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2006年03月 第 4週( 20日〜26日迄)

2006年03月20日(月)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 15℃〜16℃
風 向 き 南西6m 透 明 度 15m
気 温 (最高:最低) 12℃:7℃ 波 高 3m
日中の降水確率    0% 流 れ なし
満潮:干潮(中潮) 07:04 13:43
 今日は非常に暖かい一日なりました。午前中は少しウネリが残っていたものの、午後にはベタ凪になっていたそうです。今日はDr.K氏に前回オシャレを見たという場所に連れて行ってもらいました。「この辺だよ〜」と教えてもらった場所を探してみると、亀裂の側に5cm程のオシャレハナダイの姿がありました。ライトを当てるとすぐに引っ込んでしまいましたが、それまではじっくり観察する事が出来ました。その近くでは、チゴハナダイの姿も見られました。ではイズハナダイ属の1種が見られ、今日はイズハナダイ属についてるな〜と思いながら浅場へ戻ってきました。現地ガイドのH氏に教えてもらった名前不明のチビジョーフィッシュを撮影しようと思い、遠くからジリジリせまって行くと、突然アカエソが体の下から飛び出し見事にジョーの上に着地してしまいました。残念・・・ 浅場ではイソコンやベニイザリ・マツバギンポ等が見られました。柳場さんが、昼間からイチャイチャしているハナタツのカップルを目撃したそうです。そろそろシーズンですかね〜 今日のお魚チビハナダイです。オシャレ・チゴ・イズハナダイsp.等が面白い様に目に入ったので、ちょっと必死に探してしまいました。ハナダイを名前が付きますが、このイズハナダイ属は遊泳性が無くまるでゴンベの様に着底しています。大抵亀裂の中を好み隠れています。特徴は尾柄部付近にある3つの白点です。大きさはその名の通り小さく3cm程です。学名は「Plectranthias longimanus」と言い、種小名は「long(ラテン語ではlongius 長い)+manus(手)」と言う意味で「長い胸鰭」の事を現しています。
(担当 有馬)


2006年03月21日( 春分の日
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 15℃〜16℃
風 向 き 西南西11m 透 明 度 15m
気 温 (最高:最低) 15℃:8℃ 波 高 3m
日中の降水確率 0% 流 れ 少々
満潮:干潮(小潮) 07:27 14:21
 今日も穏やかな海になりました。昨日に引き続きオシャレ狙いで潜って来ました。しかし、お目当てのオシャレの姿は見えませんでした。そばにはヤリイトヒキベラ♀が見られました。上がり際には大きなアカオビコテグリの姿も確認出来ました。ジョーフィッシュを見て少し移動するとハナショウジョウウミウシが岩に張り付いていました。何度見ても奇怪な姿のウミウシです。昨日しくじったチビジョーフィッシュを見に行ったのですが、ライトを当てるとすぐに穴の奥に隠れてしまいました。段落ちではイソコンやベニイザリが同じ場所で見られました。浅場では、昼間から絡んでいるペアのハナタツがいました。♂のお腹を見るとパンパンに膨らんでいます。いつ産卵したのでしょう?? 梯子に向かって泳いでいると目の前にオレンジ色の物体が流れてきました。指で触ったらピタッと指に張り付きなかなか離れてくれません。どうやらホウズキフシエラガイの子供の様です。オレンジが綺麗でなかなか可愛いウミウシでした。今日のお魚ダテハゼです。共生ハゼのなかでは、最も数が多く有名なハゼでしょう。大島では大抵ニシキテッポウエビと共生しています。ダイバー慣れしているのか、近づいてもあまり隠れない個体も多いです。体色は個体差があり、頭が黒っぽくなったりもします。特徴は眼から後方に伸びる褐色線です。婚姻色の時には、「これかダテハゼなの?」と思うほど綺麗な色を出したりします。分布域を調べると千葉県・対馬〜鹿児島となっています。学名の種小名にも「日本の」という意味の「japonica」が使われています。日本の固有種なのでしょうか? 誰か知ってたら教えてください。
(担当 有馬)


