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2006年01月 第 3週( 16日〜22日迄)
| 2006年01月16日(月) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 15℃ |
| 風 向 き | 北東6m | 透 明 度 | 15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 13℃:7℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 50% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(大潮) | 06:43 | 12:09 |
| 少し波はありましたが、昨日よりは少し落ち着いた海になりました。今日は正面から左に流して来ました。根の上を降りるとウデフリやカンナの姿が目に入りました。カンナは小指の爪ほどのサイズで凄く可愛かったです。そのまま際に出るといつもの穴に巨大クロアナゴが入っていました。体長推定1,5mはありそうです。そんなに深い穴だったとは知りませんでした。亀裂の中にはサクラテンジクダイの姿も見られました。フタイロやスミレ等のハナダイ達・オオモンイザリウオは相も変わらず同じ場所で見られました。浅場に戻るとスズメダイに混ざってヨレヨレになったタカサゴスズメダイが、数匹見られます。やはり成長したとは言え南方系のスズメダイにはキツイ水温なんでしょう。他には、イソコンペイトウガニ・マツバギンポ・ハナタツ等、これまた変わらぬ定番の生物が見られています。今日も梯子近くのイワシの群れは綺麗な模様を作り上げていました。今日のお魚はオニゴチです。大島では良く見るコチ科の魚です。日中は砂に潜っている事が多いのですが、夜には活発に行動します。はっきり言ってコチ科の魚を水中で見分けるのは至難の業です。余程、数が多く見慣れた種類ならば予想も付きますが、いきなり地味な見慣れないコチに出会っても種類まで判別する事は私には出来ません。日本から約20種類前後が報告されているにも関わらず、生態写真が図鑑に載っているのは多くてもせいぜい半分の10種類です。眼下骨だの尻鰭軟条数だの言われたら写真に撮っても不可能でしょう。そこでオニゴチに関してはこんな特徴で見分けています。頭部は白い個体が多く、そのすぐ下の体側に幅の広い赤黒い横縞をもちます。そして胸鰭・尻鰭に暗色の模様が入ります。とにかく頭に大きな三角形が付いている、まるで矢印みたいな魚です。個人的にこうやって判別しているのですが、もしかすると私がオニゴチだと認識している中に他の種類が混ざっているかも知れませんね。 (担当 有馬) |
| 2006年01月17日(火) | ||||
| 天 候 | はれ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 15℃ |
| 風 向 き | 北東7m | 透 明 度 | 10m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 10℃:5℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | あり | |
| 満潮:干潮(中潮) | 07:06 | 12:39 |
| 北東の風が強く秋の浜には大きな波が打ち寄せていました。入ってみると浅場は海藻が舞っているほどでした。今日は深場に4度目のチャレンジをして来ました。降りて行くと岩陰にダイダイヨウジの姿が見られました。面白い事に穴の壁にペタっと張り付いていました。そのまま進むとトウカイスズメダイが数匹見られる様になりました。中層を目的の魚を求めてキョロキョロしたのですが、一向にその姿が目に入ってきません。ふと下に目を向けると大きなオキトラギスが見られました。諦め浅場に移動しだすと見慣れないヨウジウオが目入りました。なんとタツウミヤッコです。ダイバーに稀なこの種類ですが、基本的な生水深はかなり深い様です。体長10cm程で、こんなに大きい個体は初めてみました。その後です!!目の前に・・・ まこれは後で。そのまま砂地を越え駆け下りを回って帰ってきました。深い所に行ってしまうと20m台だじっくり観察出来ないのでちょっと損した気分になります。浅場ではテングダイ数匹やイロイザリウオ・ヨコシマエビ・ヤミテンジクダイ等が見られました。しかし、とれもこれもサージがきつくゆっくり見る事は出来ませんでした。梯子のそばでは、そんなウネリにも負けずにヒメギンポが産卵をしていました。本当頑張りますね〜 今日のお魚は!!オビトウカイスズメダイです。こいつですよ〜この魚の情報をIさんから聞き、通う事4回。やっとやっと巡り合う事が出来ました。このスズメダイは図鑑では水深135〜175mに生息し、1989年に正式に日本から報告されました。特徴は和名の通り目から背鰭後端までと体側中央に暗褐色の縦縞(帯)を持ちます。尾鰭と背鰭は黄色く、非常に目立ちました。目の前にパッとこいつの姿が見えたとたん、発見の感動と共に「あ〜これでしばらくここには来なくていいな〜」という開放感(笑)がやってきました。一応ビデオは向けたのですが映っているかどうかは自信がありません。まっこういう魚は見る事にこそ意義があるのでしょう。こんな魚も居るなんて秋の浜は本当に凄いですね〜 それよりもこれを見つけたIさんはもっと凄いですね。 あ〜っと最後に決まり文句を書き忘れました。「ガイドは勘弁して下さいね〜」 (担当 有馬) |
