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2005年02月 第 2週( 07日〜13日迄)

2005年02月07日(月)
天 候 くもり ポイント:秋の浜 水 温 16℃
風 向 き 東5m 透 明 度 20m
気 温 (最高:最低) 10℃:6℃ 波 高 2m
日中の降水確率    50% 流 れ なし
満潮:干潮(大潮) 15:17 10:04
 北東の風のわりに静かな海でした。浅場少しサージがありましたがそんなに気になる程ではありません。今日は久し振りに右の砂地に行ってみました。最近あまりにも正面ばかり行っていたせいか、持ちネタもあまりなく、ただウロウロとしてしまいました。砂地にはホタテツノハゼ属の1種ー3の姿や冬の定番イズカサゴ&ミズヒキガニの姿が見られました。小さい白いトサカにセトヤドリエビが付いていました。撮影しようとカメラを構えたら、その横にアカスジカクレエビがいました。通常このエビは体が透明なのですが、今日みた個体は真っ白でした。白い体に赤の筋が実に綺麗でした。気が付くとまた正面に来てました。ホタテツノハゼyg&オウミウマは今日も健在でした。先日から出現しているクマドリイザリウオも見られています。黄色いチビイザリウオも定位置で見られます。梯子には相変わらずハリセンボンが付いています。これもなかなか長い間この場所にいます。何がそんなに気に入ったのでしょう?今日のお魚イトタマガシラです。大島では極々普通に見られるイトヨリダイ科の魚です。主に砂地を好んで生息しています。アミ類等の小型の甲殻類を食べている所を見た事があります。通常、体には黄色い縦線が入りますが、夜は地味な色に変わります。特に隠れるわけでもなく砂地の上でグッスリと眠っています。今、幼魚が多く目に入ります。体色は成魚と変わりません。いっぱい居るのであまり注目されませんが、これがよく見るとなかなか可愛い魚なのです。黄色い線も濃く成魚よりも綺麗に感じます。そんなにビュンビュン泳ぎ回る魚ではないので写真は撮りやすそうです。このイトタマガシラも属しているイトヨリダイ科ですが、このイトヨリダイ事態は実に深場の魚で殆どダイバーの目に触れる事は無いそうです。大島の深場にも生息しているのでしょうか?いつか出会いたいものです。
(担当 有馬)


2005年02月08日(火)
天 候 ポイント:秋の浜 水 温 16℃
風 向 き 北北東6m 透 明 度 20m
気 温 (最高:最低) 8℃:6℃ 波 高 2,5m
日中の降水確率 70% 流 れ なし
満潮:干潮(大潮) 05:34 10:48
 冷たい雨の降る寒い一日なりました。海も北東の風のせいで波が高く荒れていました。今朝、深海性のクロテングギンザメのニュースを見たせいか、ついつい深場へ行ってしまいました。しかし、成果は無し・・・ 考えてみればアホな話ですね。帰りに寂しい根に寄ったのですが、ヤツシハゼ属の1種ー8を除いてはハゼはみんな隠れていました。オオウミウマはいつもの海藻にからんでいました。一応今日もクマドリ君挨拶してきました。オオモンイザリウオも定位置で見られています。浅場ではテングハギの若魚が見られました。もう1匹一回り大きいサイズがいたのですが、最近姿が見えません。立派な成魚になる事を期待していたのですが・・・   段の上で石を捲っているとキマダラハゼやキンチャクガニが出てきました。そんな中ちょっと面白い物を発見しました。サメハダヤドカリというヤドカリなのですが、このヤドカリ宿貝にベニヒモイソギンチャクを付けています。面白いのはこのイソギンチャクの方でした。良く見るとイソギンチャクからヤドカリの様な物が飛び出しているではないですか!手に取り良く観察するとどうやら抜け殻のようです。しかし、サメハダヤドカリのでは無く、ヤマトホンヤドカリの抜け殻でした。今回は違いましたが、どのヤドカリも必ず脱皮をする事を考えると定期的に食べ物が得られる事になります。う〜ん生き物の知恵は実に凄い!!しかし、抜け殻なんて美味しいのでしょうか?今日のお魚イラです。私が一番嫌いな魚です。あの顔、体色、あのデカさ、何を取っても大ッ嫌いです。だって顔が気持ち悪いからです。今までガイドで指した事は1回??位しかありません。それも仕方なく・・・ 無駄に目立つせいか良く初心者の方に名前を聞かれます。聞かれれば答えますが自分からは絶対教えません。だって嫌いだからです。じゃ〜何故このコーナーで書いているかというと今日深場に行った時、いやに幼魚が目に入ったからです。成魚とは体の模様が違うせいかついついジックリ観察してしまいました。幼魚の頃は結構可愛いのに何故大人になるとあんな風になるんでしょう?? しかし、イラ属の中で嫌いなのはこのイラだけです。他の種類には是非会ってみたいと思っています。あ〜シロクラとかクサビとかに会いたいな〜
(担当 有馬)


