過去のログ

HOMEに戻る → 今日の海へ戻る → 2005過去ログmain 前の週を見る 次の週を見る

2005年10月 第 2週( 10日〜16日迄)

2005年10月10日(
天 候 ポイント:秋の浜 水 温 20℃〜22℃
風 向 き 北北東7m 透 明 度 12m〜15m
気 温 (最高:最低) 18℃:17℃ 波 高 2,5m
日中の降水確率    50% 流 れ 無し
満潮:干潮(小潮) 10:32 14:28
 日中も気温が上がらず、肌寒い一日でした。そして秋の浜は昨日に続き大荒れ、何とも冴えない3連休となってしまいました。前回の3連休が良かっただけに、そのギャップが・・・・・。さて1本目は、”ハナダイの根”ソウシイザリウオを見に行ってきました。何時もは指し示すだけなのですが、今日はライトを当てジックリ観察してきました。よく見ると、体中縞模様が入り実に綺麗な個体です。そしてエメラルドの様なグリーンの眼、何時までもず〜っと居てもらいたいものです。上がり際、ハゼを観察しようと思ったのですが、暗いせいかライトを当てて確認しようとするとすぐに引っ込んでしまいます。結局共生ハゼは、何一つ見れませんでした。ハゼ観察は、明るい多少流れが掛かった時が良いですね。浅場では、ハナタツガンガゼカクレエビを見たのですが、サージで振られゆっくり観察するどころではありませんでした。明日も北東の風が止みそうにありません。これからの時期、大ナライの日が多くなります。梯子を登るのに、腕力を蓄えて来てくださいね。(苦笑)
(担当 柳場)


2005年10月11日(火)
天 候 雨→曇り ポイント:王の浜 水 温 21℃
風 向 き 北北東6m 透 明 度 15m
気 温 (最高:最低) 20℃:17℃ 波 高 3m
日中の降水確率 50% 流 れ 少々
満潮:干潮(小潮) 13:36 17:11
 今日も北東の風が吹き荒び、島中荒れた海になりました。秋の浜は勿論、西側にも周りこんだ風の影響で高い波が打ち寄せています。そんな訳で王の浜2ダイブと言う一日になりました。やはりここも死滅の数は少なく思えました。王の浜で今熱いのはやはりヘビギンポ系でしょう。ヨゴレやキビレ・クロマスクの♂達はバッチリ婚姻色を出していました。クロマスクなんか1つの岩に無数に集まっていました。根の中にはミヤケテグリの成魚も見られました。昨年からの生き残りなんでしょう。いつものクエの穴には大きな個体が入っていました。ネコザメを見ようと穴を覗き込んだら、こっちを向いたクエと眼が合ってしまいちょっとビックリしてしまいました。その他フエヤッコやモンツキベラ・ロクセンスズメダイ等が見られました。ENの階段に一部海藻が生えて居る所がありました。そこになんとミスガイが5匹も集まっていました。磯遊びをしていて良く思うのですが、ダイバーに取っては比較的珍しいミスガイですが、磯には頻繁に見られる程生息しています。やっぱりこの貝はダイバーの水深帯の貝ではないと言う事なのでしょう。今日のお魚イトマンクロユリハゼです。実はこの手のクロユリハゼ属のハゼが今年は数が多く、個人的には当たり年だと思っています。8月頃からTHEクロユリハゼのygの中に謎のハゼが混ざっていました。体色は青みがかったグレーで2本の不明瞭な暗褐色の縦線が入っていました。成長に伴い体は段々青くなり尾鰭側が少し黄色味を帯びてきました。ゼブラの様な縞は一切見られず、唯一の特徴と言えば眼の上に光るような青の部分があるだけです。選択肢はヒメかイトマンの2種しかなかったのですが、秋の浜の個体は肉眼で見える程、顕著な特徴が見られませんでした。しかし、今日王の浜で見た個体には、イトマンの特徴である「胸鰭付け根の黒点」をバッチリ目視する事が出来ました。つまり秋の浜にいる尾鰭側が少し黄色く見えるクロユリハゼ属の魚は、「イトマンクロユリハゼ」である!!と言う事になります。これで幼魚から成魚までの成長段階を把握する事が出来ました。あ〜〜今日王の浜に行って良かった。
(担当 有馬)


