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2006年03月 第 1週( 2月27日〜3月5日迄)

2006年02月27日(月)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 14℃〜15℃
風 向 き 北東8m 透 明 度 20m
気 温 (最高:最低) 12℃:10℃ 波 高 3,0m
日中の降水確率    10% 流 れ 無し
満潮:干潮(大潮) 05:19 10:48

 今日は島中の各ポイントが皆、波の高い状態でした。秋の浜にも比較的短い周期でうねりが入ってきて、駐車場まで波が上がってくることも有るほどでした。とてもとても久し振りにガイドで海に入った私は、無理をせずにのんびりと左の砂地から正面をまわる事にしました。砂地では少し大きくなったタマガシラの子供が4匹、元気に泳いでいました。小さいうちはこの、タマガシラの子供たちとどこと無く似ていて、“仲良く群れている”という感じだったメイチダイの子供は体高が伸び、すっかり大人っぽくなっていました。正面の根では噂のソウシイザリウオが壁にど〜んと着いていました。とても見やすい位置だったので、口の周りの皮弁や緑色の目をジックリ観察してきました。その他、寒いのに頑張っているアカホシカクレエビイソコンペイトウガニ、肌色のカイメンにはまっている肌色のベニイザリウオ等を見て上がってきました。ハシゴの下は砕けた波で水面が覆いつくされ、白い泡がモクモクと雲のような形を作っています。こういう時に千切れた海藻を見ると「アオリイカが擬態しているんでは?」と期待してしまいます。残念ながら最近アオリイカはハシゴのそばにいないようで漂っていたのは全部ただの海藻でした。うねって泡だらけの海でも、あのアオリの、身体を茶色くして足を広げ海藻に似せるパフォーマンスを見ていると、楽しく時を過ごせるのですが・・・。その他、午前中は縞々ソウシイロイザリネコザメ赤ちゃんイシガキフグにつくメアジなどが観察できたようです。
(担当 西谷)



2006年02月28日(火)
天 候 曇り ポイント:王の浜 水 温 14℃
風 向 き 北東9m 透 明 度 20m
気 温 (最高:最低) 8℃:6℃ 波 高 3m
日中の降水確率 70% 流 れ なし
満潮:干潮(大潮) 05:45 11:24
 今日も荒れた海になりました。秋の浜から帰って来たチームから「昨日より酷いよ」という話を聞き、迷わず王の浜に2本行ってきました。EN口には風波が入っていましたが、入ってみるとなかなかの透明度です。20m以上はあるでしょう。1本目はクエの穴に行きました。思ったより早くクエに気が付かれ穴に逃げ込まれました。しかし、穴を覗くと穴のすぐ入り口で、そのデカイ顔を見せてくれました。そのすぐ横にはネコザメの姿も見られました。2本目は左の根を中心に回ってきました。大きなハタタテダイやコブダイ等を見て根を離れると中層に大きな影が見えました。その数はドンドン増えていきます。マグロの群れでした。その数約40匹。透明度も良く、群れが戻ってきておかげでじっくり観察する事が出来ました。多分クロマグロの若い個体だと思われます。ヘビギンポ系も多く、ヨゴレやキビレ、クロマスクも見られます。特に浅場はクロマスクが今迄以上に多く見られています。どうしてこんなに増えたんでしょう?今日のお魚イシガキフグです。この冬異様な数のイシガキフグを良く目にします。大きさは50cm以上になる大型のフグで、ハリセンボン科に属するだけあり鱗が変化した棘を体中に付けています。危険が迫ると体を大きく膨らませますが、膨らんでもハリセンボンの様にまん丸になる訳では無く、尾柄部が長いせいで棒の先に風船が付いている様な、なんとも間抜けな姿になってしまいます。夜は寝ているせいか、人が触っても全く動かなかったりします。たまにボ〜っと開いた口に手を入れ様とする人がいるのですが、これは危険です。このフグの歯はまるで鳥の嘴の様に鋭利に尖っています。思いっきり噛まれたら大怪我をするでしょう。20cm以下のサイズは表層生活をするらしく、幼魚らしきものは見た事がありません。多分小さい頃は可愛いんでしょうね〜
(担当  有馬)


