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2005年09月 第 3週( 12日〜18日迄)

2005年09月12日(月)
天 候 はれ ポイント:ケイカイ・秋の浜 水 温 20℃〜24℃
風 向 き 南西5m 透 明 度 10m〜15m
気 温 (最高:最低) 29℃:23℃ 波 高 1,5m
日中の降水確率    0% 流 れ なし
満潮:干潮(小潮) 13:51 15:34
 1本目はケイカイに行ってきました。一見、海は静かな様に見えるのですが、ケイカイには少しウネリが入っていました。しかし、透明度は良く流れはソヨソヨで、実に良いコンディションでした。途中でワラサの大群に囲まれ、周りをグルグル回られてしまいました。秋の浜正面から左に行って来ました。コケギンポsp.の赤&黄色を見て移動を始めると、久々にニタリに遭遇しました。3m程の個体で悠々と我々の頭の上をグルグルと回ってくれました。その後、口内保育中のジョービシャモンエビ等を見て左の砂地におりました。最近のお気に入りはウミタケハゼです。グリーンの眼が実に綺麗なハゼです。最近左の砂地には、「地味だけれど大島ではちょっと珍しい系」の魚が数種見られます。今日はテッポウイシモチやオキエソ・ハタタテヌメリ・シロギス等が見られました。色の無い魚ばかりですみません(汗)勿論、ヤシャヒレネジも見られてますよ〜 浅場ではハナタツのチビやベニイザリウオ・ヒメフエダイ・週末ゲスト方が発見したアライソor Theコケギンポ等が見られました。梯子には相変わらずイソギンポが付いています。今日のお魚ミジンベニハゼです。今この魚を書かずにどうする!?と言う位週末は大人気でした。大瀬崎で空き缶に入っているのが、あまりにも有名ですが、通常の自然界ではフジツボの死骸や貝殻等に入っているようです。今回も砂茶碗に入っていました。因みにこの「砂茶碗」とはツメタガイの卵嚢の事です。まっ今では空き缶に入っていますが。私にとっても約10年振りの再会となりました。まだまだ小さい個体ですが、今日は元気良く飛び跳ね一生懸命捕食してました。なるべく長生きして仲間を増やしてもらいたいですね。
(担当 有馬)


2005年09月13日(火)
天 候 晴れ ポイント:秋・野田 水 温 21℃〜25℃
風 向 き 南西5m 透 明 度 12m〜20m
気 温 (最高:最低) 29℃:24℃ 波 高 1,5m
日中の降水確率 0% 流 れ 無し
満潮:干潮(長潮) 15:19 06:17
 多少雲は多めでしたが、暑い一日でした。朝のニュースで、”黒潮の大蛇行に終止符”と流れていました。早く、暖かな綺麗な潮が入って欲しいですね。さて今日の1本目は、秋の浜の正面に行ってきました。ジョーの卵は、目がしっかり見えてきました。相変わらず”ガレ場”地帯は、オグロベラ・アオスジオグロベラが良く目立ち、今日も♂同士が喧嘩をしていました。この所タコベラもよく目に付きます。多い時には♂が5〜6個体固まって、力を誇示しあっています。地味ですが尾鰭に特色があるのと、ちょっとエスニック調の色合いが気にいってます。浅場では、トウゴロウイワシ?キビナゴ?が凄い数で群れ、それを追ってショッパチも現れました。島の釣り師情報では、今年はカンパチワラサが好調な様です。久々に、大きな群れに取り囲まれてみたいですね。2本目は野田浜に行ってきました。”左の溜まり”から”裏道”へ抜けたのですが、沢山のメジナに混ざって大きなアオブダイが3個体泳いでいました。この所、アーチには型のいいイサキが沢山入り、なかなか見応えがあります。”タカノハハイツ””小アーチ”へ続く通路では、カンムリベラ3個体ツユベラ2個体が観察されました。どれも8cm〜10cm近くあり、かなり以前に流れ着いたと思われます。
(担当 柳場)


