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2004年11月 第 1週( 01日〜07日迄)
| 2004年11月01日(月) | ||||
| 天 候 | 雨後曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 20℃〜22℃ |
| 風 向 き | 南風3m | 透 明 度 | 15m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 23℃:16℃ | 波 高 | 2.0m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 07:24 | 12:47 |
| 昨日とは打って変わったいい天気になりました。今日は右の砂地から正面に周ってきました。テーブルサンゴには相変わらずミナミハタタテダイやタスジコバンハゼのチビと思われる魚が沢山付いています。砂地ではヤノダテハゼが出ていました。面白い事にヤノダテハゼよりも数倍大きいクロユリハゼ属の1種が居候しています。あんなに大きな居候がいては目立って仕方が無いでしょう・・・ 正面のハゼ地帯ではヤシャハゼがホバリングしていました。浅場に戻って来る途中のガレ場にはクジャクベラとアオスジオグロベラのチビが多く見られました。週末お客様によっての発見されたセナキルリスズメダイを見てきました。3cm位に可愛いサイズです。正面にはクビアカハゼが非常に多くあまりの数の多さに驚いてしまいました。その他オシャレハナダイ・オオモンイザリウオ・カシワハナダイ♂等も見られました。今日のお魚はコガシラベラです。大島には毎年これでもかと言う程流れてくる死滅回遊魚です。(最近はあまり死滅もしないかも・・・)幼魚は白地に黒い縦縞を持ち尾柄部にオレンジ色が入ります。成長に伴い体色変化が激しい魚です。大抵♀の成魚にはなります。♀は体側が2色に別れ背側は灰色に近いくすんだ青に細かい横縞が入ります。成長しても地味だけあって、殆どガイドに指される事無い可愛そうな魚です。先日トウシキに行った時、なんと♂を発見しました。♂は頭部は綺麗なグリーンになり、体は青味がかった赤が実に綺麗です。目立つのは胸鰭付け根から後方にはいる黄色味がかったグリーンの横縞です。これも実に美しい!!ニシキベラ属だけあって胸鰭をパタパタと動かして泳ぐ仕草は本当に可愛いです。しかも、♀に求愛もしていました。毎年南部では♂になっているのでしょうか??同じ大島なのに南部と北部では結構大きな違いがあるんですよね〜 (担当 有馬) |
| 2004年11月02日(火) | ||||
| 天 候 | はれ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 19℃〜21℃ |
| 風 向 き | 南西5m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 23℃:16℃ | 波 高 | 2m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流 れ | あり | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 08:05 | 13:13 |
| 昨日もなかなか良い天気だと思っていたのですが、いきなりのにわか雨にがっかり。しかし、今日は本当に素晴らしい天気になりました。海にも明るい日差しが差し込み潜っていて実に気持ちの良い日になりました。今日は正面にコウリンハナダイ狙いで行って来ました。初めアサヒハナゴイばかり目に入り、今日は出てないのかと諦め掛けた時です。なんと目の前に泳いで来てくれました。実を言うとすごく久し振りに見に行ったのですが、その成長度合いにビックリ!!前回見た時(もう3ヶ月以上前)よりも倍以上大きくなっていました。当然周りのアサヒも大きくなっていました。ハゼ地帯では、相変わらずヤシャハゼが元気にホバリングしていました。良く目を凝らして見ると結構小さい個体が多く見られました。アサヒの根でセルフダイバーの方がニタリの遭遇したそうです。小ニタリだったせいか一生懸命泳いでいたそうです。もちろんオシャレも健在だったそうです。すご〜い浅場に久し振りに行ってきました。台風で結構岩が動いている所もありました。以前マツバギンポが抱卵をしていた場所を散策すると、なんとまだマツバギンポは健在でした。その岩の周りには大小合わせて3匹見られました。そばにはもっといるかもしれませんね。抱卵と言えばアミメベニサンゴガニも抱卵をしていました。こいつも結構大きく成長していました。今にもこぼれそうな位沢山の卵を抱えていました。その他にはオオモンイザリウオ・クロハコフグyg等も見られました。今日のお魚はオヤビッチャです。毎年必ず大島にやって来るスズメダイの仲間で、白地に5本の黒色横線を持ちます。綺麗なのは背中側で、実に鮮やかな黄色に彩られるのです。小さい個体は浅場で群れを作ります。体験ダイバー等にも実に人気の高い魚です。良くオヤビッチャの小さい奴を指して「小さいのはコビッチャていうんですよ。」なんてくだらない冗談を言うのですが、中には真に受けてくれる素晴らしいお客様がいるのでやめられません。(ごめんなさい。)オヤビッチャ名前の由来は沖縄の方言の「アヤビカー」(アヤビッチ?)から来ているそうです。このアヤビカーという言葉、調べてみると「綾がはしる」という意味だそうです。綾とは線と線が交差している模様の事を指すのだとばかり思っていたのですが、どうやら「物の表面に浮き上がった模様」を指しても使われる言葉のようです。体側にある5本の黒線の事を指しているのでしょうか?しかし、こういった方言から取られている魚の和名はどことなく趣があっていいですよね。 (担当 有馬) |
