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2006年11月 第 5週( 27日〜12月03日迄)
| 2006年11月27日(月) | ||||
| 天 候 | 曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 19℃ |
| 風 向 き | 南5m | 透 明 度 | 12m | |
| 気 温 (最高:最低) | 19℃:12℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 50% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(小潮) | 10:23 | 15:04 | ||
| 久し振りに風が変り、南西が吹きました。最近、大流行の王の浜に潜ろうと行ったのですが、うねりが入って来ていた為断念。秋の浜に行ってきました。さぞかし静かになってるだろうと期待したのですが、ここにも大きなうねりが入っていました。全然海が静かになりませんね〜 1本目は正面に行ってきました。コケギンポsp.を見て降りて行くと、アカヒトデに真っ白なヒトデヤドリエビが付いていました。その後、クビアカハゼやヤマブキハゼ等のハゼ類を見てジョーまで降りてみました。側にはアカオビコテグリも見られました。やや深場の砂地ではイズカサゴがもう出始めています。中層にはウスバハギ、深場ではマトウダイも出ているようです。段々と冬ですね〜 2本目は左の砂地に行ってきました。異様にヒラメの子供(体長30cm)が目に入り、3個体も見る事が出来ました。先日から観察しているキヘリキンチャクダイを改めて見てきました。前々から見ていたのですが、キヘリだと気が付いたのは先日です。情けない話です・・・ 共生ハゼ類は、全滅(涙)やはり暗くなると駄目ですね。これと言って出物もないまま、浅場へと戻りました。段落ちでは、ミヤケテグリ・ハナタツ・メガネスズメダイ・ハダカハオコゼ等が見られました。段の上は相変わらずサージが有り落ち着きませんが、ミナミハコフグyg・ベニイザリウオ・大きくなったヒメフエダイ等が見られました。今日のお魚は、ゴマフキンチャクフグです。勿論、大島初となるキタマクラの仲間です。比較的この手の仲間の出現率が低い大島としては、こんな熱帯種が出るとは驚きです。私としては、慣れていないせいか水中でパッと見区別が付かない種類でもあります。一見シボリキンチャクに似ていますが、目の周りに走る斜線の入り方が違います。今日、ENすると大沼さんが呼んでくれました。面白い事に前見たのと同じ亀裂にいました。勝手に消えたと思っていたのですが、甘かったですね〜しかし、約1ヶ月振りに見たのですが成長が見られませんでした。成長の遅い種類なんでしょうか? (担当 有馬) |
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| 2006年11月28日(火) | ||||
| 天 候 | 曇り・雨 | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 19℃ |
| 風 向 き | 北東4m | 透 明 度 | 12m | |
| 気 温 (最高:最低) | 17℃:11℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 40% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(小潮) | 11:22 | 16:57 | ||
| 相変わらず荒れた海が続いています。1本目は、セミホウボウのリクエストを受け、右の砂地〜正面に回ってきました。砂地に降りるとアカホシカクレエビがせっせとクリーニングをしていました。大抵、カメラを寄せると離れてしまうのですが、今日はずっとクリーニングをしていました。セミホウボウを求めて砂地をダラダラ流してみたのですが、全然見つかりません。仕方が無く、そのまま根の上を上がって来ました。ジョーフィッシュやガラスハゼ・クビアカハゼ・ヤマブキハゼ等を見てEXしました。2本目は、王の浜に潜ろうとポイントまで見に行ったのですが、大きなうねりが入っており、今日も潜れず(涙) 北東の風のはずなんですけどね〜今日は・・・ そんな訳で秋の浜へもう1度行きました。やっぱりセミホウボウを求めて、今度は左の砂地へ。正面でイロイザリやタテキンygを見て砂地に降りました。