2005年09月14日(水)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 20℃〜24℃
風 向 き 南南西7m 透 明 度 12m〜20m
気 温 (最高:最低) 28℃:24℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率 0% 流 れ 無し
満潮:干潮(若潮) 15:43 07:49
 昨日のログで書いた”大きな群れに取り囲まれてみたいですね。”が、早速現実となりました。1本目、通常コースで何時ものギンポハゼベラ達を見て、”アサヒの根”に向かいました。ジョーを見て”オハギの岩”を過ぎた所から急に水温が下がり、内心”戻った方が無難かな?”等と考えながら進んでいると、”アサヒの根”の上辺りに黒い塊が見えました。グングン近付いてくる塊は何と!体長1m以上ありそうな大きなブリの大群だったのです。数百匹がまるで、南の島のギンガメアジの様に旋回していました。しかしその迫力は、シパダンのギンガメアジやバラクーダの比ではありません。大きさや精悍さで、圧倒的に勝るのです。渦の中に入ったり、向かってくる巨体に一瞬ビビリを感じたりしながら、皆、暫く我を忘れ至福の時を過ごしたのでした。いや〜、数年ブリの大感動でした。”段落ち”では、凄い数のイワシの子供達に囲まれました。360度、魚・魚・魚、そしてその群れにアタックするショッパチ(カンパチの子供)の群れ・・・。巨大ブリ群れを見ていなければ、これだけでも充分満足できる迫力でした。細かい物をジックリ観察するのも良いのですが、この時期ならではの群れの迫力、当たり外れは大きいのですが、”一か八か”広角で狙って見るのも良いかも知れません。
(担当 柳場)
追:秋の浜で、有馬がヒレナガカサゴの幼魚(1cm程?)を見つけました。真っ黒な個体ですが、目がクリクリしてとても可愛かったです。(デジカメ写真で確認)


2005年09月15日(木)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 20℃〜23℃
風 向 き 北東7m 透 明 度 8m〜20m
気 温 (最高:最低) 28℃:22℃ 波 高 2.5m
日中の降水確率 30% 流 れ 無し
満潮:干潮(中潮) 16:13 08:53
 北風に変わり、秋の浜は久々に波立っていました。波の影響を受けてか?浅場の透視度もあまり良くありません。さて今日はお客様のリクエストを受け、2DIVEともニタリ狙いで”正面”へ行ってきました。イサキの群れを横目に見ながら中層を進み、”アサヒの根”が見え始めた時・・・いきなり目の前に、3m程の中ニタリが現れました。すぐに振り向いてゲストに知らせ向き直ると、”狙い通り”と喜んだのも束の間・・・既にその姿は暗い深みに消えていく所でした。暫くの間、周辺に再び登場しないかと気を配っていたのですが、期待外れに終わってしまいました。2本目も狙いは1本、再度同じコースでチャレンジしたのですが、下の方は水温16℃、あまりの冷たさにすぐにギブアップし、浅場に引き返しました。段落ち付近には、相変わらずイワシの子供達が凄い数で群れています。、今日もそれを追ってカンパチ・ワラサ・ツムブリ・ナンヨウカイワリ等がかなりの数で現れました。今、”段落ち”の砂溜まりに、クツワハゼの子供が沢山居ます。砂をなぞると、ワラワラと泳ぎ出し中々面白いです。壁に群れるネンブツダイイサキのbaby も一段と数を増しました。これだけ集まって群れてる年は、初めてかも知れません。少しずつ孵化の時期がずれてると見え、様々なサイズの塊が観察されます。(他ショップの方の話で、この稚魚達を観察してる時、すぐ後ろをニタリが通って行ったらしい・・・ガックぅ!!!)
(担当 柳場)