2006年03月01日(水)
天 候 ポイント:クローズ 水 温 ℃〜℃
風 向 き 透 明 度 m〜m
気 温 (最高:最低) ℃: ℃ 波 高
日中の降水確率 流 れ
満潮:干潮(大潮) 06:10 12:00
 朝から雨降りの冴えない一日でした。秋の浜は昨日以上の大ウネリが押し寄せ、とても入れる状態ではありません。西側も波が回り込み、昨日快適だった”王の浜”も今日はデンジャラスな海へと変身していました。と言う訳で、本日開店休業です。明日からお天気は多少回復しそうなので、週末に向けて海の方も良くなる事を期待しましょう。


2006年03月02日(木)
天 候 曇り ポイント:秋の浜 水 温 16℃
風 向 き 西南西4m 透 明 度 15m
気 温 (最高:最低) 12℃:5℃ 波 高 3m
日中の降水確率 10% 流 れ なし
満潮:干潮(中潮) 06:33 12:36
 今日も荒れた海になりました。しかし、ここ数日の中ではちょっと静かになったので、秋の浜に行って来ました。ENすると海藻が舞い、凄いサージでした。手を使い右の駆け下りに出るとキンギョハナダイ等が元気に泳ぎ回っています。時計を見ると水温が「16,9℃」と出ていました。(私の時計は少し高めに出ます。)いや〜魚も元気になるはずです。イロイザリ2匹(黒・オレンジ)を見て、砂地に降りるといつもの皮弁の生えたヒフキヨウジがいました。−30mまで降りたのですが、ここでもジッとしていると体が揺られます。砂地では、アカホシカクレエビ・タツノイトコ・マルガザミyg等が見られました。浅場に戻ると当たり前ですが段々サージはきつくなって来ます。段落ちシュンカンハゼやオキナワベニハゼ等を見ているのですが、全然体が安定しません。段の上マツバギンポなんて、サージの度に「こんにちは」と「さようなら」を繰り返しながら見るほどでした。梯子の下は大きな波が入ると白くなります。しかし、そんな中でもイワシやタカベの子供達は平然と泳いでいました。魚ってやっぱり凄いですね。今日のお魚ヨソギです。カワハギの仲間の中では唯一「〜〜ハギ」と付かない魚です。体色は実に地味で、基本的には背側と体側中央に暗色縦線を持ちます。しかし、寄り添う物によって体色はどんどん変わっていきます。砂地に居る時にはラインがバッチリ見える様な気がするのですが、それもいつもではありません。あまり生態行動の様な物は見た事がありませんが、一夫一妻制だとういう話を聞いた事もあります。果たして本当なのでしょうか?♂の尾鰭条は伸び、雌雄の区別は容易に付くので今後観察してみたいです。昔、♂の尾鰭が伸びるなんて知らずにカメラを持っているゲストに「見た事無いハギだから写真を撮って下さい!!」と頼んだ事があります。勿論、店に戻って図鑑を開いたらあっさり謎が解けてしまいました。勉強不足の為に無駄なフィルムを使わせてしまいました。やっぱり図鑑は文字まで良く読むべきですね。
(担当 有馬)


2006年03月03日(金)
天 候 曇り後晴れ ポイント:秋の浜 水 温 16℃
風 向 き 南西8m 透 明 度 18m
気 温 (最高:最低) 13℃:7℃ 波 高 3m
日中の降水確率 50% 流 れ 無し
満潮:干潮(中潮) 06:55 13:12
 午前中はどんよりと雲っていたのですが午後からは陽がはいり北東の風もおさまり秋の浜もだいぶ落ち着いてきました!!まだ少々うねりが残っていますが水温は16℃あり透明度も良くなかなかのコンディションです。。右の駆け下りから正面へ流してきました。少し距離を置きはじめてしまいまいたが駆け下りのイロイザリウオ(黒、オレンジ)は健在です!!正面へ無かう途中でオレンジ色のハナタツヨメゴチに出会いました。。久しぶりに会ったヨメゴチは近寄るともの凄い勢いで逃げていってしまうシャイな個体でした・・・。近くではイズカサゴ、とても立派なセミホウボウコボレバケボリガイなどが目に入りました。。25mの岩の窪みを覗くとマツバガニが入っていました。正面から見る事ができなかなか撮影しやすそうな場所にいてくれました。。かなり地味ですがごっつい体つきをしているせいでしょうか?なんか迫力があるカニです。。その他はウデフリツノザヤウミウシコケギンポspイソコンペイトウガニ等が見られました。。段落ちの壁では昼間なのに何故かコミナトテンジクダイが観察できました。。水温が上がってきたのでクマノミもだいぶ活発になってきています。。このまま水温が下がらなければいいのですが。
(担当  荻島)


