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2005年01月 第 4週( 24日〜30日迄)

2005年01月24日(月)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 16℃〜17℃
風 向 き 南南西3m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 12℃:4℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率    10% 流 れ 無し
満潮:干潮(大潮) 05:30 10:40
 昨日から吹いていた北東の風が弱ったおかげで秋の浜はうねりもなく透視度もかなり良く抜群のコンディションでした!!しかし残念ながら新しい発見はありませんでした。今日は正面にいってきました。アヤタスキベラyg、ダテハゼ属一種の1、ヤノダテハゼyg数個体などが観察でき、30m付近の砂地ではかわいいサイズのハワイトラギスygも見かけるようになりました。戻ってくる途中ではオオウミウマyg、イロイザリウオygなどもまだみられます!その他ではマダラトラギスygやミナミギンポygなども目にはいりました。ミナミギンポygは一見地味ですがよく見てみると濃いブルーのラインがとても綺麗で個人的にはお気に入りの魚です。段落ちではちょっと小さめですがオオメハゼがなかなか撮影しやすいところについてくれています。梯子の近くで体色が白いヘビギンポに似た魚をみかけたのですが岩の亀裂のなかに入っているのちょっと見づらく何者かはっきりしません。しばらくの間いてくれるといいのですが・・・
(by 荻島)


2005年01月25日(火)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 16℃〜17℃
風 向 き 東4m 透 明 度 20m
気 温 (最高:最低) 13℃:4℃ 波 高 2m
日中の降水確率 50% 流 れ なし
満潮:干潮(大潮) 05:53 11:12
 実に静かな良い海になりました。1本目は久し振りにオシャレハナダイを見に行ってきました。絶対もう居ないだろうと思って行ったのですが、ビックリまだ同じ場所に居てくれました。その周りにはクジャクベラやクレナイイトヒキベラの数が多く見られました。途中ホタテツノハゼygも見てきました。巣穴を少し変えていましたが、これも健在です。オオウミウマも相変わらず同じ場所に着いていました。2本目は際にハナダイを狙って行きました。何故かアサヒハナゴイの姿が目に入らなかったのですが、コウリンハナダイが元気にしていました。まっ すぐに穴に隠れてしまいましたが・・・ この間掲示板に載せたベニハゼSPも健在です。スジキツネベラyg・ベニヒレイトヒキベラygも同じ場所にいました。穴を覗くとトゲミズヒキガニの姿がありました。ハネウチワを背負っていて実に面白いカニです。甲殻類と言えばまたオキナエビスに入ったヨコスジヤドカリは出現しました。前回のよりも貝は傷ついていまいした。やはりヨコスジヤドカリは深場に生息しているヤドカリなんですね〜  ヤドカリは結構、宿としている貝から生活史が読み取れます。その他オオモンイザリウオ・イロイザリウオ・ハナタツ・チビジョーフィッシュ等が見られました。今日のお魚タカノハダイです。大島にはごくごく普通にいる魚です。はっきり言って全く注目されてはいないでしょう。我々も特に指すわけでも無く、お客さんも100oクラスのレンズを付けているカメラが多いので被写体としては不向きです。ま〜デジカメには結構良い大きさですが・・・ しかし、こんな地味な魚でも幼魚の時はなかなか目を引きます。体には特に模様も入らずまるで鏡の様に銀色です。今日見た幼魚4cm程でしたが、もう斜めの横縞が出ていましたが、過去にはこの位のサイズで模様の無い奴も見た事があるのですが、個体差があるようですね。和名の由来は体に入る縞模様が「鷹の羽」の様に見える為、「鷹之羽鯛」と言われているようです。なかなか趣のある名前で、私は結構気に入っています。
(担当 有馬)


2005年01月26日(水)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 17℃
風 向 き 北東5m 透 明 度 15m
気 温 (最高:最低) 6℃:4℃ 波 高 2.5m
日中の降水確率 50% 流 れ あり
満潮:干潮(大潮) 06:16 11:43
 今日は北東の風が吹き秋の浜にはかなり大きなうねりがはいってきていました・・・おまけに午前中は雨がふり気温も上がらず寒い1日となりました。今日は正面の際コウリンハナダイアサヒハナゴイを見に行ってきました。相変わらずシャイな性格をしており岩の隙間にすぐ隠れてしまいます。暗いせいもあったのでしょうか?アサヒハナゴイまで水中ライトの光に敏感でした。際を少々上がったところではそこそこに成長したキシマハナダイ♀も観察できます。この個体は度胸がすわっているのか結構寄れるのでカメラお持ちの方は是非挑戦してみて下さい。水深20m付近ではアカオニナマコにのっているウミウシカクレエビが見られました。大島ではあまり見られない4cm弱のとても大きな個体です。25m付近ではキツネベラygオグロベラ♂なども観察できます!!その他では、イロイザリウオ(黄色、オレンジ)、キンチャクガニホシベニサンゴガニヤシャハゼなどもまだまだ健在です!!(担当 荻島)


