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2005年06月 第 2週( 06日〜12日迄)
| 2005年06月06日(月) | ||||
| 天 候 | はれ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 17℃〜19℃ |
| 風 向 き | 東南東7m | 透 明 度 | 15m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 26℃:15℃ | 波 高 | 2m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(大潮) | 17:29 | 10:30 |
| 午前中は濁りがひどかったそうですが、午後には冷たい水が上がって来たせいで透明度はかなり良くなっていました。今日は、左の砂地に行って来ました。砂地に降りると3cm位の大きなコウイカが砂地にいました。転石地帯にはミズヒキガニの姿が多く見られました。浅場に戻ろうとするとカワハギの♂が喧嘩をしていました。その下では、♀が砂地に寝そべる様にしていました。その後、喧嘩がしばらく続き、勝敗がついたのですが、産卵に至らず期待を裏切られてしまいました。ヤシャハゼが出ているのを確認し、近づいて行くとその奥から銀色に物体が出てきました。最近、左の砂地の産卵床でアオリの産卵が盛んなので、この時も一瞬アオリイカだと思いました。産卵中のアオリは異様に大きく見えるのです。しかし、その物体はどんどんを大きくなって行きます。なんとニタリでした。体長約3m程の大きさで、急いで逃げる事なくじっくり観察する事が出来ました。浅場では、ハナタツ・ヨコシマエビ・タカベの子供達等が見られました。今日のお魚はトウシマコケギンポです。浅場のサンゴに棲むゴカイ類の開けた穴に棲み、顔だけを出しています。その惚けた顔は実に可愛くいつも大人気の魚です。トウシマが入っているそばの海藻を手でパタパタとやると何やら食べ物が見えるのか、盛んに体を飛び出せます。昨日、トウシマが飛び出した時に巣穴へ貝ガラが落ちてしまいました。帰って来ても巣穴に入れず慌てるトウシマ。どうするのかと観察していると口で銜えて放り投げました。時には尾鰭で跳ね飛ばしたり、結構楽しくちょっと病み付きになりそうです。和名のトウシマとは和歌山県田辺湾にある塔島から来ています。「十縞」じゃないですよ〜 なので種小名は「toshimaensis」です。この「〜ensis」とは「〜産の」と言う意味です。しかし、この塔島がある田辺湾という場所、図鑑に本当に良く登場します。いつか潜りに行ってみたいものです。 (担当 有馬) |
| 2005年06月07日(火) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 18℃ |
| 風 向 き | 東北東6m | 透 明 度 | 10m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 24℃:15℃ | 波 高 | 2m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(大潮) | 18:05 | 11:07 |
| 若干台風のウネリが入って来ていました。まだまだ秋の浜は余裕で潜れます。1本目は正面の際を降りてきました。特に流れがかかっていた訳じゃありませんでしたが、アサヒ・コウリンは元気に泳いでいました。他には、ベニハゼsp.・フタイロハナゴイ等が見られました。2本目はのんびり正面を周ってきました。ハナタツ・コケギンポsp.(赤&黄色)を見ながら降りて行くと、定番の黄色いイロイザリが少し場所を変えていました。段落ちでは、ミナミハコフグygがすでに出現していました。その他ミズヒキガニ・ヨコシマエビ・ベニイザリウオが見られました。今日の?お魚はトビウオです。もちろん標準和名「トビウオ」です。ハマトビウオ属のトビウオです。最近、港に迎えに出ると水面に多くのトビウオの姿が見られます。夜にはタモですくえるという噂を聞き、昨夜行ってみました。桟橋はトビ狙いの釣り師が多くいました。面白いのはその釣り方です。まずルアーで群れを桟橋近くに寄せ、♀をすくいます。この♀を別の竿に付けその♀の寄って来る♂をすくうのです。今産卵時期を迎えているスケベな♂はその♀から離れる事無く、ドンドンすくわれ一回のタモに3匹も入る程でした。気前の良い方に1匹もらい家で検索図鑑を引いてみました。その結果が「トビウオ」だったのです。これで大島出現魚種リストに1匹増えました。なんか釣り情報サイトみたいになってしまいましたね。「えっトビウオってダイビングで見れるの?」とか言う質問はしないで下さい。 (担当 有馬) |
| 2005年06月08日(水) | ||||
| 天 候 | はれ・曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 17℃〜18℃ |
