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2005年07月 第 1週( 04日〜10日迄)

2005年07月04日(月)
天 候 ポイント:秋の浜 水 温 17℃〜21℃
風 向 き 北1m 透 明 度 10m
気 温 (最高:最低) 24℃:21℃ 波 高 2m
日中の降水確率    50% 流 れ なし
満潮:干潮(中潮) 16:56 09:31
 朝から雨が降り続き、実に梅雨らしい天気になりました。今日は正面をのんびり周ってきました。ハゼを狙って行ったのですが、見事に失敗!! 辛うじて出ていたヒレネジも目が合った瞬間に隠れてしまいました。口内保育中のジョーを見ようと寄ったのですが、巣穴が分からない程綺麗に整地されていました。今日の朝一には顔を出していたそうです。午前中にはしっかり穴が有り、午後には穴も分からない程になってしまうという現象は、実は昨日も起きています。穴に入った状態であそこまで綺麗に穴が埋められるとは思えないのですが・・・ 一体何が起こっているのでしょう? クレナイやツキノワの♂の姿も見られましたが、ディスプレイはしてくれませんでした。ディスプレイを見るなら午前中ですね。浅場では、お気に入りのタテジマヘビギンポ・イロイザリウオ・ハナタツyg2個体が見られました。今日のお魚ミナミハタンポです。大島ではごくごく普通に見られるハタンポの仲間で、通常昼間は岩陰に隠れています。岩の亀裂の中ではあまり動かないのか良く寄生虫に食いつかれている個体も見ます。ナイトでは結構大きな群れを作ります。先日セミナイトで見た群れは、100匹以上という数でした。ライトをバッと当てると銀色の体が一気に光り、ハタンポだと分かっていても一瞬ドキッとします。漢字で書くと「南葉丹宝」と書きます。この「丹宝」が一体何のか、PCで結構色々と調べてみましたが、出てくるのは訳の分からない中国のサイトばかり・・・ あの逆三角形の体型に何か関連が有りそうな気もするのですが・・・ 誰か知ってたら教えて下さい。もし、謎が解けたらご報告しますね。
(担当 有馬)


2005年07月05日(火)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 17℃〜21℃
風 向 き 南5m 透 明 度 10m〜15m
気 温 (最高:最低) 27℃:21℃ 波 高 2m
日中の降水確率 30% 流 れ 無し
満潮:干潮(大潮) 17:29 10:13
 昨日に比べると明るい海でした。1本目は正面の深場に行ってきました。オシャレハナダイygやチゴハナダイ等を見た後、浅場に戻るとツキノワの♂が求愛をしていました。しかし、僕が寄るとすぐに止めてしまいました。またジョーフィッシュに変った事が起きました。今まで♀だと思っていた個体が新しい卵を銜えていたそうです。ちなみに今まで抱卵していた個体はどうやら無事にハッチしたみたいです。考えられるのは、@2個体共♂で、そばに♀がもう1匹いる。 A産卵した後巣穴を取替えっこした。 このどちらかだと考えられます。いや〜最近ジョーが面白いですね。そのすぐ上にはニセボロカサゴの姿が見られました。2本目は、右に行ってきました。クダゴンベを見た後、アオリイカの赤ちゃんを見ようと卵を除くと房の中に所々黒い塊が見えます。卵の中で死んでしまったイカって黒くなるんでしょうか?赤いコケギンポを見ているとゲストの方が何か撮影しています。良く見るとアカネコモンウミウシでした。好物?のカイメンを口を伸ばして頬張っていました。その後、ハナタツを見ようと岩の海藻を引っくり返してみましたが、残念ながら見つかりませんでした。残念なのはそれだけではなく、どうやらその僕らの上をニタリが通り過ぎて行ったみたいです。上も見なきゃ駄目ですね〜〜 浅場では、今日もイロイザリ・タテジマヘビギンポ・ハナタツのチビが見られました。今日のお魚ルリハタです。大島では普通に見られるハタの仲間です。ブルーの体に黄色のラインが入る実に綺麗な魚です。ちょっと前まではヌノサラシ科に分類されていましたが、今では皆ハタ科になっています。綺麗な魚なんですが、数が多く居るせいかはっきり言ってガイドであまり指さ無くなっている魚です。しかし、今日じっくりライトを当てて見てみたら、その綺麗さに改めて気が付きました。普通種なので、もちろん繁殖していると思うのですが残念ながら私は幼魚を見た事がありません。大沼さんが過去に撮った写真が図鑑に載っていますが、それを見る限り体のブルーの範囲は狭く、頭部は殆ど黄色です。いつか幼魚に会ってみたいもんです。
(担当 有馬)


