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2006年03月 第 2週( 06日〜12日迄)
| 2006年03月06日(月) | ||||
| 天 候 | 晴れ時々曇り のち雨 |
ポイント:秋の浜 | 水 温 | 15℃ |
| 風 向 き | 南西8m | 透 明 度 | 15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 16℃:8℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 70% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(小潮) | 07:51 | 15:21 |
| 午前中は晴れ間も見られましたが、夕方からまた雨が降って来ました。海は西風のおかげで非常に静かになっていました。右に行ってみたのですが、残念ながら縞々ソウシの姿は発見出来ませんでした。そればかりかノーマルソウシも私は見られませんでした。後から行ったチームは1匹小振りの個体を見たそうです。駆け下りをウロウロしているとボブサンウミウシにミゾレウミウシが寄り添っていました。砂地ではニセボロやちょっと変わった(多分別種?)のハナタツが見られました。最近良くヤマドリの姿を見かけます。今年はヤマドリの産卵でも見れると良いですね。その他には、皮弁の生えたヒフキヨウジやイロイザリ等が観察出来ました。浅場ではベニイザリやシュンカンハゼ・マツバギンポの姿も見られました。海が静かだったので水深1m以浅まで行ってみました。水底にはクロマスクが多くいます。水面下に何やら小さい魚がいっぱい泳いでいます。良く見るとどうやらイダテンカジカのygのようです。大抵この時期だと着底している個体が多いのですが、今年は少し遅いのでしょうか?今日のお魚はヨメゴチです。最近数が少し減った様な気もするのですが、大抵常時見られるネズッポです。ミヤケテグリ等と同じ仲間ですが、こちらは地味な「ヌメリ」のグループに入ります。大きい物は40cm以上になり、♂が鰭を広げると結構迫力があります。学名はCalliurichthys japonicus といい「日本の」という意味の種小名が付けられています。しかし、けして日本固有種という訳ではありません。産卵は夕方に行われペアで寄り添いながら水底から2m程飛び上がります。大きい魚だけに大迫力の産卵シーンです。しかし、水深が20m以深と深いのでなかなか粘れないのが残念です。過去に撮影に行った時もトータル潜水時間が2時間20分程になってしまいました。腰の悪い方にははっきり言ってお勧めしません。 (担当 有馬) |
| 2006年03月07日(火) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 15℃ |
| 風 向 き | 北東6m | 透 明 度 | 15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 12℃:7℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(小潮) | 08:10 | 16:42 |
| 北東の風のせいで少し荒れた海になりました。今日は正面に行ってきました。寂しい根に降りて行くと砂地からホタテウミヘビが顔を出していました。久し振りにハゼを探してみるとヤツシハゼsp-8が見られました。アサヒの根では、チゴハナダイが2個体見られました。暫く居てくれると良いですね。上がり途中でドングリガヤを見ると、もの凄い数のバライロマツカサウミウシが付いていました。中には産卵中の個体も見られました。段落ちではベニイザリやオキナワベニハゼが見られました。段の上ではハナタツやキマダラハゼ・エゾイソアイナメ等が見られました。梯子の側ではタカベの子供達が群れを作り、キラキラ光って非常に綺麗でした。今日のお魚はホタテエソです。この魚「エソ」と付きますが、別に「エソ科」の魚ではありません。「ホタテエソ科」に属する魚で、どちらかというとヒメに近い仲間です。大島では水深35m以深から普通に見られます。ライトをあてて見ると実に綺麗な体色をしていますが、そうでないとなかなか目立ちません。何も考えずに泳いでいると水底を何かが滑るように逃げるので気が付きます。腹鰭でピンっと立ち上がり、名前の由来ともなっている「帆」の様な背鰭を「立て」ます。その昔、伊豆半島で初めてこの魚を見た時には、その美しさに感動しました。ビデオでばっちり撮りたいのですが、ライトを嫌いピョンピョンと逃げる為、なかなか撮らせてくれません。追いかけまわすと砂が舞うし、窒素は溜まるし・・・ こんな事をしている内に「まっ珍しい魚じゃないからね」と言う理由でいつも諦めてしまいます。こんな事ではいけませんね・・・ (担当 有馬) |
