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2006年03月 第 5週( 27日〜 4月2日迄)

2006年03月27日(月)
天 候 晴れ・曇り ポイント:秋の浜 水 温 15℃〜16℃
風 向 き 東8m 透 明 度 12m〜15m
気 温 (最高:最低) 16℃:9℃ 波 高 1,5m
日中の降水確率    30% 流 れ なし
満潮:干潮(中潮) 15:32 09:50
 北東の風のせいで少し波のある海になりました。今日はのんびりと右から正面に回って来ました。では今日もオレンジと黄色のイロイザリが観察出来ました。リクエストのジョーフィッシュ(赤まだら模様)や地味な方のチビジョーフィッシュを見て浅場に戻りました。大沼さんから「変わったカニが居るよ」と情報を貰っていたので、その場所に行ってみました。そのカニは、今迄見た事の無い種類で第4歩脚が背中で物を背負えるように甲側へ曲がっており、先端はかぎ爪になっています。とにかく大きく甲幅は10cm以上あり、長い歩脚まで入れるとその横幅は30cm以上になります。体にはハオリムシがいっぱい付き、脚も所々欠損し正に深場から上がって来ました〜という感じでした。色々と調べてみると「テナガオオホモラ」か「オオモモラ」という2種が一番近そうです。生息水深は100m以深と非常に深いカニ達です。明日も居てくれると嬉しいのですが。その他には、マツバギンポ・ハナタツのペア・キマダラハゼ・ヨコシマエビ等が見られました。今日のお魚スミツキカミナリベラです。ベラリストなら一度は見たいと思うこのベラでしょう。(多分) 残念ながら今いる個体は♀で、いまいち地味〜な感じですが、それでもやや黄色っぽい体に吻端から胸鰭付け根まで入る黄色のラインが目立ちます。カミナリベラに混ざっているので、初め探すのに苦労しましたが、一回認識してしまうとすぐに発見出来ます。観察例はあまり多くないのか図鑑には「三宅島と慶良間諸島以外では稀」と書いてあります。なんと日本固有種で(そうそうダテハゼは違うようです。)日本人なら一回は見ておかなければ罰が当たりますよ〜(言い過ぎですか?) 発見者の大沼さんの話では、6〜7個体は居るらしく1匹位オスになってくれるのを祈っています。この雄がまた格好いいんですよ〜 このままだと延々と書き続けてしまいそうなので、この辺で
(担当 有馬)


2006年03月28日(火)
天 候 曇りのち晴れ ポイント:秋の浜 水 温 15℃
風 向 き 北東5m 透 明 度 13m
気 温 (最高:最低) 15℃:10℃ 波 高 2m
日中の降水確率 10% 流 れ やや有り
満潮:干潮(大潮) 16:19 10:26
 午前中は雲っていたのですが予報に反して午後からは晴れ風もおさまり温かい1日となりました。。北風が吹いていたため秋の浜は少々波立っていました。。今日は正面の際に行ってきました。。途中ベラ地帯に寄ってクレナイイトヒキベラ♂を見てきました。。際の35m付近ではマトウダイが観察でき近くではアナモリチュウコシオリエビホシベニサンゴガニygなども見られました。。そこから左の砂地へ流し、アケウスタマガシラなどを見て上がってきました。。2本目、O氏からニセボロカサゴの情報をもらい右に行って来ました!!いってみると縦に並んだ状態のニセボロカサゴのペアーが観察できました。。相変わらず面白い顔をしている魚です。。近くではインターネットウミウシも見られ、30mの岩ではお勧めの被写体のオキゴンベygも健在です!イバラカンザシの近くから顔をだしているコケギンポspやハナウミシダについているコマチテッポウエビなどを見て戻ってきました!!浅場では体中にイソバナをつけているカイメンガニベニイザリウオキマダラハゼエゾイソアイナメヒョウモンダコなどが観察できました。。ヨコエビの仲間もだんだんと増えてきています。。
(担当 荻島)


