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2005年06月 第 1週( 5月30日〜6月5日迄)

2005年05月30日(月)
天 候 ポイント:王の浜 水 温 18℃
風 向 き 北北東7m 透 明 度 15m
気 温 (最高:最低) 17℃:10℃ 波 高 3m
日中の降水確率    70% 流 れ なし
満潮:干潮(小潮) 08:53 16:16
 北東の風が強く、秋の浜には見事に赤旗が上がりました。野田浜、ケイカイも大荒れになり、今日は2本とも王の浜に行ってきました。先日、マグロ30〜50匹程に遭遇したのも有り、ちょと期待して潜りました。1本目は、左の壁から真ん中の壁に流しました。根に入るとすぐに小さきヒラマサorブリが泳いできました。「今日はブリか」と思い根を渡ると、大きなブリが泳いで来ました。大きさ約1,2mその横には90cmと50cm程の子分を引き連れていました。興味を示したのか、我々の周りをグルグルを周り、ブリだと分かる程近寄れました。2本目は真ん中の壁から左に流しました。真ん中の根を離れようとした時です。頭の上を1m程の銀色の物体がもの凄いスピードで駆け抜けて行きました。3匹のマグロです。後ろ姿だけだったので、何マグロかは判りませんが、昨日と同じならクロマグロの若い個体なのでしょう。その速さは半端じゃなくあっと言う間に見え無くなってしまいました。最近、頻繁に周っているのでしょうか?小物は生き残りの死滅も多く、アブラヤッコやフエヤッコ、ヨゴレヘビギンポ等が見られました。今日のお魚オイランヨウジです。大島では、非常に珍しいヨウジウオの仲間で、つい数年前に秋の浜で出現して以来の再開でした。白い体に褐色の縞模様が入る、どう見ても見間違え様の無い目立った柄をしています。ノコギリヨウジの様に常時ホバリングをしている魚です。今日見た個体は穴の奥にあるガンガゼに隠れるようにしていました。しばらく居てくれるといいな〜と思いながら、2本目も見に行きました。しかし、その穴の中にはもうオイランの姿は無くなっていました。穴の奥に隠れたのか、近くの穴に移動したのかは分かりませんが、近くには必ず居るはずです。また出会えれば良いのですが。
(担当 有馬)


2005年05月31日(火)
天 候 雨のち晴れ ポイント:王の浜、秋の浜 水 温 17℃〜18℃
風 向 き 南西5m 透 明 度 5m〜8m
気 温 (最高:最低) 23℃:15℃ 波 高 3m
日中の降水確率 10% 流 れ なし
満潮:干潮(小潮) 10:40 05:30
 昨日から吹き荒れた風のせいで、朝になっても大荒れの海になりました。1本目はまたまた王の浜に行って来ました。先日までの綺麗な海を期待して潜ったのですが、やはりあれだけ雨が降ると沢から流れ込んだ土砂のせいで、透明度はガクッと落ちていました。沖に行くにつれてどんどん濁り、せっかく穴に入っていたネコザメ2匹でさえ霞んで見えました。先日発見したオイランヨウジの姿は今日も無く、その代わり、そばにはアマミスズメダイのygがいました。ハタタテダイの成魚やクエ、コロダイ等も居たのですがどれも霞んで見えました。2本目は驚異的な復活を見せた秋の浜に行って来ました。しかし、こちらも透明度が悪くサージも残っていました。右に行って来ましたが、途中にいるイサキもボヤ〜っとしか見えませんでした。クダゴンベはいつもの所に居てくれましたが、その上のオオモンは付いていたカイメンが半分取れており、居心地が悪くなったのか移動していました。その他、赤いコケギンポ、ハナタツ等が見られました。明日はもう少し良くなっていると嬉しいのですが。 今日のお魚フエヤッコダイです。大島に毎年必ず流れてくる魚で、実に南国ムード漂う可愛い魚です。大抵水温が低くなるとその姿を消してしまうのですが、今王の浜には2匹のフエヤッコがいます。どちらも大きく10cmはありそうです。同属のオオフエヤッコダイとは、(図鑑によると)その色と形で容易に区別が付くようです。ま〜私は実物を見た事が無いので果たして本当なのか分かりませんが・・・ 何故か幼魚の姿は謎で、大島に現れる時にはすでに立派な成魚になっています。「流れて来るならまず幼魚でしょう!!」と思うのですが、実に不思議です。一体小さい時にはどこにいるのでしょう?シマウミスズメ同様この謎は解明されるのでしょうか?謎のままというのも、それもそれで楽しいですけどね。
(担当 有馬)