2005年01月27日(木)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 17℃
風 向 き 南2m 透 明 度 20m
気 温 (最高:最低) 13℃:6℃ 波 高 2,5m
日中の降水確率 10% 流 れ なし
満潮:干潮(中潮) 06:39 12:12
 風も弱まり海も大分落ち着いて来ました。たまに妙なウネリが入って来ていましたが風波は無く静かです。透明度も非常に良く潜っていて実に気持ちの良い海でした。正面の浅場をジックリ潜って来ました。オオモンイザリウオはいつもの所に同じ様な格好で着いていました。左の砂地に向かうと中層にはイサキの群れが優雅に泳いでいました。最近数が少ないベニイザリウオも定位置で見られます。ゲストからハナタツのリクエストがあり探し始めたのですが、何故か探すと見つからないんですよね〜 そんなに狙ってない時にはすぐに見つかるのですが・・・  今日周ったコースでハナタツが付いている所が5ヶ所あったのですが、なんとか最後の最後で見つけられました。週末なら誰かが居て教えてくれるので楽なんですけど(笑) 浅場を流していると目の前でアカササノハベラが、岩から何かを捕まえ銜えて泳いで行きました。カニか何かだと思ったらなんとヒザラガイの仲間でした。人間が手で剥がそうとしてもなかなか剥がせないんですけど、いとも簡単に引っぺがしていました。何かコツがあるんでしょうか?その他、イロイザリウオyg・カシワハナダイ・マツカサウオyg等が見られました。今日のお魚アジアコショウダイです。大島には必ず毎年現れる季節来遊魚です。黒白模様のまるでパンダみたいな魚です。(ちょっと違うかな?)なんと言っても泳ぎ方が可愛くクネクネと体をくねらせて泳ぎます。一説に寄るとヒラムシのマネをしているいう話もありますが、実際の所はどうだか怪しい物です。僕が見る限りヒラムシには見えませんが・・・ 大人は幼魚から予想もつかない程大きく可愛くない魚です。青灰色の体色に小さい褐色点が無数に入ります。ま〜大島でここまで大きくなる事はありませんが。調べると食用としてかなり珍重されるそうです。そう思って見ると「これが食えるのか〜」と思ってしまいます。今のサイズじゃ食べる所も無さそうですけど。
(担当 有馬)


2005年01月28日(金)
天 候 曇り ポイント:秋の浜 水 温 17℃
風 向 き 北東5m 透 明 度 20m
気 温 (最高:最低) 12℃:7℃ 波 高 2m
日中の降水確率 10% 流 れ なし
満潮:干潮(中潮) 07:03 12:42
 昨日より少し波のある秋の浜になりました。浅場は少しサージがありましたが、10mも潜れば静かなものでした。今日も正面をのんびり周ってきました。カンモンハタygがいつもの場所にいてくれました。本当にここが気に入っているんですね。皮弁の長いハナタツも見る事が出来ました。昨日はあんなに苦労したのに、今日は簡単に見つかりました。今日は少し小さいゴシキイトヒキベラと思われるチビを見ました。どうやら数個体いるようです。20m位まで降りた時、急にイサキとタカベの群れがすごい勢いで泳いで来ました。明らかに何かから逃げて来た雰囲気だったので、逃げて来た方を見ているとマグロらしき銀色の魚が泳いで来ました。しかし、近づく前に旋回し逃げて行ってしまいました。1m程はありそうな大きさだったので残念です。小さいテーブルサンゴの中にまだ黒いコバンハゼの仲間がいました。相変わらず小さく、黒い体にブルーのラインが入っているのは分かるのですが・・・ 図鑑でみるとTHEコバンハゼのygが一番そっくりですが、どうやら一概にそうとも言い切れないようです。 段落ちに大きなイズヒメエイがいました。近づいても全然動きませんでした。尾の下側の膜が白いのが特徴です。その他イロイザリウオyg・ツユベラ・オグロベラ等を見る事が出来ました。今日のお魚オニカサゴです。大島にはごくごく普通にいて、数も多く地味なせいか全く見向きもされない魚です。通常、岩の上にピタッと乗り獲物を狙っています。垂直な壁でも上手く張り付きます。その擬態の能力は非常に高く、イザリウオ以上だと私は思います。体色が岩肌そっくりだというのも気が付かない一つの理由でしょう。こんな地味な魚ですが小さい時は結構可愛く、小さいくせにちゃんとヒゲが生えている所等少し笑えます。この手のフサカサゴ科の仲間はとにかく見分けが付きづらい物が多いので、我々ももう半ば諦めています。しかし、このオニカサゴ属の魚が最近改めて整理され、いくつか種類が増えたりしました。あまり大島には関係ない種類が多いので詳しくは書きませんが、ちょっと面白い変更がありました。今まで「セムシカサゴ」と呼んでいた魚の和名が訂正されました。理由はこの「セムシ」という言葉が人種差別用語であるからだそうです。何に変わったかというと「ニライカサゴ」という名に変わりました。「ニライ」とは沖縄・奄美地方の方言で「海の底」とか「海の彼方」とかいった意味の言葉です。ま〜実に素敵な名前に変わったもんですね〜 ちなみに今、世に出ている図鑑は全て「セムシカサゴ」となっていますので、この際訂正しておきましょう。まだ大島でこのニライカサゴは出ていません。いつかこのコーナーで書ける日が来るといいのですが。
(担当 有馬)


