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2005年12月 第 5週( 26日〜1月1日迄)
| 2005年12月26日(月) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 15℃ |
| 風 向 き | 西8m | 透 明 度 | 15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 11℃:2℃ | 波 高 | 4m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(長潮) | 12:11 | 06:22 |
| また西風が強くなり、船が欠航してしまうほどの荒れた海になりました。しかし、秋の浜は全然問題なく潜れました。今日は左の砂地に行ってきました。カミソリウオを見て砂地を降りて行くとゲストのN・Kさんが発見したハナタツがいました。砂地に出るだけあって、やはり頭頂の長いタイプでした。そのまま転石地帯を流すと50cm程のカスザメやタツノイトコが見られました。黄色い超チビイロイザリは全く同じ場所に居てくれました。見慣れてしたせいか少し大きくなった様な気がしました。噂の「いつでも出ているキンチャクガニ」を今日初めて確認しました。今日も思いっきり出ていました。浅場ではイソコン・ハナタツ・マツバギンポ等が見られました。 浅場にはいつになく沢山のキビナゴが群れていました。良く見ると全員尻鰭の辺りからオレンジ色の細長い物を出しています。おびただしい数の群れ殆どがそれを出しているのです。どう見てもそれは切り離されてないウ○チにしか見えませんでした。何故集団でこんなに糞切れが悪いのでしょう?? ふと周りを見るとそのオレンジのウ○チがいっぱい漂っています。「う〜ん キビナゴのウ○コの中でダイビングか・・・」とも思ったのですが、ダイビングってこういう陸じゃ絶対に嫌な事も平気になるから不思議ですよね。今日のお魚はアカタマガシラです。図鑑に寄れば水深20〜175mに生息となってします。20mというのは浅場に上がって来た時の水深でしょうから、100m以深を主な生息水深としているのでしょう。体は赤っぽく体側中央に縦線を持ちます。背鰭付け根から頭部側に体側中央まで達する鞍状斑があります。数週間前に発見し、久し振りに見に行きました。少し場所を変えていましたが、遠目から見ても鞍状斑目立ちます。実は大島では結構珍しい魚です。この急激な水温低下に便乗して浅場に来たのでしょうか?こういう魚が見られれば低水温も悪くないかも・・・とちょっとだけ思います。でももうこれ以上下がるのは勘弁して欲しいもんです。 (担当 有馬) |
| 2005年12月27日(火) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 14℃〜15℃ |
| 風 向 き | 西南西8m | 透 明 度 | 15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 8℃:1℃ | 波 高 | 2.5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(若潮) | 13:02 | 07:38 |
| 風も止み陸の寒さがいくらか和らいだかと思ったら、水中はとうとう本格的に14℃になってしまいました。1本目は右に行って来ました。テングダイの10匹程の群れを見て下に降りると、ホタテツノハゼやダテハゼsp-1が寒い中顔を出していました。砂地では黄色いイロイザリが相変わらず同じ岩についています。2本目はアサヒの根に行って来ました。「マトウダイがいたよ」という話を聞いて行ってみたのですが、残念ながらその姿は消えていました。そのまま際に出て上がってきたのですが、ハナダイは各種見る事が出来ました。サクラダイ・ナガハナダイ・フタイロハナゴイ・ケラマハナダイ・カシワハナダイ・スミレナガハナダイ等が見られました。南方系の種類がどこまで生き残れるのか心配です。超チビイロイザリは定位置で見られました。すぐ側にヒメサツマカサゴが居たので、ちょっと食われないか心配です。浅場では巨大イロイザリ・イソコンペイトウガニ・マツバギンポ・ハナタツ等が見られました。今日のお魚はサンゴトラギスです。一見、ハワイトラギスに似ていますが、体側下部の横縞が上部の縞よりも細くなる事で区別出来ます。今でこそ普通種的な存在になっていますが、数年前までは死滅回遊魚だった印象があります。沖縄等には10cmを越えるような大きな個体が居るようですが、大島ではそこまで大きなサイズは今まで見た事はありませんでした。しかし、今居る個体はまさに10cmを優に超えるサイズです。色も大分白っぽくなっています。もし、このまま低水温が続くとこういった大きな個体も死んでしまうかも知れません。本当にこれ以上下がるのは勘弁してもらいたいですね。 (担当 有馬) |
| 2005年00月00日(水) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜・王の浜 | 水 温 | 14℃ |
| 風 向 き | 西南西3m | 透 明 度 | 15m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 8℃:3℃ | 波 高 | 2m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(中潮) | 13:53 | 08:39 |