| 2006年03月08日(水) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 15℃ |
| 風 向 き | 南西8m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 17℃:11℃ | 波 高 | 2、5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(小潮) | 08:29 | 18:34 |
| 本日はとても暖かい1日となりました!!南西の風のため秋の浜はベタナギで透明度もよく素晴らしいコンディションです。。今日は右からアサヒの根にいってきました。。行く途中、O氏にニセボロカサゴを教えてもらいました。。うわさによると合計4個体いるみたいです!!アサヒの根ではナガハナダイ♂、マトウダイ、ヤリイトヒキベラ♀などが観察できました。。ベニハナダイygも狙っていたのですが残念ながら今日は目に入りませんでした。。中層ではイサキがかなりの数で群れていましたしK先生の話によるとオシャレハナダイが復活した模様・・・前いた場所からかなり動いたようです。。またしばらく観察できるといいですね〜。戻ってくる途中では、ベニイザリウオ、コケギンポsp、アオリイカの群れなどが引き続き見られています。。浅場では例年に比べるとちょっと個体数が少ないハナミドリガイ、ヨコシマエビ、マツバギンポなどもまだ健在です。最近、下の穴に入っていることが多いのですが何故か本日のマツバギンポは上の穴に入っていました。。 (担当 荻島) |
| 2006年03月09日(木) | ||||
| 天 候 | 曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 14℃ |
| 風 向 き | 東北東9m | 透 明 度 | 15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 10℃:9℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(長潮) | 04:30 | 19:58 |
| 今日は北東の風が吹き秋の浜にはサージがはいっていました。水自体はきれいなのですが雲っていたせいもありちょっと暗めの海となってしまいました・・・。昨日見られたオシャレハナダイを捜索したのですが残念ながら目に入ってきませんでした。 アサヒの根のトップ付近のトサカにとてもかわいいウイゴンベygがチョコンとのっていました。なかなか絵になる光景ですしウイゴンベygもあまり動き回らないのでお勧めの被写体です!! また近くではインターネットウミウシ、イズカサゴなども観察できました。。 アサヒの根から際にでて見ると久々に元気に泳ぎ回っているアサヒハナゴイが目に入りました。いつみてもキレイな魚ですね〜際ではその他にホシベニサンゴガニやチビハナダイなどが見られました。。戻ってくる途中ではスズメダイを捕食していたアオリイカなども観察できました。。こういったときのアオリイカは獲物を押さえ込むのに必死なのでしょうか?わりと近寄れます。。浅場では婚姻色を出しているヒメギンポ、ムカデミノウミウシなどが見られました!! (担当 荻島) |
| 2006年03月10日(金) | ||||
| 天 候 | 雨 | ポイント:王の浜 | 水 温 | 15℃〜16℃ |
| 風 向 き | 北北東13m | 透 明 度 | 15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 9℃:7℃ | 波 高 | 4m | |
| 日中の降水確率 | 70% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(若潮) | 14:12 | 09:23 |
| 今日は朝から雨がずっと降り続き気温も上がらず肌寒い1日でした・・・。北風が強く吹き午後の船は欠航してしまいました。。ということで久しぶりに王の浜にいってきました。。王の浜は多少風波がある程度で問題なく入れました!!エントリー口はちょっと冷たく濁っているもの沖にでると黒潮の影響でしょうか?温かくなかなかの透明度です。ネコザメの穴にはクエとネコザメが入っていました。。後ろを振り返ると大きなクエがホンソメワケベラにクリーニングを受けている姿も観察できました。。近くでは大きく育ったカガミチョウチョウウオもまだ健在でした。。そこから左へ流しドチザメが入る穴までいってきたのですがドチザメの姿は見られず・・・でもマツカサウオが20匹くらいかたまっていました。。戻ってくる途中ではV字の根の上でカメに出会いました。。気づかれないように後ろからそっと寄ってみたのですが失敗に終わってしまい一目散に逃げていってしまいました。その他では相変わらずコロダイ、レンテンヤッコが多く見られています。。エントリー口の近くではユビノウトサカについているトサカガザミなども観察できました!! (担当 荻島) |
