過去のログ

HOMEに戻る → 今日の海へ戻る → 2005過去ログmain 前の週を見る 次の週を見る

2005年06月 第 5週( 27日〜7月3日迄)

2005年06月27日(月)
天 候 薄曇り ポイント:秋の浜 水 温 18℃〜19℃
風 向 き 南南西10m 透 明 度 12m〜15m
気 温 (最高:最低) 27℃:23℃ 波 高 2,5m
日中の降水確率    10% 流 れ なし
満潮:干潮(中潮) 07:54 14:51
 陸は実に暑い一日になりました。大島ではもうセミが鳴き始めています。しかし、水中は冷たくなかなかスーツ選びに頭を悩ませてしまいます。1本目はに行ってきました。定番のクダゴンベを見ながら浅場に戻ると前にトサカに付いていたオオモンイザリウオがまるで倒れるようにカイメンに寄り添っていました。ゴロタの駆け下りでは、セナキルリスズメダイやネコザメの姿も見られました。アオリイカの卵の中の赤ちゃんを見ようと卵嚢を持ち上げた所、中から1匹の子イカが飛び出してしまいました。まだ足の間には、卵黄が挟まっていました。本に依れば、この状態で生まれる事もあるそうです。秋の浜で一番大きなハナタツが今ちょっと面白い事になっています。怪我した頭から海藻が生えてしまっているのです。なんでこんな所から生えてしまったのでしょう?? 2本目は正面から左に行ってきました。アマミスズメダイygやフタイロハナゴイ、ヒフキヨウジ、セナキルリスズメダイ等が見ながら砂地に出ました。もちろんニタリを狙ったみたのですが、残念な事に出会えませんでした。しかし、別のチームはバッチリヒットしたそうです。砂地で大きなワニゴチが死んでいました。あんまり時間が経っていないのか、まだ眼が新鮮でした。体表と尾鰭がちょっと傷ついていましたが、これと言って大きな外傷は見当たりませんでした。死因は不明です。段落ちではチビハナタツ、ミナミハコフグ、シュンカンハゼ等が見られました。今日のお魚タテジマヘビギンポです。大島では比較的珍しいヘビギンポで、先週末セルフの方から教えていただきました。体色は上部が赤く、そこに目立つ白線が入ります。付いている岩には複数のヘビギンポが産卵の為集まっています。その中で1匹だけでいたちょと可愛そうになってしまいました。ペアになれば良いのですが。ヘビギンポ中では実に綺麗な種類で、「これが多くいればいいのにな〜」なんて思ってしまいました。でもそうなるとあまりガイドで使わなくなるんですよね〜(笑)
(担当 有馬)


2005年06月28日(火)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 18℃〜19℃
風 向 き 南南西6m 透 明 度 10m〜15m
気 温 (最高:最低) 27℃:22℃ 波 高 2,5m
日中の降水確率 10% 流 れ なし
満潮:干潮(小潮) 09:00 15:35
今日も一日暑くなりました。水中はちょっと透明度が落ちてしまいました。今日は正面の根の上をのんびりと周ってきました。カシワハナダイアマミスズメダイの成魚を見ながらジョーフィッシュまで降りました。口内保育中のジョーフィッシュの卵はすっかり銀色になりました。その周りにはツキノワ&クレナイの♂が盛んにディスプレイをしていました。砂地に降りるとカスザメ&アカエイの姿も見られました。浅場に戻る途中、コウライトラギスの♂が縄張り争いをしていました。2匹共、鰭を全開に開き噛み付き合っていました。セナキルリスズメダイも相変わらずのんびりとしていました。この個体、人が寄ってもあまり逃げない性格の良い奴です。浅場では、タテジマヘビギンポやイロイザリウオ、ハナタツのチビ、ミナミハコフグ等が見られました。今日のお魚キンギョハナダイです。大島では最も多いハナダイの仲間です。♀から♂へ性転換を行う魚で、この時期、繁殖時期を向かえ♂は盛んに♀に求愛をしています。大抵、産卵を良く見るのは夕方でタイミングが合えばいたる所で見る事が出来ます。今日は、昼間だと言うのに産卵しているペアがいました。イトヒキベラも今産卵をしているのですが、殆どが一瞬に終わってしまうので、ゲストに教える前に全て終了してしまいます。♂の動きを注意深く見ていれば、運良く見れるかもしれません。普通種だからこそ、こういった生態行動を観察するチャンスが多くある物です。是非皆さんも機会があったら観察してみて下さい。ちなみに今日はオオアカヒトデが放精放卵をしていたそうですよ〜
(担当 有馬)


