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2006年10月 第 2週( 09日〜15日迄)
| 2006年10月09日(月) | 体育の日 | |||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 22℃〜25℃ |
| 風 向 き | 南西4m | 透 明 度 | 7m〜10m | |
| 気 温 (最高:最低) | 25℃:15℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 有り | |
| 満潮:干潮(中潮) | 06:01 | 11:40 | ||
| ”天高く馬肥ゆる秋”がそっくり当てはまる様な、爽やかな澄み渡った青空に恵まれました。連休前に台風騒ぎでヤキモキしたのが、嘘のようです。しかし、水中は期待した”劇的変化”は見られませんでした。何処まで行っても、白っぽい濁り潮に覆われています。そして午前中は右から左へ強い流れが掛かっていました。さて今日の1本目は、ニタリを求めて”正面際”へ・・・。中層にはアオリイカやイサキが沢山群れているのですが、皆霞んでしまい見える範囲が限られてしまいます。折角魚影は濃いのに、勿体無い話です。”もしかしたらあの向こうにニタリが・・・”等と考えながら、潜っていました。苦笑 水深30m付近では、相変わらず立派なアサヒハナゴイが2匹でじゃれあっていました。砂地との境の穴を覗くと、大きなイセエビも沢山入っています。(因みに、11日から31日までエビ網解禁に伴い、秋の浜ではナイトダイビングはできません。ご了承下さい。)水深30m程の砂地では、久々にカスザメと遭遇、際では、ハタタテハゼやケラマハナダイのbaby そして少し上がった所では、ムスメハギや5円玉程のタテジマキンチャクダイ等、じっくり見ていくと色々目に飛び込んできます。正面壁の始まりでは、ニセボロカサゴの姿も見られました。浅場では、あちらこちらでヘビギンポの産卵風景が見られました。ちょっと、時期外れな様に感じるのですが・・・。エキジット間際、セルフのK・Kさんに、パイプに張り付いたスジコバンを教えてもらいました。数年に一度位の確立で、ハコフグやイシガキフグに付いてるのを見ます。しかし、これほど近くで観察した事はありません。顎の部分は吸盤になっていて、頭の部分に鰓蓋が有ります。斜め後ろ上から見ると、鰓蓋がパカパカ開き、”脳ミソまで見えちゃうんじゃないの〜?”と思わず叫びたくなります。笑 それにしても、面白い魚ですね。此処では餌にありつけそうもないので、すぐ消えるのでしょう。暫く居てくれるのなら、3食運んでもいいんですけどね〜。笑 (担当 柳場) |
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| 2006年10月10日(火) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 22℃ |
| 風 向 き | 西南西3m | 透 明 度 | 5m〜7m | |
| 気 温 (最高:最低) | 24℃:15℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(中潮) | 06:51 | 12:07 | ||
| 穏やかな、い〜ぃ陽気です。しかし、水中は更に透視度が落ちてしまいました。台風12号で海が荒れた後、せっかく綺麗になった海底に、薄っすらと沈殿物が降り積もり、手でゴロタの上を払うと、細かい泥の様な粒子がフワァ〜っと舞い上がります。残念ですね〜。さて今日は1本目”アサヒの根”へ行ってきました。何時もの所でオシャレハナダイを見て少し上がると、其処にはチゴハナダイが潜んでいました。ホホスジタルミを一応探してみたのですが、やはり姿は見えません。週末に見つかったクダゴンベは、相変わらず定位置で見る事ができました。2本目セッティングをしていると、左のハシゴ付近で人のざわめきが聞こえました。見に行くと何と!ナンヨウツバメウオが出たとの事、急遽左から飛び込んで、まずは今シーズン初のナンヨウツバメウオを観察する事にしました。久々に見る枯れ葉そっくりの個体は、体高10cm程の可愛い奴でした。少しずつ沖へ移動するのを阻止しつつ写真を撮っていると、こちらの騒ぎに誘発されたのか?ハシゴのパイプから今度はスジコバンが泳ぎだしてきました。どちらも貴重なガイドネタ(笑)逃す訳にはいきません。