| 風 向 き | 東南東2m | 透 明 度 | 10m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 24℃: 17℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(大潮) | 04:39 | 11:44 |
| 先日、トビウオの話を書きました。その中で「トビウオはダイビングでは見れない」みたいな事を書いてしまいましたが、あれは嘘でした。今日ENしたら目の前に細長いブルーの魚がいました。正しくトビウオでした。失礼しました。右の砂地をじっくり周ってきました。砂地に向かう途中で、例の落ちてるハナタツに寄ってみました。今日は隣の岩に付き、全然落ちていませんでした。砂地に降りると可愛いハゼがいました。良く見るとヤノダテハゼでした。こんな時期には珍しい話です。少し降りると大きなミナミダテハゼの姿が見られました。30の岩は寂しくこれと言って目立った物は付いていませんでした。お腹の大きなアヤメカサゴが1匹付いていました。浅場をウロウロしていると白に赤のラインが入った実に綺麗なハナタツ♀を発見しました。その側にはばっちり♂も見られました。場所を確認しようと辺りを見渡すと、どうやらここが週末セルフの方が発見した、ハナタツの岩の様です。偶然ですが場所が確定出来てラッキーでした。今日のお魚はミナミハコフグです。大島には毎年必ず流れてくる魚で、黄色い体に黒い点が入り、実に可愛らしい魚です。そのキュートさで、いつでもダイバーには大人気の魚です。長い間、ハコフグと混同されていました。多く流れて来るのは秋ですが、もうすでに1匹流れて来ています。大きさは約1cm程で実に可愛いです。何故か毎年この時期に早く流れてくる死滅がいます。本格的には秋に来るのですが、早く来るグループがあるようです。このグループは大抵、秋までには消えてしまうのですが・・・。寂しい海を楽しくしてくれる大事なお客さんです。 (担当 有馬) |
| 2005年06月09日(木) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 17℃〜18℃ |
| 風 向 き | 東4m | 透 明 度 | 6m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 22℃:18℃ | 波 高 | 3m | |
| 日中の降水確率 | 30% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(中潮) | 05:11 | 12:20 |
| 午前中は小雨が降っていたのですが午後からはいくらか陽が入ってきました。。相変わらず午前中は濁っているのですが午後からは冷たい潮があがってきたためか透明度はだいぶ回復してきたようです。今日の1本目は正面の際にいってきました!!クレナイイトヒキベラやフタイロハナゴイなどを観察してきました。落っこちそうな岩の周辺ではオキナワベニハゼやセナキルリスズメなどがみられています。水深15m付近にちょっと小さめですがなかなかシックな色をしているウミシダヤドリエビがいます。なかなか写真栄えしそうなウミシダについています。2本目は左の砂地へ・・・・。イボイソバナガニ、ミナミダテハゼ、ヤシャハゼなどを見た後アオリイカの産卵床へ・・・。1ペアのアオリイカがいたのですが残念ながら産卵シーンはおがめませんでした。しかしながら近くで今日のゲストのH氏がニセボロカサゴを発見してくれました!!なかなか立派な個体です。肌合いもなかなか綺麗な奴でした!!浅場ではミナミハコフグygやヨコエビの仲間などが見られました。(担当 荻島) |
| 2005年06月10日(金) | ||||
| 天 候 | 雨 | ポイント: | 水 温 | 17℃〜18℃ |
| 風 向 き | 北東5m | 透 明 度 | 8m | |
| 気 温 (最高:最低) | 21℃:19℃ | 波 高 | 3m〜5m | |
| 日中の降水確率 | 80% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(中潮) | 05:43 | 12:57 |
| 台風接近に伴い、朝から北東の風が強く吹いています。さぞかし荒れた海になってるだろうと潜りに行ってみると、これが予想していたのよりも静かで驚きました。確かに十分荒れてはいますが、入るかどうか迷う程の波ではありませんでした。正面の際を降りてきました。まず砂地に降りると細長い物が見えました。一瞬ワカヨウジかと思ったのですが、良く見るとヒフキヨウジでした。久し振りの出会いでした。フタイロハナゴイygの側には可愛いナガハナダイygの姿も見られました。その側では、アマミスズメダイygがいました。上がりながら石を捲ると3cm程のベニイザリが飛び出して来ました。今日はベニについていたのか、段落ちでも2匹、段の上でも1匹見る事が出来ました。段落ちに大きなハナミノが最近ずっと居ます。今日はそのハナミノの隣に10cm程のキリンミノが寄り添っていました。