2005年06月29日(水)
天 候 曇り ポイント:秋の浜 水 温 17℃〜18℃
風 向 き 北北東3m 透 明 度 10m
気 温 (最高:最低) 25℃:21℃ 波 高 2m
日中の降水確率 30% 流 れ 無し
満潮:干潮(小潮) 10:20 16:24
 今日は朝のうちから小雨がぱらついていました。残念ながら水温と透明度共に落ちていました。今日は正面にいってきました。30m付近のヤシャハゼはペアーで出ていたのですが近づくと♂はすぐに隠れてしまいます。しかしながら♀はかなり近づいても隠れませんでした。こんな時に撮影してみたいものです。そこから左方向に振るとカスザメアオスジオグロベラ♂なども見られました。。ツキノワイトヒキベラクレナイイトヒキベラも確認できます!!その他ではミゾレウミウシキイボキヌハダウミウシニシキウミウシの幼体なども見られました。浅場では何回かアクビをするベニイザリウオがいました。数回軽いアクビをした後大きなアクビをしたと思ったらいきなり泳ぎ始めました。はじめは威嚇しているのかと思ったのですが移動するため体に水を溜め込んでいたみたいです。数回アクビをする個体がいたら遊泳するイザリウオの姿を拝めるかもしれません!!その他ではイロイザリウオハナタツygなどが確認できました。       (担当  荻島)


2005年06月30日(木)
天 候 曇り→はれ ポイント:秋の浜 水 温 18℃〜20℃
風 向 き 西南西4m 透 明 度 7m〜8m
気 温 (最高:最低) 28℃:21℃ 波 高 2m
日中の降水確率 10% 流 れ あり
満潮:干潮(小潮) 11:56 05:53
 午前中は雨もパラつく天気で、絶対にドライだ!!と決めていたのですが、お昼を過ぎるとまるで夏の様な暑さになりました。と言う訳でウェットで潜って来ました。午前中は低かった水温も午後には上がり、60分潜ってもあまり寒さは感じませんでした。もちろんロクハンでの話しですよ。正面から左の砂地に行って来ました。セナキやアカホシカクレエビを見ながら降りて行くとちょっと変ったコウイカがいました。ガイドブックで調べるとシシイカ&コウイカ属の1種と良く似ていて、非常に胴体が細長い奴でした。では、可愛いサイズのチゴハナダイの姿も見られました。ヒフキヨウジは、ちょっと深い方に移動していて遠目に見えるのですが、ちょっとそこまで降りれませんでした。そのままリクエストのハゼまで一気に流しました。ヒレネジは実に機嫌が良く、近寄ってもホバリングをしてくれました。浅場では、イロイザリウオ、タテジマヘビギンポ等が見られました。ハナタツygも相変わらず見られています。今日のお魚ホタテツノハゼです。大島では、はっきり言って珍しいハゼと言えるでしょう。しかし、この時期に見られると言う事は、正しく越冬組ではないかと想像されます。まだ水温が低いせいかいつも必ず出ている事は少ないようです。こういう風に南方系のハゼが越冬出来ると言う事は、やはり砂の中は温かいと言う事でしょうか?私が学生の頃、「大島でヤシャハゼが出てる!!」とちょっとニュースになったのを覚えています。それが今では、居て当たり前の魚になってしまいました。このままうまく行けば、ホタテも大島の普通種になるかも〜(ちょっと無理かな) 今年もどんどん流れて来〜〜い!!  「今日のお魚はホタテツノハゼです」・・・・ってこれ2回目ですね。まっ細かい事は気にしない気にしな〜い。
(担当 有馬)