2005年07月06日(水)
天 候 ポイント:秋の浜 水 温 19℃〜21℃
風 向 き 北北東4m 透 明 度 10m
気 温 (最高:最低) 24℃:21℃ 波 高 2m
日中の降水確率 50% 流 れ やや有り
満潮:干潮(大潮) 17:59 10:53
 今日は朝から雨がふり肌寒い1日となりました!!秋の浜は北東の風のせいでしょうか?水面は少々波立っていました。今日は正面から左の砂地へいってきました。ジョーフィッシュを観察した後、近くではクレナイイトヒキベラ♂が見られました。運良くフラッシングしている姿も見られました!!やっぱりイトヒキベラのフラッシングはとても綺麗です!!上がってくる途中ではビシャモンエビも観察できました。しかしながらホストのネジレカラマツが根元がもげて倒れてしまっていたのでいなくなってしまうかもしれません・・・。左の砂地ではヒレナガネジリンボウはでていたのですが残念ながらヤシャハゼはお休みをしていたみたいで確認出来ませんでした。近くのアオリイカの卵も大分、育ってきました。浅場ではかなり立派なオキナワベニハゼミナミハコフグygキンチャクガニなどが見られています!!2本目は野田浜にいってきました。水温は秋の浜より若干暖かいのですが透明度はいまいちでした・・・。アーチへいく途中ではネコザメが2匹観察できました。アーチの近くではカンムリベラygがまだいついてくれています。           (担当  荻島)


2005年07月07日(木)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 16℃〜20℃
風 向 き 南西6m 透 明 度 10m〜20m
気 温 (最高:最低) 26℃:21℃ 波 高 1.5m
日中の降水確率 10% 流 れ 無し
満潮:干潮(大潮) 04:31 11:32
 今日は天気も良く暑い1日となりました!!秋の浜はベタ凪ぎで透明度も回復してきました。午後の3時過ぎにエントリーしたのですが冷たい潮があがってきていました。そのかわり透明度はメチャクチャ良かったです。今日は右のトサカ林方面へいってきました!!定番のクダゴンベホシベニサンゴガニアナモリチュウコシオリエビなどを観察してきました。浅場へ戻る途中ではネコザメの卵コケギンポの仲間タスジウミシダウバウオなどが見られました。タスジウミシダウバウオはいつのまにかペアーになっていて2匹で寄り添っている姿がとても可愛かったです。リクエストがあったニタリ狙いで右方面にいき少々ねばってみたのですが右方面では会えませんでした。諦めて戻ってきたら落っこちそうな岩の近くでニタリが登場してくれました。小ニタリだったのですが会えれば会えたで嬉しいものです。浅場ではイロイザリウオヨコエビの仲間タカラコゴメガイ等が観察できました!!                (担当  荻島)


2005年07月08日(金)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 18℃〜20℃
風 向 き 北2m 透 明 度 10m〜12m
気 温 (最高:最低) 28℃:21℃ 波 高 1,5m
日中の降水確率 10% 流 れ なし
満潮:干潮(大潮) 06:06 12:08
 実に蒸し暑い一日なりました。海は相変わらず静かでした。アサヒの根に直行しようと思って、中層を泳いでいたのですが、急に気が変りホタテツノハゼに寄ってみました。水温には20℃、これなら出てるかな?と思って目的地に着くと予想通り巣穴から顔を出していました。しかし、一回息を吐いたら引っ込んでしまいました。その後、目的地のアサヒの根に向かいました。何故か最近アサヒの根が寂しく、今日見た物と言えば、チゴハナダイ、シマキツネベラ位です。そのままオシャレハナダイygを見に行きましたが、こいつもホタテ同様秒殺でした。クレナイ&ツキノワ♂を見ながら浅場に戻ると岩の上にセグロヘビギンポが付いていました。お腹が大きかったので♀ではないかと思います。♂が寄って来ると面白いのですが。お気に入りのタテジマヘビギンポに寄ってみたのですが、今日は姿が見られませんでした。段落ちでは、セホシサンカクハゼの♂が立派な巣穴を作り♀を2匹も招き入れていました。ハシゴの近くでちょっと面白い光景を見ました。15cm程のムツが、突然素早く動いたのに目を奪われました。良く見るとその口から変った物が飛び出しています。どうやらニシキベラの子供を捕まえたようです。あっと言う間に頭から飲み込んでしまいました。結構のんびりとした魚だと思っていたのですが、ムツもなかなかやりますね。今日のお魚ハチマキダテハゼです。大島には毎年必ず流れてくる魚です。その名の通り頭部にハチマキを巻いた様なラインが入ります。大抵、死滅してしまうのですが、今1匹大きく育った奴がいます。結構、寄れる個体なので写真も撮り易いかも知れません。まっこれと言って綺麗なハゼでも無いですが。共生しているエビが何なのかいつも確認する事が出来ません。やっぱりコトブキなのでしょうか?今後の観察が楽しみです。
(担当 有馬)