2005年10月12日(水)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜・王の浜 水 温 21℃
風 向 き 北東8m 透 明 度 12m
気 温 (最高:最低) 22℃:18℃ 波 高 3m
日中の降水確率 10% 流 れ 無し
満潮:干潮(長潮) 14:35 06:04
 相変わらず北風が吹き続いています。しかしながら今日は朝から晴れわたり暖かな1日となりました!!今日は正面からへながしてきました。アサヒハナゴイコウリンハナダイ等が引き続き観察できています。アサヒの根と際の間では立派なヤツシハゼ属1種−7が数個体みられています。また30m付近の砂地ではクロイトハゼygもよく目に付くようになりました。25の岩ではまだかわいいサイズのキツネベラygや左の砂地ではタツノイトコの近くにコロダイygがいます。王の浜は風波がありますが中はサージもなくのんびり潜れる海でした。今日はダイバーが少なかったせいかクエホンソメワケベラにクリーニングされていたので全身を拝むことができました。近くではセナキルリスズメも2匹みられました。わりと大きいサイズの個体で近寄っても隠れないのでじっくり観察できます。その他ではインドヒメジカガミチョウチョウウオセダカスズメダイygなども見られました。またイサキの大群も根の上から降りてきてくれました。なかなか迫力がある光景です!!そういえばボラ壁を期待して潜ったのですが数匹しか見当たりませんでした。今年はまだボラ壁の話を聞いていないような・・・。それとももう通りすぎてしまったのでしょうか?  (担当  荻島)


2005年10月13日(木)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 19℃〜21℃
風 向 き 北東7m 透 明 度 10m〜15m
気 温 (最高:最低) 21℃:18℃ 波 高 3m
日中の降水確率 30% 流 れ 無し
満潮:干潮(若潮) 15:05 07:33
 今日もとても天気がよく素晴らしい秋晴れの1日となりました!!しかしながら明日は雨がふりそうです・・・。北東の風も徐々におさまってきてはいるのですが秋の浜にはまだ大きなうねりが入っています。今日は右側の砂地から正面の際を回ってきました。右には大分大きくなったヤノダテハゼが見られました。この個体は大きいせいかわりと色鮮やかです。少し水深を下げるとヒレナガネジリンボウが数個体確認できます。残念ながら冷たい潮が上がってきていたせいかどの個体も近寄るとすぐ引っ込んでしまいます。近くのジュズエダカリナにはセボシウミタケハゼもつき始め、際に向かう途中ではカスザメクレナイイトヒキベラなども見られました。。正面の際では婚姻色をだしているカシワハナダイ♂フタイロハナゴイなども引き続き観察できています。しかしフタイロハナゴイは隠れなくなりましたね〜近くではケラマハナダイyg?も目にはいりました。かなりシャイな個体ですぐ亀裂に逃げ込んでしまいます。トウシマコケギンポ団地の横のスリットに大きなマダコがはいっていました。やっぱりタコの正面顔は笑えますね〜                    (担当   荻島)


2005年10月14日(金)
天 候 晴れ ポイント:ケイカイ 水 温 22℃
風 向 き 東6m 透 明 度 10m〜12m
気 温 (最高:最低) 25℃:19℃ 波 高 3m
日中の降水確率 40% 流 れ あり
満潮:干潮(中潮) 15:30 08:33
 今日は久し振りにケイカイに行って来ました。しかもスペシャルコース「ブラザーズロック」に行って来ました。台風のせいか浅場には大きなウネリが入っていました。残念ながら逆潮で透明度もいまいちでした。沖に出れば少しは良くなるかと思ったのですが全然変らず、ちょっとガッカリしてしまいました。潮に乗ってあっという間にブラザーズロックに到着。イサキはそこそこの群れでいましたが、タカベはパラパラと言った感じでした。全体的にクエの数が多く見られました。ヒゲダイの根まで戻って来るとテングダイが多く見られました。この頃にはバッチリ潮に逆らい続ける様なダイビングなっていたのですが、魚も段々多くなりとても楽しめました。18の砂地には、名前の無いホンテンスモドキ属の1種やカスザメ等も見られました。ま〜水も良くなく、流れも逆潮で魚も少なかったのですが、個人的にはとても楽しいダイビングでした。しかし、何故かゲストの方が疲れた顔をしていたのが、ちょっと気になりました(笑) 今日のお魚オオセです。大島では比較的珍しいサメの仲間です。最大特徴は上顎に生える皮質突起です。まるでヒゲが生えている様に見えます。和名の由来は様々なのですが、大きな浅瀬に生息する為「大瀬」と呼ばれるという話を聞いた事がありますが、真意の程は定かではありません。地方名も多く有り東京では、「キリノトブカ」「カメザメ」等とも呼ばれるそうです。キリノトとは桐の花や葉で象った紋の事で、体表の模様がこれに似ている事が由来だそうです。この様に魚には(特にサメには)様々な別名・地方名があります。その上、和名のいまいちはっきりしていない物までいるのです。奥が深いですね〜
本日18時20分頃からNHK総合で大島の海が流れるそうです。皆さん是非ご覧下さ〜い
(担当 有馬)