明日には風が南西に変る予報です。なるべく早めに変わって欲しいものです。今日のお魚はゴンズイです。今日、段落ちの穴を覗くと下からナマズの様な顔が覗いていました。もちろんすぐにゴンズイだと分かったのですが。驚いたのはその大きさです。持っていたライトで計ってみると約20cmはありました。ここまでデカイと殆どナマズです。ゴンズイは1属1種であると思っていたのですが、調べてみると本州中部に分布する型と琉球列島に分布する型に分けられ、脊椎骨数や尻鰭の相対的位置に違いがあり、今後の遺伝子解析の結果次第では2種類に分かれる可能性があるそうです。そう思い琉球列島で撮られている写真を図鑑で見てみましたが、全く違いが分かりません。外から見える範囲だけで分類が進めば良いんですけどね〜 (担当 有馬) |
| 2005年06月11日(土) | ||||
| 天 候 | 曇り後雨 | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 17℃〜18℃ |
| 風 向 き | 南西4m | 透 明 度 | 8m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 24℃:17℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(中潮) | 06:17 | 13:34 |
| この1週間、台風の進路に気を揉んでいましたが、結局取り越し苦労だったようです。わずかにウネリは残ったものの、西も東もほぼベタ凪ぎの海になりました。さて今日は”右のトサカ林”へ行ってきました。相変わらず透視度は今ひとつで暗かったのですが、台風騒ぎでモヤモヤしていただけに”潜れるだけでもありがたい!”ってな感じでした。ゴロタ斜面にはテングダイが7〜8匹で固まり、時折イサキの群れなども通り過ぎます。赤いサンゴが着いた岩付近には、大きなインターネットウミウシが数個体居ました。もうシーズンが終わったかと思っていたオオエラキヌハダも3個体確認しました。他のコースを潜ったチームも何個体か見ているので、全体では結構な数が居そうです。そして今日の初物は・・・一緒に潜っていた学生上がりの臨スタ?が見つけたウミウシ。直径12〜3cmありそうな黄色いウミウシで、背の突起の根元には鮮やかなブルーのリングがありました。何となく写真で見た記憶はあったのですが名前は判らず、帰ってから調べると、プレウロブランクス・マミラートゥスとありました。図鑑によると”本州では稀”とあり、かなりレアなウミウシでした。数週間前には、セルフのお客様がオーロラという魅力的な名前を持ったウミウシを見つけています。この様な稀種はどの様にして大島近海に出現するのでしょう?幼体のうちに流されて来るのでしょうか?まぁ、いずれにしても初物に当たった日は、何となく嬉しいものです。 (担当 柳場) |
| 2005年06月12日(日) | ||||
| 天 候 | 晴れ後曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 17℃〜19℃ |
| 風 向 き | 南西4m | 透 明 度 | 15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 21℃:24℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(中潮) | 06:54 | 14:11 |
| ”ありがたい梅雨の晴れ間”に恵まれ、風も穏やかで絶好のダイビング日和でした。さて今日は1本目”アサヒの根”に行ってきました。根のトップには、かなり以前からホシベニサンゴガニがペアで居ます。今日見ると、可愛そうな事に2匹ともハサミが1本しか有りませんでした。誰かが?観察する時に傷めてしまったのでしょう。私も含めてですが、気を付けないといけませんね。相変わらずオシャレハナダイは、定位置から顔を覗かせていました。久々に見たので、その鮮やかさがとても印象的でした。2本目は”左砂地”へ・・・際から砂地に降りると、数日前に有馬が見つけたヒフキヨウジがすぐ目の前に居ました。体長が30cm近くある立派な個体でした。砂地中央ではウミエラが目立ちます。大きな個体を良く見ると、白いウミエラカニダマシが着いています。砂地に点在するゴロタの周辺では、カスザメが2個体休んでいました。ゴロタ斜面に差し掛かる手前のヤシャハゼは、今日も元気にホバーリングしていました。デジカメを持ったお客様が50cm近くまで寄っても隠れない、中々いい奴です。段落ちの水面近くには、2DIVEともタカベの子供が数百匹の固まりで群れていました。まだ3〜5cmの大きさですが、ブルーと黄色が陽光の中でとても輝いていました。たとえ小粒でも、群れはイイですね〜〜〜。段を上がった所で、キンチャクガニでも居ないかとゴロタを起こしてみると、大きなブンブク(ウニの仲間)が出てきました。私の中では、砂地に生息する生き物なので、ちょっとビックリ!、何故?こんな所に来てしまったのでしょうね・・・。 (担当 柳場) |