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2005年11月 第 3週( 14日〜20日迄)

2005年11月14日(月)
天 候 曇り ポイント:秋の浜 水 温 22℃〜23℃
風 向 き 南南西5m 透 明 度 15m
気 温 (最高:最低) 19℃:14℃ 波 高 2m
日中の降水確率    10% 流 れ あり
満潮:干潮(中潮) 15:28 09:32
 今日は1日中雲っていてすっきりしない1日でした。。まあ雨が降らなかっただけでもありがたいのかも知れません。透明度はあまりかわりませんが水温が上がっていてちょっとびっくり・・・。しばらく続いて欲しいものです。。今日はアサヒの根にいってきました!!深めのところでベニハナダイygが目にはいりました。この個体はあまり隠れることもないのですが幼魚なのに動きまくる奴でした。。根の際近くの砂地ではヤツシハゼ属1種ー7,8が観察できます。今年はヤツシハゼ属1種ー8が多く見られサイズも大きい個体から小さい個体まで様々です。。近くでは小さめのダテハゼ属1種ー1も見られています。また30m付近のハゼ地帯にもヤシャハゼygが出はじめました。上がってくる途中ではカスザメオキゴンベygヘリシロウツボなども見られました。。浅場ではケンカでもしてたのでしょうか?鰭を全開にしたアカイソハゼが見られました。綺麗な色を出していたのでなかなか見応えがありました。梯子の近くの壁のスリットではヨコシマエビもよく見られています!! (担当  荻島)


2005年11月15日(火)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜・王の浜 水 温 21℃〜22℃
風 向 き 北東7m 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低) 14℃:8℃ 波 高 2,5m
日中の降水確率 20% 流 れ なし
満潮:干潮(大潮) 15:55 10:12
 昼頃、午前中潜りに行ったカナさんが、王の浜から戻って来ました。秋の浜には大きな波が打ち寄せ入るの止めたそうです。どうやらいつも行かない方向を探索したらしく、ウキウキしながら帰って来ました。話を聞くとなんとドチザメの入る穴を見つけたらしいのです。昨日から「秋の浜にビデオを撮りに行くぞ」と決めていた僕は、なんとなくその穴の場所を聞いていました。しかし、カナさんとしては是非、ビデオで撮影をして来てもらいたいらしいのです。こうなったらもう誰もカナさんを止められません。「秋の浜にささっと行って、その後王の浜に行けばいいよ〜〜」と嬉しい提案をされてしまいました。とにかく急いで秋の浜に向かい目的のスミレナガハナダイ&モンハナシャコをビデオに収め、30分でEXして来ました。王の浜は透明度も良く、話の通り実に快適な海でした。目的の穴に行くと予定通りドチザメが入っていました。しかし、たったの2匹・・・ カナさんの話では、初め6匹いたそうですが、その根を1周して穴を覗くと3匹になっていたそうです。「もう1匹もいないんだろうな〜」と全く期待していなかった僕にとっては2匹でも大満足でした。初めは尾鰭を向けていたのですが、色々?している内にこっちを向いてくれました。その先の根にも足を運んだのですが、高い根に囲まれた砂地の水路にイサキがグジャっと溜まり、その内上からはタカベが雨の様に降って来たりと実に素晴らしい光景でした。死滅の数も多く、アジアコショウダイやセナキルリスズメダイ・イナズマベラyg等が見られました。皆さん、これからカナさんに王の浜をお勧めされるかも知れませんよ〜(笑) とっても長くなってしまったので、「今日のお魚」はお休みします。「今日魚」ファンの皆さんすみません。次回からまた復活します。(ファンなんていないか・・・)
(担当 有馬)


