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2005年05月 第 4週( 23日〜29日迄)

2005年05月23日(月)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 16℃〜17℃
風 向 き 南南西6m 透 明 度 15m
気 温 (最高:最低) 22℃:15℃ 波 高 2,5m
日中の降水確率    0% 流 れ なし
満潮:干潮(大潮) 17:22 10:32
 相変わらず鏡の様な静かな海になりました。ちょっと深場に散策に行ってきました。16℃の水温にも負けず、ダテハゼ属の1種ー1は全身を出していました。そばには、ヤツシハゼ属の1種ー8の姿も見られています。チゴハナダイも見られ、そいつを観察しようと手を着いたらベニイザリウオらしき魚が石の下から飛び出してきました。ちょっと変ったイザリで、黒地に黄色い斑紋が入っていました。まるでイロイザリの様な配色です。第1背鰭が異様に細かったので、「もしやエナガか?」とも思ったのですが、イリシウムとの長さの比較が出来ないまま逃げられてしまいました。ま〜ベニなんでしょう多分。先日、アオリが卵を産んでいたらしいのでもしかして思い行って見たのですが、居たのはウツボだけ・・・イカ1匹見ませんでした。砂地には大きさ3cm程のヒレネジの子供も現れ始めました。右の浅場では、カガミチョウやハナタツ、ムツの子供達が見られました。今日のお魚カゴカキダイです。今梯子に可愛い幼魚が付いています。今はもう体のラインがはっきりしてきましたが、最初に発見した時にはまだ体は半分透明で、ラインもいまいち見えない位でした。大人は全く相手にされない程の普通種で、カメラを向けられる事など殆どないでしょうが、幼魚はなかなかの人気者です。考えてみるとマツカサウオやハタンポの仲間等もこういう感じで幼魚の時だけ人気があります。ベラの様に大人と姿が違う訳でもないに、やはりなんでも小さいと可愛いもんですね〜 ちなみに「カゴカイダイ」と言う和名は、昔の駕籠を担いでいた人の肩の筋肉が、この魚の頭から背中にかけての盛り上がり方に良く似ているからだ。という話を某雑誌で読みました。こんな事が理由で和名を提唱されても分からんちゅうに・・・しかし、すごい想像力ですね。
(担当 有馬)


2005年05月24日(火)
天 候 はれ ポイント:秋の浜 水 温 15℃〜16℃
風 向 き 南南西4m 透 明 度 20m
気 温 (最高:最低) 23℃:14℃ 波 高 2,5m
日中の降水確率 0% 流 れ あり
満潮:干潮(大潮) 04:15 11:10
 実に静かな海が続いています。今日はかなりガッチリ潜ってきました。ダイブタイムは2本あわせて約165分、1本目はシロオビの岩、2本目は正面のコウリンからアサヒの根とたっぷり潜ってきました。シロオビの岩では、イトヒキ・キシマ・マダラ等のハナダイ達、シマキツネベラの成魚、なんと言っても綺麗なのがヤリイトヒキベラです。今日は♀相手に鰭を一生懸命広げていました。実に美しい姿でした。2本目は物凄い流れがかかっていました。しかも右下に向かうダウンカレントで、泳いで行くのやっとの感じでした。しかし、そのおかげでハナダイ達は凄く元気でした。コウリンやアサヒ、カシワもビュンビュン泳いでいました。アサヒの根では、ナガハナダイも元気に泳ぎまくっていました。浅場で、新しいハナタツを発見しました。何かいないかな〜と下を向いて泳いでいたら、ハナタツが落ちてました。水底の低い岩に付いている海藻に絡み、本当に落ちているように見えました。結構大きな♀だったので、何処かの個体が移動して来たのかもしれません。しばらく観察していたのですが、その低い岩から動きませんでした。本当にこんな所が棲家なのか怪しいもんです。明日にはいないような気がします。今日のお魚は、キツネダイです。大島では通年見られる魚で、やや深場に生息します。大きな物は40cm近くなります。♀は赤っぽい体に真っ赤な斑紋を持ち、♂は体の下側が白くなり、背中に白色斑を持ちます。♂の姿は非常に珍しく私も数回しか見た事ありません。今日、シロオビの岩の近くでオグロベラygを見ていたら、突然キツネダイが突進してきました。その後、オグロベラygを追いかけていきました。もしかしたら食べようとしていたのかも知れません。ベラが食える程大きく口は開きそうにないんですけどね〜  キツネダイいう名前ですが、立派なタキベラ属の魚です。実は謎が多く幼魚の姿はいまいちはっきりしません。かなり深場にいるのかも知れませんね。
(担当 有馬)


