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2006年09月 第 3週( 11日〜17日迄)

2006年09月11日(月)
天 候 晴時々曇 ポイント:秋の浜 水 温 24℃〜26℃
風 向 き 北東4m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 29℃:23℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率    40% 流 れ 無し
満潮:干潮(中潮) 06:50 12:36
 朝方は雷と豪雨、おまけに地震(軽く揺れただけ・・・)と三拍子揃い、「今日はどうなっちゃうの〜?」と、少し心配でした。しかし、日中はまずまずのお天気になり、一安心、海も相変わらず暖かく、透視度も良好です。さて今日も昨日に続き、ジョーのハッチアウト狙いで”早朝DIVE”に行ってきました。まだ暗い海の中を進み”オハギの岩”に着くと、いきなり巣穴の中から蓋を持ち上げる、ジョーの動きが見えました。そしてエントリーから5分も経たないうちに、ハッチアウトが始まったのです。流石に今シーズン4回目ともなると親も慣れてきたのか?放仔にも勢いがあり、トータル3分程で全てが終了してしまいました。(いや〜少しでも出遅れたら”危かった”です。終わってしまう所でした。(冷汗)さて、台風12号の後現れたエントリー口のモンツキハギが、6個体に増えていました。時折近くのシマハギと混ざり、岩肌に付いた餌をついばんでいます。今回の台風はこの他にも、ハギの仲間を沢山連れてきました。皆の情報をまとめると、コクテンサザナミハギサザナミハギニジハギヒラニザニセカンランハギヒメテングハギムスメハギ等が観察されています。シコクスズメダイのbaby も、あちらこちらで目に付くようになりました。そして南方系と言えば、何と!台風前にセルフの方が見つけたホシゴンベが、あの3日も続いた恐怖の大ウネリに耐え、生き延びていました。”オーバーハング”ベニイザリウオ♀も何気に♂2匹を従え、しっかり産卵間近となっていました。強いものですね〜。3本目は群れ狙いで、、”右トサカ林”へ行ってきました。ゴロタ斜面を降りていくと、中層にイサキタカベがグチャ〜と群れていました。群れの中に飛び込んでいくと、ばらけていた魚達が一瞬でまとまり、サ〜ッと下に降りていきます。まるで牧羊犬にでもなった気持ちで群れを追掛けるのも、中々楽しいものです。しかし・・・エアー使いますね。(苦笑)帰り掛け、目の前に物凄い勢いでイワシの大群がやってきました。そして数秒後、今度は100匹程のカンパチが・・・、いや〜、この手の魚は精悍で格好いいですね。群れ好きの私としては、この瞬間が堪らない快感です。仕事で潜ってる筈なんですが、遂々手を叩いている自分にフト!気付き、恥ずかしくなります。苦笑
(担当 柳場)


2006年09月12日(火)
天 候 曇り ポイント:秋の浜 水 温 19℃〜25℃
風 向 き 北北東5m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 24℃:23℃ 波 高 2,5m
日中の降水確率 40% 流 れ 無し
満潮:干潮(中潮) 07:43 13:02
 厚い雲に覆われ、今にも雨が降り出しそうな一日でした。北風が吹き気温も上がりません。もう夏も終わりですね。いや〜、本当に短かい夏でした。さて今日は、ニタリを求めて秋の浜2DIVE・・・1本目は、”右のトサカ林”へ行ってきました。”トサカ林の入り口”付近に差し掛かりフト!下を見ると、今シーズン初のハタタテハゼが目に付きました。まだ2cm程の個体でとても頼り無げでしたが、居ついてくれるのでしょうか?増えてくると嬉しいのですが・・・。イサキタカベの群れ(今日はメチャ少なかったですね〜)を見ながら奥へ進むと、ゴロタの間にドチザメが休んでいました。1,5m位有りそうな立派な奴で、私たちが近づくと、物凄い勢いで泳ぎだし深場へと消えていきました。”アヤトリの岩”周辺には、チラホラとテングダイは見えるのですが、全体的には魚影が少なく閑散としていました。やはり海は、潮が掛かっていないと駄目ですね〜。魚達に緊張感が無く、”まったり”し過ぎです。勿論、”ニタリのニの字”も有りません。(苦笑)帰り際、イワシの群れを追ってカンパチが30匹程現れ、これにちょっと救われた、そんなダイビングでした。二本目は、同じくニタリを求めて、”正面”へ。ジョーと少し遊んだ後”アサヒの根”に向かうと、目の前にイワシの川が流れていました。幅2m程で延々と続くその群れは、当に川・・・暫くその光景に見入ってしまいました。そして”左の砂地”へ出ると、其処はグチャ〜と溜まったイワシの沼、本当に今年はカタクチイワシ?が多いですね。”左砂地奥”ではヒレネジが2箇所、そして近くのムレハタタテは、相変わらずイサキ相手に大忙しでした。緩やかな流れに向かってヤシャハゼも、元気にペアでホバーリングしていました。コトブキテッポウエビも頻繁に出てきて、いい被写体になっていました。昨日見たベニイザリウオは、産卵した模様です。今日は♂・♀共に姿が見えませんでした。このところ、あちらこちらでジャンボアメフラシ(サガミアメフラシ)が目に付きます。普通アメフラシは5月〜6月頃に目に付くのですが、このタイプは出現が遅く秋雨に合わせて出て来るようです。大きいだけに動きも早く、中々面白い奴です。
(担当 柳場)