| 2006年01月18日(水) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 15℃ |
| 風 向 き | 東北東6m | 透 明 度 | 15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 8℃: 4℃ | 波 高 | 2m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(中潮) | 07:29 | 13:09 |
| 相変わらず北東の風のせいで波立った海になりました。今日は普通に右の砂地を回ってきました。砂地を降りると先日見つけたウミテングが同じ様な場所に居てくれました。30の岩を重点的に捜索してみました。ウデフリは数個体見られ、コボレバケボリやハクセンベニキヌヅツミ等の貝も多く見られました。目をひいたのは5cm程の可愛いオキゴンベです。大人になるとかなりふてぶてしい顔付きの魚ですが、幼魚は本当に可愛らしいです。そのまま砂地を上がって来ると黄色いイロイザリやカミソリウオ・カンナツノザヤウミウシ等が見られました。正面ではモンハナシャコが寒そうに巣穴に隠れていました。浅場では、イソコンペイトウガニが2個体同じトサカに付いていました。段の上にでは、お腹の大きなハナタツの♂がいました。今日のお魚はキヌカジカです。アナハゼ類を除けば大島では数少ないカジカの仲間です。イダテンカジカ同様、生息水深は潮干帯からせいぜい2m位までと非常に浅くダイバーには馴染みの少ない魚です。はっきり言って地味な魚で体色は周りの紅藻類そっくりです。良く見ると側線上や頭部に小皮弁が付いていたり、アナハゼに比べて顔が寸づまっていたりと非常に可愛い魚です。不思議とこの時期に良く目にします。アナハゼの様に産卵をする場所を探しに来ているのでしょうか?この時期ならではの魚という感じです。 (担当 有馬) |
| 2006年01月19日(木) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 15℃ |
| 風 向 き | 北東6m | 透 明 度 | 15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 8℃:4℃ | 波 高 | 2m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(中潮) | 07:53 | 13:40 |
| 相変わらず気温が低いですね〜でも晴れていたのでそれ程寒くは感じませんでした。北東の風が続いているため秋の浜は荒れています。ときたま大きなうねりもはいってくるので浅場はかなり体がふられてしまいます。今日は正面の際にいってきました。アサヒハナゴイ狙いでいったのですがオカワリの手前の窪みの個体しか目に入りませんでした・・・。近くではスミレナガハナダイyg、フタイロハナゴイygも寒さに負けず健在でした。どちらもまだ小さい個体なので体色はとても綺麗です。スミレナガハナダイygはトサカの近くにいるのでお勧めの被写体です!!近くのヤギにはアカスジカクレエビがついています。水深30m付近ではかなり大きいアナモリチュウコシオリエビ、ウデフリツノザヤウミウシyg、ザラカイメンカクレエビなども見られました。。ザラカイメンカクレエビは細長いザラカイメンの中をのぞくとけっこうな確立でみることができます!!お出かけ中なのでしょうか?いつもの大きいイロイザリウオが目に入りませんでした・・・。段落ちでは婚姻色をだしているヒメギンポペアー、キンチャクガニなどが観察できました!! (担当 荻島) |
| 2006年01月20日(金) | ||||
| 天 候 | 曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 15℃ |
| 風 向 き | 東北東7m | 透 明 度 | 15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 5℃:4℃ | 波 高 | 2.5m | |
| 日中の降水確率 | 30% | 流 れ | やや有り | |
| 満潮:干潮(中潮) | 08:18 | 14:14 |