2005年10月15日(土)
天 候 曇り後 雨 ポイント:秋・野田 水 温 21℃〜22℃
風 向 き 北東5m 透 明 度 10m〜13m
気 温 (最高:最低) 26℃:19℃ 波 高 2,5m 
日中の降水確率 50% 流 れ 無し
満潮:干潮(中潮) 15:54 09:21
 時折薄日が射し、思いの外良いお天気になりました。しかし、確実に台風20号の影響は出ています。秋の浜はウネリで海藻が舞い上がり、野田浜もガイドロープ付近は真っ白になり、前が見えなくなります。明日以降が心配ですね。さて今日の1本目は、秋の浜”正面”に行ってきました。ジョーホタテと周り、帰りがけゴロタ斜面を通ったのですが、数日前まで群れていたネンブツダイイサキの稚魚が殆ど目に入りませんでした。数匹のカンパチが現れたのですが、彼らも当てが外れた様です。(苦笑)左砂地には、昨日の”NHK 首都圏ネットワーク”に登場したタツノイトコが見られました。しかし、♂のお腹はペッタンコに凹み、ここ数日の間に放仔したようです。♀は少し離れた所に居たので、もう産卵は終了でしょうか?近くではワニゴチの子供コロダイの幼魚が見られました。野田浜は、アーチへ向かう壁の始まりに、ベニイザリウオが着いていました。そして、アーチの中は型のいいイサキがぎっしり詰まり、その周辺は相変わらずキンメモドキネンブツダイの幼魚がグチャ〜っと群れています。大きなアオブダイハマフエフキもウロウロしていて、”野田浜も中々楽しいぞ〜”と、一人内心ニタニタしていました。しかし・・・残圧と減圧どちらも心配せずに潜れるのっていいですね〜。精神衛生上とてもナイスです。(笑)
(担当 柳場)


2005年10月16日(
天 候 ポイント:秋・野田 水 温 19℃〜21℃
風 向 き 北東7m 透 明 度 10m〜13m
気 温 (最高:最低) 22℃:18℃ 波 高 2,5m
日中の降水確率 70% 流 れ 少々
満潮:干潮(大潮) 16:18  10:02 
 朝から雨が降ったり止んだり、冴えない一日でした。元々透視度が良くない上にこのお天気、海の中もどんより暗く、水深20mを過ぎると水中ライト無しでは魚も探せない程でした。しかし、そんな海でも季節もののボラ天井・ボラ壁に囲まれたり、ニタリと遭遇したお客様が居たりと、それぞれに楽しめた様です。さて今日の1本目は大荒れの秋の浜へ・・・。潮が引いているにも関わらず、梯子5段程海面が上下していました。水中も海藻が舞い上がり、浅い所は時折目の前が真っ白になります。この様なウネリの時、何故か?浅場にイワシの子供達が沢山群れ固まります。白く泡立つ波間に黒い塊が幾つもでき、それが川の様になったり、時折現れる捕食者に依って花火の様に弾けたり、次々と形を変えます。波に身を任せながら、その変化を見ているのも中々楽しいものです。2本目に入った野田浜も、かなり強いサージが入っていました。うまくコツを掴むと、フィンを動かさなくてもかなり進めます。(苦笑)最近の野田は、大きな物から小さな物まで幅広く楽しめます。今日も巨大アオブダイが3個体ウロウロし、”タカノハハイツ”前ではカスザメ、そしてやはり大きなコロダイが3個体、砂地に出た所でボーっとしていました。小物は、ミヤケテグリベニイザリクロイトハゼのbaby に南方系のベラ幼魚オシャレカクレエビ等が楽しめました。勿論、根の周辺はネンブツダイキンメモドキがぐちゃ〜っと群れ、こちらも見応えがあります。ところで台風20号進みが遅いですね。来週は暫くの間、気象情報から目が離せません。直撃は無いと思いますが・・・・・。
(担当 柳場)