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2004年11月 第 4週( 22日〜28日迄)

2004年11月22日(月)
天 候 晴天 ポイント:秋の浜 水 温 21℃〜22℃
風 向 き 北東3m 透 明 度 13m〜15m
気 温 (最高:最低) 18℃:12℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率    0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (若潮) 14:10 07:33
 今日も良いお天気に恵まれました。風が変わらないので秋の浜は波立っていましたが、潜るのには何の問題もありません。ただ波の影響でしょうか?多少濁っている様に感じました。さて今日は、久しぶりに”オカワリ”をしてきました。砂地との際の所には、キシマのbaby が沢山群れていました。そして壁の中段には、イトヒキキシマの♂マダラハナダイそしてサクラダイ・・・(サラッと書いてしまいましたが、この水深はとても危険な領域です。ガイドのリクエストも滅多にお受けできませんのでご了承ください。)上がり際は、アサヒコウリン・・・しかしコウリンはとても敏感で、すぐに隠れられてしまいました。際の縁には、数ヶ月で倍ぐらいに成長したトサヤッコとタテジマヤッコが居ます。大きくなっても相変わらずシャイで、なかなかしっかり観察させてもらえません。”段落ち”には、8mm程のコウワンテグリ6mm程のミヤケテグリ(多分?)が並んでいました。真っ白な個体とうっすらとピンクがかったbaby は、実に可愛かったです。2DIVE目は、ハゼを狙って”正面〜左の砂地”へ潜ってきました。しかし目的のハゼは見つからず、大きなカスザメカンパチで何とか場を盛り上げ、浅場に引き返してきました。”左の砂地”では、数日前に続きサカタザメが登場、第2の目的ヤシャハゼも元気良くホバーリングしていました。最近お腹の大きなタカノハダイミギマキを良く見かけます。オビアナハゼも大きな生殖器を露出させて、あちらこちらでウロウロしています。またカサゴのお腹も大きく膨らんできました。冬に向けて繁殖行動に入る魚達の動きが活発になってきたようです。アナハゼのHが撮りた〜い。怪しい行動の魚が居たら、是非皆さん、教えてくださいね〜〜〜。
(担当 柳場)


2004年11月22日(
天 候 はれ ポイント:秋の浜 水 温 20℃
風 向 き 南西4m 透 明 度 15m
気 温 (最高:最低) 19℃:10℃ 波 高 1,5m
日中の降水確率 20% 流 れ なし
満潮:干潮 (中潮) 14:41 08:26
 昨日まで波立っていた海もすっかり静かになりました。ただまだ少し白濁りが取れていない様な気がします。今日はのんびり正面を周ってきました。アマミスズメダイも結構大きくなってきました。そのすぐ下にはアカハラヤッコがチョロチョロしていました。さすがに素早くお客様にはお見せ出来ませんでした。小さなトサカにはイソコンペイトウガニと白い名前の無いコシオリエビの仲間が並んでいました。セボシウミタケハゼが多く見られるのですが、結構おなかの大きな個体を目にします。カイメンの上で産卵をするのでしょうか?スケロクも卵を守っている位ですからセボシも・・・と単純に考えてしまいます。正面の際ではアミメベニサンゴガニがまだ卵を守っていました。ハゼ達も元気でダンダラ・クビアカ・ヤシャハゼ・ミナミダテ等が見られました。浅場ではヒメギンポが婚姻色を出していたり、1円玉サイズのマツカサウオが岩の下に居たりとなかなか面白いです。週末放仔したと思われるハナタツのお腹が膨らんでいました。ハナタツの♂も次から次へと大変ですね〜 今日のお魚ダテハゼ属の1種(と思われます)です。今話題のハゼ達です。ここの所、急にハゼが熱くなって来ました。週末、皆で何か違う何か違うと話題になったハゼです。じゃ〜具体的に何が違うのかと言うと、何もかも違うのです。とにかくまず画像掲示板を見て下さい。
見ましたか?変でしょ〜〜 一見、目の下に線があるのでミナミダテハゼかな?と思うのですが、体側の帯の数を数えると4本しかありません。(最後の黄色いのは尾鰭です、全身出て来なかったもので・・・)じゃ〜4本ならヤノダテハゼじゃないの?と言うと今度は眼の下の線の説明が付きません。一体何者なんでしょう?まさに「ミナミヤノダテハゼ(仮称)」って感じですね。ちなみにエビはコトブキテッポウエビが付いています。実は出現したのは今年が初めてという訳ではないそうです。今まで気が付いていなかっただけなんですね。その他にもズグロダテハゼ・ヤツシハゼ属の仲間が数種・小笠原で確認されているダテハゼ属の1種1(スタッフ未確認)等も出現しています。果たして次は何が出るのか、まだまだこれからが楽しみですね。
(担当 有馬)