2005年11月16日(水)
天 候 晴れ ポイント:王の浜・秋の浜 水 温 22℃〜23℃
風 向 き 北東6m 透 明 度 20m
気 温 (最高:最低) 14℃:11℃ 波 高 2.5m
日中の降水確率 20% 流 れ やや有り
満潮:干潮(大潮) 05:14 10:49
 今日も北東の風が吹き秋の浜には大きなウネリが入っていました。。ということで1本目は王の浜にいってきました!!王の浜はウネリもなく水温も高くなかなかのコンデションです。透明度も良く浅場は陽の光が眩しいくらいです。ドチザメの穴にいったのですが今日は1匹も見当たらず・・・残念な結果に終わってしまいました。そのかわり向かう途中ではカメが見られました!!その他ではソメワケベラygアブラヤッコyg、かなり大きくなっているモンツキベラトサカガザミ等も観察出来ました。。帰ってくる途中ではタカベ玉にも出会いました。それを追ってかどうかヒレナガカンパチツムブリも現れてくれました。透明度が良かったためなかなか見応えがありました。北東の風もだいぶおさまってきたので2本目は秋の浜に行ってきました!!秋の浜の透明度もなかなかでした。。今日のホタテツノハゼは鰭を開いてくれてなかなかご機嫌でした。ベラ地帯ではあまり隠れないチャイロヤッコygや近くではピカチュウことウデフリツノザヤウミウシも見られました!サイズもそこそこ大きい個体でした。浅場ではホソウバウオが観察できました!!  (担当  荻島)


2005年11月17日(木)
天 候 晴れ ポイント:トウシキ・秋の浜 水 温 22℃
風 向 き 北東5m 透 明 度 15m
気 温 (最高:最低) 14℃:10℃ 波 高 2,5m
日中の降水確率 10% 流 れ なし
満潮:干潮(大潮) 05:58 11:24
 リクエストを受けて久し振りにトウシキに行って来ました。平日の暇なこの時期ならではという感じでしょうか。朝から北東の風が強くちょっと不安に思いながら向かったのですが、案の定結構荒れていました。ロープ際は真っ白!大きな波が来ると目の前は白い泡で埋め尽くされます。しかし、水中は水も良く、セジロノドグロ・ノドグロベラ・サラサゴンベ等が見られ、こっちにもイサキは沢山群れていました。2本目は秋の浜に行って来ました。波は梯子の上まで被る程荒れていました。同じ荒れてるでも潜り慣れた秋の浜の方が落ち着きます。正面の際に行って来ました。ハナダイ系を狙って行きました、カシワ&ケラマには出会えましたがフタイロにはちょっと振られてしまいました。上がり際には、イズハナダイ属の1種・キンチャクダイ・アラリウミウシ等も見られました。浅場では、先週末セルフの方に寄って発見された、サザナミヤッコygがまだ見られています。今日のお魚キツネウオ属の1種です。図鑑には2種類載っていますが、Pentapodus paradiseus  の方です。体は綺麗なブルーで光る様な黄色のラインが2本入ります。特徴としては、背側のラインは眼の間で繋がっています。水深はやや深く大抵35m以深で出現する事が多いです。その水深のせいか暗い環境に明るい体色が異様に目立ちます。動きは緩慢で、水底近くをホバリングしながら移動をします。一回ゲストの方がビデオで撮影をしていたら、オニカサゴにパクッとやられたしまった事がありました。この動きじゃ食われるよな〜と言った感じです。しかし、撮影をしようとするとヤラシ〜く少しの間隔を空けながら逃げていきます。逃げるならビュンっと一気に逃げてもらった方が諦めが付くのですが(笑)
(担当 有馬)


2005年11月18日(金)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 22℃
風 向 き 南南西2m 透 明 度 15m
気 温 (最高:最低) 14℃:10℃ 波 高 2m
日中の降水確率 10% 流 れ 少々
満潮:干潮(大潮) 06:35 11:57
 海は少し落ち着いて来ました。しかし、まだ波は高い状態と言えるでしょう。この時期いつも荒れた海を見ているせいか、感覚が鈍くなってしまいます。今日は正面をのんびりと周って来ました。入る前、現地ガイドのT君からイロイザリ情報をもらい早速見てきました。なかなか大きな個体でした。T君ありがとう〜! ユビノウトサカにはトサカガザミの極小サイズ等も見られました。今年は順調?にクロイトハゼが多く出現しています。今日はペアの巣作りをしていました。少し流れがかかっていたせいかスミレナガハナダイは元気にホバリングをしていました。上がり際にモンハナシャコを是非見て頂きたかったのですが、窒素に負け止まる事無く通過してしまいました。その他、クビアカハゼ・ダンダラダテハゼ・サザナミヤッコ等が見られました。今日のお魚ヒメユリハゼです。伊豆半島等では良く出現情報を聞く魚ですが、大島正しくこれがヒメユリだという魚を、私は今年始めて確認しました。昔、土肥に潜った時に体側後半が黄色いハナハゼ似のハゼを見ました。その時、「これがヒメユリハゼか〜」と思ったのですが、図鑑を見ると特徴は眼下に入る黒線と尾鰭の形のみで、体の黄色さに付いては何も触れられていません。今、大島にいる個体は、先述した様に体が黄色く、眼下にも黒線があります。しかし、この黒線出たり消えたりします。今日は遠くからでもばっちり見える程です。今年はこの手の魚が大当たりで、ちょっと前までは幼魚の判別は頭を抱えていました。結局、イトマンヒメの判別が付かぬまま両種とも立派に成長してしいました。どなたか幼魚の見分け方をご存知でしたら教えて下さい。
(担当 有馬)