2005年07月01日(金)
天 候 晴れ→雨 ポイント:秋の浜・野田浜 水 温 18℃〜20℃
風 向 き 南南西3m 透 明 度 5m〜8m
気 温 (最高:最低) 27℃:21℃ 波 高 1,5m
日中の降水確率 30% 流 れ なし
満潮:干潮(長潮) 13:49 07:02
 朝のうち暑い位の天気でしたが、1本潜って上がって来たら雨が降っていました。秋の浜正面を浅く周って来ました。ハナタツやコケギンポsp.等を見て、ジョーフィッシュまで降りました。口内保育中の個体は今日も堂々と顔を出していました。口の中の卵はもうバッチリ眼が見えています。そのそばではツキノワ&クレナイの♂が泳ぎ回っていました。浅場では、タテジマヘビギンポ・イロイザリウオ・ミナミハコフグ等が見られました。ハナタツygを今日は2個体見ました。2本目は野田浜に行って来ました。噂通り今の野田浜はネコザメ祭り中です。手前の穴にいきなり3匹のネコザメが入っていました。皆さん、ネコザメ見るなら野田浜ですよ〜 その他ヌノサラシ・クロアナゴ・コロダイ等が見られました。今日のお魚ムスメウシノシタです。大島ではごくごく普通に見られるササウシノシタの仲間です。通常、砂地を好んで生息し、砂の中に潜っています。その擬態は結構上手くいきなり指を指しても、首を傾げるゲストの方も少なくありません。良く似た種類にオトメウシノシタと言う魚がいます。ムスメは有眼側の体軸にそって、2〜3個の不明瞭な黒斑があるのですが、オトメでは白点や黒褐色点が散在すると言う違いがあります。今まで、砂地に居るのは「ムスメウシノシタ」、岩の上に居るのは「オトメウシノシタ」なんて言ってました。しかし、今では大島にオトメウシノシタはいないと私は考えています。もし今後発見出来たらこのコーナーで紹介しますね。
(担当 有馬)


2005年07月02日(土)
天 候 曇り ポイント:秋の浜 水 温 17℃〜21℃
風 向 き 南西4m 透 明 度 6m〜15m
気 温 (最高:最低) 25℃:21℃ 波 高 2,0m 
日中の降水確率 30% 流 れ 少々
満潮:干潮(若潮) 15:21 07:58
 曇り空でしたが、雨に降られる事も無く過ごし易い一日でした。秋の浜の浅場は、孵化したての稚魚や甲殻類に埋め尽くされています。海底に腹ばいになって周囲を見渡すと、まるで濃霧の中に迷い込んだ様で殆ど前が見えません。そのモヤの中には、この時とばかりに餌にありつく輩も居ます。よく見かけるのは、イサキとクロヒラアジのコンビ。どちらも単体で捕食している姿はあまり見ないのですが、2匹で寄り添うように泳いでいる時は、先を争うように食べまくっています。時折、このコンビにシマアジの子供が割って入ろうとするシーン等も目撃します。いずれにしても、肉食系の魚にとって今が食に困らない、一番いい時期かもしれませんね。透視度が悪いせいで少し暗い水中ですが、その中でイトヒキベラの婚姻色が一際輝いて見えます。あまりにも個体数が多いので、特にゲストの方に紹介する事も無いのですが、今日は魚が少なかったせいもあり、しみじみ”綺麗だな〜”と見とれてしまいました。(笑)正面のハナタツ♂は、お腹が今にも張り裂けんばかりに膨らんでいました。もうすぐ放仔しそうな雰囲気です。放仔と言えば数日前からジョーの卵が銀色になり、こちらももうすぐの様です。是非、見てみたいですね〜。先日オオアカヒトデが放精放卵していましたが、今日は岩に付着した貝が放精放卵していました。取り合えずこの時期、魚と言わず海の生物全てが”お盛んな時期”なんですね。
(担当 柳場)


2005年07月03日(
天 候 曇り ポイント:秋の浜 水 温 16℃〜20℃
風 向 き 北北東5m 透 明 度 8m〜15m
気 温 (最高:最低) 24℃:21℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率 30% 流 れ 無し
満潮:干潮(中潮) 16:16  08:47 
 陸上は昨日同様の曇り空で、風が北風に変わり秋の浜は久々に波立っていました。水中は、若干透視度が上がった様に感じましたが、下にはまだ冷たい潮が入ってきます。さて今日の1本目は”右のトサカ林”へ行ってきました。何時ものクダゴンベを見てから、数日前に確認したシマウミスズメのbaby を探していると、横の方で何かが飛び出しました。振り向くと其処には本日のお目当て、ニセボロカサゴが・・・ちょうどリクエストしていたゲストの目の前でと言う、とてもラッキーな登場でした。更に今度は頭上に何やら影が・・・見上げると3m以上ありそうなニタリが近づいてくる所でした。ゲストのお一人は、何度もいらしてるにも関わらず中々出会えなかった方、私は真っ先に教えようとしたのですが、その方は、その時すでにデジカメを構えているところでした。特にこの他は目新しい物は何も無かったのですが、続けざまの幸運に大満足のダイビングでした。2本目は1本目の余韻を残しながら、”正面””まったりダイビング”卵を抱えたトゲトサカテッポウエビや2匹の♀を従えたアオスジオグロベラ、私は今シーズン初確認のクジャクベラbaby 等を見て上がってきました。
(担当 柳場)