砂地には大きなサツマカサゴが居るものの目的の奴がいません。探さないと見れるのに不思議なもんです。少し浅い方へ水深を上がると、居ました居ましたセミホウボウ君が、大きさもそこそこのサイズで、鰭の模様も実に綺麗な個体でした。そのまま、ヒレネジ・ヤシャハゼ等の定番のハゼ達を見て、戻りかけると何故か1匹のカワハギが付いて来ています。セミホウボウを見る前からずっと付いて来ているみたいで、ゲストの排気の泡を突付いたりしていました。多分、我々が砂を巻き上げるのを期待しているのでしょう。横着な奴ですね〜 その後浅場では、ツユベラ・ミヤケテグリ・ハダカハオコゼ・ベニイザリウオ等が見られました。今日のお魚はキヘリキンチャクダイです。大島では非常に珍しいキンチャクダイの仲間で、私は過去に2度程しか見た事がありません。一見幼魚は、THEキンチャクダイに似ていますが、尾鰭に黒色横帯を持つ事で区別出来ます。大きさは500玉サイズで、こんな小さいのも初めて見ました。チョコチョコと逃げ回りますが、穴に入って出てこないという状態にはならないので、なんとか写真が撮れました。種小名は「melanosoma」で、「melano」は「黒」、「soma」は「体」と言う意味です。確かに成魚の体は真っ黒になります。分布域は沖縄を除く相模湾以南と有ります。大島の何処かにも成魚が居るんでしょうか? 是非、見てみたいもんです。 (担当 有馬) |
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| 2006年11月29日(水) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 20℃ |
| 風 向 き | 西南西5m | 透 明 度 | 15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 18℃:10℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(小潮) | 12:10 | 04:43 | ||
| 久し振りに海が静かになりました。水も良くなり、水温も昨日に比べ1℃高くなっていました。浜に着くとクマドリイザリウオ出現情報が舞い込んできました。発見者は現地ガイドのT君です。教えてもらった場所に行くとすでに先客のエアーが上がっていました。近くにあるユビノウトサカを覗くと面白い事にアカホシカクレエビが付いていました。空いているイソギンチャクが無かったのでしょうか?その後、教えてもらった場所に行くと居ましたクマドリイザリウオ。大きさ約2cm。ここまで小さいとは・・・ こんなの良く見つけましたね〜ビックリです。そのままハゼ地帯に降りるとヤノダテハゼが見られました。一緒に潜っていたカナさんに呼ばれ行ってみるとウデフリツノザヤがいました。とうとうこいつまで現れてしまいました。冬の海に段々と近づいているようです。その後、セボシウミタケハゼやインドヒメジ・イロイザリウオ等を見て浅場へ戻りました。段落ちでは、いつものミヤケテグリ・メガネスズメダイ・ハダカハオコゼと順番に見ていると、地元ダイバーのOさんにキリンミノのygを教えてもらいました。大きさ2cm程の実に可愛い個体です。ライトを当てるとドンドン岩の隙間に隠れて行ってしまいます。こんなに臆病という事は、子供の頃はそんなに鰭の毒は強く無いのかも知れません。ま〜挑戦する気にはなりませんが。今日のお魚は、ヤマブキハゼです。大島に現れるダテハゼの仲間の中では、かなり珍しい部類に入ります。一昨年私が見つけた個体に比べれば一回り小さいサイズで、良く見るとまだ体の後半が透けています。まだ小さい個体のせいか体にある山吹色の斑点がいまいち目立ちません。南で見るのに比べ色が濃く見えるのは、周りの環境が黒っぽいからでしょう。結構度胸の据わった奴でじっくり寄ればかなり寄る事が出来ます。種小名は「guttata」で、英語で言う所の「guttate」に当り、「水滴状の斑紋」があるという意味です。このラテン語水中の生物には良く使われます。因みに「guttatus」も同じ意味です。 (担当 有馬) |
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| 2006年11月30日(木) | ||||
| 天 候 | 曇り時々雨 | ポイント:王の浜 | 水 温 | 19 ℃ |
| 風 向 き | 北東3m | 透 明 度 | 15 m | |