2005年09月16日(金)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 17℃〜23℃
風 向 き 東風6m 透 明 度 10m〜15m
気 温 (最高:最低) 26℃:21℃ 波 高 2,5m
日中の降水確率 10% 流 れ 無し
満潮:干潮(中潮) 16:39 09:45
 相変わらず秋の浜の潮が安定しません。浅場は透視度が悪く、下には冷たい潮が入ってきます。困ったものです。さて今日も1本目は、ニタリ狙いで”正面”へ行ってきました。取り合えず細かいものをジックリ観察しながら、時間を掛けてニタリの出現を待とう(待ったからといって、来るものでも無いのですが・・・苦笑)・・・という作戦でした。”25の岩”を降りた所では、久し振りにマトダイと遭遇しました。数ヶ月前から「出てるよ〜」とは聞いていたのですが、私は出逢えず気になっていた魚です。その後、各種ベラ達(クレナイ・オグロ・アオスジオグロ・ツキノワ・クジャク等など)を見て回り、ジョーの卵を確認、そしてビシャモンエビへ・・・ビシャモンの居るムチカラマツには、1cmにも満たない透明のガラスハゼbaby も着いていました。そろそろ浅場に戻ろうと上がり始めると、いきなり目の前に4m近いニタリが現れました。潮の境目で透視度が悪かった為、数十秒で視界から消えてしまったのですが、一応ゲスト全員が見れたのはラッキーでした。個人的には少し回って欲しかったのですが、それは贅沢と言うものですね(笑)。2本目は、共生ハゼエビの観察をメインに潜ってきました。まずはオーソドックスなダテハゼから・・・大島でも基本的にはニシキテッポウエビと共生しているのですが、一度コトブキと居るのを見た事があります。続いてヤシャヒレネジ、こちらは何時も通りコトブキテッポウエビが出てきました。次に見たのは、ホタテツノハゼ属の一種5・・・しかしこちらは、エビは元より魚さえジックリ見る事ができず、引っ込まれてしまいました。浅場に戻りながら、ミナミダテハゼに・・・ここでちょっと面白い光景を見る事ができました。砂溜まりをオグロクロユリハゼの幼魚(3cm程)が泳いでいました。このハゼは遊泳性で、ハナハゼ同様他の共生ハゼと3者共生もしています。どうやらこのチビハゼ、その共生相手を探している風でした。しかし、フラフラとミナミダテハゼの巣穴に近付くと、ミナミダテハゼがヒレを全開にして口まで大きく開け怒るのです。繁殖期に♂同士で喧嘩をしているハゼを見掛けますが、当にこの時と同じ状態でした。何度も近付いて来る度に威嚇して、遂には追い払ってしまいました。自分は10cm位ある立派な個体なんですけどね〜。デカイ割には心の狭い奴だな〜・・・と、見ていて苦笑いしてしまいました。因みに肝心の共生エビは、黄色が鮮やかなコシジロテッポウエビでした。浅場は今日も、イワシ(トウゴロウイワシ?)の子供に埋め尽くされていました。エキジットする左の梯子周辺がとても密度が濃く、ついつい見とれてしまいます。本当に凄い数ですよ〜。
(担当 柳場)