2006年09月13日(水)
天 候 曇り ポイント:野田・王 水 温 21℃〜25℃
風 向 き 北北東6m 透 明 度 8m〜15m
気 温 (最高:最低) 20℃:19℃ 波 高 2,5m
日中の降水確率 60% 流 れ 無し
満潮:干潮(中潮) 08:45 13:19
 とても9月とは思えない、肌寒い一日でした。おまけに秋の浜はバシャバシャです。と言う訳で、今日の1本目は、野田浜へ行ってきました。しかし、西側も北から波が回り込み、決して良い状態とは言えません。水路辺りでも、かなり強いサージが感じられました。その影響か?あちらこちらで、水中に漂うミヤコウミウシが見られました。(苦笑)さて台風12号の大波の後初DIVEとなる野田浜、南方系を期待しながら潜ったのですが、今ひとつカラフルな魚は目に入りませんでした。唯一見られたのはミナミハコフグだけ、淋しいですね〜。只、アーチ周辺とその向かい側に群れる、ネンブツダイキンメモドキの子供達は中々見応えがありました。エキジット間際に足元を見ると、可愛いクサフグの子供が泳いでいました。2本目はマグロ狙い?で、王の浜に行ってきました。(笑)浅場のホンダワラは、12号のウネリで殆ど根元から引き千切られ、まるで刈り取られた様です。お陰で岩肌が露出し、とても地形が判りやすくなっていました。”V字の根”の根元には大きなコロダイが3個体、沖の”ネコザメの穴”には、其の名の通り大きなネコザメが入っていました。真ん中の根周辺には、イサキが沢山群れていました。水が悪く暗いので、水中ライトを当てるとすぐに反応し、中層からサ〜ッと降りてきます。暫くライトを振っていると、次から次へ根の上から降りてきて、周辺はイサキだらけになってしまいました。この魚達の動きに釣られ、大きな魚でも来ないかと少し期待が有ったのですが、現れたのは70〜80cmのワラサが2本だけ、期待外れに終わってしまいました。帰り道、隣の根の亀裂を覗くと、大きなドチザメが休んでいました。昨日はアッ!と言う間に逃げられたので、今日は慎重に近づき激写、何とか顔の写真を撮る事ができました。この他、岸近くではテングダイが5匹、大きなアオブダイ、そしてインドヒメジの子供等も見られました。
(担当 柳場)