| 2006年03月11日(土) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:王の浜 | 水 温 | 17℃ |
| 風 向 き | 南西7m | 透 明 度 | 15m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 16℃:13℃ | 波 高 | 3m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(中潮) | 15:09 | 09:47 |
| 午前中はウネリはあるものの、入れない程の波ではありませんでした。しかし、午後には「数時間でこんなに変わるのか?」と我が目を疑うほどの波になっていました。右の岬の先端を乗り越えた波は駐車場まで乗り上げ、高い波飛沫を上げていました。と言う訳で王の浜に行ってきました。湾内は多少サージはありましたが、沖に出ればそんな事は無く快適な海でした。テングダイや大きなハタテテダイを見て根を乗り越えると向こうからカメが泳いで来ました。我々に気付きすぐに向きを変えたのですが、なんとその向いた方にもう1匹大き目のカメが現れました。2匹は水面に向けて上昇する様に徐々に距離を詰めていきました。「え〜もしかしてこれって良くTVで見た事あるシーンじゃない!このまま交尾でしょ、交尾しちゃうんでしょ!!」と期待に胸を膨らませて居たのですが、なんの事はなく2匹は素通りしてしまいました。う〜ん 上手くはいかないもんですね。クエは大中小と3匹見られ、タカベの群れにも遭遇し実に素晴らしいダイビングでした。その他、ネコザメ2匹・ヨゴレヘビギンポ・キビレヘビギンポ・クロマスク等が見られました。今日のお魚はセレベスゴチです。大島では通年見られるコチの仲間です。コチの仲間は水中での区別がはっきり言って付き辛く、私がセレベスだと思っている魚の中にももしかしたら別の種類が混じっているかも知れません。他種との差をちゃんと調べたいなら眼下骨や背鰭の軟条を数えるべきなのですが、過去に写真に撮って調べた時もはっきりと分かりませんでした。しかし、良くいるオニゴチと比べると顔が少し長く綺麗な二等辺三角形になっている所や胸鰭に暗色の帯が無い事等で区別が付きます。(と私は思っています。)まだセレベスゴチは図鑑に写真が載っているので良い方ですが、コチは載っていない種類の方が断然多いのです。やっぱりダイバーに注目されない地味な種類は写真に撮られないので、情報が少なくて困りますね。と言ってもなかなか自分でも撮らないのですが・・・ (担当 有馬) |
| 2006年03月12日(日) | ||||
| 天 候 | 曇り・雨 | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 16℃ |
| 風 向 き | 西南西9m | 透 明 度 | 15m〜 | |
| 気 温 (最高:最低) | 16℃:13℃ | 波 高 | 3m | |
| 日中の降水確率 | 70% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(中潮) | 15:47 | 10:12 |
| 南西の風が強く吹き、秋の浜は静かになるだろうなんて思っていたら、意外と大きなウネリが入っていました。今日は右を中心に2本潜って来ました。何故かニセボロが多く、4個体居る内の3個体が今日も見られたようです。現地ガイドのIさんに呼ばれ行ってみると、駆け下りに居たオレンジのイロイザリが結構場所を移動していました。砂地にず〜っと居るヒフキヨウジも健在です。正面では、タツノイトコやマルガザミyg・イズカサゴ等を見て、リクエストのあったジョーフィッシュを見に行きました。水深20m位で大きな岩を捲るとその下からヒメキンチャクガニが出てきました。片方しかイソギンチャクを持っていませんでしたが、一生懸命振っていました。浅場では、ヨゾラミドリガイやキマダラハゼが見られました。キマダラは今日は珍しく隠れず、これなら写真も充分に撮れるといった感じでしたが、ウネリがきつく撮影どころではありませんでした。上手くいかないもんですね〜 今日のお魚はメアジです。はっきり言ってダイバーの魚と言うより釣の魚です。夏から秋にかけて港の桟橋等で釣れたりします。マアジよりも体高があり体には1本黄色のラインが綺麗に入ります。最近、良くイシガキフグに5cm程の個体が付いているのを目にします。これが同一個体かどうかは不明ですが、もしそうなら面白いのですね。しかし、今日見たメアジの付いているイシガキフグは鰭がボロボロで体にも無数の傷がありました。今にも死にそうにヨロヨロ泳ぐイシガキフグに一生懸命付いて泳ぐメアジのチビ。別に本人達は何も考えていないのでしょうが、色々物語が想像出来て何となく絵になりました。2本目同じイシガキフグを目撃したのですが、頑張って寄り添っている筈のメアジの姿は既にありませんでした。まっこんなもんですよね〜動物なんて。 (担当 有馬) |