2005年06月01日(水)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 18℃
風 向 き 南西7m 透 明 度 10m〜15m
気 温 (最高:最低) 25℃:19℃ 波 高 2m
日中の降水確率 0% 流 れ 無し
満潮:干潮(長潮) 12:32 06:50
 今日は昨日とうってかわり朝から暑い1日となりました。秋の浜の透明度もかなり回復してきたのですが砂地には少々泥が堆積していました。今日は正面から右方面へと流してきました。。オハギの岩のジョーフィッシュはとても元気で背鰭の黒点が見えるくらい体を巣穴から出していました。別に食事をしているようにも見えなかったのですが・・・・。26m付近のスナイソギンチャクについているマルガザミは脱皮したのでしょうか綺麗な個体に変身していました。そのイソギンチャクと近くのイソギンチャクにはミズヒキガニのペアーが引き続き観察できています。そこから右に流したところでカスザメが目に入りました。今日は1回だけ大きなアクビを披露してくれました。アオリイカの産卵床の上の方で2ペアーのアオリイカがホバーリングしていたのですが産卵は確認できませんでした。上がって来る途中では立派なタスジウミシダウバウオ赤いコケギンポの仲間などが見られました!!  (担当  荻島)


2005年06月02日(木)
天 候 ポイント:秋の浜・ケイカイ 水 温 18℃
風 向 き 西北西1m 透 明 度 m〜m
気 温 (最高:最低) 22℃:16℃ 波 高 2m
日中の降水確率 90% 流 れ なし
満潮:干潮(若潮) 14:02 07:47
 毎日よく天気が変るもんです。今日は一日雨模様になりました。水中はなかなかの暗さで特に秋の浜は、セミナイトで潜っているかと錯覚する位でした。1本目はケイカイに入ってきました。テングダイの姿が多く見られました。ネコザメもいつもの穴に入っていてくれました。残念な事に尾鰭をこっちに向けていましたが・・・ 珍しい事にボブサンウミウシを2匹見ました。2本目は秋の浜に行ってきました。右で落ちている所を発見したハナタツの所にお腹の大きな♂がいました。どうやらペアだったみたいです。しかし、♀の姿は見られませんでした。水中が暗かったせいか甲殻類の姿が多く、ミズヒキガニ・マルガザミ・イソコンペイトウガニ・ヨコシマエビ等が見られました。梯子に絡んでいるホンダワラの中に変ったウミウシを発見しました。調べて見るとツメウミウシという種類によく似ていました。ちょっと変った形のウミウシで初めて見ました。あれ?魚情報が全然ないですね〜 一応、ジョーフィッシュ、コケギンポsp.(赤と黄色)、マツカサウオの子供等が見られました。今日のお魚ノコギリヨウジです。大島には通年見られる浮遊系のヨウジウオです。クリーナーとしても有名で、どこもかしこもノコギリの入っている穴のそばにタカノハダイやウツボが張り付いています。あの細い口で突付かれたらちょっと気持ち良いかも知れませんね。今日、2匹のノコギリヨウジが穴も何もない所でホバリングしていました。ちょっと不思議な光景だな〜と思って見ていると30cm程離れた所にウツボが大きな顔を出していました。どうやら追い出されたようです。でもクリーナーなのに追い出されたりするんですかね〜?
(担当 有馬)


2005年06月03日(金)
天 候 ポイント: 水 温 18℃
風 向 き 南西5m 透 明 度 15m
気 温 (最高:最低) 24℃:18℃ 波 高 2,5m
日中の降水確率 10% 流 れ なし
満潮:干潮(中潮) 15:10 08:33
 予報に反してなかなかの良い天気になりました。今日は深場に行ってきました。ダテハゼ属の1種ー1を見て、そのまま降りて行くと砂地にはホタテエソの姿が多く見られました。スジハナダイも非常に多く見られました。大島では意外と少ないナガハナダイも段々といい色を出して来ています。そのまま右の砂地へ。その途中ヤシャハゼやヒレネジのチビも姿が見られました。昨日、♂を見つけた落ちてるハナタツは、今日はばっちりペアで見る事が出来ました。やっぱり両方とも落ちてました。浅場で、セルフの方に面白いウミウシを見せてもらいました。図鑑で調べるとツツイシミノウミウシでした。先週、セルフの間で盛り上がっていたPectenodoris auroraを始めてみました。綺麗なのですが、その小ささには驚きました。浅場ではまたヨコシマエビの姿見られました。今日のお魚ナガハナダイ属の1種です。グローバルでは「スジ違い」と呼ばれ数年前から親しまれて?います。一見スジハナダの様に見えるのですが、体側に入る赤線が直線ではなく、背中側に湾曲して入ります。成魚では尾鰭の軟条が鰭膜から、イトヒキハナダイの様に飛び出します。幼魚はそのまま小さく、たまに出現すると結構な人気物です。最近、あまり騒がれませんが、大島には数年前から普通に成魚がいます。ただ水深が非常に深いのちょっとガイドでのリクエストにはお答え出来ません。こんな事を書きながらも情報を出し続けますが、今婚姻色を出しています。体側のスジは体側中央で薄くなり、中層をビュンビュン泳ぎ周っていました。スジが薄くなる所はスジハナダイに似ていますね。この魚、学名はあるのですが、和名はまだ付いていません。一体どんな名前になるのでしょう?ニセスジハナダイ?スジハナダイモドキ?・・・・ちょっと安易でしたね。
(担当 有馬)