側に居た現地サービスSさんと共に、元の場所にお戻り願ったのでした。( Sさんの膝パットに張り付くスジコバン ) さて、台風16号の後、一気にサザナミヤッコのbaby が増えました。今日も1DIVEで、5〜6個体見られました。今まで、せいぜい出ても1〜2個体だったので、相当な数が、大島近海に流れ着いたのでしょう。取り合えず年内だけでも無事に育てば、かなり大きな個体があちらこちらで見られるでしょう。期待したいですね。昨日、水深15m付近で、セルフのYさんがフリソデエビを見付けました。しかし、数十分後には、初めに見た場所からは消えてしまい、皆で大捜索をしましたが、確認できませんでした。しかし、1個体出たと言う事は・・・これからも見られる可能性大です。アカヒトデが居たら、要注意ですね。 (担当 柳場) |
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| 2006年10月11日(水) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 22℃ |
| 風 向 き | 南5m | 透 明 度 | 5m〜7m | |
| 気 温 (最高:最低) | 26℃:16℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 30% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(中潮) | 07:44 | 12:30 | ||
| 台風12号で飛んだ右の梯子を大島のショップ合同で修理しました。久し振りに上から下まで新品のパイプです。水があまり良くないのでこんな感じ→の写真になってしまいましたが・・・ 今日はアサヒの根に行ってきました。途中、ホシゴンベを見て深場へと降りて行きました。アサヒの根では、ホホスジタルミの代わりにミツボシクロスズメダイがウミシダに付いています。同じ黒白でも、こいつじゃ〜・・・ クダゴンベは定位置で見る事が出来ました。チョコチョコとヤギを移動するのですが、やっぱりバックは赤い方が綺麗ですね。浅場に戻る途中には、ヤセアマダイや巣作り真っ最中のクロイトハゼのペア等が見られました。今年は、スズメダイ系が非常に数多く、週末セルフのよって発見されたヒレグロスズメダイも元気にしていました。段落ちも非常に面白く、ベニイザリウオやヨコシマクロダイが見られました。これも今年非常に数が多いのですが、タテジマキンチャクダイ・サザナミヤッコ等の子供達も数個体段落ちで見る事が出来ます。ハダカハオコゼも相変わらず同じ場所で見られました。先日、このハダカハオコゼがパクッとサラサエビを食べる所を目撃しました。今日も顔に近くにサラサエビが居たので期待したのですが、残念、食いつきはしませんでした。段の上では、ハクセンスズメダイ・タテガミカエルウオ等が見られました。今日のお魚はスジコバンです。先日から左の梯子にずっと付いているコバンザメの仲間です。今日左の梯子も一部補修したのですが、それにもめげずにパイプに付いていました。画像は先日のをご覧下さい。画像を見て頂いて分かるように体色は黒く、そこに白線が入ります。コバンザメの仲間はサメと付きますが、サメ科の魚ではなく、コバンザメ科に属する立派な硬骨魚類です。日本には8種類が記録されており、どの種も生息分布は非常に広い魚です。ま〜くっ付いた魚に付いて行くので、当然分布も広くなってしまうのでしょう。吸盤は板状体と言う物で出来ており、この数によって正式に分類がされています。8種類もいてまともに生態写真が紹介されているのは、3種類程度しかありません。ま〜カジキ等に出会ってわざわざコバンザメを撮影する人もないのでしょう。某図鑑のウミスズメのページに使われている写真に、このスジコバンがウミスズメの頭に付いている写真が使われています。ダイビングを始めたばっかりで、魚を全く知らなかった当時の私は、ウミスズメの頭には皆こんな黒い物体が付いているのかと思っていました。今から考えるとアホな話ですね。 (担当 有馬) |
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| 2006年10月12日(木) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 22℃〜23℃ |
| 風 向 き | 西南西2m | 透 明 度 | 7m〜10m | |