2006年03月29日(水)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 14℃
風 向 き 西南西11m 透 明 度 12m
気 温 (最高:最低) 12℃:8℃ 波 高 4m
日中の降水確率 10% 流 れ なし
満潮:干潮(大潮) 05:01 11:01
 天気はとてもよかったのですが西風が強く吹いた1日でした。。その影響もあるのでしょうか?水温が少し下がっていました。。今日は正面から左の砂地を回ってきました。。正面を降りていく途中、中層ではイサキが結構な数で群れています。まずジョーフィッシュを観察、近くでは海藻に隠れているアミメハギが見られました。。その後は昨日見損なったオオホモラを見にいって来ました。。大きいとは聞いていたのですが予想していたサイズより一回り大きくなかなかの迫力です。。近くにカイメンが落ちているのですがひょっとしたらこのカイメンを背負っていたのかもしれません。。カイメンを背負っている姿も是非見てみたいものです。。岩の下側の隙間に入っているためその岩を背負っているという噂も?・・・・。そこから左の砂地方面へ流してきました。。砂地ではかわいいサイズのタツノイトコ、近くではザラカイメンカクレエビも見られています。その他ではベニイザリウオイソコンペイトウガニベンケイハゼ等を見て上がってきました!!浅場ではタカベの子供、メバルの子供達が見られ春を感じさせてくれます。 
(担当  荻島)


2006年03月30日(木)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 15℃
風 向 き 西南西8m 透 明 度 10m〜12m
気 温 (最高:最低) 12℃:4℃ 波 高 4m
日中の降水確率 10% 流 れ なし
満潮:干潮(大潮) 05:24 11:36
 天気も良く海も静かでなかなか良い一日になりました。しかし、水中は少し浮遊物が多くなって来ました。今日はのんびり正面をまわって来ました。コケギンポsp.やヒヅメコシオリエビを見て降りて行きました。海藻を捲ってみるとその下から大きなマスダオコゼが姿を現しました。体長10cm以上はある大きな個体でした。暫く同じ場所で見られると良いのですが・・・ 定番のジョーフィッシュを観察し、上の地味なチビジョーに行きました。種類は違う物の同じアゴアマダイ科の魚のはずなのに、何故こんなにチビジョーはシャイなのでしょう。良く見えないからと少しでも近づこうものなら、すぐに引っ込んでしまいます。砂地ではちょっと変わったハナタツ?が同じ場所で見られました。浅場に向かう途中、穴を覗くとアオリイカの物と思われる卵が産み付けられていました。段落ちではベニイザリとイソコンが見られ、段の上ではスミツキカミナリベラ♀やエゾイソアイナメyg等が観察出来ました。今日のお魚フサカサゴです。極々普通に見られるフサカサゴ科の魚で、その地味な雰囲気から、まずダイバーに注目される事はないでしょう。結構浅場から見る事が出来ますが、釣り番組等を見ていると深場からも釣られたりしています。勿論、煮付け等にして美味しく頂く事が出来ます。良く似た種類にコクチフサカサゴと言うのがいます。違いはその名の通り口の大きさが小さい方がコクチです。どれ位小さいかというと口の後端が眼の後縁の真下まで来ないのです。横からじっくり観察すれば容易に区別が付きます。スコーピオンフィッシュと呼ばれている通り、背鰭の棘には毒を持っています。流石にフサカサゴにチャレンジした事はないので、どれ程の毒かは分かりませんが、その属名「Scorpaena」がサソリに由来している所からも大体想像できます。いや〜シャレでも刺されたくは無いですね。
(担当 有馬)


2006年03月31日(金)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 14℃
風 向 き 南西5m 透 明 度 13m
気 温 (最高:最低) 13℃:0℃ 波 高 3m
日中の降水確率 10% 流 れ あり
満潮:干潮(中潮) 05:46 12:12
 今日の朝はとても寒く霜柱が降りるほどでしたが風もおさまったので日中はとても暖かい1日でした。。今日はアサヒの根にいってきました。根まで降りると強い流れがかかっていてほとんどのトサカやヤギがおもいきり傾いていました。。そのかわりイサキがけっこうな数で群れていてなかなか迫力がありました。アサヒの根では特にこれといったものは目につかずキツネダイイズカサゴを見て上がってきました。。根のトップ付近では深緑色したカイメンをつけているシックなアケウスがいました。際方面に向かおうとしたら大きなセミホウボウが目に入りました。。びっくりしたことに今日のセミホウボウはなんと流れに逆らって泳いでいるのです。。何か特別な行動なのでしょうか?全然着底せず水底から1mくらい上のところでホバーリングしています。セミホウボウってこんなことができるんだ〜なんてちょっと感心してしまいました。鰭を全開にしていたらカッコいいのになあなんて思いながら眺めてしまいました。。戻ってくる途中ではモクズショイタツノイトコ等が見られました。。浅場ではヨコシマエビヤリイカの卵、最近よく巣穴からでて全身だしているマツバギンポ、黄色味がっかったベニイザリウオ、梯子の近くではネコザメの死骸などが観察できました!!
(担当  荻島)


