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2005年02月 第 3週( 14日〜20日迄)

2005年02月14日(月)
天 候 はれ ポイント:秋の浜 水 温 15℃〜16℃
風 向 き 南南西5m 透 明 度 20m
気 温 (最高:最低) 12℃:6℃ 波 高 2m
日中の降水確率    0% 流 れ なし
満潮:干潮(中潮) 08:03 14:34
 水温が着々と下がって来ています。今日は場所によってはもう15℃台でした。正面をのんびりと潜ってきました。ホタテツノハゼygを見に行ったのですが、今日はチビヌメリに引っ込められました。しばらく待っていたのですがその後は出てきてくれませんでした。昨日見つけたマルミカイガラカツギ(新称)を撮影してきました。ヤドカリの仲間なのですが、巻貝では無く二枚貝の片方だけを背負っています。貝をを取ってしまうとカニにしか見えない面白い種類です。白いクマドリを探したのですが今日は目に入りませんでした。しかし、その後潜ったセルフの方が発見してきました。本当にセルフダイバーの眼にはいつも驚かされます。クマドリは残念な事に移動中だったそうです。明日はどこにいるんでしょうか??際には可愛いモンツキベラの姿も見られます。結構小さめの個体です。この時期になって小さいコガネキュウセンやアマミスズメダイ等も出てきています。こんな寒い所に来ちゃって可愛そうに・・・ 小さいと言えばまだサンゴの中にコバンハゼの幼魚が入っています。大きさは5mm程しかありません。黒いクマドリはほぼ定位置にいました。この子はじっとしていてくれて実に良い子です。その他イロイザリウオyg、オオモンイザリウオ、ミズヒキガニ等が見られました。今日のお魚ニシキキュウセンです。いるのはもちろん幼魚です。これがまた実に綺麗な魚です。体は赤っぽく一見地味なのですが、体に入る縦縞が水中では光った様に見えます。ベラ好きの私が好きなキュウセン属の魚です。実は昨年はケイカイに♂もいました。まさか大島では♂が見れるとは思っていなかったので、あの時は感動しました。まだまだ生き残っている個体も多くいます。ちょっと動きも鈍くなってきて撮影はし易いです。1匹でも生き残って、また♂の姿が見れたら嬉しいのですが。
(担当 有馬)


2005年02月15日(火)
天 候 晴れ ポイント:王の浜 水 温 16℃
風 向 き 北2m 透 明 度 20m
気 温 (最高:最低) 12℃:6℃ 波 高 2m
日中の降水確率 10% 流 れ なし
満潮:干潮(小潮) 08:22 15:20
 毎日、毎日秋の浜ばかり行っていたので、ちょっと気分を変えて今日は王の浜に行ってきました。でも、通常コースでは無くトリプルアーチへの最短コースを開拓しに行ってきました。秋に一回このコースで行って事があるので、その復習といった感じです。アーチまでの道のりは特に目立った魚はいなく、初めの内はテーブルサンゴもあまりありません。しばらく進むと段々と大きなサンゴが目に入ってきます。このままじゃアーチの中も寂しいのかな?とちょっと不安もあったのですが、着いてビックリ!! 一番大きなアーチを越えるとそこにはイサキの大群がいました。2つめのアーチに向かうと1m程のクエが泳いで来ました。アーチを抜け根を周り込む所のえぐれには大きなネコザメが入っていました。なかなかいい調子だな〜と思い最後のアーチへそこにはテングダイが3匹。立派なハタタテダイの成魚もいました。これはなかなか面白い!!と満足しているとそこになんと!!!ま〜これは後ほど。1つ目のアーチのそばには1,5m程の他のクエがいました。1m程まで寄っても全然逃げませんでした。帰り道には可愛いカメとも遭遇し実に素晴らしい海でした。たまにはこういう風に雰囲気を変えて潜るもの楽しい物です。今日のお魚クロマグロです。さっきちょっと書きかけた魚はこのクロマグロの事です。最後アーチを抜けた時です。横を銀色の物体が物凄いスピードで駆け抜けるのが目に入りました。そこには体長1m程のクロマグロが7本泳いでいました。距離は5m程。慌ててデジカメを手にしたのですが、あまりのスピードで立ち上がる前に姿は見えなくなりました。失敗した〜と思っていると、なんとそのマグロたちが帰って来たではないですか!!しかし、今度はカメラの調子が悪く1枚もシャッターを切る間もなくまた駆け抜けて行きました。「ま〜目で見ただけでも良しとしよう」自己完結し、1つ目のアーチを抜けて帰りかけた所でまた戻ってきました。真下からみるその胴回りの立派な事、良くテレビで見る3mはありそうな奴はどれ程なのか検討も付きません。過去に2mちょっとはある単体のクロマグロに秋の浜で遭遇した事がありますが、その時よりも迫力がありました。やっぱり銀色の魚はカッコいいですよね〜〜 なぜクロマグロだと決めたかというと胸鰭の長さです。他のマグロは結構長い種類が多いのでクロだと確信しました。大島ではクロの若い個体を「メジマグロ」と呼んでいます。大きさ的にはまだメジサイズなんでしょうね。マグロはの類は実はサバ科の魚です。いくら同じ科でもマグロとサバじゃ〜同じに思えませんよね〜 しかし、カッコよかった〜〜 是非もう一度見たいものです。
(担当 有馬)