| 気 温 (最高:最低) | 26℃:17℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(中潮) | 08:47 | 12:48 | ||
| 穏やかな一日でした。秋の浜も凪ぎで、気持ちの良い海です。明るいせいか?慣れてきたのか?白濁りも左程気にならなくなってきました。しかし、気を抜くと”ロスト”しそうです。苦笑 さて今日の1本目は”アサヒの根”へ・・・。ホホスジタルミが消えてから、赤いウミシダではミツボシクロスズメが目立っています。ホホスジが居た時には、触手の間に入ってあまり表面に出て来なかったのですが、今は我が物顔でウミシダの上を泳いでいます。遠目には同じ配色なので、一瞬!アレ!と思うのですが、騙されませんよね〜。笑 正面の水深25付近ではクロイトハゼ ペアが、巣作りに精を出していました。♀は、お腹がプックリと膨れています。♂は巣穴周辺のゴミ(千切れた海藻や、貝殻)を一生懸命”ゴミ捨て場”に運んでいました。近くのザラカイメンを覗くと、お腹にタップリ卵を付けたザラカイメンカクレエビが出てきました。マルガザミも赤い卵を持っていたので、甲殻類も”繁殖シーズン真っ盛り”と言ったところでしょうか?水深20m付近では、7〜8年振りのソメワケヤッコが出現しました。(セルフの Y/I さん情報)中々シャイで、その姿を拝むには根気が要りますが、2cm程の可愛い奴です。ヤッコの仲間は警戒心が強く、ゆっくり観察するのがとても難しい部類です。しかし、皆とても可愛いので、色々流れて来るといいですね。”段落ち”では、相変わらずハダカハオコゼが観察され、ハシゴのパイプでは、スジコバンも健在です。ハシゴから10m程離れた所では、コウワンテグリのbaby (12ミリ程)も観察されました。 (担当 柳場) |
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| 2006年10月13日(金) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜・ケイカイ | 水 温 | 21℃〜23℃ |
| 風 向 き | 北東5m | 透 明 度 | 5m〜7m | |
| 気 温 (最高:最低) | 24℃:16℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(小潮) | 10:25 | 12:52 | ||
| 北東の風のせいで荒れた海になりました。1本目は秋の浜に行って来ました。前々から噂には聞いていた深場のクエを見に行きました。際を降りて行くと砂地に大きなトビエイが鎮座していました。体盤幅は約1m強、尾がとにかく長く体長は2mを超えていました。クエの場所まに付くと穴の入り口にドンッと大きなクエがいました。大きさ約2m実に堂々していました。側にはオキノスジエビが多く群れ、キビレマツカサも見られました。上がり際にはアサヒハナゴイ・ハタタテハゼ・ソメワケヤッコ等が見られました。浅場は大分ウネリが強くなっていましたが、サザナミヤッコ・ハダカハオコゼ・スジコバン等は同じ場所で観察出来ました。2本目はケイカイに行って来ました。西側も透明度がいまいちですが、魚はとても多く見られました。正面の壁に向かう途中には、巨大なツノダシが見られました。大きさは20cm以上はあり、まるまると太っていました。今迄ここまで大きな個体は見た事がありません。途中、テングダイを見て目的のキンメモドキの群れを見に行きました。今日は根の上に殆どが上がっており、まるで岩山に雲がかかっているようでした。砂地ではベラギンポとクロエリギンポが並んでいました。他にはイッテンチョウやマルクチヒメジ(黒褐色・黄色の2個体)・コクテンサザナミハギ・フタスジヒメジ等が見られました。今日のお魚はイロブダイです。グローバル的には4個体目となる出現です。地元ガイドの方から情報を頂き探してみると、居ました居ました。こ〜〜んなに可愛い奴が。白い体をユラユラと揺らしながら海藻の周りを泳いでいました。大島では結構多くのブダイの幼魚達が見られています。中には分かり易い種類もいるのですが、大半が種類がはっきりしない、縦縞組です。みんなイロブダイ位分かり易ければ嬉しいのですが。暫く観察が出来ると嬉しいですね。でも大人にはなって欲しくないな〜 (担当 有馬) |
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| 2006年10月14日(土) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋・野 | 水 温 | 22℃ |
