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2005年02月 第 4週( 21日〜27日迄)
| 2005年02月21日(月) | ||||
| 天 候 | はれ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 15℃ |
| 風 向 き | 西南西8m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 11℃:2℃ | 波 高 | 3m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(中潮) | 15:23 | 10:02 |
| 西風が強い一日になりました。まずはちょっとニュースから西側の海にセミクジラらしき鯨が打ち上がりました。8m以上ある鯨でした。可愛そうに大きな波に打ち付けられていました。どんな感じだかは画像掲示板をご覧下さい。海さえ荒れてなければ助けらたかもしれませんね。秋の浜は静かで透明度も良く戻っていました。今日は右から正面を周って来ました。掛け下りに向かう途中の岩では大きなハナタツ♀が未だ健在でした。駆け下りにはまだオオモンイザリウオの姿が見られました。水温が15℃台まで下がったせいか、ちょっと砂地が寂しく感じました。正面では、クマドリイザリウオ・オオウミウマ・タツノイトコ等が見られたそうです。梯子の近くには、今日もコクテンニセヘビギンポの姿が見られます。先日見たのよりも小さいサイズでした。多分ペアなのでしょう。その他マルガザミ・ベニイザリウオ等が見られました。今日のお魚はウイゴンベです。大島では−20m以深から最も良くみられます。ゴンベと言えば浮き袋を持たない魚として有名です。そのせいかゴンべの仲間はあまり泳がず、着底している事が多いです。しかし、このウイゴンベは違います。ゴンベにしてはあまりにもと言う程泳ぎます。良くお客さんから「変わったハナダイがいる」と水中で聞かれる位です。しかし、浮き袋も持たずにあれだけ泳ぐのは大変じゃないのかな〜と思ってしまいます。和名の由来は人の名で、今から60年程前の生物学者「宇井 縫三」氏に、ちなんで付けられています。この方そんな昔に一人で紀州の魚を600種以上もも調べたという物凄い人です。水中写真も無いこの時代にこれだけの種類を調べるのは、至難の業だった事でしょう。自分ももっと頑張らなければいけないな〜と思ってしまいました。 (担当 有馬) |
| 2005年02月22日(火) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 16℃ |
| 風 向 き | 西南西8m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 11℃:5℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(大潮) | 16:01 | 10:32 |
| 先日、書いたクジラの事ですが、TVでも放映されていました。予想通りセミクジラのようです。セミクジラは絶滅危惧種で数がかなり少ない貴重なクジラです。今現在も浅場で波に揉まれています。何10tとあるこのクジラを今後どうするのでしょう?今日は実に暖かい一日になりました。秋の浜も静かで、水温も16℃台に戻っていました。今年は本当に水温が下がりませんね〜 正面をじっくりと潜って来ました。昨日カナさんが見つけた。ミカドウミウシを発見しました。エビでも付いてないかと少し触ると、モゾモゾと動き出し泳ぎ出してしまいました。優雅に体をくねらせ実に綺麗に泳いでいました。スパニッシュダンサーとは良く言ったものですね。今日は少しウミウシでも見てみようと決め散策を始めました。探す気になるといますね〜 岩肌に付いている緑藻の中には、アオボシミドリガイやチゴミドリガイ等が見られ、その他にもルージュミノウミウシ、シロタスキウミウシ、キイボキヌハダウミウシ等が見られました。ウデフリツノザヤ&カンナツノザヤも見られます。際に出るとボブサンウミウシの姿も見られ、ウミウシもそのそろシーズンだな〜と思ってしまいました。もちろん魚も充実です。オオモンイザリウオやイロイザリウオ、クマドリイザリウオやオオウミウマ、オグロベラ等が見られました。浅場にはタカベの子供達が差し込む太陽光にキラキラと反射し実に美しい光景を作っています。やっぱり晴れっていいですね〜 今日のお魚はオキゴンベです。はっきり言って最近大きな個体をあまり見なくなりました。ちょっと前までは嫌でも目に入る程いっぱい居たのですが・・・ 今日見たのも小さ目の個体でした。大きくなると実に目付きが悪く、非常ふてぶてしい魚に見えるのですが、ygは本当に可愛いです。カイメンやトゲトサカの中等に居てくれると実に絵になります。オキゴンベとは漢字で書くと「沖権兵衛」と書きます。この「権兵衛」とは江戸時代の子供髪型を意味し、後頭部に反り残した一束の髪の毛の事だそうです。これを背鰭の中央に伸びる糸状の軟条に見立て「ゴンベ」という名前が付いたそうです。と言ってもゴンベ科の魚が皆伸びているわけでは無いんですけどね。 (担当 有馬) |