2005年02月16日(水)
天 候 ポイント:王の浜 水 温 16℃
風 向 き 北北東10m 透 明 度 10m〜20m
気 温 (最高:最低) 10℃: 4℃ 波 高2.5
日中の降水確率 50% 流 れ無し
満潮:干潮(小潮) 08:44 16:28
 今日は北東からの風が吹き荒れ、秋の浜はとても潜れるような状態ではなくなってしまいました。そこで昨日に引き続き、王の浜に行ってきました。王の浜も手前は波でかき混ぜられて真っ白になっていましたが、段を落ちれば透明度も良く、快適に潜れました。ここでは昨年の夏から沢山の南方系のベラの幼魚が観察出来ましたが、低水温になった今もノドグロベラ、セジロノドグロベラ、ブチススキベラなどが元気に泳いでいました。以前よりかなり大きくなり、その成長ぶりに「頑張っているなぁ」と、少しうれしくなりました。アブラヤッコも健在で、全長10cm近くにまで成長していました。私が今まで大島で見た中で一番大きくなった個体だと思います。クエも2匹、でもそのうちの1匹はまだアカハタサイズの子供でした。相変わらずコロダイの姿も目に付きました。まだあまり大きくないコロダイが10匹ぐらい集まってのんびりしていました。中には大きな口を開けてアクビをしているのもいて、こちらまでのどかな気分にさせられました。ところで、実は昨日、アーチ最短コースを探索に行く時に、とても浅くて波が砕け易い場所を抜けて行かなければいけないのが、問題になりました。そこで浅場を抜ける別のコースを探そうとしたのですが、意外に岩がゴチャゴチャしていて上手くいきませんでした。今度、もっと海が静かなコンディションの良い日に再チャレンジしてきます。(担当 西谷)


2005年02月17日(木)
天 候 曇り ポイント:秋の浜 水 温 16℃
風 向 き 東北東3m 透 明 度 20m
気 温 (最高:最低) 13℃:4℃ 波 高 2,5m
日中の降水確率 10% 流 れ なし
満潮:干潮(小潮) 09:11 18:08
 昨日大荒れになった秋の浜も、今日は潜れるようになりました。久し振りにオカワリをして来ました。と言ってもそんな下まで降りませんでしたけど・・・軽めの2杯目と言った位です。下にはキシマの子供達が多く、凄く可愛いサイズのサクラダイも見られました。亀裂の中にはクロオビスズキの姿も見られました。ヤリイトヒキベラの4cm位の幼魚も見られました。浅場に上がるといつものハナダイが見られました。アサヒハナゴイ・カシワハナダイ等です。先日書いた黄色いベニハゼの仲間も2個体健在です。正面の根の上を周ったスタッフの話では、白いクマドリイザリウオが元の場所に帰って来ていたそうです。やっぱり好きな場所ってあるんですね〜 イロイザリウオ・オオモンイザリウオ・ベニイザリウオも定位置で見られ、これでソウシでもいてくれたら最高なんですけど・・・ 久し振りに海鵜を見ました。何度も何度も水中に潜っては岩の間を散策していました。しかし、一度も魚を捕まえている所は見た事がありません。成功する事ってあるんでしょうか?と不思議に思ってしまいます。今日の水温は16℃調べて見たら去年はなんとこの時期には13℃でした。少なくとも例年より2〜3℃は高いです。今年は何度まで落ちるのでしょうか?今日のお魚ベニハゼ属の1種−15です。(番号は「決定版 日本のハゼ」に合わせてあります。一部のマニアの方から色々と聞かれる事が多いので、今日久し振りに見てきました。私自信見に行くのは半年以上振りだったのですが、なんと全く同じ場所にいました。ベニハゼには色々と謎の種類が多い事は、もう周知の事実かと思いますが、その内の一匹です。体色は黄色く最大の特徴は両眼の間に紫色の帯を持つ事です。尾鰭には白色のい斑点を持ちます。たまにこの白色を持たない個体もいます。別種ではないか?とも考えられるのですが、色々理由も有り私個人的には同種だと思っています。非常に気まぐれで、ライトをズ〜ッと当てていても隠れない事もあれば、当てた瞬間に消える事もあります。今日は後者でした。撮影時にはターゲットは当てない方がいいかもしれませんね。しかし、深い水深に生息している為、ガイドでのリクエストは基本的にはお断りします。なら情報を出さなきゃいいのに・・・な〜んて声も聞こえてきそうですが・・・・どうか御勘弁を
(担当 有馬)