2004年11月22日(水)
天 候 はれ ポイント:秋の浜 水 温 20℃
風 向 き 南4m 透 明 度 12m
気 温 (最高:最低) 20℃: 10℃ 波 高 1,5m
日中の降水確率 0% 流 れ なし
満潮:干潮 (中潮) 15:09 09:10
 昨日に引き続き穏やかな海になりました。しかし、透明度はいまいちでした。今日はハゼ地帯〜アサヒの根に行ってきました。頭だけですが今日はズグロダテハゼが出ていました。しかし、あれじゃ〜見てもはっきり言って何だか分からないでしょう。巣穴の位置を知っている僕でさえ「あれ?ジョーフィッシュこんな所に居たっけ?」と思ってしまった位です。アサヒの根にはオシャレを狙って行ったのですが、残念ながら発見出来ずに終わってしまいました。昨日「今日のお魚」に書いた謎のダテハゼ属の1種は今日も出ていました。こっちは全身出てました。お客さんが写真を撮っている間に周りを見渡していたら、なんと小さい個体が2匹そばに居ました。実は結構数がいるんですね。久し振りに黄色いハナタツを見ました。第一発見者は大沼さんです。どうやら先月から居たようです。全くなんで今まで気が付かなかったにでしょう??ハナタツと書きましたが、どうやらよく砂地に出る頭の少し出っ張ったタイプで、その内別種になるかもと噂されている方のタイプでした。その他セナキルリスズメダイ・オオメハゼ・クビアカハゼ・カンムリベラ・マツカサウオのチビ(2匹に増えていました)等も見られました。段落ちには可愛いミヤケテグリがいました。まだ薄っすらと背中に模様が出始めたばかりと言った感じでした。セルフのお客さんが久し振りにニタリに遭遇しました。3,5mはある大物だったそうです。まだまだ可能性はあるんですね〜 ニタリを見たい方まだまだ諦めちゃダメですよ〜 今日のお魚ヤミテンジクダイです。大島では多分普通種だと思われるテンジクダイの仲間です。日中は岩の亀裂の奥にいて普通のダイビングでは滅多にお目にかかることは無い魚です。体は透明感のある紫がかった暗色で、目の上から尾鰭中央に1本と目から尻鰭に向けてもう1本暗褐色の線を持ちます。写真で見るとかなり渋い感じがしますが、本物は結構綺麗です。ナイトで潜ると時に亀裂の入り口付近でチョロチョロしている姿を目にします。夜だからといってウロウロ動き回る事は無いようです。始めに書きましたが、岩の亀裂を覗き込まないと見る事は出来ません。今居る個体も結構穴の奥に入っています。大島はダイビングポイントの殆どが岩礁域の為、岩肌にはこのような亀裂が無数に走っています。そんな奥の深い穴の中をいろんな生物が住処としているのでしょう。まだまだ私達の見た事の無い生き物が潜んでいるかもしれませんね。
(担当 有馬)


 2004年11月25日(木)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 21℃
風 向 き 東北東3m 透 明 度 10m
気 温 (最高:最低) 19℃:15℃ 波 高 1.5m
日中の降水確率 0% 流 れ ややあり
満潮:干潮 (大潮) 15:36 09:50
 今日も天気に恵まれ暖かな1日でした!!透明度はあまりよくありません(あまり贅沢はいってはいけませんが・・・)がベタ凪ぎの海が続いています。今日は正面にいってきました!!以前から観察されているネジリンボウの穴に小さめのヒレナガネジリンボウが同居しはじめました。。近くではヒレナガネジリンボウygも観察できます。25の岩の近くではダンダラダテハゼ(多分、)、ヤノダテハゼも見られます。。周辺では相変わらずウデフリツノザヤウミウシが多く見られます。何故か25m〜30m付近が好きなようですね〜おいしい食べ物でもあるのでしょうか?その他は浅いところから深めのとこでヒメニセモチノウオygをよく目にします。目の下のラインがとても綺麗な魚です。水深25m付近にとても綺麗な色をしたイソギンチャクにマルガザミが付いていますよ〜お勧め被写体です。梯子の近くではトカラベラygカンムリベラygキンチャクガニコウワンテグリyg等が見られました!!(担当  荻島)


 2004年11月26日(金)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 21℃
風 向 き 東2m 透 明 度 15m
気 温 (最高:最低) 19℃:13℃ 波 高 1.5m
日中の降水確率 30% 流 れ やや有り
満潮:干潮 (大潮) 16:02 10:27
 午前中は曇りがちでしたが午後からは陽が差し込み暖かい1日でした!!透明度のいくらか上がりましたし波もなく素晴らしいコンディションです。明日は強い南西の風が吹くようです・・・今日は右のトサカ林方面へいってきました。器材のセッティングをしているとエキジットしてきた最近イザリウオづいている香奈さんから、新しいオオモンイザリウオを見つけたよ〜と情報をもらいました!!確認しにいってみるととてもいい場所についているではありませんか!!写真栄えしそうなところにいるので是非1度ご覧になって下さい。その他はクダゴンベオナガスズメダイなどがみられました。2本目は正面へ・・・・25の岩の近くではウデフリツノザヤカンナツノザヤミズタマウミウシなどがみられました!!どれもこれも立派な個体です!!近くでA・D・RのK氏イロイザリウオygを教えてもらいました!!1.5cmくらいのとてもカワイイ奴です。水深13m付近ではサラサゴンベygも観察できました。チョコチョコ動きまわる落ち着きの無い奴ですがとても綺麗な魚です!!  (担当  荻島)


