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2005年10月 第 3週( 17日〜23日迄)
| 2005年10月17日(月) | ||||
| 天 候 | 雨 | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 25℃ |
| 風 向 き | 北北東5m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 19℃:17℃ | 波 高 | 3m | |
| 日中の降水確率 | 80% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(大潮) | 16:41 | 10:40 |
| 相変わらず海は荒れた状態が続いています。しかし、潜ってみるとビックリ水中は今シーズンでは珍しい程の好コンディションでした。あの迷走台風のせいで大事を取ってキャンセルされたお客様がいる中、こんな事を書くのは申し訳ないのですが・・・ 今日は右側に行って来ました。こんなに周りが見渡せる事も最近なかったので、泳いでいるだけでも気持ちが良い程です。右下にはテングダイが4匹固まり、何故かクルクルを4匹で回っていました。ジュズエダカリナにガラスハゼが付いていました。つい数年前までガラスハゼはムチカラマツ類にしか付かないと思っていたのですが、そんな事は無いようです。砂地には大きなミナミダテハゼが多く見られました。浅場に行くにつれて段々とサージがきつくなって行きます。出来る事ならこのまま上がりたくないな〜と思いながら、段落ちを上がるとそこは一面のキビナゴ&イワシ達でした。そこにカンパチやブリが突っ込んでいました。そのイワシの数は本当にもの凄く、水面一面を覆いつくすその光景は、まるで「鰯雲」でした。その他、ヒトデヤドリエビ・リュウキュウヤライイシモチ・コブダイyg・イトマンクロユリハゼyg等が見られました。水面の荒れさえなければ最高の海です。このまま続けば良いのですが・・・ 今日のお魚はノトイスズミです。また地味な魚ですが、先日ちょっと発見をしました。「釣魚検索」という釣師用の図鑑があります。釣られてすぐの魚が載っているので、ダイバー向けの図鑑に標本写真しか載っていない魚の生時の体色が分かったりします。その図鑑でTHEイスズミを見ていた所、「体側に黄色い縦縞があるのが特徴」と書いてありました。それではと思い暇があるとイスズミ観察をしているのですが、はっきり言ってこの黄色いラインと言うものが見えた事がありません。このラインがなければノトイスズミと言う事になります。今では、大島にTHEイスズミはどれ位いるのか?に非常に興味があります。もし、体に黄色の縦縞があるTHEイスズミを見つけた方は僕に教えて下さい。 (担当 有馬) |
| 2005年10月18日(火) | ||||
| 天 候 | 雨 | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 25℃ |
| 風 向 き | 北北東7m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 19℃:16℃ | 波 高 | 3〜4m | |
| 日中の降水確率 | 70% | 流 れ | 有り | |
| 満潮:干潮(大潮) | 17:03 | 11:15 |
| 昨日よりも遥かに荒れた海になりました。常時大きな波が打ち寄せ浅場は真っ白でした。左側などは大きな波が打ち寄せると梯子が見えなくなるほどです。水中は先日に引き続き良い状態でした。天気が悪い割に明るく、ハゼ達も巣穴から顔を出していました。ヤシャハゼやヒレネジは勿論、ホタテツノハゼも2匹ともちゃんと巣穴から出ていました。浅い方のホタテはビデオで顔のアップが撮れるほど寄らせてくれました。ヤツシハゼ属の1種−7も今日は隠れずにじっくり観察出来る程です。上がり際にはツキノワ&アオスジオグロベラの♂等も見られました。今年はやけにカゲロウカクレエビの姿を多く目にします。多い所では1つのクロガヤに3匹も付いていました。先日発見した新しいハナタツがどうやらペアだという話を聞き、早速見に行ってみたのですが、残念ながら♀には出会えませんでした。浅場はかなりサージがきつくビデオを構える事も出来ない程です。しかし、いつものイロイザリはそんな揺れにも微動だにしていませんでした。本当にカイメンなんじゃないの?と思いつい突付いてみたくなりました(思っただけですよ) 昨日あれだけいたイワシ達は全て姿を消していました。30匹程のカンパチーズに囲まれたりしましたが、こいつらに皆追っ払われてしまったのでしょうか? 台風が本格的に接近してきました。明日はどうなるのでしょうか? 流石に潜れないと思います。