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2005年03月 第 3週( 14日〜20日迄)
| 2005年03月14日(月) | ||||
| 天 候 | はれ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 15℃ |
| 風 向 き | 西南西8m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 11℃:3℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(中潮) | 06:51 | 13:24 |
| 天気の良く、海も静かで非常に良い海になりました。セルフダイバーのYさんが新しいイロイザリウオを発見したという話を聞き早速見に行きました。場所をちゃんと聞いて行ったはずなのにいくら探しても見つかりません。一箇所をウロウロとしているといろんな物が目に入ってくるもので、名前の良く分からないミノウミウシの仲間やフルーツポンチタイプのニシキウミウシの幼体、カンナツノザヤ等のウミウシ達や冬の定番イズカサゴが見られました。しかし、目的のイロは目に入らず終わってしまいました。やっぱりガイドは必要ですね(お前が言うなって感じですが・・・)正面には大小様々のクレナイイトヒキベラが見られます。昨日、発見されたフリソデエビは今日も変わらず同じ穴にいました。ヒトデも無いのに移動しないものですね〜 浅場で石を捲っていたらユビウミウシが出てきました。その他黄色いイロイザリウオ・オオモンイザリウオ・コクテンニセヘビギンポが見られました。今日のお魚はムラソイです。魚を覚え初めた時、良く水中ノートに魚の特徴を書いていました。しかし、この魚だけは地味すぎて絵に出来なかったこと事を覚えています。しかし、分類学的には非常に面白い所を持っています。今、混同されている種類が4種類あります。カタカナだらけになってしまうので、名前は省きますが、学者に寄ってはこれをムラソイ1種類にまとめている方もいるのです。種類によって考え方が変わると1種類にも4種類にもなるというから難しいもんです。背鰭基部下の小鱗で分類がされているそうですが、こんな所じゃダイバーには見分けがつきません。将来的には2種にまとまるという話ですが、いつの事やら・・・ 大島で見るのは異様にデカイ成魚ばかりです。今日見たのも立派な大きさでした。冬の時期魚が少なくなってきたら、こういうあまりいつも見ない魚を見るのも面白いものですよ。 (担当 有馬) |
| 2005年03月15日(火) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 14℃〜15℃ |
| 風 向 き | 南西9m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 13℃:3℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(中潮) | 07:08 | 13:58 |
| 今日は大ニュースがあります。島のダイバーKさんがアカグツを発見しました。しかも、前回出たのと同じ様な所だそうです。もしかしたら同じ個体がウロウロしているのかも知れませんね。前回見損なった私はというと、そのニュースが届いた時には潜り終わってスッカリ、サッパリしちゃってました。あ〜また見損なった〜!!明日も居てくれるよいのですが。昨日、見損なったイロイザリを見に行きました。今度は発見者と一緒だったので、バッチリ見れました。昨日、探して居た所よりも10m以上も下でした(笑) 正面で、石を捲ると今まで見た事も無い、キセワタガイ系のウミウシが出てきました。大きさは3mm程で、濃赤褐色の体をしています。図鑑を調べても出てきませんでした。最近、ウミウシが良く目に入ります。一体どうしたのでしょうか?フリソデエビは今日も同じ亀裂に入っていました。なかなか居なくならないものですね〜 段の上で石を捲ると大きなセジロハゼ属の魚が出て来ました。この手ので、大島で一番多いのはシモフリセジロハゼなんですが、シモフリよりもはるかに大きく、背中の白もはっきりとしていました。これがTHEセジロハゼなんでしょうか?今日のお魚はオトメハゼです。大島には毎年と言って良い程、流れて来る季節来遊魚です。巣穴を持ち、時にはペアになったりもします。白い体に黄色い綺麗な斑点を持ちまさに「乙女」と言った感じの魚です。高水温が続いていたせいか、今でも生き残っている個体がいます。魚の中では最大のグループであるハゼですが、このハゼという言葉の由来には諸説あります。中でも面白いのは、ハゼの語源は方言(地方忘れました)である「ハセ」という言葉から来ていると言うものです。これはなんと男性の大事な所を指して使う言葉なのです。ハゼ科の魚の体の形態が良く似ている?所から使われ始めたらしいのです。しかし、凄い語源ですよね〜 これじゃ〜「乙女ち○○」ですね。もうなんのこっちゃという感じの名前ですね。 (担当 有馬) |
