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2005年02月 第 1週( 1月31日〜2月6日迄)
| 2005年01月31日(月) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 17℃ |
| 風 向 き | 西南西5m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 5℃:1℃ | 波 高 | 3m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(小潮) | 08:17 | 14:20 |
| 西風のおかげで実に静かな秋の浜になりました。浅場でもゆっくり写真が撮れるくらいです。今日は正面のハゼを改めてチェックしてきました。今日は大当たりで、まずホタテツノハゼygは全身出ていましたし、ヤツシハゼ属の1種7&8もばっちりライトを当てて見る事が出来ました。そして未だリクエストの多いダテハゼ属の1種ー1も2個体出ていました。驚いた事にまだズグロダテハゼの姿も見られました。まだ居たんですね〜こいつ。その他、定番のヒレネジやヤシャハゼの姿もまだ見られてます。ついでにヒメオニハゼ、ダンダラダテハゼ、ヤノダテハゼも健在です。浅場に戻って来る途中にウミテングを発見しました。久し振りの出会いでした。ウミウシも数が多くウデフリやカンナツノザヤ、サフランイロウミウシ?等がいます。その他イロイザリウオyg、チビジョーフィッシュ、オオウミウマ、キンチャクガニ等が見られました。今日のお魚はヘリシロウツボです。ウツボの仲間の中では珍しく綺麗な種類です。大島ではやや深場に生息しています。通年見られるところを見ると大島では繁殖している事は間違えないでしょう。いつも見れるとは限りませんが、一回出現するとしばらくは居てくれます。私はまだ見た事有りませんが成魚は幼魚とは体色が異なり、幼魚の時に見られる頭部の鞍丈斑が消えるようです。成魚はなんと1mにもなります。大抵砂に潜っている事が多いのですが、成魚も砂に潜るのでしょうか?図鑑によれば100m程にも生息しているようで、もしかしたら成魚は結構深くにはいるのかもしれませんね。このヘリシロもそうですが、普通のウツボも同じ様に砂に潜り顔だけ出している姿を見ます。大抵が幼魚のウツボです。しかし、そうでない幼魚もいます。これが本当に同じ種類なのでしょうか?好みの場所や生息環境は動物にとって非常に大事な要素だと思います。摂食や繁殖をするためにも大事な要因でしょう。それが同じ種類でこうも違うというのは少し疑問に思います。今の魚の分類から言えば同じウツボになってしまうのかもしれませんが、個人的には少し疑っている所があるのも事実です。こうやってなんでも改めて疑ってみる事が新たな発見に繋がると信じています。皆さんも「いつもの魚だ」で済まさずもう一度見直してみると新たな発見に出会えると思いますよ。 (担当 有馬) |
| 2005年02月01日(火) | ||||
| 天 候 | はれ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 16℃ |
| 風 向 き | 西10m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 8℃:3℃ | 波 高 | 3m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(小潮) | 08:45 | 15:03 |
| 昨日から吹き続いている西風が秋の浜にもばっちり回り込み、少し波のある海になりました。今日は正面の際に行ってきました。穴をじっくり覗いていくと実にいろいろな物がいます。小さい穴にはアナモリチュウコシオリエビも多く見られ、岩陰ではウデフリツノザヤウミウシが交接していました。大きなハナミノカサゴも穴の天井に張り付いています。おかげでキンギョハナダイ達は戦々恐々としていました。この間までハネウチワを持っていたトゲミズヒキガニは、今日は海藻を抱えていました。「それはなんの役に立つんだ!!」とカニ相手にちょっと突っ込んでみました(笑) いつものスジキツネベラ&ベニヒレイトヒキベラも定位置で見られました。下の穴まで降りるとこの間掲示板に載せた、ベニハゼ属の1種の姿も見られました。特に珍しい魚では無い、いつもの魚達が非常に多く見られ、改めて大島の魚影の濃さを実感しました。ハナダイも多く見られアサヒハナゴイ、カシワハナダイ、スジハナダイ等が居ました。浅場はかなりサージが有りあまりゆっくりとは潜れませんでしたが、オオメハゼ、カンムリベラ、マツカサウオyg、ハナタツ等が見られました。水深2m位の亀裂の中に新種のヤドカリを発見しました。前々から大島では見られていて、今新種として記載する準備を進めている種類です。多分ヒメホンヤドカリ属では無いかという話です。白黒の横縞模様がハサミ&歩脚に入る実に分かり易い模様をしています。多分大島以外では出現していないでしょう。 今日のお魚はカサゴです。最近カサゴが多いですがカサゴブームと言う訳ではありません。大島では実に多く生息している魚でどこに潜ってもその姿を見る事が出来ます。大きい物は30cm近くなり、食用としても有名です。これからの時期が旬と言われていますが、私は一年中美味しい魚だと思っています。今、丁度産卵時期を迎えています。よく見ると岩陰に大きなお腹をしたカサゴの姿を見る事が出来ます。ちょっと調べてみたらビックリ!なんとも実に良く研究がされている種類で、♀の抱卵数から仔魚の成長過程から食性まで詳しく載っていました。カサゴは魚では珍しく卵胎生で産まれます。3〜4o位の稚魚を♀が出産するそうです。特に養殖されている訳でも無いのに面白い話です。カサゴそっくりなウッカリカサゴという魚がいます。、うっかりしているとカサゴと間違えて仕舞う程そっくりだそうです。前に伊豆で見られるのは殆どがウッカリカサゴだいう話を聞いた事があります。一回実物を見れば区別が付くと思うのですが・・・ いつかウッカリカサゴを詳しく書きたいものです。 (担当 有馬) |