今日のお魚はササスズメダイです。毎年流れて来る死滅回遊魚なのですが、はっきり言って地味すぎて最近ガイドでは使っていません。しかし、良く見ると眼はネコ眼で可愛いし、尾鰭両葉先端にある黒点は実に分かり易い特徴です。大きさ1cm位の時には非常に体高が低く、尾鰭の点も小さすぎて肉眼では良く見えないので、何度もこれがハナダイダマシか?と騙されものです。学名はChromis lepidlepsis と言い種小名の「lepido」はウロコ、「lepsis」は鱗片と言う意味です。これはこの種の分類学的特長である「眼上から後頭部にかけての鱗の基部に小鱗がある」事を指しています。やはり生物の名前というのは、この様にその種の特徴がすぐに分かる物の方が良いと私は思います。じゃ〜和名の「ササ」って言うといまいち意味が分かりません。植物の笹同様小さいと言う意味の「ささ」なのでしょうか?ご存知なら誰か教えて下さい。 (担当 有馬) |
| 2005年10月19日(水) | ||||
| 天 候 | 雨後晴れ | ポイント: | 水 温 | ℃〜℃ |
| 風 向 き | m | 透 明 度 | m〜m | |
| 気 温 (最高:最低) | ℃: ℃ | 波 高 | m | |
| 日中の降水確率 | % | 流 れ | ||
| 満潮:干潮(大潮) | 17:24 | 11:47 |
| 台風20号は東海上に逸れ、午前中には雨も上がって陽が射してきました。しかし、海の方はまだ大きなウネリが残っていました。と言う訳で、今日は台風休みです。数日前から水温が急に上がり、青い潮が入ってきました。週末もこの潮が続いてるとイイですね。 |
| 2005年10月20日(木) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 24℃ |
| 風 向 き | 北東8m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 20℃:17℃ | 波 高 | 3m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | やや有り | |
| 満潮:干潮(中潮) | 06:38 | 12:16 |
| 今日は朝から青空がひろがりさわやかな1日となりました。しかしながら北東の風が強く秋の浜にはまだおおきなうねりが入っています・・・。水中はというと温かくとても明るい潮が入ってきておりサージさえなければとても素晴らしいコンディションです!!今日はアサヒの根にいってきました〜久し振りにいってみたのですがベラの仲間たちが多くみられました。ヤリイトヒキベラ♂、クレナイイトヒキベラ♂、ツキノワイトヒキベラ♂等が数個体づつ観察できました。ヤリイトヒキベラはかなり大きい個体です!!根の横の砂地ではホタテエソygも数個体、目に入りました。相変わらずキレイな魚です!!根のトップでは立派な(今まで見た中で一番大きいかも)ヤツシハゼ属1種ー8も観察できました。近くではアカスジカクレエビも見られ個体数もかなり増えてきたようです。戻ってくる途中、落っこちそうな岩の近くで1m強のネコザメに出会えました。近くにいくまで気づかずいきなしネコザメの顔がでてきたのでちょっとびっくりしてしまいました。その他では、どうやら捕食した後らしく口から魚の尾鰭がわずかにでていたため口からヒゲを生やしているようでなかなかユニークな顔をしたサツマカサゴなども見られました!! (担当 荻島) |
| 2005年10月21日(金) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 25℃ |
| 風 向 き | 北東4m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 22℃:17℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流 れ | あり | |
| 満潮:干潮(中潮) | 07:20 | 12:44 |
| 相変わらずの北風が続いていますが、昨日までに比べるといくらか静かになってくれました。水中はと言うと贅沢を言えば若干透明度が落ちていましたが、まだまだ充分綺麗な水です。今日は正面に行って来ました。初め浮気をしてハゼを見に行ったのですが、殆ど姿は見られませんでした。柳場さんの話ではヤツシ系は少し出ていたようです。際では定番のコウリンハナダイが見られ、その側にはアサヒハナゴイも見られました。このアサヒがなんと言っても美しく、ついつい見惚れてしまいました。どうしてカメラもビデオも持って無い時にはこんなに寄れるんだろうという位、側でじっくり観察できました。上がりながらベニハゼsp.・イズハナダイsp.等が見られました。ある亀裂を覗くと綺麗な赤紫のヤギを担いだトゲミズヒキガニがいました。