| 2005年02月23日(水) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 15℃ |
| 風 向 き | 西南西11m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 14℃:9℃ | 波 高 | 3m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(大潮) | 16:34 | 11:00 |
| 春一番とよばれているものでしょうか?今日は南西の風が強く吹きました。朝のうちは雷が響きわたりスコールのような雨が降ったのですが10時くらいからは晴れわたりかなり暖かい1日となりました。西側は大荒れですが秋の浜はわりと静かです。今日は淋しい根にいってきました!!水温が下がってきたせいでしょうか?淋しい根のトップ付近ではダテハゼ属1種ー1しか目にはいりませんでした・・・しかもカメラを向けただけですぐ隠れてしまいました。共生ハゼはやっぱり水温に左右されやすいみたいですね〜そこから降りて行くとヤリイトヒキベラが観察できました。そこそこ立派な個体なのですが体色から判断するとまだ♀のようです。。その近くで久し振りにホタテエソを確認しました。この魚は水温が下がってくるとよくみかけるようになります。アサヒの根にも寄ってみたのですが目新しい発見はありませんでした。クマドリイザリウオygは今日も健在でした!!ちょこちょこ動き回っていたのに最近は同じ場所で観察できています。浅場ではヒメギンポ(婚姻色)が見られます。そろそろ彼らの繁殖行動が観察できると思われます! (担当 荻島) |
| 2005年02月24日(木) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 14℃〜15℃ |
| 風 向 き | 北東5m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 10℃:6℃ | 波 高 | 2.5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | あり | |
| 満潮:干潮(大潮) | 05:45 | 11:28 |
| 風向きが変わり今日の秋の浜にはうねりが入ってきていました・・・おまけに水温は15℃をきってしまいしかも30m以深はものすごく流れていました。正面の際へいったのですがなかなか降りていけないくらいの潮で海藻もたくさん舞っていました。際では立派に育ったアサヒハナゴイやキシマハナダイ♀等が確認できました。流れにのって上がってくると水深33m付近で大きさ1m弱くらいのナヌカザメに出会いました。。この時期に卵を産むようですがあまり大島では卵は見かけません。けっこう深い所で産卵するみたいです。25の岩近くでカナさんにタツノイトコをおしえてもらいました。小さいわりには皮弁の長い個体でした。近くではインターネットウミウシ、ウデフリツノザヤウミウシなどがみられました。中層を見上げるとコガネスズメダイの群れをよくみかけます。この魚はなぜか水温が下がってくると群れを作ります。浅場ではミカドウミウシがまだ観察できています。綺麗なエビでもついてくれるとありがのですが (担当 荻島) |
| 2005年02月25日(金) | ||||
| 天 候 | はれ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 14℃ |
| 風 向 き | 南4m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 9℃:3℃ | 波 高 | 3m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(大潮) | 06:04 | 11:55 |
| 初めにセミクジラの続報です。昨日、座礁から4日目にして死骸を運び出していました。午前中に船でひっぱり出していました。どこかの浜に埋めるという話ですが、これはあくまでも噂の話で実は私は事の真相を知りません。しかし、水面に浮いてしまう事で有名なセミクジラですから、そのまま沖に捨てるという訳にもいかないでしょう。一体どうしたでしょうか?さて、今日の海の話です。秋の浜は波が高く荒れた海になりました。梯子の上まで波がかかり、左の梯子の下は真っ白でした。正面の砂地をうろうろとしていると変わった物を見つけました。と言ってもそこいらで良く見るシャコなんですが、様子が変なのです。巣穴に顔だけを突っ込み全く動きません。死んでいるのかと思って手に取るとまだ脚は元気に動いていました。しかし、砂地においてもコロコロと転がってしまう位弱っています。なかなかシャコをじっくり観察出来る事も無いので、ここぞとばかりいじり倒しました。実に面白い体の作りをしている生き物ですね〜シャコって。深場ではチゴハナダイの姿が見られました。そばにはツキノワやクジャクのチビも見られました。しかし、どいつもいきなり下がった水温に参っているようでした。最近、姿を見なかったジョーフィッシュが同じ穴に戻っていました。