| 2005年02月02日(水) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 16℃ |
| 風 向 き | 西9m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 8℃:3℃ | 波 高 | 4m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(小潮) | 09:17 | 16:07 |
| 今日の朝もかなり冷え込みました・・・西風も吹き続けておりジェットフォイルは欠航してしまいました。今日は正面にいってきました。水温が下がってきたのにも関わらずヤツシハゼ属1種ー8やダテハゼ属1種ー1などの共生ハゼ達やアヤタスキベラygも健在です。大きい個体のクビアカハゼも見かけるようになりました。なかには綺麗な色をだしている個体もいます。オハギの岩にはとても大きいアナモリチュウコシオリエビが観察できます。あまり引っ込まないのでお勧めの被写体です!!グリーンのサンゴに近くではチビハナダイを見かけます。海草を隠れ家にしているみたいでこの個体は岩の隙間にはいるというよりも海藻の陰に隠れてしまいます。近くにはチゴハナダイもいました。香奈さんからの情報では水深30m付近に頭に王冠みたいな寄生虫をつけたおもしろいイチモンジハゼがいたそうです。浅場ではノドグロベラyg、オキナワベニハゼ、ヒメギンポ、コマチイバラモエビ等が観察できます。 (担当 荻島) |
| 2005年02月03日(木) | ||||
| 天 候 | 曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 16℃ |
| 風 向 き | 西3m | 透 明 度 | 15m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 9℃:0℃ | 波 高 | 3m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(長潮) | 09:55 | 17:48 |
| 今日も寒い1日でした・・・しかし風が大分止んできたので海からあがった後はそれほどの寒さは感じられません。27m付近のホタテツノハゼygは今日は全身でていたました。いくらか成長したようですが相変わらずシャイな奴です。アサヒの根ではアカヒトデにつくヒトデヤドリエビがまだ頑張ってくれています。30m付近ではヤシャハゼもまだ見られます。今日見た個体は大きい個体のハナハゼとの珍しい組合わせでした。この組み合わせの共生エビはコトブキテッポウエビなのかな?と気になったのですがあまり近寄れなかったのでエビまで確認できませんでした・・・・近くの砂地では最近よくカスザメをみかけます。上がってくる途中ではイロイザリウオやタスジウミシダウバウオ等がみられました。水深15m付近のタスジウミシダウバウオはなかなか立派な個体であまり動きまわらないのでお勧めの被写体です。オーバーハングの壁の亀裂の中の黄色いカイメンにとても小さいフトスジイレズミハゼygと思われる個体がいました。かなりシャイですがとても可愛い奴でした!! (担当 荻島) |
| 2005年02月04日(金) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 16℃ |
| 風 向 き | 西南西7m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 12℃:4℃ | 波 高 | 3m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(若潮) | 10:48 | 05:35 |
