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2004年11月 第 3週( 15日〜21日迄)
| 2004年11月15日(月) | ||||
| 天 候 | 大雨のち晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 21℃ |
| 風 向 き | 北東5m | 透 明 度 | 10m | |
| 気 温 (最高:最低) | 17℃:13℃ | 波 高 | 3m | |
| 日中の降水確率 | 30% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 07:11 | 12:29 |
| 朝から凄い雨になりました。風も強く久し振りに荒れた秋に浜になりました。大きい波は梯子の上までかぶり、左の梯子の下は真っ白にあるほどでした。しかし、こうログを書いている今、晴れ間が広がってきています。潜っている時には、土砂が流れ込む程の大雨だったのに・・・ 今日は久し振りに深場に行って来ました。狙いはマダラハナダイです。オカワリして降りていくとすぐに大きな個体が居ました。その下にはキシマの♂・♀・ygが多く見られました。イトヒキハナダイシマキツネベラ・サクラダイ・ダイダイヨウジ・クロオビスズキ等深場定番の魚達も一通り見られました。上がり際キビレマツカサ・イズハナダイ属の1種も見られました。2本目はじっくり右から正面を周って来ました。オオモンイザリウオは2匹とも同じ場所に居ました。岩陰ではチビハナダイが見られ、トラフナマコにナマコマルガザミが付いていました。正面の小さいトサカに付いているイソコンペイトウガニは大小2匹いました。大きい方がやっぱり人気ですけど。浅場では、ハナタツ♂・クロハコフグ・キンチャクガニ等が見られました。今日のお魚はオオメハゼです。大島では数は少ないながらも水温の高い時期には必ず見られる魚です。 ポイントは秋の浜とは限らず野田浜やケイカイ等でも出現します。体はオレンジ色で赤っぽい斑紋を持ちます。特徴は胸鰭付け根にある2つの赤い斑紋です。凄く小さい点なのですが、これがまた良く目立ちます。光に敏感なのでじっくり観察するのは実に困難です。発見しボードに名前を書き、顔を上げるともういない!なんていう事もしばしばです。ひどい時には近寄って行っただけで隠れます。しかし、こういう魚をゲストに見せれた時の達成感と満足感は最高です。ガイドが見れてもゲストが見れないというパターンは魚によっては良くあるのですが、こういう時には結構ガイドも落ち込んでいるものです。そんな時には皆さん責めずに慰めてあげて下さいね。(笑) (担当 有馬) |
| 2004年11月16日(火) | ||||
| 天 候 | はれ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 20℃〜21℃ |
| 風 向 き | 西南西8m | 透 明 度 | 12m | |
| 気 温 (最高:最低) | 19℃:12℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | あり | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 08:06 | 13:09 |
| 朝から気持ちよく晴れた一日になりました。今日もちょっと深場に行ってしまいました。1本目はシロオビの岩からハナダイの根に行って来ました。シロオビの岩周辺にはイトヒキハナダイ・マダラハナダイ・アサヒハナゴイ等のハナダイ達が居ました。ハナダイの根に周るとここにはやはりキシマハナダイが数多く見られました。ちょっと場所が変わるだけで、魚の変化が楽しめます。その他にはコウリンハナダイ・ヤリイトヒキベラ♀も見られました。2本目は正面にここではちょっと面白い魚を見ました。すぐに穴に逃げられたので、ちょっと100%の自信は無いのですが、多分ズグロダテハゼと思われるハゼがいました。明日また確認に行ってきます。でも、もしズグロで無いとしたら顔グロのヤノダテハゼって感じです。浅場では、ヒメニセモチノウオ・シマタレクチベラ・キンチャクガニ・ハナタツのチビが見られました。段落ちに米粒サイズのテグリのチビがいました。なんかコウワンって感じでは無いので、もしかしたらセソコ?とも思っています。ま〜あと1〜2週間すれば結果が出そうですが、はたしてそこまで居てくれるか・・・ちょっと心配です。その他オオモンイザリウオ・ヤシャハゼ・ネッタイミノカサゴ・タテジマヤッコ・オトメハゼも見られました。今日のお魚はホシササノハベラです。大島にはごくごく普通に居るベラです。ついこの間までアカササノハベラと同1種として扱われ、ササノハベラの内湾型と呼ばれていました。