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2006年07月 第 4週( 24日〜30日迄)

2006年07月24日(月)
天 候 曇り ポイント:秋の浜 水 温 16℃〜19℃
風 向 き 南南西8m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 26℃:23℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率    30% 流 れ 無し
満潮:干潮(大潮) 17:41 10:27
 一体何時になったら梅雨は明けるのでしょう?今日も一日ドンヨリしたお天気で、相変わらず霧が濃く、湿度100%でした。皆様の所は如何でしょう?さて海の方は、比較的透視度は良いのですが、冷たいです。魚影はそこそこですが、皆かなり上の中層に群れています。魚達も暖かい潮の方が好みの様ですね。今日の1本目は、”正面”をゆっくり潜ってきました。まずはコケギンポSPにご挨拶、そのまま”三角岩”まで降りニセボロを探したのですが、残念ながら見付かりませんでした。ジョーの卵には、しっかり目が見えていました。ハッチアウトするまで、何事も無く育って欲しいですね。私達より少し先に入ったチームがブリor ヒラマサの大群に囲まれたそうです。何と!時間にして10分程切れ目が無かったそうです。”秋の浜の仙人”こと大沼氏も、「おしっこチビリそうだったぁ!!!!!」と興奮顔で話していました。2本目は”際から左砂地”へ行って来ました。砂地ではコウベダルマガレイが目立ちます。顔に蛍光ブルーの斑点が出た♂が、♀を執拗に追いかけていました。今日もヤシャはペアでホバーリング、そして少し育ったウミテングbaby も健在でした。
(担当 柳場 ・ 画像提供 Drコジマ)


2006年07月25日(火)
天 候 曇り後晴れ ポイント:秋の浜 水 温 16℃〜19℃
風 向 き 南南西5m 透 明 度 12m〜15m
気 温 (最高:最低) 29℃:23℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率 20% 流 れ 無し
満潮:干潮(大潮) 04:15 11:09
 午前中は相変わらず霧が濃く小雨もぱらつきましたが、午後には青空が見えてきました。長かった梅雨も、ようやく明けそうな雰囲気です。さて海の中は相変わらず、冷たい潮が入ってきます。ロクハンを着ていても、あまり下の方で長居したくありません。もっとも、半年以上着て生地がかなり潰れてるせいもあるのですが・・・。さて今日は、”右から正面””正面から際”と2本潜ってきました。正面の水深20メートル付近で、貝を捕食しようとしているタコと出会いました。コブシ大のサザエを包み込んで、窒息させようとしてるのです。結局、私のライトに反応して離してしまいましたが、一昨日のネコザメと言い、堅い貝殻に身を包んでいても海の中は危険がイッパイですね。もっとも人間が一番危険な動物だと思われますが・・・。浅場に戻ってきて段を上がると、目の前をカメが泳いでいました。私達に気付きすぐ反転して逃げていきましたがゲストの方は大喜び、とてもラッキーでした。エキジット間際にカエルウオを見ようとしたのですが、姿が見えません。何と!潮が引いて、パイプが海面から露出してるのです。時折波が来て海水を被りますが、殆ど水から出た状態でジッと耐えてる姿に、思わず手を叩いてしまいました。正面の砂地でアカヒトデにちょっと悪戯、こんな格好をさせてしまいました。彼らにとってお腹は急所、ゆっくり起き上がってる様に見えますが、必死なのでしょうね。ハシゴの近くの岩陰に、ミナミハコフグの幼魚と共にツノダシが潜んでいました。体型や体色からまだかなり若い個体です。彼らが目に付き始めると、やっと「海の中にも夏が来たな〜」と言う感じがして嬉しくなります。沢山増えてくるといいですね〜。
(担当 柳場)