2005年06月04日(土)
天 候 曇り ポイント:秋の浜 水 温 17℃〜18℃
風 向 き 北風3m 透 明 度 12m〜18m
気 温 (最高:最低) 21℃:18℃ 波 高 2,0m 
日中の降水確率 10% 流 れ 無し
満潮:干潮(中潮) 16:03 09:14
 朝のうちはどんよりした曇り空でしたが、午後には薄日も射してきました。秋の浜の浅場は相変わらず透視度が良くありません。水深20mを過ぎた辺りから多少冷たい潮が入り、視界が開けるという感じです。さて今日は2本とも”右のトサカ林”へ行ってきました。向かう途中のゴロタ斜面には、沢山のミヤケスズメダイが群れていました。テングダイの群れを目指していたのですが、今日はバラバラに散って2匹〜3匹で点在する程度、あまりの魚影の少なさについつい奥まで進みましたが、イサキ・タカベの群れにも当たりませんでした。トホホ!「う〜ん今ひとつだな〜・・・」と思いながらヒョイと覗いた岩の下に、大きなネコザメが休んでいました。お腹はプックリと膨れ、間違いなく卵を持った♀でした。以前産卵シーンを目撃した事がありますが、是非また出遭ってみたいものです。2DIVE目はこのネコザメ狙いで同じ場所に行ったのですが、1本目あまりしつっこくライトで照らしすぎたのでしょうか?消えてしまいました。しかし、ガッカリして周囲を見渡すと、目の前に大きなホウキハタがやってきました。側にはキツネダイも居て、ちょっと慰められた様な感じでした。(苦笑)スタッフ情報では、左の砂地に設置したアオリの産卵床にもペアが集まっていたそうです。すっかり葉は取れているのですが、関係ないんですね。ここ数年失敗続きで半ば諦めつつ沈めた枝ですが、今年は何とか成果が得られそうです。労したスタッフも報われますね。
(担当 柳場)


2005年06月05日(
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 18℃〜19℃
風 向 き 北北東4m 透 明 度 8m〜12m
気 温 (最高:最低) 24℃:18℃ 波 高 1,5m
日中の降水確率 20% 流 れ 無し
満潮:干潮(大潮) 16:49  09:52 
 風も穏やかな良いお天気に恵まれ、秋の浜もベタ凪ぎで最高のコンディションでした。しかし、相変わらず透視度は悪く、午前中は水深30を超えるとまるでセミナイトの様でした。さてそんな中、1本目はハナダイ希望で”正面の際”に行ってきました。コウリンまで降りたのですが、ライトを当てるとすぐに亀裂に逃げ込んでしまいます。暫く粘ったのですが、シャッターを切るには至りませんでした。上がり際にフタイロも確認したのですが、やはりすぐ光に反応してしまいます。潮が暗い時のハナダイは、やはりダメですね・・・。浅場では、ネンブツダイのペアを見掛ける様になりました。これからあちらこちらで熱々シーンが繰り広げられる事でしょう。2本目は正面をゆっくり降り、ハゼ地帯まで行ってきました。水深22付近では、ザラカイメンシロサメハダウミウシが産卵していました。近くでは、数匹の♀を従えたオグロベラ♂が右へ左へと忙しなく泳ぎ回っていました。寒い時期にはくすんでいた色も、今は鮮やかになっています。水温が上がったせいでしょうか?ネジリンボウヤシャハゼも今日は観察できました。帰りがけ”左砂地の産卵床”に寄ったのですが、70〜80cm有りそうなアオリイカが10個体以上集まり、中々迫力あるシーンを見る事ができました。
(担当 柳場)