2006年04月01日(土)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 14 ℃
風 向 き 南西5m 透 明 度 12m〜13m
気 温 (最高:最低) 14℃:4℃ 波 高 2,0m 
日中の降水確率 0 % 流 れ 有り
満潮:干潮(中潮) 06:07 12:48
 昨日ほどの冷え込みは無く、穏やかな一日でした。秋の浜も凪ぎで中々のコンディションです。しかし、全体的にプヨプヨの浮遊物が増えてきたのが気になります。春濁りの前兆でしょうか?まだ水温も低い時期なので、せめて透視度ぐらいは良くあって欲しいですね。さて今日は、1本目”際”から”アサヒの根”に行ってきました。際ではカシワハナダイアサヒハナゴイを見て、根の中へ・・・水深30を過ぎた辺りに立派なマトダイ、近くにはナガハナダイ♂が5〜6匹で群れていました。マーキングの根元では、オシャレハナダイチゴハナダイも観察できたようです。二本目は、”右のトサカ林入り口”へ・・・イロイザリを見てから砂地に降りると、目の前に黒い物が横たわっていました。遠目にはネコザメに見えたのですが、近づいてみるとそれはお亡くなりになった大きなイシガキフグでした。体表は薄っすらと白い膜が掛かっていましたが、殆ど無傷の状態でした。それにしても、左梯子下にはネコザメの死骸、エントリー直前にはミズウオの死骸・・・何故か?今日は、死んだ魚に縁のある一日でした。”合掌”  ”右砂地””ゴロタの際”には、何時ものニセボロがトサカをバックに鎮座していました。もう少し綺麗な個体ならば写真栄えするのですが、贅沢と言うものでしょうか?(苦笑)浅場は、ベニイザリハナタツが、相変わらずコンスタントに見られています。
さて本日、皆様に重要なお知らせがあります。是非 こちら をご覧下さい。
(担当 柳場)


2006年04月02日(
天 候 曇り後雨 ポイント:秋の浜 水 温 14 ℃
風 向 き 南風11m 透 明 度 10m〜12m
気 温 (最高:最低) 15℃:8℃ 波 高 2,5m
日中の降水確率 40% 流 れ 有り
満潮:干潮(中潮) 06:27  13:24 
 今日は何時に無く早い時間から高速船(ジェットホイル)の繰上げ出帆が決まり、午前でお客様は全てお帰りになってしまいました。なかなか平穏無事に過ごせる週末が少ないですね。特に高速船が就航してから、今回みたいなパターンが増えた様に感じます。さて、午後3時を回った頃から予報どおり荒れた天候となってきました。しかし、秋の浜はベタ凪ぎ・・・と言うわけで、殆ど人気の無い秋の浜へ、スタッフ潜りに行って来ました。荻島は”右”へ・・・有馬は”オカワリ”・・・私は”正面”へ・・・
海の中は流石に暗く、昨日以上にプヨプヨが増えた様に感じました。正面を降りて行くと、水温が低いせいでしょうか?トサカヤギの周辺にコガネスズメダイシラコダイが沢山集まっていました。”オハギ”近くでは、今シーズン最大の8センチ程に成長したアカオビコテグリを観察、何時ものジョーに挨拶をしてから、更に下へ・・・。”アサヒ根”の上には、大きなイズカサゴが2個体ゴロタに寄り添っていました。際のベニハゼSPを見てから、壁を舐める様にして浅場へ、”段落ちの壁”ヤリイカの卵と大きなモクズショイを見ていると、背中の方で有馬の呼ぶ声が・・・振り向くと左手に大きなオキナヤドカリオキナエビスを背負ったヤドカリ類を、私が勝手に呼んでいるだけ、決して正式名称ではありません・・・)を持っていました。これはエントリー前、”秋の浜の仙人”から得た情報を元に、彼が探してきた物でした。それにしても貝殻の大きい事!そして其処から覗くヤドカリは綺麗な朱色の、これまた立派な個体でした。当然マスク越しに見えた有馬の顔が”ニンマリ”してたのは言うまでもありません。(爆笑)オキナヤドカリ好きの私は、しっかりビデオに収めさせてもらいその場を離れました。有馬の話によると、彼の頭の中にインプットされてるヤドカリデーターには載って無い種類らしいのですが・・・う〜ん、もしかしたら、新たな深場のヤドカリ発見!となるのでしょうか?彼の報告が楽しみです。
(担当 柳場)