2005年11月19日(土)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 22℃
風 向 き 東風4m 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低) 14℃:11℃ 波 高 2,0m 
日中の降水確率 10% 流 れ 無し
満潮:干潮(中潮) 07:14 12:29
 気持ちの良い青空が広がりましたが、海の方はウネリが取れません。まぁ潜るのには左程影響無いのですが・・・。この所気温が低い為に、水際に行くとモワァ〜っと暖かな空気を感じます。温度差が10℃近くあるせいですが、海沿いが温暖な気候と言うのも納得できますね。因みに大島の場合でも、標高が100メートル上がるだけで、2℃位気温が下がります。さて今日の1本目は、ハゼ狙いで”淋しい根”から”正面”へ行って来ました。水深25を過ぎた辺りで着底し周囲を見渡すと、必ずと言って良いほどヒレネジヤシャが目に入ります。今の時期大小様々な個体が居て、最も観察し易いかも知れません。根の上では、数ヶ月前にセルフの方が見つけたホタテツノハゼが、ドーンと我らの来るのを待ち構えて?いました。周辺ではホタテエソがピッ!ピッ!と跳ね回り、ヤツシハゼ属の7や8等も観察されました。2本目は、”アサヒの根””際”・・・アサヒの根周辺では、やはりヤツシハゼ属がよく目に付きます。そして”際”では、今シーズン初のキツネウオ属の一種を確認、数ヶ月前からセルフの方達は見ていたのですが、私は今日やっと見る事ができました。(苦笑)しかし、プリンセスと言うだけあって綺麗な魚ですね。水深25付近で、アオスジオグロベラの放精放卵を確認しました。今年は個体数が多いので少し期待してたのですが、やはり繁殖もしているんですね。浅場はかなりサージが強く、物探しも容易ではありません。段を上がった所では、キマダラナカハラタナバタウオ等も見られたのですが、ゆっくり観察できませんでした。私は確認していないのですが、台風20号で消えたと思っていたイロイザリウオがしっかり生き残っているそうです。10m程移動しているのですが、また暫く観察できると良いですね。
(担当 柳場)


2005年11月20日(
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 22℃
風 向 き 北東5m 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低) 14℃:9℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率 10% 流 れ 無し
満潮:干潮(中潮) 13:50  07:41 
 風は左程でもないのですが、今日も大きなウネリが入っていました。しかし水温が高く透視度も良いので、海の中は最高に気持ちが良いです。陽の光を浴びてキラキラ輝くイワシや、色鮮やかなソラスズメダイに囲まれているだけで幸せを感じます。さて今日は”右のトサカ林”へ行って来ました。相変わらずゴロタ斜面にはイサキが沢山群れ、水面近くはメジナが黒い塊となって、あちらこちらに点在しています。この時期、何処に行っても魚影が濃くて楽しいですね。ゴロタ斜面を進んでいると、イサキの群れの中に大きなヒラマサが現れました。丸々とした体長1m以上有りそうな個体で威風堂々、中々迫力が有りました。スジクロを狙って少し砂地まで出てみたのですが、今日はミスジスズメダイハナハゼしか目に入りませんでした。ゴロタ斜面と砂地の縁には、8cm程に成長したクロユリハゼのペアコロダイトサヤッコ等が見られました。先日ソウシイザリウオが付いていた場所では、大きなダイダイヨウジのペア等も見られました。帰りがけ”段落ち”付近で、昨日書いたイロイザリウオを確認しました。台風や先日のような大ウネリにも耐え、逞しく生き残っているのを見ると嬉しいですね。思わず「頑張れよ〜!」と声を掛けたくなります。一年近くも観察していると、情が移るものです。まぁ、相手には通じませんけどね。(笑)
(担当 柳場)