| 気 温 (最高:最低) | 15℃:11℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 40% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(長潮) | 12:49 | 05:57 | ||
| 今日は、カミソリウオのリクエストを受けて、王の浜へ行ってきました。数日前に大ウネリが入っていたので、多少心配しつつエントリー・・・行き掛けにサ〜ッと見た感じでは案の定目に入ってきません。しかし、ここで時間を取る訳にはいかず、捜索は後回しにして沖へと出ました。V字の手前では、大きなアオブダイやアカヒメジの群れ、そして、何時もボ〜ッとしているコロダイ、コブダイyg 等が見られました。壁のサンゴの所には、相変わらずウメイロモドキも健在でした。根の上のサンゴの影には、大きなウミガメが休んでいました。私達に気付くと、のっそり身を起こし、息継ぎの為か?水面へとゆっくり上がって行きました。何時もの場所では、今日もクエがホンソメのクリーニングを受けていました。それにしても、本当に人馴れした奴ですね。(クエの画像ばかりですみません。笑)近くの壁では、フエヤッコや体長20cm近く有りそうなハタタテダイも見られました。真ん中の根の上では、ヤリカタギにフタスジリュウキュウスズメダイ( 名前が長くて嫌ですね〜・・・苦笑 ) ヒメゴンベにクログチニザ、シマキンチャクフグに擬態したノコギリハギ等が見られました。帰り掛け、伸び始めたホンダワラの草原を舐める様にして進んでいくと、居ました!お目当てのカミソリウオ・・・初めに見た場所から5m程離れた所を、仲良くペアで漂っていました。しかしこの色合い、ホンダワラの中では全然保護色になっていません。千切れた紅藻類の中ならバッチリ!なのでしょうが・・・。 (担当 柳場) |
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| 2006年12月01日(金) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 19℃ |
| 風 向 き | 南南西1m | 透 明 度 | 15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 15℃:9℃ | 波 高 | 2m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(若潮) | 13:24 | 07:06 | ||
| 今日は、久し振りに島中静かな海になりました。秋の浜も波の無い素晴らしい海でした。今日は正面をじっくり周って来ました。まずはヤマブキハゼから撮影しようと、いきなり立ち寄ってみました。デジカメで撮影していた時にもかなり寄れる奴だな〜と思いましたが、一眼でも変らず寄らせてくれて、殆ど最短での撮影が出来ました。やっぱり週末前だし〜とクマドリも確認して来ました。その後、そのまま寂しい根まで降りてみました。降りる途中にはヤノダテハゼ・ヤシャハゼ等が見られました。ハゼばかり見て降りたせいか、目が「ハゼの目」になっていた所に、突然大きなニセボロが飛び込んで来ました。あまりのデカさにコンデジで撮影しまくってしまいました。さて目的の根の中はと言うと・・・ う〜ん今一つこれと言った魚がいませんでした。寄り道し過ぎて時間が無かったというのもありますが、本当に寂しい根でした。正面の根の上ではイロイザリやインドヒメジ・クビアカハゼ等が見られた位で、あまり新しい発見はありませんでした。段落ちでは、コウワン&ミヤケテグリやソラスズメダイに混ざるウメイロの子供が見られました。段の上では、ヒメゴンベ・ニシキカンザシヤドカリ等が見られ、水深2mでもじっくり観察出来る程静かな海でした。週末もこのまま静かなままでいて欲しいですね。一緒に潜ったCちゃんがニタリに曹禺した様です。まだまだ曹禺の可能性はありそうです。今日のお魚はサクラダイです。しかも雌。ハナダイの仲間は雌から雄へ性転換するのは非常に有名な話です。これは正真正銘女の子です。これが、あの桜の花びらを散りばめた様な柄の雄に、変化するとは、ちょっと想像しがたい物があります。実際、過去にはサクラダイの雌は別種とされ、他の和名が付けられていた事もあるそうです。この様に雌雄で別種とされる他に、幼魚と成魚で別種とされていたパターンもあります。イトヒキハゼやカスリハゼ等がそうでしょう。まだまだこういった魚は他にもいっぱい居るかも知れませんね。成長や性転換に伴い鰭が伸びたり、または短くなったりするのは、少ない標本では良く分からない事です。やはり我々ダイバーの水中観察が、謎を解く一番の近道の様な気がします。 (担当 有馬) |