2005年02月09日(水)
天 候 曇り ポイント:秋の浜 水 温 15℃〜16℃
風 向 き 南4m 透 明 度 20m
気 温 (最高:最低) 15℃:7℃ 波 高 2m
日中の降水確率 10% 流 れ やや有り
満潮:干潮(大潮) 06:04 11:28
 昨日とはうって変わり今日は風もなく暖かな1日でした!!秋の浜は透明度も良くうねりも無くなり素晴らしいコンディションです。今日は正面の際に行ってきました。相変わらずハナダイたちが賑やかです。アサヒハナゴイキシマハナダイ♀カシワハナダイ婚姻色等を観察してきました。スジハナダイygも数多くみられています。その他ではイズハナダイ属の1種チゴハナダイ等も目につきました。そういえばコウリンハナダイを見かけませんでした・・・・ただ隠れていただけならいいのですが。上がり際ではモンツキベラygイロイザリウオygベニイザリウオなどが確認できました。段落ちではタカノハダイをクリーニングしているベンケイハゼが観察できました。壁の近くでジッとしているタカノハダイを見かけたら要注意です。ゆっくり寄ればわりと近くで観察できると思います。浅場で大島ではあまり見かけないコナユキツバメガイだろうと思われる個体がいました。シックな色合いがなんともいえない綺麗さをかもしだしていました!!       (担当  荻島)


2005年02月10日(木)
天 候 くもり ポイント:秋の浜 水 温 16℃
風 向 き 西南西8m 透 明 度 20m
気 温 (最高:最低) 14℃:12℃ 波 高 3m
日中の降水確率 20% 流 れ やや有り
満潮:干潮(大潮) 06:33 12:06
 天気はいまいちでしたが今日も暖かい1日でした!!でも明日からはかなり冷え込むようです・・・大島では霜注意報の放送が流れていました。今日はアサヒの根にいってきました!!相変わらず透明度が良くアサヒの根全体が見渡せるくらいぬけています。これといった発見はなかったのですがオシャレハナダイナガハナダイ♂、綺麗なムチヤギについてるガラスハゼなどを観察してきました!!まだ♀ですがそこそこに育ったクレナイイトヒキベラも元気に頑張ってくれています!!根のトップ付近ではインターネットウミウシも見られました。。水深20m付近にて何故かアカホシカクレエビがウミシダについていました。こんな組み合わせを目にするのは初めてでちょっとビックリしてしまいました。段落ちではシロイソハゼオオメハゼ等の小さめのハゼがまだみられています。浅場ではタカノハダイygがよく目につくようになりました。成魚と違って光沢のある肌合いがとても綺麗で小さな岩陰に身を潜めてることが多いようです。           (担当   荻島)


2005年02月11日(金)
天 候 曇り・晴れ ポイント:秋の浜 水 温 16℃
風 向 き 西3m 透 明 度 20m
気 温 (最高:最低) 9℃:2℃ 波 高 2,5m
日中の降水確率 10% 流 れ あり
満潮:干潮(中潮) 06:59 12:42
 昨日の暖かかさが嘘の様な寒い一日になりました。天気も悪かったせいか水中は暗かったです。1本目はハゼを見に行ったのですが、今日は不発で終わりました。うちのチームが行く前に見に行った方の話ではダテハゼSP−1は出ていたそうです。僕はヤツシハゼSP−8にしか会えませんでした。2本目は際を降りるつもりだったのですが、ヤノダテハゼ&チビジョーフィッシュを見た後お気に入りのアカホシカクレエビを観察していると「チカチカ」とライトを振るセルフダイバーの方がいます。寄って行くとしばらく行方不明だった白いクマドリイザリウオがいました。クマドリを見て少し移動を始めるとゲストの方が手を振っています。寄って行くとそこにはオキナワハゼが。いつもはすぐに隠れてしまうこのハゼですが、今日は全然動かず撮りたい放題でした。また少し上がると他のゲストの方がまた手を振っています。なんと岩に大きさ1cm程のミスガイのチビが付いていました。浅場に戻って来るとまた他のセルフダイバーの方が呼んでくれます。そこにはなんと黒いクマドリイザリウオが!!これは地元ガイドの方からうちのセルフダイバーの方を2人経由し僕に流れてきました。まさに水中伝言ゲーム!!いや〜いろんな人がいろいろ教えてくれるので逆にガイドを受けているみたいでした(笑) 浅場にはタカベの子供が増えてきました。まだ体は全部銀色でキラキラ見えて実に綺麗です。岩を捲ると定番のキマダラハゼ&キンチャクガニが見られました。その他黄色いイロイザリウオ・オオウミウマ・アカハラヤッコが見られました。今日のお魚ベンケイハゼです。大島ではごくごく普通に見られるハゼで浅場の壁の亀裂や穴の中に見られます。体は黄色く体側に8本の白線が入ります。良く似た種類にコベンケイハゼという種類がいますが、残念ながら大島ではまだ出現していません。両種の違いは第1背鰭後端から尾柄部までの間に入る白線の数です。5本ならコベンケイ。6本はベンケイハゼです。目は緑で実綺麗です。大抵、岩の亀裂にいると書きましたが、今日見た個体はなんと岩の下にいました。全然動く事も無く死んでいるのかと思いました。しかし、本当に弱っているみたいでした。今頃何かに食べられてるかもしれません。可愛そうに・・・
(担当 有馬)