| 2005年03月16日(水) | ||||
| 天 候 | はれ | ポイント: | 水 温 | 14℃ |
| 風 向 き | 西南西6m | 透 明 度 | 10m〜12m | |
| 気 温 (最高:最低) | 18℃:10℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(小潮) | 07:26 | 14:37 |
| 天気も良く、海は静か、最高のダイビング日和になりました。先日、発見されたアカグツはもう姿を消してしまいました。また現れると良いのですが・・・本当にアカグツに縁が無いようです。オレンジのイロイザリウオは同じ岩に今日も居てくれました。しかし、目印にしていたイソギンチャクの姿が見当たりませんでした。移動したのでしょうか?定番のジョーフィッシュなのですが、最近穴から顔を出してくれません。やはり穴の中の方が温かいのでしょう。しかし、なんと今日はクビアカハゼが姿を見せていました。しかもエビ付きで、この水温ではかなり珍しい事です。浅場にはムツの子供達が集まり始めました。水中も段々と春らしくなってなってきました。濁りはあんまり嬉しくないですが・・・黄色いイロイザリウオ・オオモンイザリウオは相変わらず同じ場所に付いています。 今日のお魚はSynodus rubromarmoratusです。これは和名の無いエソ科の魚の学名です。エソの仲間は水中の観察だけでははっきりした種類が分からないのが実状です。本当に今回のがS.rubromarmoratusなの?と聞かれれば「その可能性が高いと思います」としか言えません。しかし、体に入る赤い鞍状の斑紋、吻が短く尖っている所、吻端に黒点が無い事、前鼻孔に長い皮弁を持つ事等からして、まず間違いは無いと思います。今日見た個体は、体長10cm、水深20m程の小さな石の上にチョコンと乗っていました。この魚正式な日本からの報告は小笠原からあるだけで、あとはハワイやオーストラリア等で発見されています。水中でみると赤い斑紋が綺麗に見えます。写真が見たい方は、「IOPダイビングニュース NO,105号」をご覧下さい。しばらく観察出来ると嬉しいのですが。 (担当 有馬) |
| 2005年03月17日(木) | ||||
| 天 候 | 雨 | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 14℃ |
| 風 向 き | 南西12m | 透 明 度 | 10m | |
| 気 温 (最高:最低) | 15℃:9℃ | 波 高 | 2〜4m | |
| 日中の降水確率 | 70% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(小潮) | 07:45 | 15:29 |
| 今日は天気がくずれ1日中、雨が降り続きました・・・・おまけに透明度もあまり良くなく浮遊物がまっている状態で海の中も春の気配が感じられます。。1本目はトサカ林方面へ!!駆け下りでは久し振りにコブダイの成魚に出会いました!!1m近くありコブも大きくかなり立派な個体です。オオモンイザリウオやクダゴンベ等を観察してきました。近くのホシベニサンゴガニもまだ健在なのですが残念ながら一人者のようです・・・早くペアーになって欲しいものです。帰る途中ではイズカサゴやスケロクウミタケハゼなどもみられました。先日出現したフリソデエビは少し移動していましたがまだ健在です!!こちらもペアーになってくれないかな〜なんてちょっと思ったりもします。しかしこの個体の近くにはヒトデがないのでそろそろ旅立ってしまうかもしれません。。椅子岩にはオレンジ色のコケギンポの仲間がまだいますし近くではキンチャクガニが観察できました。浅場ではハナタツペアー、ベニイザリウオ、ヒメギンポ(婚姻色)などが見られています!! (担当 荻島) |
| 2005年03月18日(金) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 14℃〜15℃ |
| 風 向 き | 西13m | 透 明 度 | 15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 15℃:7℃ | 波 高 | 4m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(小潮) | 08:05 | 17:03 |