2006年03月22日(水)
天 候 曇り ポイント:秋の浜 水 温 15℃
風 向 き 北東4m 透 明 度 15m
気 温 (最高:最低) 13℃:5℃ 波 高 2m
日中の降水確率 50% 流 れ 無し
満潮:干潮(小潮) 07:54 15:19
 今日はどんよりと曇り北風も吹いたため肌寒い1日となりました。。秋の浜にはかるいうねりが入っていました。。水中にも春が近づいてきているのでしょうか?浮遊物がけっこう増えてきてしまいました。。今日は正面の際から少しおかわりをしてキシマハナダイ♂、黒いラインの入っていないツルグエなどを見てきました。。正面の際ではアサヒハナゴイミゾレウミウシホシベニサンゴガニも観察できました。。戻ってくる途中ではイサキの群れや大きいネコザメイズカサゴも目に入りました。。ネコザメからすれば別に驚かすつもりはないのでしょうが振り向いたら急にネコザメの大きな顔が現れたのでけっこうビックリしてしまいました。。しかし今年はネコザメがよく観察できますのでもう少し先かもしれませんが産卵シーンでも拝めればと期待してしまいます。浅場ではフトスジイレズミハゼペアー、ヨコシマエビマツバギンポゴマフヘビギンポなどが見られました。。K氏情報ではオハギの岩周辺でアカオビコテグリ♀も観察できたようです。
(担当  荻島)


2006年03月23日(木)
天 候 雨のち曇り ポイント:秋の浜 水 温 16℃
風 向 き 北北東8m 透 明 度 6m〜15m
気 温 (最高:最低) 16℃:8℃ 波 高 3m
日中の降水確率 20% 流 れ ややあり
満潮:干潮(小潮) 08:28 17:17
 昨日の夜から今日の朝まで降り続いた雨のせいと大きなうねりが入っていたため秋の浜の浅場はかなり濁っていました。満潮だったせいもありかなりきついサージがかかっていました。。今日はアサヒの根にいってきました。。根におりる前にK氏からアカオビコテグリ♀を教えてもらいました。。昨年はほとんど見られなかったのですが今年は繁殖が期待できそうです!!アサヒの根では久しぶりにオシャレハナダイを確認しました。。ちょっと小振りですが相変わらず綺麗な魚です。。でもかなりシャイなので撮影するには遠目からのほうが無難なようです。。近くではマトウダイも観察できました。。ダイバーの姿を確認すると深いほうへ降りていってしまいました。。根のトップ付近のかわいらしいウイゴンベygもまだ健在です。。戻ってくる途中ではウミシダヤドリエビコマチコシオリエビ、何かあったのでしょうか?巣穴に戻れなくなってしまったハナハゼの若魚などが見られました。。段落ちで少し遊び、浅場では何も見ないで、ウネリに乗り梯子まで戻ってきました。。週末は静かな海になって欲しいものです。
(担当 荻島)


2006年03月24日(金)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 16℃
風 向 き 東北東4m 透 明 度 12m
気 温 (最高:最低) 14℃:6℃ 波 高 2m
日中の降水確率 20% 流 れ 無し
満潮:干潮(長潮) 09:49 06:52
 今日も荒れた秋の浜になりました。浅場は海藻が舞い、水深20m位までサージがありました。右から正面に流してみました。では、何故かお目当ても物は目に入らず、コンガスリウミウシ等のウミウシ達を見てさっさと正面に周りこみました。いつもシンイボテガニを見ているムチカラマツを見ると異様に小さい個体が目に入りました。甲長2〜3oと言ったところでしょうか。おはぎの岩周りには相変わらず4個体のジョーフィッシュが見られました。上のチビジョーも今日はじっくり観察が出来ました。コケギンポsp.(赤&黄色)と見て段落ちに行きました。ここまで戻ると結構サージがきつく、なかなかジッとしていられません。それでもイソコンやベニイザリ・オキナワベニハゼ等が定位置で見られました。段の上では、マツバギンポを見るのに一苦労し、ハナタツを探せば発見と同時に体が飛ばされと大変でした。石を捲るとその下からエゾイソアイナメの4cm程の個体が現れました。まるで大きなオタマジャクシの様で、非常に可愛いです。明日は少し静かになってくれると嬉しいのですが・・・ 今日のお魚ハオコゼです。大島ではどこでも見られる魚で、潮干帯からかなりの深場まで見る事が出来ます。昼間は海藻の陰などに隠れていますが、夜は活発に行動します。地味な魚ですが、眼がまるで鏡の様に光って見えライトで照らすと実に綺麗です。背鰭の棘には毒を持ち、刺されるとこれがなかなか痛いもんです。過去に指を刺された時には、暫くの間は手全体が痺れ、患部はズキズキと痛みました。魚の毒によくある高分子タンパク毒で、刺された時に色々と調べてみたのですが、冷やせとか温めろとか色んな事が書いてあり、はっきりとした治療法がその時は良く分かりませんでした。私の経験から言えば温めた方が痛みが和らぎました。皆さんも刺された時には試してみてください。刺されないのが一番ですが・・・
(担当 有馬)