2006年09月14日(木)
天 候 ポイント:トウシキ 水 温 23℃〜24℃
風 向 き 北東6m 透 明 度 13m〜15m
気 温 (最高:最低) 19℃:19℃ 波 高 3,0m
日中の降水確率 60% 流 れ 少々
満潮:干潮(小潮) 10:24 13:15
 今日も北東の風が強く、秋の浜は大波が打ち寄せていました。当然、潜れる様な海ではありません。野田浜・ケイカイも昨日より状況が悪く、王の浜も×、9月のまだ前半にして、北部は全滅してしまいました。と言う訳で、午後からトウシキへ行ってきました。ガイドロープの張ってある浅場は多少身体が振られますが、段を落ちると殆ど波の影響はありませんでした。屏風状に伸びた根に入ると、すぐに200匹程のカンパチに囲まれました。しかし、思いの他、イサキタカベの姿は見えません。根の中程まで進み フト!上を見上げると、根の上にツバメウオの姿が見えました。しかも、4個体・・・ゆっくり近づこうとしたのですが、相手は間合いを計っているのでしょうか?一向に距離が縮まりません。仕方なく遠めにシャッターを押したのが、今日のセカンドショットです。根を何本かホッピングしていると、あちらこちらでアオブダイが目に付きます。しかし、皆こちらに気付くと、白い糞埃を残して泳ぎ去ってしまいます。”取って食おう”てな訳では無いんですけどね〜。警戒心が強いですね。それに引き換え、段を降りた所には、妙に人懐っこいハマフエフキが居ます。岩壁を見て何かを探していると、必ず彼も肩越しに前を覗き込んでいます。移動を始めると、ピッタリ!後ろに付いてきます。内心「君をガイドしてる訳ではないんだぞ〜!」と叫んでも、通じませんでした。苦笑さて、折角トウシキまで来たのだからと、少し時間を作り”タイドプール”を覗いてみました。しかし、殆ど南方系の幼魚は目に入ってきません。唯一、トゲチョウの子供が見られただけでした。沖でも目に付いたのはミナミハコフグムナテンベラの幼魚だけ・・・、しっかり探せば色々目に付くのかも知れませんが、全体的に今年は南方系が少ないですね。さて、台風13号の進路が気になります。連休に影響出ない事を願いたいですね。そして明日は秋の浜にも、入れます様に・・・。
(担当 柳場)


2006年09月15日(金)
天 候 晴れ ポイント:野・秋 水 温 18℃〜25℃
風 向 き 北東5m 透 明 度 12m〜20m
気 温 (最高:最低) 25℃:20℃ 波 高 2,5m
日中の降水確率 10% 流 れ 無し
満潮:干潮(小潮) 19:44 04:03
 雲は多目ながらも青空が広がり、気持ちの良い一日でした。風は北東で変わりませんが、昨日より多少波が落ち、西側もケイカイ以外は潜れる海況となりました。さて、1本目は、野田浜へ行ってきました。エントリー口の腰位の所には、カゴカキダイオヤビッチャシマハギ・そして10cm程のボラの子供アオリイカのbaby 等が群れ、とても賑やかです。フィンを履いていると、舞い上がる砂に混じった餌?を求めて、彼らが足元にやってきます。皆さんもフィンを履く時には、レギュやスノーケルを咥えて(基本ですが・・・)水の中を覗きながら履くといいですよ。可愛い彼らの姿に癒されて、ハッピーな気持ちになれます。”イバラの根”(アーチの向かい側)に群れるキンメモドキは一段と数を増し、中々見応えがあります。根が隠れる位、もっともっと増えるといいですね。午後は、多少波が収まった秋の浜へ行ってきました。エントリーしてすぐのゴロタに、1,5cm程のミヤコキセンが居ました。”アサヒの根”ではオシャレハナダイのチビ、オオモンイザリウオ?等が見られました。新たな口内保育が始まっていないかと気になり、上がり際”オハギの岩”に寄ってみました。しかし、ジョーは普段と変わらない様子で、巣穴の補修をしていました。もう時期的に、繁殖シーズンも終わりかも知れませんね。右上のジョーを見ていると、近くに3cm弱のアカオビコテグリの子供がやってきました。そして近くにはこの一帯を縄張りとする♂の姿が・・・きっと親子だと思われるのですが、彼らにその意識は無いでしょうね。”段落ち”の近くでは、まだスジタテガミカエルウオも見られています。
さて明日からの3連休、参りましたね。週間天気予報が外れ?、土日は雨マークが消えましたが、北風は収まる気配を見せず、台風は更に成長を続けて九州に上陸しそうな勢いです。おそらく18日には、西側にもかなり大きなウネリが入ってくる事でしょう。本来ならば、最高の秋の海を楽しめる筈なのに・・・ショック〜〜〜。最終日まで無事潜れる事を願いたいですね。
(担当 柳場)