2005年02月12日(土)
天 候 はれ ポイント:秋の浜 水 温 16℃
風 向 き 東2m 透 明 度 20m
気 温 (最高:最低) 7℃:2℃ 波 高 2m 
日中の降水確率 50% 流 れ あり
満潮:干潮(中潮) 07:22 13:18
 少し肌寒い一日なりました。午前中海に行くと上がって来たダイバーの方から「激流だよ」の台詞が・・・ シロオビの岩を目指したのですが、あまりの流れに断念! ハナダイの根に目的地を変えました。初めは横に流れていたのですが、ある時を境に急に沖出しになりビックリ。慌てて撤収してきました。あそこまで行って見たのはキシマハナダイ・ナガハナダイ・サクラダイ・ヤリイトヒキベラの♀だけでした。2本目は深場のハゼを見に行きました。昨日は裏切られましたが、今日はダテハゼSP−1もアヤタスキベラも見られました。もちろんヤツシハゼSP−8も出ていました。昨日改めて発見された白クマは今日も同じ岩のそばにいたそうです。残念ながら僕は目に入りませんでした。その他イロイザリウオ・ニシキキュウセン・黒いクマドリイザリウオが見られました。岩を捲っていたら不思議な物を見つけました。形は一見セミエビの様なんですが、昆虫の様な脚が生えていました。調べてみるとコツブムシ科のシリケンウミセミという甲殻類の仲間でした。水中にはいろんな生き物がいるんもんですね〜〜 今日のお魚ヒレナガカンパチです。大島には特に秋に良く見られる事が多いのですが、たまにですが冬場も見ます。カンパチとの違いは背鰭で背鰭が鎌状に湾曲します。カンパチより大きくなるらしく、今日見たのは50cm以上ありました。しかも6匹位の群れでした。水も良かったので結構良い雰囲気でした。そこからしばらく泳いで振り返るとなんとその群れが付いて来ています。その距離30m程です。確かに体の大きなお客さんを連れてはいたのですが・・・ もしかして大きな生き物に付いて来ちゃったんですかね〜(笑)
(担当 有馬)


2005年02月13日(
天 候 曇り ポイント:秋の浜 水 温 15℃〜16℃
風 向 き 北東4m 透 明 度 20m
気 温 (最高:最低) 9℃:4℃ 波 高 2m
日中の降水確率 30% 流 れ 有り
満潮:干潮(中潮) 07:43  13:55 
 今日は朝のうちは陽が入っていたのですが午後からは雲ってきてしまいました・・・しかしながらうねりも無く透明度も相変わらず良くなかなかのコンディションです!!水温は若干下がってきたようです。今日はハゼ地帯にいってきました!!ヤツシハゼ属1種の8が2個体(中、小)、ダテハゼ属1種の1などがみられたのですが水温が低かったせいかヤツシハゼ属1種の8は2個体ともかなり敏感で寄るとすぐ穴に隠れてしまいました・・・セルフの方のお話しではホタテツノハゼygは元気に全身を披露していたそうです。水深25m付近クラカケベラygを見かけました。水温が下がってきたせいなのか体色があせてきるように思われます。中層ではイサキが結構な数で群れていました。透明度がいいためなかな見応えがありました。その他ではイロイザリウオygオオモンイザリウオクマドリイザリウオygなどの各種イザリウオも健在でした。タスジウミシダウバウオが赤い綺麗なウミシダについていました。お勧めの被写体です。浅場ではキンチャクガニキマダラハゼなども継続的に観察できています!!   (担当  荻島)