2006年07月26日(水)
天 候 晴れ ポイント:野田・秋 水 温 17℃〜19℃
風 向 き 西南西2m 透 明 度 5m〜10m
気 温 (最高:最低) 28℃:22℃ 波 高 1,5m
日中の降水確率 10% 流 れ 無し
満潮:干潮(大潮) 04:53 11:46
 やっと気持ちの良い青空が広がりました。このまま梅雨明けになってほしいものです。多少西側のウネリが治まってきたので、今日の1本目は野田浜へ入ってみました。岸近くは海藻が舞い身体は振られますが、石をはぐってウミフクロウを探す程度の余裕はありました。一時、グローバルでブームになったスカシガイは、今も健在です。一つのゴロタで色とりどりの個体が見られ、その形のユニークさに惹かれ見ていると時間を忘れます。”左溜まり”の亀裂には、1m以上有りそうなクロアナゴが入っています。そしてアーチへ向う壁の始まりでは、ネコザメ・1m近いコロダイ等が見られました。アーチの入り口付近に、3cm程のコブダイの幼魚が居ました。しかも3個体、単体では良く見かけますが、群れて???いるのは初めてです。(ダイバーの世界では、全て話しが誇張される。(笑)ここ最近の海況を示すかのようにアーチを抜けた砂地には、彫りの深い砂紋がくっきりと残っていました。2本目は秋の浜へ、ジョー卵のリサーチに行ってきました。しかし・・・巣穴は見事に崩れ、その場所は大きく窪んでいました。何故?口内保育が終盤に差し掛かると、この様なアクシデントが起こるのでしょう?@巣穴をリフォームする為自分で崩す?Aヘリシロウツボの様な魚に襲われた?B卵を観察する時、誰かが崩してしまった?3番目でなければ良いのですが・・・(夕方潜ったスタッフ情報で、巣穴は復活してたそうです。良かった〜ぁ・・・)それにしても、又もや透視度が落ちてしまいました。水が悪くなると逆に、イトヒキベラハナハゼの蛍光色が良く目立ちます。前に誰かが「ハナハゼって幽霊みたいですね〜」と言っていました。今日写真を撮って見て少し納得できました。本当は、綺麗な魚なんですが・・・。エキジットのハシゴ近くで、「ナカハラタナバタウオが産卵行動に入りそう!」との話を受け見に行くと、其処にはトラウツボが陣取っていました。イチャイチャしていた筈の♀は見当たらず、♂だけがウツボの側を右往左往しています。もしかすると、♀は襲われたのかもしれません。夕方には♂も姿を消してしまい、トラウツボだけが其処に収まっていたそうです。
(担当 柳場)


2006年07月27日(木)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 17℃〜19℃
風 向 き 北北東5m 透 明 度 6m〜12m
気 温 (最高:最低) 30℃:21℃ 波 高 1,5m
日中の降水確率 0% 流 れ 無し
満潮:干潮(中潮) 05:28 12:20
 蒸し暑い一日となりました。カラッとした秋晴れが待ち遠しいです。いやいや、その前に夏が来ないと困りますが・・・。さて今日の1本目は、”左転石”へ行って来ました。抱卵中だったダイダイヨウジの卵は、既に殆どがハッチアウトし、幾つか銀色の目が残っているだけでした。卵の殻は、まだビッシリお腹に貼りついたままです。この殻は、、シート状のまま剥がれ落ちるのでしょうか?ちょっと気になりました。ジョーの巣穴が又凹んでいました。どうやらマツバスズメダイの産卵床作りが原因の様です。思わず「頼むから、此処で巣作りはしないでくれ〜」と叫びましたが、通じませんよね。苦笑
”オハギ”の近くでは、アカオビコテグリのペアが見られました。繁殖シーズンも終盤に差し掛かり、個体数は減ってきてると思いますが、まだ続いている様です。昨日のセミナイトで、有馬がトビヌメリの放精放卵を確認してきました。今日も”左の砂地”では♂同士が喧嘩をしたり、縄張りを見回ったりと、かなり活発に動いていました。まだ暫くは観察できそうな雰囲気です。この所よくスタッフログに登場するカエルウオですが、今日もこんな格好でジッと耐えていました。何となくオタマジャクシにも似てる様に思えるのですが、皆さん如何ですか?。昨日トラウツボに場所を取られていたナカハラタナバタウオは、無事産卵を済ませたようです。天井イッパイに産み付けられた透明の卵を、♂が一生懸命守っていました。(画像が見づらくてスミマセン。)無事育つと良いですね。
(担当 柳場)