2005年01月29日(土)
天 候 曇り・雨 ポイント:秋の浜 水 温 17℃
風 向 き 北北東4m 透 明 度 20m
気 温 (最高:最低) 13℃:6℃ 波 高 2,5m 
日中の降水確率 50% 流 れ なし
満潮:干潮(中潮) 07:27 13:12
 少しウネリが入っていましたが、午後にはちょっと落ち着いてきました。今日は3本潜ったのですが、なんと3本とも正面の同じ様なコースに行ってしまいました。深場では、いつものハゼ達が今日も出ていました。暗かったせいかヤツシハゼSP−8ダテハゼSP−1もすぐに隠れてしまいました。久し振りにヘリシロウツボがいました。巣穴から顔だけ出していました。ホタテツノハゼygも健在です。未だに体の後半はちょっと透明です。オオウミウマもいつも同じ様な所に居てくれました。アカオニナマコに大きなウミウシカクレエビが付いていました。今まで見た中で一番大きなサイズでした。実寸で3,5cmありました。なので水中では5cm位に見えます。黄色いイロイザリウオygチビジョーフィッシュ・ヤノダテハゼ・オオモンイザリウオ等が見れました。段落ちでアカササノベラヨツハモドキ?を捕まえていました。壁の隙間から上手く引っ張り出したかと思うと、岩に何度も叩きつけて動けなくしてからあっという間に食べてしまいました。捕まえてから1分位で完食していました。段の上ではキンチャクガニやキマダラハゼ・フシウデサンゴモエビ・コウワンテグリの成魚等が見られました。今日のお魚イソカサゴです。昨日に引き続きカサゴネタです。大島では非常の多いフサカサゴの仲間で、浅場から深場までどこででも見られる魚です。ザラカイメン類の間にスッポリとはまっている姿は結構愛らしいものがあります。中には撮影した事のある方も多いのではないでしょうか?良く似た種類にヒメサツマカサゴというのがいますが、図鑑で見る限りは全く区別が付きません。やっぱりカサゴは難しいですね。今日、このイソカサゴヒメコウイカに食べられていました。大きさはほぼ同じ位だったので、体の半分がまだ脚の隙間から見え、ピクピクと動いていました。鰭に持っている毒もあまり役には立たなかったみたいですね。さっきのアカササノハベラの話では無いですが、水中では結構頻繁に食う食われるのシーンが繰り広げられています。そんな厳しい世界に住んでいるんですから、ダイバーが近づいて魚が隠れるのもある意味仕方が無いかもしれませんね。
(担当 有馬)


2005年01月30日(
天 候 曇り ポイント:秋の浜 水 温 17℃
風 向 き 西南西6m 透 明 度 15m
気 温 (最高:最低) 12℃:10℃ 波 高 4m
日中の降水確率 10% 流 れ なし
満潮:干潮(中潮) 07:51  13:44 
 今日はたまに陽が差し込むのですがどんよりと曇った1日でした・・・水中も暗くうねりもはいってきていました。今日は右方面へ!!トサカ林の入り口のオオモンイザリウオクダゴンベは相変わらず定位置についてくれています。トサカ林のガレ場ではクジャクベラygツキノワイトヒキベラygクレナイイトヒキベラygたちの姿が目に入りますしトサヤッコygもよく見られます!!繁殖の時期なのでしょうか?ウミウチワには多くのアカスジカクレエビがついており卵持ちの個体も観察できます。右の砂地の入り口ではオオモンイザリウオがまだ頑張ってくれています。今年のオオモンは消えそうでなかなか消えない奴ばかりでとてもありがたい限りです!!浅場ではフトスジイレズミハゼペアー、キマダラハゼキンチャクガニなどがみられます。キンチャクガニはサイズの小さい個体を良くみかけます!!もちろん小さいカニハサミイソギンチャクをつけているのですがよくこんな小さいカニハサミイソギンチャクを見つけてくるなぁと感心してしまいます。生きていくための手段だから必死なのかもしれません・・・。中層ではイサキが見事な群れをつくっていました。食べるととても美味しいウスバハギも目に入ってきます。冷たい潮が入ってくるのでしょうか?    (担当  荻島)