| 非常に暖かく過ごし易い一日なりました。海から上がって来ても風が無い分楽でした。今日は(も?)ハゼを見に行って来ました。さすがに根強い人気ですね〜 ログではいつも書いている種類ですが、ヤツシハゼSP7&8、ズグロダテハゼ、ダテハゼSP1等深場のハゼは今日もばっちり出ていました。ヤシャハゼ・ヒレネジの普通種組も健在でした。今日見たヒレネジはなんとヒメオニハゼを同じ穴に住んでいました。本当に同じ穴に入るのかライトを当てて40cm位まで寄ってみました。しかし、全然隠れません。ライトを消し顔だけグッと近寄せるとやっと隠れてくれました。ホタテツノハゼのリクエストだったのですが、そのポイントに行くとそばをカワハギがウロウロしていました。嫌〜予感がしたのですが、案の定見事に全身出ていたホタテを蹴散らしてくれました。側にいるダテハゼはそれでも微動だにしません。ホタテもこれ位肝が据わってくれると嬉しいのですが。アサヒの根で石を捲ったら中からゼブラホンヤドカリが出てきました。ピンクの歩脚が実に綺麗なヤドカリです。浅場では巨大なキンチャクガニやしぶとくまだ生き残っているツユベラ&カンムリベラの姿が見られます。その他アヤタスキベラ、セナキルリスズメダイ、ちょっと大きくなったテングハギ等の姿が見られました。今日のお魚はウスバハギです。昨日、なんとニタリが出たという情報を耳にし、今日はちょっと中層を気にしてみました。しかし、いるのはこのウスバハギばかりでした。ウスバハギは冬場の風物詩と言っていい程、この時期に群れで現れます。食性は多分同属のソウシハギと似ているのでしょう、結構なんでも突付いています。ウミトサカを突付いているのを目にする事も多いです。大きさもそこそこあるので群れているとそれなりに見応えがあります。それにあの顔、ボ〜っとして実にバカそうな顔をしています。良く冗談で「ウスバカハギ」なんて呼んだりもする位です。中層を泳いでいる群れを見るといつも「これがマンボウだったらな〜」と考えてしまいます。味は実に美味しく、焼いても刺身でも美味しいです。漁師さんの話だとウスバをフグの様に薄くスライスして出せば、余程フグを食べ慣れている人じゃなければ区別は付かないだろうと言う位です。僕は確実に騙されますね。(笑) (担当 有馬) |
| 2005年02月05日(土) | ||||
| 天 候 | はれ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 16℃ |
| 風 向 き | 北4m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 13℃:3℃ | 波 高 | 3m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(中潮) | 12:15 | 07:48 |
| ちょっと雲の多い天気になりました。そのせいか水中は少し暗めでした。今日は正面に行ってきました。深場まで行くとアサヒハナゴイやベニハゼSP、スジキツネベラyg、ベニヒレイトヒキベラが見られました。2本目はホタテツノハゼを見に行ったのですが、時間が遅かったせいかちょっと暗くその姿はありませんでした。正面を降りて行くと地元ガイドのM君が手招きして呼んでくれました。何かと思うとなんとクマドリイザリウオがいました。数週間前一回現れましたが1日で消えてしまったクマドリがこんな所にいました。同じ個体かは分かりませんが、なかなか可愛いサイズでした。その他オオモンイザリウオ・イロイザリウオ・チビジョーフィッシュ・オオウミウマ等が見られました。浅場では今日も大きなキンチャクガニを見つけました。その後続けて数個体発見しました。本当に多いですね〜キンチャクガニが 梯子の側にいるハナタツは今日も健在です。今日のお魚はクロオビスズキです。これもちょっと深場の魚です。同属の仲間としてはツルグエ等が有名です。ちょっとピンクがかった体色に黒線が3本入ります。鰭や頭部は少し黄色味がかります。大抵、水深50mを越えた所からその姿を現し始めます。大きい物は15cm位になります。岩場の亀裂に隠れている事が多いのでちょっと観察はしづらいかもしれません。今、ちょっと浅場に上がってきている個体がいます。しかし、ライトを当てるとすぐに穴の奥に逃げ隠れてしまいます。そんな理由でなかなかゲストにお見せ出来ないのが残念です。ツルグエに比べちょっと地味ですが、珍しさから言えば結構価値があります。 (担当 有馬) |
| 2005年02月06日(日) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 15℃〜16℃ |
| 風 向 き | 北北東4m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 10℃:16℃ | 波 高 | 2m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(中潮) | 14:03 | 09:08 |
| 今日は風もなく暖かな1日となりました!!水温が若干下がってきましたが透明度はとても素晴らしくなかなかのコンディションです。今日は正面にいってきました・・・ハゼ地帯にいったのですが見事に空振りしアヤタスキベラygを見て上がってきました。25mの岩周辺では綺麗なスナイソギンチャクについているマルガザミ、大きなアナモリチュウコシオリエビ、オオウミウマyg、セナキルリスズメ、ヤシャハゼ等が観察できます。グリーンのサンゴ周辺ではチビハナダイ、クマドリイザリウオyg、アカスジウミタケハゼ、ウデフリツノザヤウミウシなどが見られました!!ウデフリツノザヤウミウシは小さい個体と普通サイズの個体が交接していました。彼らの交接には大きさはあまり関係ないようです。20m付近のトサカにはまだ大きな個体のスケロクウミタケハゼが住み着いてくれています。浅場では大きなキンチャクガニを見かけました。なんとお腹にはオレンジ色の卵をたくさん抱えている個体でした!!去年や一昨年は抱卵しているキンチャクガニは9月頃に見かけていたのですがこんな時期でもまだ繁殖しているとは・・・少々驚かされました。 (担当 荻島) |