2005年05月25日(水)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 16℃〜17℃
風 向 き 北東4m 透 明 度 18m
気 温 (最高:最低) 20℃:15℃ 波 高 2,5m
日中の降水確率 10% 流 れ やや有り
満潮:干潮(中潮) 04:48 11:50
 今日は北東の風が吹いたのですが思いのほか静かな海でした。水温は少々低めですが透明度の良い状態が続いています!!今日はハナダイの根にいってきました。相変わらずキシマハナダイygが多く見られています。その他ではヤリイトヒキベラ♂イトヒキハナダイ♂キシマハナダイ♂シマキツネベライズハナダイの仲間等が観察できました。右のゴロタの駆け上がりで20cm位のミカドウミウシが目に入りました。体色はオレンジ色でなかなか綺麗な個体です。ウミウシカクレエビでもついていなかな〜と期待したのですが残念なことに何もついていませんでした。最近イトヒキベラの婚姻色を見かけるようになりました。自然光で見たほうが綺麗に見えるような気がします。段落ちではミサキウバウオ?がタカノハダイをクリーニングしていました。ウバウオにとってはタカノハダイに付いている寄生虫もご馳走なのかも知れません。ニタリの目撃情報も増えてきています。水が綺麗なのでこれからも期待できるかも?しれません!!          (担当  荻島) 


2005年05月26日(木)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 16℃〜17℃
風 向 き 南南東2m 透 明 度 20m
気 温 (最高:最低) 21℃:15℃ 波 高 1,5m
日中の降水確率 0% 流 れ やや有り
満潮:干潮(中潮) 05:23 12:34
 今日も暑い1日となりました。風もなく海もとても穏やかで水温をのぞけば素晴らしいコンディションです。。今日は寂しい根に行ってきました!!アサヒの根のオシャレハナダイは見かけなかったのですが寂しい根のオシャレハナダイygは確認できました。だいたいいつもの岩についてくれてるのですが警戒心が強いため寄るとすぐ岩の下に隠れてしまうので撮影はちょっと難しそうです・・・。また近くでは婚姻色をだしている大きいチゴハナダイがいました。顔の周辺が黄色味がっかっています。通常の赤い色のほうが綺麗なようです。その他ハゼ達の姿も確認できました。水深20m付近のビシャモンエビがいつのまにかにペアーになっていました。オオスジイシモチなどテンジクダイの仲間たちもカップリングをはじめています。先日セルフのお客さんからキマダラハゼの赤ちゃんの写真を見せてもらっていたのですが今日やっと確認できました。かなり小さいのですがオタマジャクシの子供みたいでとてもかわいいです。  (担当  荻島)


2005年05月27日(金)
天 候 はれ ポイント:秋の浜 水 温 18℃〜19℃
風 向 き 南西6m 透 明 度 12m
気 温 (最高:最低) 24℃:14℃ 波 高 1,5m
日中の降水確率 0% 流 れ なし
満潮:干潮(中潮) 06:01 13:21
 天気が良すぎて陸は汗ばむ程の暑さです。海も静かで湖の様でした。透明度は少し落ちましたが、水温は浅場で19℃と温かかったです。ENすると水面にはナミノハナの1種がキラキラを輝いていました。先日、拾った落ちてたハナタツはなんと今日も落ちてました。やっぱりここが棲家の様です。良く見ると右側の鰓のそばに小さい貝が付いていました。面白そうなのでそのままにしてきました。明日も付いてたら面白いのですが。正面のトサカには、透明のセトヤドリエビがついています。体はライトを当てないと見えない程透明ですが、目だけは白く光って見えます。黄色いイロイザリや赤&黄色のコケギンポの1種も健在です。浅場ではヨコシマエビの姿を最近良くみます。今年は少し数が多いかも知れません。今日のお魚ミナミダテハゼです。大島には毎年流れてくるハゼです。ダテハゼそっくりで、眼の下に線が入るのがダテハゼとの違いです。共生しているエビはコシジロだったりコトブキだったり様々です。本来なら死滅回遊魚で水温が落ちてくると大抵姿が見えなくなります。しかし、今日大きな個体が顔を出していました。大きさは約6cm殆ど成魚と言っても良いサイズです。やっぱり大きな個体は低水温に強いのですね。去年、ハゼの当たり年だったせいか、なんだかんだと昨シーズンから生き残っているハゼが多く見られます。今年も多く流れて来てくれると良いのですが。ニチリン見たいな〜
(担当 有馬)