| 今日は北東の風が吹き秋の浜にはちょっとしたうねりが入っていました。。水温は今日も14℃・・・今年はどうしちゃったのでしょう?今日は正面を回ってきました。ベラ地帯では冷たい水温に耐えている?クレナイイトヒキベラ♂、アオスジオグロベラ♂、クジャクベラ♂等が見られています。。近くではクロイトハゼやウデフリツノザヤウミウシも観察できました。。水温のせいかトサカについているスケロクウミタケハゼが少なくなってきたような気がします。戻ってくる途中では黄色のイロイザリウオがみられました。ちょっと移動して近くの岩に付いていました。砂地にいるチビイロイザリウオも健在です!!浅場ではミナミハコフグyg、ヤミテンジクダイ、マツバギンポが引き続き観察できています。2本目は王の浜へ・・・。ちょっとうねりが残っていたため浅いところは白ちゃけていました。定位置ではクリーニングされているクエ、近くの穴にはネコザメが入っていました。。久しぶりに見たカガミチョウチョウウオもかなり成長していました。。戻ってくる途中では大きなマダラエイにも出会いました。着底していたのでしばらく観察できたのですが大きい個体だったので泳ぐ姿も見たかったような・・・。又出会いたいものです!! (担当 荻島) |
| 2005年12月29日(木) | ||||
| 天 候 | 曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 15℃ |
| 風 向 き | 東北東2m | 透 明 度 | 15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 9℃:3℃ | 波 高 | 2m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(中潮) | 14:43 | 09:31 |
| 北東の風のおかげで1℃ほど水温が上がってくれました。その代わり梯子の上まで波がかかるほど波立っていました。正面に行って来ました。イソコン・アオスジオグロベラ・キンチャクガニを見ながら際に出ました。ベニハゼsp.の亀裂を覗いてみましたが、ライトを当てた途端に2匹とも隠れてしまいました。冷たさで動きが鈍くなっていたのか全然逃げないソウシハギが居ました。フタイロ・ケラマ・スミレ等のハナダイ達も一通り見られました。超チビイロイザリ&同じ黄色の少し大きなイロイザリが見られました。浅場に戻るとグレーと可愛いサイズのオレンジ君、そして巨大なイロイザリ計3匹が見られています。・・・イロイザリばかりですね。段の上ではハナタツやゴマヒレキントキが見られています。このゴマヒレキントキは毎日の様に同じ亀裂のバッチリはまっています。ちょっと笑えます。今日のお魚はワカヨウジです。今、際に1匹大きな個体がいます。先日、カナさんが「ワカヨウジがヒフキと2匹仲良く寄り添っていたから見てきて〜〜」というので、ガイドで見に行ったのですが、その時は5m程離れていました。「う〜ん またカナさんに踊らされたな・・・」とその時は思ったのですが、今日見に行ってカナさんが盛り上がっていた意味が分かりました。なんと2匹は肩が寄り添う様に並び、その寄り添い方はどう見ても「愛」を感じるものがあります。一緒に上半身を持ち上げ怪しい仕草をしていました。セルフの方の話では、ワカが♂・ヒフキが♀の様です。それだけでなく♂のワカヨウジの腹には卵が付いているのです。「一体誰の子なの!!」と聞いてみたくなります。この2種は両方ともヒフキヨウジ属です。同属ならハイブリッドが出来ても可笑しくないですね。でも、一体どんな子が産まれるんでしょうか? (担当 有馬) |
| 2005年12月30日(金) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 17℃ |
| 風 向 き | 西南西7m | 透 明 度 | 15m〜18m | |
| 気 温 (最高:最低) | 11℃:4℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮(大潮) | 15:31 | 10:19 |
| 水温が昨日と比べ更に2℃上がり、やっと例年並になりました。と言っても、年明けに19℃という年もあるので冷たい方なのですが、3℃上がるとかなり暖かく感じます。南方系の魚達も”ホッ!”と一息付いてるのではないでしょうか?このまま新年を迎えたいですね。さて今日は”正面の際”へ行って来ました。まずは段々その存在が広まってきた”何時も出ているキンチャクガニ”を確認、そして際へ・・・、水深25付近には大きなソウシハギが2個体、ウロウロしていました。近くにはオグロベラの♂、キツネベラbaby、コガネキュウセンに、まだ亀甲模様のクロフチススキベラ等も観察できました。根の中に少し入った所では、大きなクチナシツノザヤウミウシ・カンナツノザヤウミウシ等も見られ、冬のウミウシシーズン到来といった感じです。極小イロイザリウオに寄って左砂時に出たのですが、水温が多少あがったせいかヒレナガネジリンボウが出ていました。そして目線の先にはヒラヒラ漂うカミソリウオの姿、しかし単体だったのでちょっと淋しげに見えたのは気のせいでしょうか?更に帰り際は、イソコンペイトウ・マツバギンポにヨコシマエビと見て上がってきました。さてこの所、段を上がった浅場にイワシの子供達が沢山群れています。一時の様に雲みたいに固まった群れではなく、帯状に伸びたり、炎の様に立ち上がったり、又、まるでのた打ち回る竜の様に見える時もあります。水の動きやライトに反応して様々に姿を変えながらキラキラ輝く群れは、時の経つのを忘れさせてくれます。皆さんも是非、安全停止時間を少し長めに計画して、上がり際のイワシショーを楽しまれる事をお勧めします。本当に綺麗ですよ〜。 (担当 柳場) |
