過去のログ
![]()
| HOMEに戻る → | 今日の海へ戻る → | 2004過去ログmain | 前の週を見る | 次の週を見る |
2004年12月 第 4週( 20日〜26日迄)
| 2004年12月20日(月) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 19℃ |
| 風 向 き | 北北西2m | 透 明 度 | 10m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 16℃:8℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (小潮) | 11:56 | 05:09 |
| 朝から吹き荒れた北東の風のおかげで荒れた秋の浜になりました。梯子の上まで波がかかり、滝のように梯子を流れ落ちていました。午前中、浜を見に行ったチームは見ただけで潜らずに断念したそうです。午後には少し落ち着きなんとか潜る事が出来ました。私は見ていませんが、昨日発見されたホタテツノハゼが出ていたと言う話でした。早くその姿を拝みたいものです。私は際に行ってきました。定番のハナダイ達は今日も元気でした。フタイロハナゴイやアサヒハナゴイ、カシワハナダイ達です。ハゼ達も元気でダンダラやクビアカ等を見る事が出来ました。砂地のイロイザリは丁度いいサイズの石の窪みにスッポリと入っていました。昨日発見したカゲロウカクレエビは、同じガヤに付いていました。1匹でなんか寂しそうでした。居なくなるのも時間の問題かもしれません。浅場はウネリがひどく落ち着いて物が見れる状態じゃなかったですが、コウワンテグリやミヤケテグリ、ハナタツ等を見る事が出来ました。今日のお魚はソウシハギです。今年は実に数が多く、秋の浜に潜れば結構な確立で見られます。体長は大きいのもで50cm以上、中には80cm近い物もいます。まるで箒みたいな尾鰭を持ち、体は非常に薄く、体側には水色と黒の虫食い状の模様を持ちます。幼魚は流れ藻やゴミ等に寄り添う為、あまりダイバーが目にする事は多くありません。結構、大きく成長している所を見ると大島でも繁殖していると考える方が無難だと思われます。調べてみると海藻やホヤ、八放サンゴ類を食べます。なんと驚く事にイソギンチャクやヒドロ虫等までも食べているそうです。つまり付着生物ならなんでも適当に食べていると言う事でしょう。しかも、イワスナギンチャクの持つ「パリトキシン」と言う猛毒を体内の蓄積する事が出来るそうです。あんなに大きいんだから食べ応えあるだろうな〜と思っていた所なのでちょっとショックでした。最近、良く大きなトサカが、何かにかじられたかの様に痛めつけられてるのを見ます。大島にあるエナガトゲトサカ達も八放サンゴの仲間です。もしかしたらソウシハギが増えたのと何か関係があるのかも知れませんね。 (担当 有馬) |
| 2004年12月21日(火) | ||||
| 天 候 | 晴れ・曇り | ポイント:秋の浜・ケイカイ | 水 温 | 19℃ |
| 風 向 き | 東北東4m | 透 明 度 | 15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 17℃:8℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (長潮) | 12:43 | 06:25 |
| 昨夜西風に変わってくれたので、「しめしめ、これで秋の浜も静かになるぞ〜」と思っていたのですが、朝には見事に北東が吹いていました。おかげで秋の浜はバチャバチャになりました。昨日と同じように梯子まで波が被っていました。しかたなく、左側からエントリーしました。荒れてはいましたが、入って潜降してしまえばなんとかなる海でした。そのまま左の砂地を目指して降りて行く途中で大きくなってきたアジアコショウダイを見ました。砂地降りるとイロイザリウオのチビがいました。そのまま砂地に出て行くと大きなカスザメがいました。少し進むともう一匹カスザメがいました。ヒレネジやヤシャハゼは巣穴から頭だけを出していました。浅場には、ここ数日見なかったクビナガアケウスが帰って来ました。しかし、♂だけです。段を上がってからはもうサージがひどくちょっと生物観察という感じではありませんでした。セルフの方の話では、ホタテツノハゼ&ダテハゼ属の1種−1(この間、掲示板に上げた謎のハゼはその後の観察の結果、ダテハゼ属の1種−1でほぼ間違えなさそうです。多分ygなんでしょう。この種に付いては後日ゆっくり書く事にします。)等が見られたそうです。2本目はケイカイに行ってきました。逆潮だったせいか、水もあまり良くなく魚も少なく感じました。この間も見た、サザナミヤッコやスミツキベラは健在でした。今日のお魚はヒブダイです。数は少ない物の大島には通年生息しているブダイの仲間です。多く見るのは♀で黄色い体にブルーの斑点で出来た横縞を持ちます。今日、この種の♂と思われる個体を目にしました。青い体が実に綺麗で、良く南の島で見る魚だ〜という感じでした。ブダイの仲間は♀も♂も非常に区別が付きづらくて困ります。幼魚はもっと難しい物が多く毎回頭をい悩まします。秋に必ず、この種の幼魚と思われる魚を見ます。数多く目にし、縦縞は持たず、黄色い体色をしているので、勝手にヒブダイygだと思っているのですがはっきりは分かりません。このブダイは食べると非常に美味しいらしいです。しかし、釣ったという話もあまり聞きません。かなり沖合いに生息しているのでしょう。 (担当 有馬) |