| 今日も寒い1日でした。秋の浜は相変わらず荒れています。せっかくの週末なのですが明日はかなり強い北風が吹くみたいですし雨も降りそうです。天気予報が外れてくれるといいのですが・・・・。今日はアサヒの根にいこうとしたら向かう途中でアサヒの根と正面の際との間の砂地に黒っぽいたっている大きな板みたいなものが見えました。なんだろう?と思い近寄ってみるラッキーなことになんとマンボウでした!!近寄っても逃げないし頭を真上に向けたままホバーリングしているので変だな〜と思いよく観察してみると4匹のイシダイがマンボウの体にまとわりつきクリーニングしていました。。おかげでしばらく観察できました。。でも持っているカメラのレンズは105mm・・・。もったいないので一応、挑戦し欲張って全身入れて写してみました。。ビデオが、もしくはコンパクトデジカメでもあればよかったのですが・・・こういう時に限って1人なんですよね〜残念。その後は近くでヤツシハゼ属1種ー8だけ確認できました。浅場に戻ってくると大きなイロイザリウオは場所を変えていました。。近くにはソラスズメダイやキンギョハナダイが泳いでいます。前にもこの周辺に移動したことがあったので彼の食事場所はここなのかな?お腹いっぱいになったらまたいつもの場所に戻るのかな?なんて勝手の想像してしいました。 (担当 荻島) |
| 2006年01月21日(土) | ||||
| 天 候 | ポイント:クローズ | 水 温 | ℃〜℃ | |
| 風 向 き | m | 透 明 度 | m〜m | |
| 気 温 (最高:最低) | ℃:℃ | 波 高 | m | |
| 日中の降水確率 | % | 流 れ | ||
| 満潮:干潮(小潮) | 08:46 | 14:54 |
| 低気圧の通過に伴い、大荒れの海となってしまいました。東京発のJFは、何と!出航から5分程で引き返してしまい欠航・・・AIRも全便欠航となりました。 と言う訳で、本日はスタッフログもお休みさせて頂きます。明日は潜れるのだろうか?????東京も雪が降ったようですね。 |
| 2006年01月22日(日) | ||||
| 天 候 | 曇り後晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 14℃ |
| 風 向 き | 北風1m | 透 明 度 | 15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 7℃:2℃ | 波 高 | 3,0m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(小潮) | 09:16 | 15:48 |
| 風は収まりましたが、多少ウネリは残っています。さて今日は”右”から”アサヒの根”を回ってきました。ゴロタ斜面を降りて行くと、”−30の岩”に何やら大きな影・・・近づくとヒメクサアジが2個体寄り添っていました。この魚、面白い習性(機能?)を持っていて、浅場に急激に上がる時断続的的にお尻から空気を放出します。空気袋のエアーを抜いて、体内圧の調整をするのです。まるでオナラをしながら泳いでいるようで、初めて見た時にはビックリ!してしまいました。今日も少しいたずら心で追ってみたのですが、思惑通りにはいかないですね〜横移動されてしまいました。”アサヒの根”は相変わらずソフトコーラルの間にネンブツダイが沢山群れ、中々見応えのある景観でした。特に意識せず目線を下げると、その先にはオシャレハナダイも居ました。ライトを当ててまじまじと観察してたのですが、隠れる素振りは一向に無く、とてもイイ奴でした。久し振りの再会で、ちょっと嬉しかったです。根の中央付近には、ナガハナダイの幼魚が沢山居ます。そしてキンギョの中には、ベニハナダイの姿も見られました。”オハギの下”は相変わらず”ベラ天国”です。水温が低いにも関わらず、クジャクベラは順調に育っていました。その他クレナイ・オグロ・アオスジオグロ・ツキノワ共、全て健在です。水深15付近の亀裂では、キンチャクガニの姿も見られました。段を上がった所でも、2個体確認・・・水温が低いのに頑張ってますね。実はこのカニ、暫くの間憧れのカニでした。図鑑や雑誌で写真を見る度に”見たいな〜、見たいな〜”と思っていました。しかし、憧れれば憧れる程遠のいていくものなのでしょうか?(???笑)と、ある外国の海でも、タンク3本位はこれに費やしました。しかし、見られず・・・。そして八丈島、「リクエストは?」と聞かれ、迷わず「キンチャクガニ〜」内心”楽勝”と思ったのでしょうか?一瞬ガイドさんの頬が緩んだのが見て取れました。(笑)そして上がり際、次々と出てくるキンチャクガニ「な〜んだ、こんな近場に沢山居たのか〜・・・」それから秋の浜での、本腰を入れた捜索が始まったのです。生息環境が判ると、自信を持って探せる様になります。それからは、次々と見付かるようになりました。今では大島でもごく普通に見せられる、ガイドネタとなったのでした。 (担当 柳場) |