2006年03月04日(土)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 14℃〜16℃
風 向 き 南西4m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 11℃:4℃ 波 高 2,0m 
日中の降水確率 0% 流 れ 少々
満潮:干潮(中潮) 07:15 13:49
 気持ちの良い青空が広がりました。多少ウネリは残っていますが、数日前と比べれば段違いの静けさです。何よりも、陽が射して水中が明るいのが嬉しいです。さて今日は1本目”アサヒの根”続けて2DIVE”右トサカ林”方面に行ってきました。”アサヒの根”は特に目新しい発見はありませんでしたが、明るくて景色を見ているだけでも充分満足できました。水温が多少上がったせいでしょうか?スズメダイハナダイの仲間達も何時もより活発に見えました。”右トサカ林”の1本目は、テングダイ狙い・・・ゴロタ斜面を下に眺めながら進むと、すぐに15〜6匹の黄色い塊が見えてきました。まだ小振りの個体ですが、まとまっているので見応えが有ります。そして、中層を見上げると見渡す限りイサキの群れ、久し振りに凄い数のイサキに興奮してしまいました。中層に浮き上がり群れの中に飛び込むと、一斉に群れが下に移動します。まるで流れ落ちる滝の様で面白くなり、何度もアタックしてしまいました。帰りがけ、フト!ゴロタの隙間を覗くと、ここ数日姿が見えなかった縞々ソウシが目の前に居ました。ゲストの方からもリクエストを受けていたので、とてもラッキーでした。3本目は、縞々ソウシと有馬が”ホッシー”から貰った情報を元に、ニセボロのペアを見てきました。体色からして以前から水深25付近で観察されていた個体と思われるのですが、少し育った様に感じました。この他には相変わらずゴロタ斜面の岩には朱色と黒のイロイザリ、そして私は見逃したのですが、”オタマ”と命名したネコザメ成魚、そして浅場ではベニイザリイソコンペイトウガニハナタツヨコシマエビサツマカサゴ等を見て上がってきました。
 ちょっと面白い光景・・・浅場のゴロタにとても体と不釣合いな殻に入ったヤマトホンヤドカリが居ました。「随分貝殻が小さいな〜」と思いながら手に取ると、いきなりスルスルッと入っていたサザエの殻から抜け出し、ヤドカリは私の手の中に・・・何度も貝殻に戻るよう働き掛けたのですが、元の住居が気に入らないらしく?貝殻に戻りません。みっともないズルリとした渦々の下半身を曝しながら、私の手のひらを這い回っています。仕方ないので、近くの岩盤の上に置いてみたら、何と!小さな窪みに身を沈めてしまいました。岩盤の凹みから身体を出してるヤドカリ・・・思わず「有り得ね〜〜〜〜」と水中で叫びながら、大笑いしてしまいました。
(担当 柳場)


2006年03月05日(
天 候 晴天 ポイント:秋の浜 水 温 14℃〜15℃
風 向 き 南西8m 透 明 度 18m〜20m
気 温 (最高:最低) 13℃:4℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率 0% 流 れ 無し
満潮:干潮(中潮) 07:33  14:30 
 雲ひとつ無い青空が広がり、久々にストレスの無い週末を過ごす事ができました。海に潜っていても”お天とう様のありがたみ”をつくづく感じます。さて今日は、昨日のニセボロから”アサヒの根”に降りてゆっくり正面を上がってきました。”アサヒの根”マトダイの情報を聞いて行って見たのですが、残念ながら出会えませんでした。しかし、根の中程には大きなナガハナダイが数匹、そしてウミトサカに絡むサクラダイ・・・周辺の色とりどりのウミシダヤギ類とマッチして中々good な景観を醸し出していました。根のトップには60cm程のイズカサゴ、そのすぐ横には、今まで見た事が無い程大きなオニカサゴ・・・まるで互いに大きさを競い合ってるような感じでした。−25付近の中層には、相変わらず、シラコダイアオリイカが沢山群れています。ガレ場の中央にあるウミトサカの根元には、20匹程のコガネスズメダイも固まっていました。さて午前中”右トサカ林”へ行ったスタッフは、ソウシイザリウオを2個体見つけてきました。縞々ソウシも昨日とほぼ同じ場所で、1チームが確認したようです。全体的に魚が減ってきている中、イザリウオ類が頑張ってるな〜・・・と言う感じですね。
(担当 柳場)