| 2004年11月03日(水) | ||||
| 天 候 | 晴天 | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 20℃〜21℃ |
| 風 向 き | 西南西8m | 透 明 度 | 18m〜25m | |
| 気 温 (最高:最低) | 23℃:13℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 08:53 | 13:41 |
| 昨日は本当に素晴らしいお天気・・・だったのですが、更に今日は、本当に素晴らしい最高の秋晴れとなりました。さて、そんな恵まれた秋の浜に感謝しつつ、1本目は久々に”ハナダイの根”に行ってきました。こんな日は、右ゴロタ斜面を眼下に眺めながら中層を泳ぐのも、実に気持ちの良いものです。ハナダイの根の目的は、コウリンとキシマ♂・・・コウリンは、20匹以上居ると思われるキシマbaby に混ざって、元気に泳いでいました。群れの中に居る安心感のせいでしょうか?ライトを当てても全然隠れずに、実に良い奴でした。帰り際は、クビアカやヤノダテハゼ等を観察、段を上がった浅場では5mm程のコウワンテグリや、お腹いっぱいに卵を着けたキンチャクガニ等も観察できました。2本目は、このところあまり私は成績のパッとしない”正面のハゼ地帯”へ行ってきました。お客様と砂地を丹念に匍匐前進・・・ヒレネジを始めとし、ネジリンボウ・ヤシャハゼ・ヒメオニハゼ・ホタテツノハゼ属の一種と、ほぼ目的を達成する事ができました。やはり水中が明るいと、共生ハゼも見つけ易いですね。おまけにハゼ探しの最中、ニタリ2個体の出現・・・1匹はかなり大きな個体でした。この他には、大島では滅多に出現しない、クロハコフグ(これが実に可愛い)・ハナタツのペアに久々のベニイザリウオ等を観察して上がってきました。さてこのお天気、週間予報では暫く続くそうです。週末も、やっと秋らしい良い海に潜れそうですね。 (担当 柳場) |
| 2004年11月04日(木) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 21℃ |
| 風 向 き | 南西6m | 透 明 度 | 15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 22℃:19℃ | 波 高 | 2m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (小潮) | 09:58 | 14:21 |
| 今日もお天気に恵まれた1日でした!!秋の浜はべた凪ぎで、素晴らしいコンディションの日が続いております。1本目正面へいってまいりました。共生ハゼは相変わらず元気です。ヤシャハゼygに続きヒレナガネジリンボウygも顔を出し始めました。ちょっと小さめですが・・・水深28mにヤシャハゼが2匹います。なぜか巣穴がとても近いところあります。今のところどちらも一人者のようですが・・・ベラ地帯ではウデフリツノザヤウミウシを見かけるようになりました。はやく交接シーンをみられるといいんですが。。浅場で久々にヒメキンチャクガニをみました。手につけてるカニハサミイソギンチャクは何故かキンチャクガニのと違う色のイソギンチャクをつけてました・・・手のつけてるイソギンチャクはとても小さいのに一所懸命に手を振っているヒメキンチャクガニがとても印象的でした!!段落ちではツユベラyg、オーバーハングの下ではトカラベラygなど、まだベラのbabyたちも流れてきています!! (担当 荻島) |
| 2004年11月05日(金) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 20℃〜22℃ |
| 風 向 き | 北東5m | 透 明 度 | 15m〜18m | |
| 気 温 (最高:最低) | 20℃:13℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮 (小潮) | 11:35 | 17:05 |