2006年09月16日(土)
天 候 晴れ ポイント:秋・野 水 温 18℃〜25℃
風 向 き 北東5m 透 明 度 6m〜20m
気 温 (最高:最低) 25℃:20℃ 波 高 2,0m 
日中の降水確率 20% 流 れ 無し
満潮:干潮(小潮) 17:15 05:44
 昨日同様、雲は多目ながらまずまずのお天気でした。うれしい事に、波もは昨日より落ちてきました。さて今日の1本目は、秋の浜の”正面”をゆっくり回ってきました。まずは”テーブルサンゴ”ハナタツに挨拶、今日は♂♀とも見る事ができました。先日確認したホシゴンベは、姿が見えませんでした。居れば判ると思うのですが・・・。”オハギの岩”から上がったウミトサカには、スケロクウミタテハゼが2個体着いていました。私は今シーズン初確認です。私は見ていませんが、浅場ではコウワンテグリセソコテグリのbaby が出現したそうです。明日の海況が読めないので、2本目は野田浜へ行ってきました。”左の溜まり”入り口には、ハナタツが付いています。そして、その上の亀裂には大きなクロアナゴが入っていました。相変わらずゴロタや岩壁を見ると、ミヤコウミウシがよく目に付きます。本当に個体数が多いですね。アーチへ向かう壁では、久々にヤギに着いたベニキヌツヅミガイが見られました。アーチの向かい側に群れるキンメモドキは、更に数を増した様に感じました。台風の大ウネリで、砂地には大きな砂紋が残っています。数日前には、まだ姿が見えなかったトビギンポベラギンポが戻ってきました。砂をなぞると、ピッ!ピッ!と飛び出し、一瞬で向きを変えて砂地に潜り込みます。だいぶ数は減りましたが、ロープエンドのゴロタにはまだスカシガイも着いていました。膝位の所まで戻り、フィンを脱ごうと下を覗くと、白い物が動いていました。石ころの様なその物体の正体は、3cm程のコブカラッパでした。そしてすぐ横には、15cm程のサツマカサゴが・・・この辺りは子供たちも素足で遊ぶ所です。こんな所に背鰭に毒を持つサツマカサゴが居るとは、一応追い払っておきましたが、危ないですね〜。
(担当 柳場)


2006年09月17日(
天 候 ポイント:秋の浜 水 温 20℃〜25℃
風 向 き 北東6m 透 明 度 10m〜18m
気 温 (最高:最低) 23℃:21℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率 70% 流 れ 無し
満潮:干潮(長潮) 15:50 07:19
 とうとう雨模様のお天気になってしまいました。しかし海は潜れるので、まだ良いのかも知れません。さて、今日の1本目は早朝DIVEのリクエストを受け、秋の浜”トサカ林”へ行ってきました。まだAM6:00を回ったばかりだと言うのに、既に車が5台も来ていました。さすが連休ですね。右のゴロタを降りていくと、水深20m付近から下は濁り水が入っていました。そして、水温も少し下がります。水が悪いせいか?イサキタカベの群れもあまり見えません。ならば何か小物でも探そうとゴロタの隙間を覗くと、目の前に大きなネコザメの顔が有りました。近くにはテングダイの姿もあります。しかし魚影は薄く、期待したほどの成果は得られず、浅場に引き上げてきました。唯一”テーブルサンゴ”の近くで、大きなカンパチ6匹とショッパチが100匹程回ってきたのは、救いでした。2本目は”左のハゼ地帯”へ行ってきました。車の置き場も無いほどの混雑に、共生ハゼが出ているかかなり不安だったのですが、着いてみると其処には我々だけ・・・30分近くヤシャ・ヒレネジ・ネジリンボー全ての巣穴を、貸しきり状態でお見せする事ができました。(勿論、巣穴だけではありませんよ〜・・・笑)しかし、此処の共生ハゼ、周辺にはネズッポの仲間トラギスコウベダルマガレイ等、捕食者がいっぱい居るにも関わらず、本当によく出てきます。食べられなければ良いですが、大胆過ぎて一寸心配です。体験ダイビングで昼頃、野田浜に潜ってきました。ちょっとマニアック過ぎるとは思いましたが、個人的な趣味で、またトビギンポと遊んでしまいました。しかし、本当に面白い魚ですね。”イバラの根”キンメモドキは、昨日より更に増えている様に感じました。台風のウネリで飛ばされないと良いのですが・・・。
(担当 柳場)