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2006年05月 第 4週( 22日〜28日迄)
| 2006年05月22日(月) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 16℃〜17℃ |
| 風 向 き | 南南西6m | 透 明 度 | 7m〜10m | |
| 気 温 (最高:最低) | 24℃:17℃ | 波 高 | 2m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(長潮) | 12:49 | 07:12 |
| 気持ちの良い青空が広がり、秋の浜も凪いで最高のコンディションでした。さて今日は比較的浅い?25m近辺を2DIVE・・・。昨日消えていた縞々ソウシイザリウオは、又定位置に戻っていました。相変わらず両脇の岩壁面に突っ張るようにへばり付き、以前と同じ態勢で着いています。イチモンジハゼを見ていて思ったのですが、魚達にもお気に入りの場所が有り、多少プレッシャーを与えられてもすぐにその場所に戻ってきます。この縞々ソウシも余程此処が気に入ってるのでしょう。正面の黄色いイロイザリウオは多少色が褪せてきたものの、相変わらず”置物”の様に岩に乗っていました。”正面際”では、ツルリとした大きなニセボロカサゴ、そのすぐ近くではアカオビコテグリの♂が見られました。正面で見ている個体より一回り小さい、別個体でした。♂が多ければ繁殖行動も観察し易くなるので、更に個体数が増えるといいですね。ここ数日、ネンブツダイの数が更に増した様に感じます。今日は正面の12m付近と、左ゴロタ周辺にそれぞれ数百匹づつ群れ、中々見応えがありました。昨年稚魚が多かったせいか?スズメダイの若魚も例年より多く感じます。”椅子の岩”では、サガミリュウグウウミウシが3数個体、、水深25ぐらいのガレ場には、10cmほどのダイオウタテジマウミウシ、その少し上にはインターネットウミウシ、その他、ユビウミウシやコガネミノ・キイボキヌハダ等、ウミウシ類も色々観察されました。 (担当 柳場) |
| 2006年05月23日(火) | ||||
| 天 候 | 曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 16℃〜17℃ |
| 風 向 き | 南南西6m | 透 明 度 | 6m〜8m | |
| 気 温 (最高:最低) | 23℃:18℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 50% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮(若潮) | 14:13 | 08:04 |
| 相変わらず晴れ間は長続きしません。午後には小雨がぱらつき、慌てて器材をしまう光景も見られました。(苦笑)さて今日は、”アサヒの根”そして”際〜左転石”へと2DIVEしてきました。昨日目に入らなかった綺麗なニセボロが、”ザラカイメンの岩”に戻っていました。身体に小さなイソギンチャクの様な物が付着してたので、そのまま育ったら面白いですね。しかし・・・、ニセボロは脱皮するので、まず絶対に有り得ませんね。(笑)”アサヒの根”のトップ付近で、川の様に流れるイサキの群れと遭遇しました。中々型のいいイサキで、とても美味しそうでした。”際”から離れ”飛び根”に向うと、点在するゴロタの間に大きな敷物の様な物が見えました。近づくと、それは体長2m半程の巨大エイ(ウシエイor ホシエイ?)でした。尾の長さだけで3m位有りそうな個体で、久々の大物でした。しかし、すぐにこちらに気付き、ゆったり滑る様に深場へと降りていってしまいました。(既に減圧が出始めて、追えなかったのが残念です。苦笑)1週間程前にも「大きなエイを見た!」との情報が有り、同一個体かも知れませんね。更に砂地斜面を上がってくると、今度は目に前にトビエイが現れました。アカエイやホシエイ等と違い、鳥が羽ばたくように泳ぐ姿は、中々優雅がものです。”パイプの岩”近くの砂地には、大小2匹のカスザメが潜んでいました。ちょっといたずら心で大きい個体のお腹を擦ると、狙い通り大きなアクビをしてくれました。アクビと言えば、ニセボロカサゴもよくアクビをします。今日もいきなりガバ〜っと大口を開け、私達を喜ばせてくれました。本人は喜ばすつもりは無かったと思いますが・・・。段を上がった所に、この時期ヘビギンポがよく集まる岩があります。試しに数えて見たら1m四方のその壁面だけで、18匹確認できました。♂が3〜4個体で、あとは♀の様です。あちらこちらで腰をフリフリしながら卵を産み付ける♀・・・当に乱交状態でした。(爆) (担当 柳場) |