2006年07月28日(金)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 21℃〜17℃
風 向 き 西3m 透 明 度 10m
気 温 (最高:最低) 29℃:24℃ 波 高 1,5m
日中の降水確率 10% 流 れ なし
満潮:干潮(中潮) 06:03 12:51
 朝から霧が立ち込め、飛行機は今日も欠航してしまいました。飛行機でいらっしゃる予定の方はお気をつけ下さい。今日は1本目に行ってきました。ヤシャハゼ&ウミテングを見て降りて行くと異様に大きく育ったタマガシラが多く見られました。目的のレッドストライプは今日も健在でした。先週末、体がまだ透けていたガラスハゼは段々と色が付いてきました。丁度2週間前に生み付けられたクマノミの卵→は段々成長して、もうはっきり眼を見る事出来ます。先日、惜しくも産卵行動に出会えなかったタナバタ君は、今日も卵を必死に守っていました。スズメダイの様に突付いたりして来ないので、観察もし易いです。浅場のキバナトゲトサカに先日から気になっている、謎のカニダマシがいます。歩脚に縞模様が入っていたりして特徴は多々あるのですが、これだ言う物に出会えません。今日もこのカニダマシとヤドリツノモエビが見られました。2本目が右から正面に周って来ました。駆け下りに出るとタカベの群れが一気にやってきました。もう少し水が良ければもっとはっきり見えたのですが・・・正面では、アカオビコテグリや大きなヒラメを見る事が出来ました。段落ちでは、コブダイygやオシレカクレエビが見られました。最近、浅場を大きな群れで泳いでいるシラウオの様な魚達ですが、どうやらカタクチイワシの子供達だったようです。今日はブリorヒラマサの若魚達に虐められていました。梯子では、1本目にカエルウオが2匹で同じパイプに入っていました。2本目に見るとどうやら中に卵と思われる物が付いていました。もしかして最初見た後に産卵していたのでしょうか??梯子の真裏では久し振りにゴマヒレキントキを見ました。何気にお気に入りの魚です。今日のお魚セホシサンカクハゼです。まずは右の画像をご覧下さい。ハゼの後ろの岩に付いているのは、セホシ君の卵です。もう眼がはっきりと見えギラギラとしています。実に見易い所に産み付けている為撮影し放題です。学名の種小名は「duospilus」 duoは、2つのという意味ですが、spilusって・・・斑紋って意味でしょうか? 誰か知っていたら教えて下さい。
(担当 有馬)