2006年03月25日(土)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 15 ℃
風 向 き 北東6m 透 明 度 15 m
気 温 (最高:最低) 15℃:8℃ 波 高 2,0m 
日中の降水確率 10% 流 れ 無し
満潮:干潮(若潮) 13:05 08:32
 青空が広がり、気持ちの良い一日でした。午前中、秋の浜には多少ウネリが残っていましたが、午後には大分治まってきました。さて今日は、”右から正面”そして”正面から際”へと2DIVEしてきました。浅場は2cm足らずのムツの子3cm程のタカベが群れ、春の海を感じさせます。右では、Hさんに教えてもらった黒イロイザリを見て、ゴロタを降りニセボロへ・・・途中目の前に大きなネコザメが泳いでいました。”−30の岩”は、相変わらずソフトコーラルに覆われ、見応えがあります。周辺では好奇心イッパイのキツネダイウイゴンベミナミゴンベフタホシキツネベラ等が見られました。2本目は、ジョーを見てから”際”へ・・・際の手前ではアカオビコテグリを観察、スジハナダイチゴハナダイ等を見て浅場に戻ってきました。”段落ちの壁”を上がった所でゴロタをはぐると、キマダラハゼキンチャクガニが同時に目に飛び込んできました。しかし、キンチャクガニは何故か?手ぶら・・・カニバサミイソギンチャクを付けていませんでした。この他には、イソバナに絡むハナタツキラキラした目がキュートなマツバギンポフトスジイレズミハゼイソコンベニイザリオキナワベニハゼ等を見てエキジット、特にこれと言った出物は有りませんでしたが、個人的には久々にキンチャクガニに出会えたのは嬉しかったです。セルフのY/Iさんが、”アサヒの根”で、オシャレ2個体を確認したそうです。
(担当 柳場)


2006年03月26日(
天 候 f晴れ ポイント:秋の浜 水 温 15 ℃
風 向 き 南西8m 透 明 度 15 m
気 温 (最高:最低) 17℃:8℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率 10% 流 れ 無し
満潮:干潮(中潮) 14:36  09:14 
 朝のうちに雨が上がり、暖かな一日となりました。秋の浜も凪ぎで、思いの外good な週末を過ごす事ができ、良かったです。さて今日は”アサヒの根”and ”右から際”へと潜ってきました。”アサヒ”へは、オシャレ狙いで行ったのですが、残念ながら見れませんでした。(何と!マーカーの上にダイバーが・・・・・)おまけにトップ付近のホシベニは、又しても片爪となっていました。取り合えず華やかな景色を堪能して浅場へ・・・途中の中層には、コガネスズメダイシラコダイが相変わらず沢山群れています。”左砂地際”には、黄色いハナタツが海藻に巻きついていました。着底してカメラを構えると、バックが青く抜けて良い被写体になりそうです。浅場では、タカベの子供達があちらこちらで大きな塊を作り、中々見応えがあります。昨年タカベが不調だったので、今年は沢山見られると良いですね。減圧がてら、キンチャクガニを探して石をはぐっていると、小指の先ほどの小さなタコ(マメダコ???)が出てきました。その他にはウバウオの子供タナバタウオbabyウミウシ数種、訳の判らないカニエビは数え切れないほど・・・。浅場に来てから時間が余った時は、”ゴロタの下に潜む生物ウォチィング”も中々楽しいものです。
(担当 柳場)