 2004年11月27日(土)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 20℃〜21℃
風 向 き 西南西3m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 21℃:13℃ 波 高 2,5m 
日中の降水確率 0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (大潮) 05:33 11:02
 午前中は、ジェットホイルが条件付出航になるほど南西風が強かったのですが、お天気は最高で秋の浜もベストコンディションでした。さて今日の1本目は、”左砂地”共生ハゼからスタート・・・ヤシャハゼヒレネジを見て、砂地の転石地帯へ降りました。ムチカラマツに着いたガラスハゼが、数箇所で卵を守っていました。正面では、トサヤッコタテジマヤッコ、そしてウデフリツノザヤウミウシ(通称ピカチュウ)3個体、浅場では、定番となったコウワンテグリハナタツを見て上がってきました。2本目は、”右トサカ林”へ・・・。ゴロタ斜面ではテングダイ3個体、カイメンに乗った大きなオオモンイザリウオを見てクダゴンベへ・・・クダゴンベから上がる時、ふと!ウミトサカに絡みついたカイメンを覗くと、こちらにもオレンジのオオモンが付いていました。もしかすると、ゴロタ斜面の下に居た個体が移動したのかも知れません。正面では、有馬が1cm足らずのイロイザリウオを見付けたそうです。一昨日の事ですが、正面の水深29mでウミテングの珍しい行動を目撃しました。以前から確認していた10cm近い大きな個体に寄り添うように、一回り小さな個体が並んで居ました。お客様と暫く観察していると、その小さな個体が♀と思われるもう1匹の周囲をクルクルと回り始めたのです。しかも只回るだけではなく、片側の鰭の先端を支点にして体を45度傾け泳いでいるのです。鰭を目いっぱい広げ、体を内側に傾けながら弧を描く姿は、まるで男の子達が両腕を広げて”ブ〜ン!ブ〜ン!”と飛行機ごっこをしている様でした。殆どの場合ウミテングは、ターゲットライトを向けると光を嫌がってズリズリと這いずる様に逃げ回ります。しかし、この時のウミテングは私達の存在など完全に無視、暫くこの行為を続けていました。♀の気を引こうとする♂のパフォーマンスなのでしょうか?それとも♀を守ろうとしていたのでしょうか?その目的は判りませんが、兎に角、始めて見たとても不思議な光景でした。
(担当 柳場)


 2004年11月28日(
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 18℃〜20℃
風 向 き 北東6m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 19℃:11℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率 0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (大潮) 06:08  11:35 
 今日も穏やかな良い一日でした。秋の浜は多少波が有りましたが、特に気をつけなければならない程ではありません。しかし・・・水温が急に下がってしまいました。昨日の西風のせいでしょうか?ここ数週間20℃以上をキープしてたので、いきなりの10℃台は厳しいものがありました。時期的には平年並みかも知れませんが・・・。さて今日の1本目は、”右のトサカ林”へ行ってきました。相変わらずあちらこちらにテングダイの塊が見えます。計10個体以上は居たでしょうか。ゴロタに降りる手前で、お客様達が大きなネコザメを見たそうです。”トサカ林入り口”には、大きなコロダイも2匹居ました。昨日見つけたオオモンイザリウオの近くに、小さなガラスハゼが居ました。もしや!・・・と思い暫く眺めていると、案の定一瞬で飲み込まれてしまいました。このカイメンの付いたウミトサカは、身を守るカモフラージュだけではなく、彼にとって良い餌場となってるのかもしれません。上がり際のゴロタの縁には、2センチ程のセナキルリスズメが居ました。ちょっとシャイですが、なかなか可愛いです。2本目は、”正面”をゆっくり潜ってきました。”−25の岩”周辺には、ベラの子供達が沢山居ます。中でもオグロベラのbaby が最も多く、場所によっては5〜6個体固まっていました。又、ウデフリツノザヤ(通称ピカチュウ)も沢山居て、この岩を中心にした半径5m以内で6個体も確認しました。近くには、1cmに満たないキツネベラの幼魚も居て可愛かったです。昨日有馬が見つけたイロイザリウオのbaby も健在でした。その近くにあるスナイソギンチャクにはマルガザミが付いていて、これもなかなかお勧めです。久しぶりにニタリの情報が入りました。しかも話によると、私はニアミスをしてたらしいのです。段々目撃回数も減ってきてるだけに、ちょっと悔しかったですね〜。
(担当 柳場)