2005年07月09日(土)
天 候 曇り後雨 ポイント:秋の浜 水 温 16℃〜20℃
風 向 き 西南西2m 透 明 度 10m〜13m
気 温 (最高:最低) 25℃:22℃ 波 高 1,5m 
日中の降水確率 50% 流 れ 無し
満潮:干潮(中潮) 05:41 12:43
 日中は曇り空でしたが午後からはシトシトと雨が降り出し、夜に入ってからは南風も強まって嵐のようになってしまいました。しかし、秋の浜は凪ぎで透視度もまずまず、ただ水深25を過ぎた辺りから水温が下がり始め、−30以深は16℃まで落ちていました。さて今日の1本目は、ニタリとの遭遇を期待しつつ正面をゆっくり回ってきました。”オハギの岩”周辺では、相変わらずクレナイの♂が婚姻色バリバリで♀を誘っていました。♀の数は左程多くないと思うのですが、頻繁にフラッシングを繰り返し、中々見応えがあります。正面のハナタツ♀のお腹がペッタンコになっていました。昨日か一昨日辺りに産卵をしたようです。2本目は”際”〜”左砂地”を潜ってきました。際を降りて行くと砂地に大きな魚が見えました。近付くと60cm近いホウキハタが休んでいました。”右のトサカ林”ではよく見掛けるのですが、この場所で遭遇したの初めてです。アサヒハナゴイのリクエストがあり、”オカワリ”まで行ったのですが、今日のアサヒは何故かスジハナダイにいじめられて、とても居心地が悪そうでした。”左の砂地”カスザメの動きが活発らしく、あちらこちらに跡があります。本体も、計5個体確認できました。♀のお腹を試しに擦ってみたのですが、かなり大きく膨れ、手の感触から子持ちザメ(卵胎生)なのは間違いなさそうです。一度に10匹前後のbaby が産まれるらしいのですが、見てみたいですね〜。
因みに、私は遭遇できませんでしたが、かなり頻繁にニタリが回っていたようです。ガクッ!!
(担当 柳場)


2005年07月10日(
天 候 曇り ポイント:秋の浜 水 温 18℃〜20℃
風 向 き 南南西4m 透 明 度 8m〜15m
気 温 (最高:最低) 26℃:22℃ 波 高 2,5m
日中の降水確率 20% 流 れ 少々
満潮:干潮(中潮) 06:16  13:15 
 雲が低く、秋の浜に向かう途中の山々はガスで翳っていました。海の中も、浅場は相変わらず透視度が今ひとつで、水深20位を境に上下でくっきりと水の色が分かれていました。さて今日も秋の浜・・・”正面際〜左砂地” and ”右トサカ林入り口”へ行ってきました。際では昨日あまり見れなかったフタイロハナゴイや、キンギョに混ざって泳ぐカシワハナダイ等を確認してきました。近くのウミエラには、片爪になってしまったウミエラカニダマシが付いていました。ホシベニサンゴガニも、よく片方しか爪の無い個体を見掛けますが、甲殻類の手足はすぐにもげてしまうので優しく接したいですね。(基本は手を出さない事ですが・・・)砂地にあるムチカラマツには、大きなガラスハゼが付いています。隣には擬態の名人?イボイソバナガニも潜んでいました。”左砂地”ヒレネジは、とても気のいい奴です。ライトを当てながら30cm位まで寄っても、隠れようとしません。しかし、♂の方はシャイですね。何故なのでしょう?段落ちではシマアジの子供が10匹ぐらいで回っていました。右はニセボロ狙いの運良くニタリと目論んでいたのですが、しっかり外してしまいました。しかも、ニタリは滅茶苦茶ニヤミス・・・付いてませんね〜。ゲストの方が200本記念なので、盛り上げたかったのですが・・・。
(担当 柳場)