上手く引っ張り出せれば良い被写体でしょう。前回、しくじったハナタツのペアに今日もチャレンジしてみました。今日は無事に雄雌見る事が出来ました。前にイトマンクロユリハゼの話を「今日のお魚」で書きましたが、イトマンだけでなくヒメユリハゼもやはり大島に生息しているようです。今日正にヒメの特徴を持った魚を見る事が出来ました。と言う事はイトマンygだと思っていた奴の中にはヒメygも混ざっていたと言う事になります。う〜ん また迷路にはまり込んでしまいました(涙) 今日のお魚はヒトスジイシモチです。大島では昨年も登場した魚ですが、基本的には珍しい部類に入るテンジクダイです。良く似た種類にユカタイシモチと言う奴がいます。この2種の違いは尾柄部にある点の位置です。一昨年まで、ユカタしか見た事が無かった私は、水中でこの2種を見分ける自信がなかったのですが、昨年ヒトスジを見てからはすぐに区別が付くようになりました。尾柄部中央に点があればヒトスジなのですが、この点がまたデカイ、デカイ。とにかく良く目立つのです。図鑑を見てう〜んと頭をかしげているそこのあなた!!とにかく本物を見に来て下さい。「百聞は一見にしかず」ですよ〜 (担当 有馬) |
| 2005年10月22日(土) | ||||
| 天 候 | 雨後曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 24℃ |
| 風 向 き | 南南東3m | 透 明 度 | 15m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 17℃:19℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流 れ | 有り | |
| 満潮:干潮(中潮) | 08:04 | 13:10 |
| 朝の天気予報では青空が広がる筈だったのですが、何と!午前中は雨、午後に雨は上がりましたが、一日中パッとしないお天気でした。しかし、海の方はウネリもほぼ収まり、透視度水温共に中々のコンディション、ストレスの無いダイビングを楽しめました。さて今日の1本目は、”右トサカ林”へ・・・。ゴロタ斜面には、イサキやタカベが凄い数で群れていました。周囲は全て魚・魚・魚、久々に途切れることの無いタカベの滝も見られました。トサカ林にはクダゴンベも健在でした。2本目は”正面際”へ・・・キンギョに混ざって泳ぐカシワハナダイが、実に綺麗な婚姻色を出していました。浅場ではキマダラハゼやヨコシマエビを観察。さて、上がり際に何時もヒメテグリを観察する岩で、面白い光景が見られました。♂同士が激しい喧嘩をしていたのです。お互い背鰭を広げて威嚇しあったり、向き合ったまま相手の口を噛合ったり、20分近く観察していたのですがとうとう決着が付かないままにエキジットしてしまいました。既に繁殖時期は過ぎてると思うのですが、中々気迫のこもった戦いでした。梯子の近くでは、カンムリベラの1cmサイズや、大荒れの海でも健気に頑張るハナタツbaby 等を見て上がってきました。 (担当 柳場) |
| 2005年10月23日(日) | ||||
| 天 候 | 晴天 | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 24℃ |
| 風 向 き | 南西6m | 透 明 度 | 15m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 22℃:17℃ | 波 高 | 4m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮(中潮) | 08:55 | 13:35 |
| 素晴らしいお天気に恵まれました。昨日と雲泥の差です。水中も陽が差し込み、実に気持ちが良かったです。明るくて暖かい海、いや〜イイですね〜。さて今日の1本目は、”消えた”と皆が言ってるソウシイザリに敢えてチャレンジ・・・しかし、戻って居る事を期待したのですが、無駄足となってしまいました。トホホ!。トサカ林へ向かう中層は、相変わらずイサキ・タカベがグチャ〜っと群れていました。帰り際は、”淋しい根”の上でヤツシハゼ属を確認、更にヤシャ・ヒレネジと見て上がってきました。昨日、I・Aさんに教えてもらった1cm程のミヤケテグリは、今日も健在でした。2本目は、”正面際”へ・・・”オカワリ”の手前まで降りてみたのですが、コウリンは見当たらずスジハナダイだけ・・・しかし、少し戻った所ではアサヒハナゴイやフタイロハナゴイ、昨日同様、婚姻色バリバリのカシワハナダイ等が楽しめました。段落ち付近は、キビナゴor イワシの子供を追ったカンパチやワラサが、頻繁に現れます。2本目には、ツムブリも数匹見られました。 (担当 柳場) |