| 風 向 き | 北北東4m | 透 明 度 | 6m〜8m | |
| 気 温 (最高:最低) | 22℃:17℃ | 波 高 | 3,0m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(小潮) | 18:57 | 03:24 | ||
| 北東の風と台風18号の影響で、秋の浜には大きなウネリが入っています。時折、ハシゴ付近まで被る波も来ますが、思いの外水中のサージは強くありませんでした。さて今日は秋の浜2本と野田浜・・・。1本目は”正面の際”へ行ってきました。水深30付近に群れるキンギョハナダイにはアサヒハナゴイやカシワハナダイが混ざり、ちょっとした”ウォリーを探せ”をしている気分です。際を舐める様にして上がってくると、クロフチススキベラやコガネキュウセン、ケラマハナダイ等の幼魚が目に飛び込んできます。”落ちそうな岩”付近では、ザラカイメンに入った3cm程のキンチャクダイ幼魚も見られました。浅場では、new face のハナタツ♂、巧妙に隠れるベニイザリウオ、ハダカハオコゼにタテキンやサザナミの幼魚が見られました。2本目は、野田浜に行ってきました。ガイドロープを張った浅場付近は軽く振られますが、水路を抜けると殆ど問題ありません。暫くの間”タカノハハイツ”に群れていたキンメモドキは、台風16号の後全て消えてしまいました。前が見えなくなる程の密度で群れ、見応えがあったのでとても残念です。アーチの中には、大島では珍しい縦縞の出たキンチャクダイ若魚が見られました。上の画像の幼魚は毎年数個体出現するのですが、成魚のキンチャクダイは殆ど見られません。唯一観察できるのは、野田浜の”トンガリ””ラクダ”だけ、伊豆半島には多いのに何故?でしょうね。アーチへ向かう壁で、ゲストの方がキリンミノのbaby を見つけました。体長は1,5cm程で、とても可愛い個体でした。アーチへ向かう壁の始まりには、1cm程のスミツキベラも見られました。色々なbaby が見られ楽しい時期なのですが、定期的に海が荒れるので中々定着してくれません。明日は更に波が高くなる予報ですが、どうなる事でしょう?無事週末を乗り切れる様、願いたいものです。 (担当 柳場) |
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| 2006年10月15日(日) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:王の浜 | 水 温 | 22℃ |
| 風 向 き | 北東9m | 透 明 度 | 7m〜8m | |
| 気 温 (最高:最低) | 20℃:16℃ | 波 高 | 3,0m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(小潮) | 14:49 | 04:55 | ||
| 雲は多いながらも晴れ間が覗く、まずまずのお天気でした。しかし・・・、北部のポイントは台風18号と大ナライの影響で全滅、唯一入れるのは”王の浜”だけとなってしまいました。その王の浜も、エキジットする頃には大きな波が入り込む始末、結局今日は1DIVEで終了してしまいました。東海汽船も午後の熱海船は欠航、そして東京行きも繰り上げ出帆となったのでした。毎週末の様に訪れる台風、今年は本当に泣かされますね〜。もうそろそろ、終わりにして欲しいものです。さて、貴重な1DIVEとなった王の浜、水は相変わらず良くありませんが魚影は濃く、中々楽しかったです。まずはナンヨウハギを見て、キモガニやサンゴガニと遊び根の下に降りると、穴の中に大きなネコザメが入っていました。そして周辺には、イサキが沢山群れていました。大きなコロダイも、あちらこちらに居ます。真ん中の根を渡り左の壁を岸方向に進むと、大きなテングダイが3個体で出迎えてくれました。岸近くの根の壁には、ソラスズメダイに混じってウメイロモドキの幼魚が2個体、その下のホンダワラには、チャガラが2個体・・・南方系の多いこの時期に、どちらかと言えば北の魚チャガラが見られるのも、ちょっと面白いですね。さて台風18号、明日には東海上へ抜ける予報です。早く海が落ち着くといいですね。 (担当 柳場) |
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