| 2006年05月24日(水) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 18℃〜19℃ |
| 風 向 き | 南西4m | 透 明 度 | 7m | |
| 気 温 (最高:最低) | 25℃: 15℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 50% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(中潮) | 15:18 | 08:48 |
| 今日はまるで夏の様な天気になりました。しかし、水中はちょっと濁りが戻っていました。1本目は右に行ってきました。縞々ソウシ復活の話を聞き見に行ったのですが、残念ながらまた姿を消していました。数週間前にマルタマオウギガニのメガロパ幼生を見つけたトサカに寄ってみました。久し振りに見ると立派なカニの形に変身していました。そのまま砂地をウロウロしていると大きなヤシャハゼを発見しました。黄色のイロイザリも定位置にいてくれました。その近くには大きなアカオビコテグリも見られました。2本目は左の砂地を中心に回ってきました。砂地に降りるとすぐに例の変なハナタツの仲間がいました。転石地帯ではミズヒキガニやタマガシラ・アヤニシキを体に付けたクモガニの仲間等が見られました。最近良く見るトビヌメリが縄張り争いをしていました。しかし、迫力無〜い喧嘩でした。ヤシャハゼ・ヒレネジもその姿を見せてくれました。その後、リクエストのカスザメを発見し見始めた頃には、もう窒素が・・・ 浅場では卵を持ったトゲトサカテッポウエビや穴から飛び出た?(出させた?)トウシマコケギンポが見られました。今日のお魚はハナタツです。その昔、タツノオトシゴと呼ばれていた、この実に有名な魚は今ハナタツと名前を変えてしまいました。何故変わったのかと言うと・・・ これを書くと長〜い文になるので、次回にします。最近、お腹に卵を持った♂を良く目にします。繁殖についても私などが偉そうに書くなど、あまりにおこがましい事なのでそれも止めておきます。さて、本題です。今日不思議な光景を目にしました。浅場を梯子に向かって流していると水底でクネクネと悶えている物体がありました。良く見るとハナタツです。何故か尾に黒い物が付いています。じっくり見てみるとその黒い物体は、島で「メッカリ」と呼ばれているクボガイの仲間でした。死にそうなハナタツを襲っているのかとも考えたのですが、ハナタツの動きの良さが、どう見ても弱っている様には見えません。貝を手に取ってみると面白い事にハナタツも一緒にくっ付いてきます。可愛そうなので引き剥がしてあげた所、ハナタツは元気に海藻に泳いで行きました。一体、このハナタツに何が起きたのでしょう?岩肌を歩いてきたメッカリがハナタツに乗っかってしまい、そのまま落下したのでしょうか?メッカリが生きてるハナタツを襲うとも考え難いのですが・・・ 海の中って不思議がいっぱいです。 (担当 有馬) |
| 2006年05月25日(木) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 16℃〜17℃ |
| 風 向 き | 東北東5m | 透 明 度 | 7m〜10m | |
| 気 温 (最高:最低) | 21℃:15℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(中潮) | 16:13 | 09:29 |