| 今日は風が強い1日でしたが朝から晴れわたり快適な1日となりました!!まだ浮遊物が多いのですが透明度はいくらか回復してきたようです。。今日は正面へいってきました。水深25m付近でボォーっと大きな影が・・・久し振りにニタリかな?と思ったのですがメジロ系のサメでした。多くのパイロットフィッシュを従えてゆっくり泳いでいました!!かわいそうなことに襲われたのか?もしくは船のスクリューに巻き込まれたのか?網にかかってしまい捨てられたのか?体にすごい大きな傷を負っていました。泳ぎ去ったと思ったらまた戻ってきてくれました。なんと近くにいた諦めの悪い香奈さんがゲストの為に追い込んでくれたようです!!水深25m付近では白いカラマツにナカザワイソバナガニがついていますしザラカイメンカクレエビも結構な確立でみつかります。イロイザリウオ(オレンジ・黄色)やオオモンイザリウオなどはまだ定位置でみられています。浅場ではタカラコゴメガイが観察できました!!この貝はとても小さいのですが今日みた個体はとても大きい個体(でも5mm位)でした!! (担当 荻島) |
| 2005年03月19日(土) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 13℃〜14℃ |
| 風 向 き | 西南西3m | 透 明 度 | 13m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 4℃:12℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(長潮) | 08:23 | 18:52 |
| 三連休の初日、気持ちの良い青空が広がりました。しかし秋の浜は昨夜からのナライの為、大きなウネリが入っていました。午後には大分治まりましたが、それでもかなりのサージが残っていました。さて今日の1本目は”右のトサカ林入り口”から”正面”を周ってきました。相変わらずウミトサカにはオオモンイザリウオ、ゴロタの下には30cm以上ありそうなソウシイザリウオ、右砂地では久々にカスザメに遭遇、近くではヒラタエイも観察されました。アヤトリカクレエビでも居ないかとウスアカイソギンチャクを覗くと、ポッカリ開いた大きな穴が・・・とんとん叩いてみると案の定”ノッソリ”とシンイボテガニが這い出てきました。特に綺麗なカニではありませんが、このイソギンチャクの幹でしか観察されない変った奴です。二本目は正面をゆっくり周ってきました。まずはイロイザリウオbabyに挨拶、”ガレバ”ではクレナイイトヒキベラやオグロベラ等を観察、しかし水温が低いせいかすぐにゴロタの隙間に隠れてしまい、今ひとつ元気がありませんでした。動きは鈍いので写真は撮り易いかも知れません。”オハギの岩”の下では、久々にネッタイミノが見られました。熱帯と名の付く魚に13℃の海は、かなり厳しいかも知れませんね。まだウミトサカにはスケロクが着いています。数は減りましたが、ムチカラマツにはガラスハゼも観察されます。水深25付近にあるヤギの仲間には透明のエビが数個体着いていて、マクロの被写体に面白そうです。 (担当 柳場) |
| 2005年03月20日(日) | ||||
| 天 候 | 晴れ時々曇 | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 14℃ |
| 風 向 き | 南西10m | 透 明 度 | 12m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 7℃:13℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(若潮) | 11:30 | 09:11 |
| 強い南西の風が秋の浜のウネリを打ち消してくれました。おかげで秋の浜はベストコンディション!これで水温が2〜3度上がってくれれば申し分無いのですが・・・さて今日の1本目は”アサヒの根”へ行ってきました。相変わらず色とりどりのソフトコーラルが繁茂?し、実に綺麗でした。そして久々にオシャレハナダイの登場、と言っても殆ど以前と同じ場所に鎮座していました。最初に確認してから半年以上経ちます。近くでは2〜3cmの幼魚も観察されていて、大島で繁殖しているのは間違いなさそうです。オシャレの近くでは、イガグリウミウシやまだ2cm弱しかないクロフチススキベラ等も観察されました。アサヒの根の上には、頭に緑の藻を着けた大きなイズカサゴが居ました。こんな状態になると言う事は、何日も殆ど動かずに過ごしているのでしょうね。2本目は、正面でゆっくりとウミウシウォチングをしてきました。観察されたのは、サガミリュウグウウミウシ・ヒブサミノウミウシ・ウデフリツノザヤウミウシ・キイロイボウミウシ・コノハミドリガイ・コイボウミウシ・サキシマミノウミウシ・サガミミノウミウシ・小さ過ぎて良く判らない白いウミウシ等でした。昨日はカナメイロウミウシも観察されたので、全部で10種類以上・・・探せば色々出てくるものですね。セルフのお客様が、2m近いコロザメを確認したそうです。冬場限定で、なかなか出会う機会の少ない魚です。まぁ〜、カスザメを大きくしただけの奴ですけどね・・でも逢いたい! (担当 柳場) |