確かにこの2種は大島でも棲み分けをしているように思えます。しかし、秋の浜に関してはアカよりホシの方が深場で多く見られます。今日もシロオビの岩周辺で多く見ました。内湾型と言う頭があったので、分かれる前まではちょっと変な感じがしていました。浅場の岸近くの方が内湾というイメージにピッタリだったからです。しかし、冷静に考えてみれば大島の様な外洋に位置している島で内湾も外洋もないだろうといった感じですよね。アカの方が数的に多い為浅場の餌の豊富な場所を占有出来ていると考えた方が納得がいきます。今後もこのベラやハナタツ等の様に種類が細かく分類されていく事でしょう。新しい情報はタイムリーに仕入れていかないといけないな〜と実感します。 (担当 有馬) |
| 2004年11月17日(水) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 21℃ |
| 風 向 き | 東北東3m | 透 明 度 | 8m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 19℃:14℃ | 波 高 | 1.5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 09:09 | 13:56 |
| 昨日に引き続き今日も天気に恵まれ穏やかな1日となりました。今日は20m付近をゆっくりまわってきました。13m付近にはタスジウミシダウバウオが2個体みられます。1個体の方はなかなか撮影しやすい位置に付いておりあまり動きませんでした。しかしながらホストのウミシダは地味です・・・15mから20mにかけての砂地ではクビアカハゼyg、ダンダラダテハゼyg、ヤノダテハゼyg、ミナミダテハゼygなどが見られます。なかでもクビアカハゼはかなりの個体数です。左砂地ではホタテツノハゼ属の1種が多くみられます。がしかしあまりペアーは見かけません・・・何故か♂や♀が単体で見かけることが多いようです。水深15m付近ではわりとしっかりした個体のクロメガネスズメダイがいます。いつからいたのでしょうか?段落ちではコクテンベンケイハゼygやベンケイハゼygなどが観察できます。子供の頃は色がとても綺麗ですよ〜機会があれば是非ご覧になってください!!段落ちではミヤケテグリやキマダラハゼなどもみられました。 (担当 荻島) |
| 2004年11月18日(木) | ||||
| 天 候 | 雨 | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 21℃ |
| 風 向 き | 北東6m | 透 明 度 | 10m | |
| 気 温 (最高:最低) | 17℃:12℃ | 波 高 | 2、5m | |
| 日中の降水確率 | 90% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (小潮) | 10:23 | 15:00 |
| 今日は昼前から雨が降りだしおまけに北東の風が吹き海も荒れてしまいました・・・おまけにかなり暗い海でした。。20mより深場はセミナイト状態です。水深20m付近ではそこそこ立派なナカソネカニダマシが観察できます。あまり動きまわらないのでお勧めの被写体です!!近くでは寄生虫がついてるガラスハゼがいます。ホストのムチカラマツには卵もついています。正面の際ではハタタテハゼがまだ頑張ってくれていますしシロボシスズメダイygも目につくようになりました。とても綺麗な色をしていますしかわいいですよ〜是非ご覧になってください。25mの岩の下ではカンナツノザヤウミウシ、オハギの岩ではアナモリチュウコシオリエビ、ルージュミノウミウシなども見られました。暗かったせいかアナモリチュウコシオリエビは穴から体を結構だしていました。段落ちには小さくて可愛いコウワンテグリygがいます。テグリを見るとついつい視線は口元にいってしまいます。口の動きはなんともいえない可愛さがあります。 (担当 荻島) |
| 2004年11月19日(金) | ||||
| 天 候 | 雨 | ポイント:トウシキ | 水 温 | 21℃ |
| 風 向 き | 北東5m | 透 明 度 | 10m | |
| 気 温 (最高:最低) | 16℃:13℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 60% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (小潮) | 11:42 | 16:46 |