2006年07月29日(土)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 21℃〜18℃
風 向 き 東北東2m 透 明 度 15m
気 温 (最高:最低) 28℃:22℃ 波 高 1,5m 
日中の降水確率 30% 流 れ なし
満潮:干潮(中潮) 06:38 13:19
 最近立ち込めていた霧も今日はスキッと晴れ、暑い一日なりました。1本目は正面に行ってきました。今日も透明度が良かったおかげで、イサキ・タカベの群れが良く見えました。降りて行くとニセボロが目に入りました。この個体がお気に入りの場所に居てくれました。ヤシャハゼは第1背鰭位までしか出ていてくれませんでした。サンセットから帰って来た柳場さんの話では、ジョーはなんと8個体も居るそうです。一遍に見れたら楽しいでしょうね。2本目は、に行ってきました。地元ダイバーの方が発見したイバラタツを見てきました。大沼さんから最近私が凝っているコチ系のygが居るという話を聞いて見てきました。大きさ1cm位で、実に可愛い個体です。これが一体何になるのでしょう?しかし、コチは本当に難しいですね。写真を撮っても良く分かりません。水温が下がって来たせいかハゼ系は全く出ていませんでした。ウミテングのチビは定位置に居てくれました。ちょっとは大きくなって来た気がします。そのまま左に流すとクロイトハゼのygが寒さにも負けずホバリングしていました。段落ちでは、ベニイザリウオ・コブダイのチビ・卵守るセホシサンカクハゼが見られました。段を上がると相変わらずカタクチイワシの子供達が多く群れていました。ここでもベニイザリが見られました。正面にあったクマノミの卵は昨日ハッチアウトしたようです。丁度2週間でハッチをしました。また産卵をしてくれるのが、今から楽しみです。今日のお魚は、ナンヨウミドリハゼです。浅場に多く見られるイソハゼの仲間です。前にもこのコーナーで書いた事がありますが、その頃よりも断然数が増えて来た様な気がします。大抵、いつもカメラを寄せると逃げてしまうのですが、今日は全く動かずに撮影させてくれました。しかも、この魚にしては深く、6m程に居てくれました。この水深なら体も揺れずに撮影が出来ます。この手のハゼは良く似た種類が多く、大島にも複数種が居る気がします。画像を良く見てみると尻鰭基部から5本の暗色斑があるのが見えます。(この画像では見られませんが・・・) この手のハゼもコチ同様もう少し良く調べてみないといけない様です。
(担当 有馬)


2006年07月30日(
天 候 晴れ ポイント:秋・野田 水 温 18℃〜20℃
風 向 き 北北東1m 透 明 度 12m〜15m
気 温 (最高:最低) 26℃:23℃ 波 高 1,5m
日中の降水確率 10% 流 れ 無し
満潮:干潮(中潮) 07:15  13:46 
 何処も穏やかな、い〜ぃ海になりました。しかし相変わらず水温は低めです。さて今日の1本目は、”右のトサカ林”へ行ってきました。ゴロタ中層を進んでいくと、沖合いに黒い塊が見えてきました。近づくとそれは大きなイサキの群れ・・・ライトを振ると一斉に下へ降りてきます。私達の周囲は全てイサキ、この群れに取り囲まれる瞬間は、何とも言えない快感です。一時期より数は減ったものの、テングダイも5〜6匹で群れていました。そしてゴロタの間には大きなカスザメ、砂を払うと面倒くさそうに下へ降りていきました。2本目は”左の砂地”ヤシャハゼを見に行ってきました。多少潮が掛かっていたせいもあり、初めは2匹並んでホバーリングしていました。皆で取り囲むと流石に♂は隠れましたが、♀は巣穴の縁で様子を窺っています。色鮮やかなコトブキテッポウエビも時折姿を見せ、中々良い被写体になっていました。そもまま沖へ出てウミテングbaby を探しましたが、目に入ってきません。海底には、お寺の小僧が掃き掃除をしたかの様に、綺麗にフインの跡が残っていました。小さいので飛ばされたかも知れませんね。居れば良いのですが・・・。際のヒメジョーが、海底を覆うアミの仲間を一生懸命捕食していました。頭上を飛び交うアミを目で追いかけ、時折巣穴から飛び出す事もあります。彼らにとっては、食事をするのも命がけですね。正面で、早くも卵を持ったアカホシカクレエビが見られました。お腹にオレンジの卵がビッシリ着いています。ここ数日マツバスズメダイに巣穴を壊され目に入らなかったジョーが、復活しました。しかし、かなり成長している筈の卵は咥えていません。放仔してしまったのでしょうか?それとも数日間生き埋め状態だったので、放置してしまったのかも知れません。今月16日に口内保育を始めた個体も、ここ暫く卵が確認できません。”子育て放棄”してしまったのでしょうか?いずれにしても、色々な卵がが気になって仕方が無い、今日この頃です。(苦笑)
(担当 柳場)