数日前は穴が完全に潰れていたのですが、戻ってくれてよかったです。先日発見したカイガラカツギの仲間を改めて探したのですが、同じ場所では見つかりませんでした。白い体に赤の小点が散在する実に綺麗な種類で、今まで見た事の無いタイプです。また出会えると嬉しいのですが・・・ 浅場ではまだミカドウミウシが健在です。今日はいじくるのはやめておきました。(笑) その他、イロ・クマドリ・オオモンイザリウオは定位置にいました。 今日のお魚はナカハラタナバタウオです。THEタナバタウオに非常に良く似ています。頭部や胸鰭近くに白点が入るのが特徴です。岩の下などに隠れており、捲ると慌てて飛び出してきます。今日見た個体はまだ小さいサイズでした。顔の周辺に何かモジャモジャした物を付けていました。寄生虫かと思ったのですが、良く見るとなんとクモヒトデでした。しっかりと脚を1本銜えていました。こんな物本当に食べるのでしょうか?これが主食なら石の下で餌には困りませんね。タナバタウオとの違いは顔の斑点と言う事になっていますが、この斑点プレッシャーを与えると消えたり、出たりもします。こういうのを見ると本当に別種なの〜?と思ってしまいます。やっぱりその内、背鰭の棘数数えないといけないですね。 (担当 有馬) |
| 2005年02月26日(土) | ||||
| 天 候 | 曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 14℃〜15℃ |
| 風 向 き | 北東8m | 透 明 度 | 10m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 8℃:6℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(中潮) | 06:24 | 12:22 |
| 昨日の天気予報に反して今日は北東の風が吹きました・・・午前中は秋の浜にはかなり大きなうねりが入っていました。午後には風が止み海の状態もかなり回復してきました!!秋の浜にレアものが登場しました!!地元のサービスの方から水深28m付近にアカグツがいたとの情報をもらいいってみると幸運なことに動かずまだ同じ場所に鎮座してくれてました。見れば見るほどへんてこな形をしています。正面顔なんてかなり笑えてしまいます!!今日カメラを持っていた人はラッキーでしたね〜明日もいてくれるといいんですが・・・帰り際にはクマドリイザリウオyg、オオモンイザリウオ、イロイザリウオなどの各種イザリウオを見てあがってきました。2本目は正面の際へ・・・水深30m付近でかなりの量の卵を岩の亀裂に産み付けているボウシュウボラをみかけました。ウデフリツノザヤウミウシを見ているとお客さんがネコザメを教えてくれました。20cmくらいの可愛いサイズの個体でした。。浅場ではまだキンチャクガニやオキナワベニハゼ等もまだみられています!! (担当 荻島) |
| 2005年02月27日(日) | ||||
| 天 候 | 曇り・晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 15℃ |
| 風 向 き | 西南西3m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 9℃:3℃ | 波 高 | 2m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(中潮) | 06:45 | 12:50 |
| 昨日に比べると非常に落ち着いた海になりました。先日、発見されたアカグツは少し場所を移動していたそうです。まさか今日も居るとは思いませんでした。実はこれを書いている本人は昨日も今日も見ていません・・・ 明日も居てくれる良いのですが。際にはまだコウリンハナダイの姿があります。すごくシャイで、今日もあっという間に隠れてしまったそうです。ベニハゼSPは2個体共全く同じ場所で見る事が出来ました。セルフの方がオレンジ色のイロイザリウオを発見しました。そのすぐそばに僕も居たんですけどね〜全く情けない・・・ クマドリ・黄色いイロ・ベニ・オオモン等のイザリウオ達は今日も全く同じ場所に付いていました。浅場で岩を捲っていると今日もキマダラハゼを発見しました。今日の個体は凄くすばしっこくゲストの方に教える間も無く、大きな岩の下に逃げられてしまいました。その他ジョーフィッシュのyg・オオメハゼ・カシワハナダイの婚姻色等が見られました。今日のお魚はコガネキュウセンです。これまた僕の好きなキュウセン属の魚です。ベラにしては珍しく成魚と幼魚の体色に差がありません。唯一違う所は背鰭の黒斑で、これは成長すると消えてしまいます。その名の通り体色は綺麗な黄色で、実に良く目立ちます。もちろん大島では成魚になる事はなく、小さいまま消えて行きます。この魚もクリーナーフィッシュです。今、居る個体は結構人気でいつも周りには魚が集まっています。出来れは成魚が見たいな〜という気もするのですが、2cm位のチビが一番可愛いかもしれません。今年は、水温が下がるのが遅かったので、今の個体がどこまで生き残るかちょっと楽しみです。 (担当 有馬) |