| 気持ちの良い青空が広がり、秋の浜も凪いで最高のコンディションでした。しかし、透視度は・・・・・相変わらずです。さて今日も”右から正面”そして”正面際”と潜ってきました。先日再登場した縞々ソウシは、また消えてしまいました。近くで観察されてた朱色のイロイザリも姿が見えず、ちょっとガッカリです。黒い個体も居るはずですが確認できず、現在イロイザリウオは黄色のみとなってしまいました。”−30の岩”近くに、大きなヒラメが休んでいました。デジカメで激写され、おまけにアゴまで撫ぜられても身動き一つしない、実に胆の据わった個体でした。1本目姿が見えなかったニセボロカサゴが、”カイメンの岩”に戻っていました。午前中散々探しても目に入らなかったのに、一体何処から出てきたのでしょう?上手く隠れてるものですね。この所水深30付近の際に行くと、必ずイットウダイの子供が出ています。近づくと、岩陰に隠れたり、亀裂に潜り込んだりするのですが、すぐに出てきてこちらの様子を窺っています。12〜3cmの個体で目がクリクリし、中々愛嬌のある奴です。正面を降りていった”椅子の岩”には、相変わらずサガミリュウグウウミウシが3個体着いています。指先で軽く触れると、染料にでも使えそうなほど鮮やかな紫色の体液が手に付きます。際の25付近に群れるメバルの子供達が更に数を増し、かなりの見応えがあります。既に百の単位は超えてると思われます。この所左のハシゴに、可愛いイソギンポが住み着いています。パイプに着いた苔を齧りとって食べる様子や、パイプから顔を覗かせてる姿が見られます。エキジットの妨げにならない程度に、機会があったら是非観察してみて下さい。 (担当 柳場) |
| 2006年05月26日(金) | ||||
| 天 候 | 曇り | ポイント:野田浜 | 水 温 | 17℃〜18℃ |
| 風 向 き | 南南東6m | 透 明 度 | 5m〜7m | |
| 気 温 (最高:最低) | 21℃:16℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 50% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(中潮) | 17:03 | 10:10 |
| 今日は野田浜で2ダイブをしてきました。1本目、裏道に入ると根の上にオオセがいました。最近良くオオセを目にします。でも見辛い事に、大抵穴の中や根の上にいるんですよね〜 砂地では、サツマカサゴのチビや2,5cm程のテンスモドキのygを発見しました。アーチに向かう壁では、定位置にベニイザリも付いていました。2本目は普通にアーチを周ってきました。砂地に出るとカスザメの姿が見られました。とにかく透明度が悪く少し砂地に出るともう根が見えなくなってしまう程でした。帰り道にはもう1匹カスザメが見られました。全体的に魚の少ない(見えない?)海でしたが、魚以外の生き物が非常に面白く、石を捲ると面白い程ウミフクロウが姿を現します。最近、カナさんがお気に入りの「スカシガイ」と言う生き物がいます。巻貝の仲間なのですが、まるでウミウシの様に体が露出しています。体の天辺には申し訳無さそうに傘の様な貝を背負っています。面白いのはこの貝の形で、その名の通り貝に穴が開いて、スカシて見る事が出来ます。体色は地味〜な灰色で、何故か触角だけが赤く異様に目立ちます。体色の明るいヒラスカシガイと言う同属の仲間も見られました。その奇妙な体と動きは実に、気持可愛い〜〜い・・・?やっぱり気持ち悪い!!、「きも気持ち悪い」(なんじゃそりゃ)です。変な生き物に興味ある方にお勧めの1品です。今日のお魚はベラギンポです。野田浜では水温が上がって来ると砂地に現れ始めます。体は細長く、砂に潜ったり、ホバリングしたりしています。一見地味なのですが、体には光る様な青白い点が並びます。雄の背鰭前部の鰭条は糸状に伸びホバリングしている時には実に綺麗です。これから繁殖時期を迎えるこの魚は、雄がハーレムを形成します。今日見た個体も周りに雌を何匹もはべらせていました。砂に潜る動きが非常に面白く頭から砂地の浅い所に滑るように潜っていきます。しかし、大抵尾鰭が見えている事が多く、ちょっと突付くとまた飛び出てきます。秋の浜では見られない魚ですよ。島の西側と東側では、生物相に若干の差があります。同じ島なのに不思議な話ですよね〜 (担当 有馬) |