2005年09月17日(土)
天 候 晴れ ポイント:秋・野田 水 温 20℃〜24℃
風 向 き 東風6m 透 明 度 8m〜15m
気 温 (最高:最低) 27℃:19℃ 波 高 1,5m 
日中の降水確率 10% 流 れ 無し
満潮:干潮(大潮) 17:03 10:29
 秋の3連休、1年で一番忙しい週末が始まりました。透視度と水温は今ひとつですが、お天気に恵まれ取り合えずホッ!としました。さて今日の1本目は、ジョーからホタテ ”左のハゼ地帯”へと潜ってきました。ジョーの巣穴が崩れていて少し心配だったのですが、一応卵も確認できました。しっかり黒い目玉も見え、順調に育っているようです。ホタテツノハゼはヒレをピッ!ピッ!と立てて、中々ご機嫌でした。しかし、何時ものイサキが、すぐに引っ込めてしまいました。1分も経たないうちに出てきてくれたので良かったのですが、本当にイサキには腹が立ちます。”左の砂地”では、ヒレネンジヤシャ、そして”氷結”に引越したミジンベニハゼも見る事ができました。そろそろ繁殖時期も終わりか?と思っていたクマノミですが、卵を4箇所で確認しました。”段落ち”のゴロタ付近には、小魚を狙ったショッパチブリっ子が百匹以上で集まっていました。右へ左へと獲物を求めて徘徊する彼らを見ていると、時間の経つのも忘れてしまいます。あまり真剣に餌を捕ってる様には見えませんでしたが・・・。2本目、またまたニタリ狙いで”右〜正面”に流しました。”25の岩”を過ぎ、眼下に”アサヒの根”を眺めながら”際”に向かっていると、又しても、出ました!3m程の個体でしたが近かったので迫力充分、しかし、今日も意に反し深みへと降りて行ってしまいました。けれどもニタリの次には、更なる興奮が待っていたのです。今度は左前方に大きな塊が見えてきました。3日前に見たのと同じブリ群れだと思うのですが、場所も含め全く同じシチュエーションでの登場に、一瞬我が目を疑ってしまいました。それにしても1m近い魚が数百匹で回る迫力は、巨大ニタリに勝る迫力かも知れません。3本目、野田浜に入ったのですが、アーチの中でイシガキダイイシダイの子供にクリーニングを受けていました。共に”磯釣りの王者”と言われる魚だけに、ちょっと面白い光景でした。秋の浜の右で、ショップさんが体長3m程のマンボーと遭遇したそうです。30年以上潜っててまだマンボーと出逢っていない私は、とても羨ましかった。私も見た〜〜〜〜いぃ!
(担当 柳場)


2005年09月18日(
天 候 晴れ ポイント:王の浜 水 温 22℃〜23℃
風 向 き 南西6m (トリプルアーチ) 透 明 度 8m〜15m
気 温 (最高:最低) 29℃:21℃ 波 高 1,5m
日中の降水確率 0% 流 れ 少々
満潮:干潮(大潮) 10:10  14:34 
 今日は珍しく、秋の浜には潜らず、野田の体験DIVE and 王の浜ボートダイビング2本となりました。ボートの1本目は、”トリプルアーチ”、アンカーロープ伝いに降りて一番大きなアーチに向かうと、出口付近に大きな影が見えました。そ〜っと近付いていくと、それは何と!1,5m近いクエ(モロコ)だったのです。ホンソメにクリーニングを受けるクエは、私達が近付いてもまるで意に介せず恍惚の表情、、鰓蓋をプックリ膨らませて気持ち良さそうにしていました。周囲はイサキタカベがグチャ〜っと群れ、もの凄い魚影の濃さです。群れに圧倒されながら”小アーチ”へ向かうと、砂地で休んでいたホシエイが次々に泳ぎだします。小アーチの中では、先程のクエが場所を変えて此処でもクリーニングを受けていました。そして奥まった所には80cm程の若いネコザメが・・・。次に目指した2番目の”小アーチ”では、甲の大きさが1m以上有りそうなウミガメと遭遇しました。これだけ大きいと襲われない自信が有るのでしょうか?私達が近付いても慌てる様子がありません。2〜3mまで近付いた所で、面倒臭そうにやっと泳ぎ始めました。ウミガメの後を追う様に根を回り込むと、亀裂の中にドチザメの顔が見えました。其処には狭い場所にも関わらず、体長1,5m程のサメが7〜8匹重なり合うように休んでいました。根の向こう側にはテングダイも数匹見えます。そして此処でも、滝の様に上から降りてくるタカベイサキ・・・。丸々1本、途切れること無い魚達に囲まれたダイビングでした。そして2本目・・・場所を変えてエントリー、”ビックサンダー”を目指したもののあまりの透視度の悪さに、リタイヤ。結局岸近くの根を回ったのですが、イサキ・タカベの群れ以外は、数えるほどの生物としか出逢えませんでした。帰りの車の中、「二で割って丁度いいダイビングでしたね」と訳の判らない事を口走り、内心”しまった〜!”と思う私でした。(苦笑)
(担当 柳場)