| 2004年12月22日(水) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 19℃ |
| 風 向 き | 南西5m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 14℃:9℃ | 波 高 | 2.5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | やや有り | |
| 満潮:干潮 (若潮) | 13:31 | 07:37 |
| 午前中は北東の風が吹いたため秋の浜には相変わらずうねりがはいっていました・・・午後には風がかわりいくらかうねりがとれてきたようです。海の中のほうは透明度が非常に良く浅場以外はなかなかのコンディションです。今日はアサヒの根に行ってきました!!アサヒの根に向かう途中で全身が黒色で尾鰭が黄色の見慣れない魚がいたので一緒に潜っていた雄輔さんに聞いてみるとクロハギygじゃないか?とのことでした。アサヒの根ではツルグエ、トサヤッコygが多く見られます!!とても立派なナガハナダイ♂が観察できます。鰭を全開にした姿は一見の価値ありです。魚を探しているとアカウミガメが気持ちよさそうに泳いでいきました。そこそこ立派な個体でしたのでなかなか見応えがありました。ホタテツノハゼygは巣穴の近くをうろつきまわっていたそうです!!他の魚に食べられなければいいのですが・・・浅場では白と黒のシックなコウワンテグリやソウシハギも観察できました!! (担当 荻島) |
| 2004年12月23日(木) | ||||
| 天 候 | 曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 19℃ |
| 風 向 き | 西南西5m | 透 明 度 | 15m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 13℃:8℃ | 波 高 | 3m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 14:16 | 08:37 |
| 今日も秋の浜は荒れていました・・・毎日荒れているので荒れている海が普通に感じてしまう今日この頃です。(うねりへの感覚が麻痺してしまっている自分がちょっと怖い)今日はウミトサカ林へいってきました!!オオモンイザリウオ、クダゴンベは相変わらず定位置にいついてくれていますしゴロタの斜面ではアカハラヤッコyg、ケラマハナダイ、ミナミハコフグygなどが観察できます。ちょっと深場ですが大沼さんにスジクロユリハゼを教えてもらいました!!大島にでる個体のなかではわりと立派なサイズです。しかし水中ライトを当てた瞬間に巣穴に引っ込んでしまいました・・・なかなか敏感な奴です。近くではウデフリツノザヤウミウシ、ミゾレウミウシ等も観察できます。右の浅い所ではちょっと変わったヤマブキベラ?がいついてくれています。機会があったら是非ご覧になってください!!浅場ではキンチャクガニ(大、小)やコウワンテグリ成魚(7cm位)などもみられました!!(担当 荻島) |
| 2004年12月24日(金) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜・野田浜 | 水 温 | 19℃ |
| 風 向 き | 北東4m | 透 明 度 | 5m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 11℃:7℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 30% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 14:57 | 09:27 |
| 風が止んだ〜〜と思い、さぞかし静かになっただろうと秋の浜に行ったところ、今までに無い位の大きなウネリが打ち寄せていました。タイミングを見計らえば入れるかと思ったのですが、波打ち際で大きな波に合い我々は野田浜に回りました。入ったスタッフの話によれば、水深30mを越えてもサージが有ったそうです。しかし、スジクロユリハゼやオオモンイザリウオ、ヤリイトヒキベラ・ハナダイ各種が見られたそうです。野田浜もけして静かではなく、ロープエンドは真っ白になっていました。水路もサージも強くつかまっていないと吹き飛ばされてしまう程です。生物達も亀裂等に入って居る物が多かったです。そんな穴の中を覗くとネコザメが2匹も入っていました。50cm以上はあるイシガキフグも入っていました。ヌノサラシの成魚も同じ穴に入っていましたが、ライトを当てるとすぐに隠れてしまいます。小さいカンムリベラも多く見られました。海が悪いとゆっくり魚も見れませんね。潜り終わって秋の浜を見に行くと相変わらずの大荒れでした。梯子の上まで波がかぶり、大きいのが来ると梯子が見えなくなるほどです。駐車場まで波が上がっていました。なんと焚き火の所まで波が上がって来ていたのには驚きです。それだけでなくその強い波のせいで、焚き火が消えかかったというからますます驚きです。しかし、夕方には波も落ちて来たそうです。明日には、もう少し落ち着いてくれると嬉しいのですが・・・ 今日のお魚は・・・今日はちょっと変則的に書きます。先日、画像掲示板に上げたダテハゼ属の1種ですが、とうとう正体が判明しました。きちんと専門家の方からお墨付きを頂きましたので、ここでお知らせします。まず画像掲示板をご覧下さい。新しい画像を上げました。 見ました??先日上げた個体とは別の個体です。大きさも一回り程大きいので、特徴もはっきり出始めています。結果から言えば、小笠原諸島の固有種かもしれないと言われていたダテハゼの仲間でした。特徴は背鰭に入る黄色い点々と目の後ろの黄色いラインです。なかなか度胸も良くうまく寄れば、かなりそばにまで近寄れます。驚く事に個体数も多くいろんな人の話を合わせると10個体位います。ちょっと水深が深いのがたまにキズですが・・・また秋の浜の凄さを痛感しました。 (決定版 日本のハゼP339「ダテハゼ属の1種−1」をご覧下さい) (担当 有馬) |