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| 2006年12月02日(土) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 19℃ |
| 風 向 き | 西風12m | 透 明 度 | 20m〜m | |
| 気 温 (最高:最低) | 14℃:11℃ | 波 高 | 3,0m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 午後少々 | |
| 満潮:干潮(中潮) | 13:57 | 08:06 | ||
| 朝から気持ちの良い晴天に恵まれました。しかし、西風が強く、JF(高速船)は条件付出帆になり、当然西側の海は入れません。反面、秋の浜はとてもGOODなコンディションでした。さて1本目は、最近のヒット!クマドリイザリウオを求めて、正面へ行ってきました。しかし、タイミングが悪かったのか?クマドリは目に入らず、スナイソに付いたマルガザミを見て”アサヒの根”へと降りました。こちらでもメインのデルタは見当たらず、何時ものヒメニセモチノウオがうろつくだけ・・・。クダゴンベは定位置で見られましたが、特に目新しい発見は無く、ダイコンに追い立てられて浅場へと戻ってきました。行きに目に付かなかったヤマブキハゼを帰り掛けに確認、良く見ると巣穴から出て、時折垂直にジャンプをしていました。飛び上がるのは5〜6ミリですが、カニハゼの動きに似てとても可愛かったです。何のシグナルなのでしょう?段落ちの壁には、シュンカンハゼも出ていました。繁殖時期にはかなり大胆になるのですが、基本的にはとてもシャイで、今日も1カットで引っ込まれてしまいました。段落ちの穴に、クリアクリーナーシュリンプが1個体入っています。側でタテキンの幼魚がオオスジイシモチのクリーニングをしていたのですが、イシモチはエビにクリーニングして貰いたかったのかも知れません。タテキンが突っつく度に、痛そうにしているのが笑えました。段を上がったゴロタ地帯には、タナバタウオが目立ちます。時間つぶしに石をはぐると、3回に1回はこの魚が飛び出してきます。体色を含め、個人的にとてもシーラカンスに似てると思ってるのですが、皆さんは如何ですか? (担当 柳場) |
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| 2006年12月03日(日) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 17℃〜19℃ |
| 風 向 き | 南西4m | 透 明 度 | 20m〜25m | |
| 気 温 (最高:最低) | 13℃:6℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(中潮) | 14:31 | 08:59 | ||
| 昨日に引き続き、気持ちの良い青空が広がりました。海も凪いで、久々にストレスを感じない週末を過ごせました。さて今日の1本目は、昨日見逃したクマドリ狙いで正面へ行ってきました。多少水温が下がったのは残念ですが、水は抜けとても気持ちの良い海です。”−25岩”付近で立ち止まり周囲を見渡すと、右手には”トサカ林入り口”のゴロタ斜面が見え、左には”際”を通るダイバーの泡がキラキラと輝いて見えます。さて問題のクマドリは?・・・居ました!泉津側の岩肌にピタッと張り付いていました。1cm程の個体で実に可愛い奴です。いや〜、第一発見者WマリンのTさん、ありがとう!さて2本目は、3時間ほどのインターバルの後、”アサヒの根”へ行ってきました。まずはクダゴンベを確認、そのまま下に降りると6〜7cmのアカオビコテグリが目に入ってきました。ゲストの方がカメラを向けてる内に周囲を見渡すと、数十センチ先にオシャレハナダイの姿がありました。心なしお腹が膨らんで見えたので、♀かも知れません。少し上がった所では、3cm程のベニハナダイが見られました。ピンク色の淡い体色に黄色く縁取られた大きな目、中々上品なハナダイです。浅場では、オシャレカクレエビやキリンミノ・ミヤケテグリのbaby にハナタツ・ベニイザリウオ・ハダカハオコゼにクリアクリーナーシュリンプ(昨日1個体と書いたのですが、2個体居たんですね〜。)等が見られました。 (担当 柳場) |
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