| 2006年05月27日(土) | ||||
| 天 候 | 雨 | ポイント: | 水 温 | 16℃〜17℃ |
| 風 向 き | 東南東8m | 透 明 度 | 7m〜10m | |
| 気 温 (最高:最低) | 19℃:15℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 90% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮(大潮) | 17:48 | 10:50 |
| 日中も殆ど気温が上がらず、思わずフリースを羽織ってしまいました。早く前線が遠ざかって、お天気が回復してくれると嬉しいですね。さて今日も”右〜正面”そして”際〜左砂地”と2DIVEしてきました。1本目”右のゴロタ地帯”に差し掛かると、何時も卵を観察する辺りに大きなネコザメがウロウロしていました。お腹は左程大きく膨らんでませんでしたが、産卵場所を確認してたのかも知れません。砂地には相変わらずヒフキヨウジが居ます。そして”−30の岩”の所には、今日も大きなワニゴチ。際の”カイメンの岩”には、皮弁の有るニセボロも戻っていました。二本目、”左砂地”のクモガニ仲間に向っていると、目の前に又しても大きなネコザメが泳いできました。大きさから1本目と同一個体と思われるのですが、日中からよく動き回ってますね。転石の所には、以前から観察されているタマガシラが居ます。出始めの頃と比べると、倍ほどに成長していました。砂地のヒラタエイを見ていると、近くでお客様がマンリョウウミウシを見つけました。体長20cmは有りそうな大きな個体でした。浅場では、ハナタツにベニイザリウオ、サガミリュウグウウミウシ等を見て上がってきました。 (担当 柳場) |
| 2006年05月28日(日) | ||||
| 天 候 | 雨後曇り | ポイント:野・秋 | 水 温 | 17℃〜18℃ |
| 風 向 き | 南5m | 透 明 度 | 5m〜8m | |
| 気 温 (最高:最低) | 22℃:18℃ | 波 高 | 3,0m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(大潮) | 04:27 | 11:30 |
| 昨夜から朝方に掛け北寄りの強風が吹いた為、午前中の秋の浜は潜水不可となってしまいました。と言う訳で、1DIVE目は野田浜へ・・・・・。しかし、野田浜もかなり強いサージが入り、アーチへ向う途中は海藻が舞い上がって透視度も最悪でした。アーチを超えて砂地へ出るとやっと落ち着けるそんな海でした。さて、アーチへ向う壁の凹みには、相変わらずベニイザリウオが着いています。そしてネンブツダイもかなりの数がまとまり、中々見応えがありました。アーチ近辺では大きなアオブダイが見られ、砂地へ出た所ではカスザメも観察されました。一見何も居なさそうに見える砂地をなぞると、トビギンポが飛び出してきます。そして、数は少なめですが、ベラギンポの姿も見られました。ロープエンド付近のゴロタをはぐると、アンコウウバウオやスカシガイが観察されます。スカシガイは、申し訳程度の貝殻を体に着け、その貝殻に開いた穴から水管を出して呼吸するとてもユニークな貝の仲間です。地味な奴ですが、実は様々なカラーバリエーションが有り、”某スタッフお気に入りの生物”となっています。(笑)2DIVE目は、だいぶ波が収まったとの情報を得て秋の浜へ行って来ました。しかし、風波は無いものの大きなウネリは入ってきます。結局潜ったのですが、水深30mでも強いサージが感じられ、ちょっとビックリ!しました。縞々ソウシは今日も見当たらず、ノーマルを求めて”トサカ林入り口”まで降りてみました。しかし、ソウシは目に入らず、大きなヒラメと40cm近い大きなキツネダイがウロウロしているだけでした。ゴロタ斜面では、久々に大きなタカベの群れと遭遇しました。淡いブルーに黄色いラインは、サンゴ礁に群れるウメイロモドキを連想させ好きな魚です。浅場はゆっくり物探しを出来る状況ではなく、”潜水時間45分:残圧80”を残し、早々にエキジットしたのでした。(苦笑) (担当 柳場) |