミウシが這っていました。すぐ隣には、ルージュミノウミウシも2個体見えます。そして視線を少しずらすと、真っ白なシロイバラウミウシが目に飛び込んできました。更にもう1個体のシロイバラを見ると、其処にはオーロラが着いていました。いきなり目の前に4種類、計6個体のウミウシが居たのです。水温の低下と共にウミウシ達の動きが活発になってきたのでしょうか?早くもピカチュウ(ウデフリツノザヤ)も観察され、冬のウミウシ シーズン到来と言った感じですね。
(担当 柳場)


2006年12月15日(金)
天 候 曇り ポイント:秋・王 水 温 17℃
風 向 き 南2m 透 明 度 15m〜
気 温 (最高:最低) 14℃:7℃ 波 高 2m
日中の降水確率 20% 流 れ なし
満潮:干潮(長潮) 12:23 05:55
 朝、北東の風のせいで、荒れた秋の浜になりました。今日は右から正面へのんびり流してみました。駆け下りに出ると大きなイサキの群れが目に入りました。砂地に降りてみたのですが、これと言って新しい発見はありませんでした。アカホシカクレエビを見ようとイソギンチャクに寄ると、見慣れないカニダマシが付いていました。アカホシカニダマシです。数年前に王の浜では見た事があるのですが、秋の浜では私的には初となる甲殻類です。浅場では、ミヤケテグリやハダカハオコゼ・ハナタツ・ミナミハコフグ等定番の魚達が見られました。2本目は、王の浜へ言ってきました。ロープを降りるとすぐにコウワンテグリのチビが目に入ってきました。その後、ナンヨウハギを見に行ったのですが、サンゴの隙間に隠れて全然出てきません。しかたなく、リクエストを受けていたヤリカタギを見に行きました。ヤリカタギで粘りに粘ったせいで、クエだけ見て引き返してきました。前に発見したジョーを見ようと巣穴の場所に行ったのですが、入り口に蓋をしていて、初め何処だか分からなくなってしまいました。何とか思い出し、蓋を開けて中を覗いてみたのですが、見て下さい→このいじけた顔を。人間慣れしていないせいか穴から全然顔を出してくれませんでした。もう1つ、リクエストされていたナガレモエビ属の1種も、ちゃんと見てきました。と言ってもこの時点ですでに60分以上経過しており、ゲストも私も寒いし、トイレには行きたいしで、全然集中して写真が撮れませんでした。実は実物を初めて見たのですが、中々フォトジェニックなエビです。今度このエビだけ撮影しに行っても良い位です。今日のお魚ミナミアカエソ?です。また「?」を付けてしまいましたが、はっきり言って自信がありません。いつも見ているアカエソとは何となく雰囲気が違う気がします。前から何個体か見ているのですが、毎回決定的な違いが発見出来ません。図鑑によると側線上方に青線がはっきり入ればミナミらしいのですが、そう思ってみると「ミナミかな〜」と思ってしまします。ま〜エソとかコチとかフサカサゴの類を写真でどうこう言うのが間違っているのかも知れませんが、それが楽しいと言えばそうなのかも知れません。どなたか分かる方がいたらご意見お待ちしています。
(担当 有馬)


2006年12月16日(土)
天 候 晴れ後曇り ポイント:秋の浜 水 温 17℃
風 向 き 西南西8m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 15℃:9℃ 波 高 2,5m 
日中の降水確率 20% 流 れ PM 有り
満潮:干潮(若潮) 13:03 07:07
 午前中は気持ちの良い青空が広がり、更に南西の風が吹いて温かな一日でした。秋の浜も凪いで、中々goodなコンディションでした。さて今日は、軽く秋の浜2本。1本目は”正面の際”へ行ってきました。イロイザリウオbabyを見た後、ウミトサカに寄ったのですがサラサゴンベが目に入ってきません。幾ら周囲を見回しても、目に入るのはスケロクだけでした。後で聞くと、トサカから降りてすぐ根元に居たらしいのですが、気付きませんでした。”トサカに付いてる”という先入観が敗因でしたね。苦笑
際では、キツネダイキツネベラ、婚姻食の出たカシワハナダイスジハナダイ等を見て上がってきました。水深20m付近では、マハタの若魚が2個体ウロウロしていました。豊富な餌に囲まれていた時代?を懐かしんでいるのかも知れません。(イサキチビも群れているのですが、泳ぎ回って同じ場所には定着してないようです。)2本目は”右トサカ林入り口”へ行ってきました。しかし流れが速く、行きにカスザメを見ただけで早々に引き上げてきました。”段落ち”に、新顔のイロイザリbabyが登場しました。1cm弱の個体で、中々可愛い奴です。このイロイザリを撮っていると、何処からとも無く?トゲトゲウミウシが現れました。笑 10年近く前に一度だけ野田浜で見た事がある、かなり珍しい種類です。しかも2個体・・・。当時はまだ名前が無く、あまりの綺麗さに大興奮した思い出があります。今年は、(と言ってもあと僅かですが・・・)シロイバラウミウシもやたらと目に付きます。純白ですぐ目に留まるのですが、あまりにも小さい為、ついついゲストにお見せしないで通り過ぎる事もシバシバです。ウミウシ好きの方は、リクエストして下さいね〜。
(担当 柳場)


2006年12月17日(
天 候 曇り→雨→晴れ ポイント:秋の浜 水 温 17℃
風 向 き 西南西8m 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低) 14℃:9℃ 波 高 2m
日中の降水確率 10% 流 れ なし
満潮:干潮(中潮) 13:40 08:10
 久し振りに静かな秋の浜になりました。今日はリクエストを貰い、マンツーマンでシロオビの岩に行って来ました。セルフのOさんから色々と情報を頂き、期待して行ってみると期待以上の内容でした。ちょっと刺激的な魚ばかり並べてしまいましたが、キシマ・イトヒキ・マダラ等のハナダイ達にヤリイトヒキベラ、私がちょっと見られませんでしたが、トウカイスズメダイも居たようです。上がり際には、巨大なイロイザリウオブダイベラ等が見られました。2本目は、アサヒの根オシャレを狙って行ったのですが、残念ながら不発に終わりました。それでもベニハナダイやマトウダイ・デルタスズメダイ・クダゴンベ等が見られました。その後、新しい黄色いイロイザリウオを見て浅場に戻りました。段落ちでは、オレンジンのイロイザリやハダカハオコゼ・コケギンポsp.等が見られました。ウミウシも段々と面白くなって来て、今日はルージュミノウミウシやセスジミノウミウシ・カナメイロウミウシ等が見られました。もうそんな時期ですかね〜 今日のお魚シロオビハナダイです。大島では一年中見られるハナダイなのですが、生息水深が非常に深い為、けして気軽に見られる魚ではありません。逃げるところを後ろから撮影したので、こんな感じになってしまいました(恥) たいした写真では無いのですが、シロオビだって分かる程度に撮れたので載せてみました。ここのシロオビは中層を泳ぎ回っているので、追いかけるのはちょっと危険です。この画像を見て、実物を見たくなってしまった方には申し訳御座いませんが、ちょっと気軽にガイドはお受けできませんのでご了承下さい。今日は500本ダイバーの方とマンツーマンで潜ったので、シロオビの岩まで行きましたが、ま〜せめて経験本数500本以上でしっかり自己管理の出来る方限定といった所でしょうか?
(担当 有馬)