| 2005年12月31日(土) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:王の浜 | 水 温 | 17℃ |
| 風 向 き | 北東8m | 透 明 度 | 15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 8℃:4℃ | 波 高 | 3,0m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(大潮) | 16:17 | 11:05 |
| 北東の風が強く島中荒れた海になりました。午前中はどこの海にも潜れず「なんて大晦日だ・・・知らない内に潜り納めちゃったの俺。」なんて思っていたら、午後から風も落ち王の浜に行って来ました。浅場は思ったよりサージも無く安心しました。V字の根の中では大きなテングダイやクリアクリーナーシュリンプが見られました。夏からずっと同じサンゴで見られているヒメゴンベが少し成長していました。王の浜名物「いっぱいのマツカサウオ」を見ているとモンツキベラygが2匹泳いで来ました。ゲストが、それらを撮影している間に、クエの穴を確認しようと見に行くと、なんと頭上をカメが泳いでいました。カメ大好きの私にとっては最高の潜り納めになりました。ゲストには残念ながらお見せで来ませんでしたが、結構大きなカメでした。やっぱりカメは何度見ても飽きないですね。ヘビギンポ系も多く、ヨゴレヘビギンポやクロマスク、そしてゲストのOさんにタテジマヘビギンポを見つけてもらいました。浅場では、大島で初めてハナビラダカラというタカラガイを発見しました。まさか大島にもいるとは思いませんでした。EX寸前にはカンムリベラygも見られ、やっぱり王の浜は少し南なのかな〜と思いました。今日のお魚はコロダイです。大島には普通に見られるイサキの仲間です。成魚は80cm位の大きな魚のくせにイサキが親分とはちょっと笑えます。幼魚は成魚とは比べ物にならない配色で、黒と黄色の縞模様です。動きはヒラムシ類に擬態していると言われる様にクネクネ泳ぎます。その前にステージは黒白の縞模様で、「日本の海水魚」P351左下「アジアコショウダイ 1cm」というのは、実はコロダイの幼魚です。数年前は王の浜に潜れば腐るほど見られたコロダイですが、ここ数年少し数が減って来ています。普通種でも今まで多かった種が突然少なくなったりするのです。同じ海を潜り続けると結構こういった発見があります。 (担当 有馬) |
| 2006年01月01日(日) | 元旦 | |||
| 天 候 | 曇り・晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 18℃ |
| 風 向 き | 北東5m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 8℃:4℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 40% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(大潮) | 06:36 | 11:49 |
| 明けましておめでとう御座います。今年も熱い海の情報を毎日皆様にお届け出来る様、スタッフ一同日々精進していきます。本年も皆様のお越しを心からお待ちしております。 さて、新年1発目の潜り始めダイビングはアサヒの根に行ってきました。水温がまた1℃上がってくれたのは嬉しいのですが、もの凄く流れがかかっていました。向かう途中には大きなクチナシツノザヤやウデフリツノザヤが見られました。その下ではヤツシハゼsp-8が顔を出していました。目的のアサヒの根では、サクラダイygやナガハナダイ等は見られたものの、これと言って新発見はありませんでした。カナさんが発見したアヤトリカクレエビもちゃんと付いていました。際に出るとスミレナガハナダイygやフタイロハナゴイが泳いでいました。砂地に出ると地元ガイドのH氏からウミテングを教えてもらいました。oサイズのイロイザリウオの姿がどこにも見当たりませんでした。同じ色の3〜4cmサイズの方は定位置で見られました。昨日のウネリで浅場のデカイロイザリが飛んでいないか心配だったのですが、ビクともしていませんでした。段の上では、マツバギンポやダイアナウミウシが見られました。このダイアナはずっと同じ亀裂の中にいます。今日のお魚は、御目出度い所でマダイです。大島では極々普通に居る普通種です。水深10〜20m前後の砂地をウロウロしているのを良く見ます。幼魚も良く見られますが、体の光る様なブルーの点が凄く綺麗です。この種に良く似たチダイという魚がいます。分布域的にはマダイとかぶっています。漁師さんの話では、このチダイも釣れる事があるそうです。大島に分布しているなら是非見たいと思い、結構マダイを見る度に探しています。どこを見るとは鰓膜と背鰭始部の鰭膜が紅い事、尾鰭の後縁が黒くない事です。鰭に関しては開いてくれない事には話にならないので、鰓をジ〜ッと見つめています。お年玉代わりに明日出会えると嬉しいのですが。 (担当 有馬) |