| 昨日に引き続き今日も北東の風が吹き秋の浜は荒れてしまいました・・・他のポイントも暗そうなのでトウシキのタイドプールにいってきました!!タイドプールだからでしょうか?水温は予想に反しそれほど高くありませんでした。相変わらずイソギンチチャクの群生が見事です。白化しているイソギンチャクや白化しそうなイソギンチャクも数箇所でみられました・・・・魚はクギベラygやゼブラハゼ、クロユリハゼの20匹位の群れ、トカラベラyg、イナズマベラyg、カンムリベラyg、ヤマブキベラ、イワサキスズメダイ、イソスズメダイ、ハクセンスズメダイ、フライチョウチョウウオyg、カエルウオ等が観察できました!!今日は外海からウネリが入ってきていたので体が振られて撮影しづらかったのですが静かな日にゆっくりじっくり撮影するのも楽しそうですね〜 (担当 荻島) |
| 2004年11月20日(土) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 21℃〜22℃ |
| 風 向 き | 北北東5m | 透 明 度 | 13m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 13℃:17℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (小潮) | 12:48 | 05:04 |
| お天気が予報より早く回復し、ラッキーな週末を迎えました。しかし、風は北風・・・秋の浜は相変わらず波立っています。さて今日の1本目は、”正面の際”へハナダイ達を見に行ってきました。”オカワリ”の手前では、コウリンハナダイにアサヒハナゴイ、戻る途中ではバリバリの婚姻色を出し♀を追い掛けるカシワハナダイ、いつもの亀裂ではフタイロハナゴイ、そしてお馴染みスジハナダイ等などを見て上がってきました。久々に覗いた”−38の凹み”には、まだベニハゼのSPも健在でした。”段落ち”では、ミヤケテグリに極小カンムリベラ、段の上では、セソコテグリのbaby にハナタツを観察してきました。二本目は、右から正面をゆっくり探索・・・。右のテーブルサンゴには、コバンハゼの仲間が沢山付いています。近くでは、カガミチョウにミナミハタタテダイ、ゴロタを下った所ではオレンジ色のオオモンイザリウオを観察しました。”25の岩”近くのムチカラマツには、卵を守るガラスハゼのペアが居ます。ウスアカイソギンチャクに付いているシンイボテガニは既に放仔してしまいました。近くのウミトサカには、イソコンペイトウガニが2個体付いています。またトサカが小さいのでスケロクウミタケハゼも観察し易く、とてもお勧めです。帰り際はタスジウミシダウバウオやカイメンガニ、クロハコフグ等を観察して上がってきました。 (担当 柳場) |
| 2004年11月21日(日) | ||||
| 天 候 | 晴天 | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 21℃〜22℃ |
| 風 向 き | 西南西5m | 透 明 度 | 15m〜18m | |
| 気 温 (最高:最低) | 19℃:12℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (長潮) | 13:35 | 06:27 |
| 朝からとても良いお天気に恵まれ、秋の浜も多少静かになってなかなか良いコンディションでした。エントリー口ではカンパチの50cm程のが、アオリイカや小さなイワシの子供達を一生懸命追い掛けていました。さて今日の1本目は、昨日同様”正面の際”へ行ってきました。目的はコウリンハナダイとアサヒ・・・しかしコウリンにはすぐに隠れられてしまい、ちょっとガッカリ!アサヒも今ひとつ落ち着かず、写真は撮りにくそうでした。上がり際はホシベニサンゴガニやツルグエ、そのまま”左砂地”へ足を伸ばしヤシャやヒレネジ等の共生ハゼを見て上がりました。昨日セソコとお伝えした個体は、コウワンだった様です。1cm足らずの個体なので、よ〜く見ないと判りませんね。2本目は、”正面”をゆっくり回ってきました。”25の岩”の下に居る、1,5cm程のクラカケベラがとても可愛いかったです。このところグローバルでは、”謎のハゼ”に翻弄されています。事の発端はセルフのお客様が撮った一枚の写真・・・当然大島初、更に一部の地域で確認されているものの、他では殆ど記録が無いハゼなのです。このハゼの出現(実はこの写真を撮った時以外見つかっていない・・・)以来、他にも大島初記録のハゼが見つかり、まだまだ謎のハゼが出現しそうな勢いです。その内、有馬が詳しくお伝えする事でしょう。ハゼフリークの皆さん、お楽しみに・・・。さて本日、今シーズン2個体目となるフリソデエビが確認されました。しかし、これも前回同様5mmに満たない個体、残念ながら、すぐに見失ってしまったそうです。この時期、こんな極小サイズが沢山流れ着いているのでしょうね。早く、成長してペアになった個体の出現が待ち遠しいです。 (担当 柳場) |