2005年02月18日(金)
天 候 くもり ポイント:秋の浜 水 温 16℃
風 向 き 北東8m 透 明 度 20m
気 温 (最高:最低) 8℃:5℃ 波 高 3m
日中の降水確率 50% 流 れ なし
満潮:干潮(長潮) 09:54 19:35
 また荒れた秋の浜が戻ってきました。入れない程ではありませんが、時折梯子の上まで波がかかります。今日は久し振りにに行って来ました。駆け下りに出るとまだカガミチョウチョウウオの姿がありました。ソウシでもいないかと探しに行ったのですが、残念ながらいつもの場所にはその姿はありませんでした。その代わり、クダゴンベは相変わらずいつものカラマツに乗っていました。そのまま正面に向かうと白いクマドリイザリウオが同じ岩に乗っていました。ここが気に入ってくれたのでしょうか?段落ちにはリュウキュウヤライイシモチが未だ生き残っています。結構いい大きさになってきました。地味な魚ですが、犬歯が非常に鋭く正面から口の中を見ると結構面白いです。梯子の側では、ハナタツがウネリに揺られていました。その他オオモンイザリウオ・イロイザリウオ・ホウキハタ等が見られました。今日のお魚サンゴハナビヌメリです。大島では数は少ないながらも1年中見られる魚です。分布は伊豆半島〜小笠原〜柏島等等非常に幅が広いです。体色は茶褐色地に白い鞍状斑が入ります。と言っても体の前半は結構斑模様になりはっきりとはしません。調べてみるとちょっと面白い事が書いてありました。この魚1991年に新種として発表された以来、どの本にも2cmちょっとで成熟する矮小種だと書かれています。この事には前々から疑問に思っていたのですが、今日見たサイズは軽く5cmはありました。小さいサイズで成熟するのは別に良いとしても矮小種というのは言い過ぎじゃないのかな〜とも思います。それとも魚全体を考えると5cmはかなり小さいサイズになるのでしょうか?そうなると、いつも小さい物ばかり見すぎている我々の感覚が可笑しいという事になりますね。(笑)
(担当 有馬)


2005年02月19日(土)
天 候 ポイント:クローズ 水 温 ℃〜℃
風 向 き 透 明 度 m〜m
気 温 (最高:最低) ℃:℃ 波 高 m 
日中の降水確率 流 れ
満潮:干潮(若潮) 04:34 08:21
 大ナライが吹き、北部の海は全滅です。アクセスも大型船とAIR以外は全て欠航となってしまいました。しかし、今年は天候不順ですね。西高東低が長続きしません。これほど晴れ間が少ない冬は珍しいと思います。なんか?変ですね〜〜〜。


2005年02月20日(
天 候 はれ ポイント:秋の浜 水 温 16℃
風 向 き 西7m 透 明 度 12m
気 温 (最高:最低) 15℃:3℃ 波 高 4m
日中の降水確率 10% 流 れ なし
満潮:干潮(中潮) 14:32  09:26 
 風が南西に変わり、静かな秋の浜になりました。と言いたい所ですが、昨日のウネリが強く残る落ち着かない海になりました。午後には、西風が周りこみ、たまに梯子の上までかかる様な波もきていました。水中は昨日大分掻き混ぜられたのか、白く濁り透明度が落ちていました。1本目は正面に行ってきました。オオウミウマクマドリイザリウオは定位置で見られましたが、なんとジョーフィッシュの巣穴が潰れていました。蓋をしているとかではなく、穴の奥が完全に塞がっていました。ジョーフィッシュを外すなんていつ以来でしょう?また復活してくれれば良いのですが・・・今日もサンゴハナビヌメリがいました。前回と同じ場所に居てくれました。どうやら♂の様です。2本目はに行ってきました。アサヒを狙って行ったのですが、ちょっと目に入らず、カシワハナダイだけ見て戻り始めました。壁にちょっと変わった赤いヒトデを発見しました。調べて見ると「アオヒトデ」の赤バージョンでした。サンゴ礁域では全然珍しくないこのヒトデも大島では滅多に見ないヒトデになります。私自信大島でアオヒトデを見たのは2度目。前回のはちゃんとアオかったんですが、まさか赤い「アオヒトデ」だったとは・・・また一つ勉強になりました。オオモンイザリウオ・ベニイザリウオ・イロイザリウオも見られ、今日も4種類のイザリウオを見る事が出来ました。その他キマダラハゼ・オオメハゼ等が見られました。今日のお魚ベニヒレイトヒキベラです。こんな寒い時期にこの魚を登場させるとは思ってもみなかったのですが、あまりにも同じ所にず〜っと居るので書く事にしました。大島では大抵毎年登場するイトヒキベラの仲間で、幼魚時は明るい赤の体色をし、頭部のみ黄色くなります。しかし、この黄色には個体差があり、あまり黄色くならない奴もいます。共通している特徴は尾柄部の黒斑が綺麗なブルーのラインで囲まれる事です。大島ではあまり大きく成長してくいれないのですが、一度だけかなり♀の成魚に近くなった事があります。尾鰭や背鰭に赤のラインが出て初める位までなりました。あの時はこのまま♂にならないかな〜と思ったものです。今居る個体はどこまで大きくなるか分かりませんが、出来ればもう一度あの♀の姿見たいですね。
(担当  有馬)