| 2004年12月25日(土) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:ケイ/秋 | 水 温 | 19℃ |
| 風 向 き | 北北東3m | 透 明 度 | 18m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 7℃:12℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 15:34 | 10:10 |
| 風は穏やかなのに、何故か秋の浜には大きなウネリが入ってきます。大波が来ると、右の梯子と左の梯子の間が完全に無くなってしまいます。昨日より多少間隔が開いてきた様ですが、午前中は殆どのグループが西側に潜りました。私は1本目、久々のケイカイに行ってきました。西側にも多少ウネリは回ってきて、水際に立つとかなり海面が盛り上がって寄せてくるのが判ります。さて水の中は・・・エントリーして少し進むと15cm近いブチススキベラが2個体泳いでいました。大島で今まで見た中では最大級だと思います。側にはこれまた大きなニセカンランハギが・・・、水温が高めなので成長が早いのかも知れませんね。水路にはテングダイが3個体、正面の壁付近ではアオブダイの姿があちらこちらで観察できました。しかし、彼ら遠ざかって行く時、必ずウンチをしていきます。煙幕代わりなのでしょうか?面白い生態ですね。”18の砂地”の手前にあるグリーンのサンゴ(ケイカイのトウシマコケギンポ団地)が半分程茶色く変色していました。サンゴが死んでしまったのでしょうか。何故か?その部分にはトウシマコケギンポも住んでいませんでした。私達が”日本庭園”と呼んでいる裏の水路では、大きなサザナミヤッコとスミツキベラが観察されました。2本目は、多少ウネリが収まっている事を期待して、秋の浜へ行ってきました。しかし・・・・状況はあまり変わらず、駐車場まで飛沫が掛かっていました。ゲストが全て上級者だったので、意を決して(あまりこんなダイビングはお勧めできませんが・・・)エントリー。さすがにサージは大きいのですが、この時期舞い上がる海藻があまり無いので視界は良好、左程ストレスを感じずに潜ることができました。まずはホタテツノハゼに直行し暫く観察、しかし一度も背鰭を広げず今ひとつでした。ヤシャに向かう途中では、5cm程のセミホウボウに遭遇・・・ラジコンのオモチャみたいな動きは中々可愛いかったです。戻り際は、ジョーフィッシュに挨拶、クビアカハゼやミヤケテグリ大揺れの中で必死に海藻にしがみつくハナタツ等を見て帰ってきました。上がるタイミングを計る為、梯子に掴って水面を見上げていたのですが、時折真っ白になった泡の塊が海底近くまで迫ってきます。そして滝の様に水面に雪崩落ちる海水の音がドボドボと音を立てていました。しかしこの状況でも潜れる秋の浜って凄いポイントです。この大ウネリを真下から眺められる場所って、あまり無いでしょうね。変なところで感心してしまいました。 (担当 柳場) |
| 2004年12月26日(日) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 19℃ |
| 風 向 き | 西南西12m | 透 明 度 | 18m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 6℃:12℃ | 波 高 | 3,0m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 05:34 | 10:48 |
| お天気は良かったのですが西風が強く、秋の浜にまで波が回っていました。しかし、昨日までのウネリは風波によって打ち消されています。さて今日は、”右のトサカ林”へオオモンを見に行ってきました。行く途中お客様の情報で、”明大前”と呼んでいるゴロタに寄ると・・・居ましたぁ〜!台風の大ウネリで消えたと思っていた”アリコ”(ハナタツ♀)がしっかり海藻にしがみ付いていました。今まで何回か立ち寄って目に入らず、完全に消えたと思ってたのですが、頑張ってたんですね。しかも情報に依ると、依然とは違う♂とペアになっているようです。やりますね〜〜〜〜〜。ゴロタの斜面では、30cm以上ありそうなカマスベラが泳いでいました。目的のオオモンは、相変わらず同じ場所で2個体とも観察できました。しかしトサカの方は、餌と思われるウミタケハゼが全然見当たらず(食べ尽くしたのかも・・・)その内消えてしまうかも知れません。この他にはクダゴンベにミヤケテグリ・オシャレカクレエビ・アカホシカクレエビ・ゴマチョウ等を観察して帰ってきました。さて、今週に入り水温が遂に20℃を割りました。しかしそれでも例年より高めです。この潮が続けばまだまだ魚影の濃い海が楽しめそうです。更に大きく育った南方系の魚達もまだまだ期待できそうです。西風が吹いたので一寸心配ですが、これ以上下がらないとよいですね。 (担当 柳場) |