2005年05月28日(土)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 17℃〜19℃
風 向 き 南西4m 透 明 度 12m〜15m
気 温 (最高:最低) 23℃:15℃ 波 高 2,0m 
日中の降水確率 10% 流 れ 有り
満潮:干潮(中潮) 06:44 14:13
 秋の浜は水温が上がり、とても快適でした。只、午前・午後共に変な潮が掛かり、少し泳ぎにくかったのですが・・・。さて今日の一本目は ”正面際”に行ってきました。水温が上がってきたので、途中の”ガレ場地帯”ではあちらこちらにハナハゼの優美な姿が見られました。又、婚姻色が出始めたイトヒキベラの♂も一生懸命♀に魅力をアピールし、近くではオグロベラのペアも観察されました。際の30m付近では、キンギョハナダイに混ざってカシワハナダイ、砂地との境にある亀裂では、久し振りにフタイロハナゴイも見られました。2本目は”右から正面”を潜ってきました。水深12m付近の赤いコケギンポの所には、角の長いハナタツ♀が居ました。これから彼らの繁殖行動が活発になってくるのか?段々個体数が増えつつあるようです。アオリイカの産卵を見ようと産卵床に寄ってみたのですが、イカの姿は一匹も確認できませんでした。早くも卵にはうっすらと茶色の苔が着き始めています。何時ものスナイソギンチャクを見てから、ハゼ地帯に降りて見ましたが共生ハゼも殆ど確認できず・・・流れが掛かっていたので、ホバーリングを期待してたのですが・・・。
(担当 柳場)


2005年05月29日(
天 候 曇り ポイント: 水 温 19℃
風 向 き 北北東7m 透 明 度 13m〜15m
気 温 (最高:最低) 20℃:17℃ 波 高 2,5m
日中の降水確率 10% 流 れ 少々
満潮:干潮(小潮) 07:37  15:10 
 北風が吹き気温も上がりませんでした。そして秋の浜は大波・・・磯にに砕ける波を見て、皆しばし沈黙、「・・・・・・!」まぁ、結局は潜ったのですが・・・。さて一本目は右に行ってきました。ゴロタの駆け下りと砂地の際に、大きなワニゴチが2個体並んでいました。最近本当に個体数が多いですね。あちらこちらでペアを目撃します。オオモンは何時ものカイメンではなく、少し離れたヤギの枝に潜んでいました。時折定位置に居ない時があるのですがそんな時は、決まってイソカサゴがカイメンに着いています。きっと彼は、イソカサゴが嫌いなのかも知れません。ソウシの入る穴の奥には、ダイダイヨウジがペアで入っています。♂のお腹には白い卵がタップリ着いていました。相変わらず周辺には、インターネットウミウシが沢山いました。正面を降りた水深20付近には、7〜8cmに成長したアマミスズメダイが2個体居ました。エントリー間際に”W・MのKさん”に「メジマグロが回ってるよ〜」と教えられました。私達は遭遇できませんでしたが、同時に入ったセルフのY・Iさんは1m以上有りそうな丸々太った奴を2個体確認したそうです。しかし・・・更に有馬は、王の浜で50匹近い群れと遭遇したそうです。いや〜・・・正直言って、羨ましいですね〜。
(担当 柳場)