| 朝のうちは雲が多かったものの、まずまずのお天気でした。秋の浜は、北風で多少波が有りましたが潜るのには全然問題ありません。今日はお客様のリクエストを受け、”右トサカ林”へクダゴンベを見に行きました。既に1年半以上観察されてる個体で、大きさも3倍位になっています。グローバルにお出でになるお客様は、殆どの方が見ている事でしょう。さてこの個体、今までは殆ど黄色い(写真に撮ると何故か?緑・・・)サビカラマツから離れなかったのですが、最近よく出歩く様になりました。やはり魚も、成長と共に行動範囲が広がるのでしょうか?居なくならなければ良いのですが、ちょっと不安です。お客様がクダゴンベを撮影中、中層のイサキを見ていると視界に大きな影が映りました。そうです!またもやニタリの登場です。実は昨日も見ているので何と!3日連荘・・・。しかも数分後には、一回り小さなもう1匹の個体が、10m程先をゆっくりと通り過ぎていきました。2回とも仰ぎ見るような態勢だったのでシルエットでしたが、身をくねらせて泳ぐ優雅な姿はやはり素晴らしいですね。”右の砂地”入り口では、ヨコシマクロダイが2個体、近くには、シロタスキベラやセジロノドグロベラも数個体たむろっていました。水深12mに、最近ペアになったと思われるハナタツが居ます。日中はいつも離れているのですが、今日は私達が見ている前でいきなりイチャつき始めました。かなり身体の大きさも違うのですが、もしかすると近々繁殖行動が見られるかも知れませんね。段落ちのクロハコフグも健在でした。そして段を上がった所では、1cm弱と米粒を半分に割った程しかないコウワンテグリを観察。仕上げは、お客様からやはりリクエストのあったキンチャクガニで締めくくりました。このカニも本当に可愛いですね。永い間憧れだったのですが、こんな身近で見られるとは・・・実に嬉しい事です。 (担当 柳場) |
| 2004年11月06日(土) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 20℃〜22℃ |
| 風 向 き | 北北東3m | 透 明 度 | 15m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 14℃:21℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (小潮) | 13:15 | 05:17 |
| さて、今日も秋の浜3DIVE・・・。しかし、全く飽きの来ない秋の浜ですね〜〜〜。透視度も水温もい〜ぃ感じです。中層にポカ〜ンと浮いてイサキの群れを眺めていると、それだけで幸せな気分に浸れます。中層にはアオリイカの群れも多く、時折水面を見上げると何十匹も頭上に浮いています。何となく上から行動を見張られてる様で変な気もしますが、シルエットで見るイカの姿も面白いものです。とても地味ですが、最近、正面のシンイボテガニがお気に入りです。ウスアカイソギンチャクをノックすると、モゾモゾと穴から這い出してきます。お腹の卵もだんだん成長してきて、鮮やかな赤から多少黒ずんできました。数日前から観察されていた、セナキルリスズメを見てきました。3cm程の個体でなかなか可愛かったです。浅場のコウワンテグリは3個体居るようです。しかし、毎年同じ様な場所に出現するのは、何とも不思議なものですね。彼らにとって、この辺りは余程居心地の良い環境なのでしょう。3本目は、”正面の際”へ行ってきました。水深28m付近では、キンギョに混じったカシワハナダイの婚姻色がとても綺麗でした。その上のエッジ部分には、大分育ったトサヤッコとタテジマヤッコが居ます。どちらも可愛い魚なのでじっくり観察したいのですが、ゴロタの周辺をチョロチョロと泳ぎ回りなかなか手強いです。ヤッコの仲間は警戒心が強いですね。際の水深18m付近に、ミナミダテハゼとヤノダテハゼが並んで居ます。周辺の砂溜まりには、クビアカハゼやダンダラダテハゼ等のbaby が無数に居ます。どちらも似た様な体色で判別が難しいのですが、個人的には赤みの濃い奴をクビアカと思っています。あまり同定には興味が無いので、いい加減なものですが・・・・・。 (担当 柳場) |
| 2004年11月07日(日) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 20℃〜22℃ |
| 風 向 き | 北東5m | 透 明 度 | 18m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 21℃:14℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (長潮) | 13:59 | 06:42 |
| やっと、ストレスを感じなくてもよい週末を、過ごす事ができました。昨日に引き続き透視度も良く、快適です。今日の1本目は”右トサカ林”、”エマニエルの椅子”と呼んでいる大きなウチワまで足を伸ばしました。ウチワには、10cm以上ある大きなクダゴンベが着いています。幼魚の様な可愛さは感じませんが、格子模様は際立っています。近くにはテングダイが計十数匹、そして中層には凄い数のイサキやタカベが群れていました。時折群れがサ〜ッと動くので、ヨッシャ〜!と思い目を凝らすのですが、黒い影は見えてきません。(苦笑) 2本目は、正面のハゼ地帯へ・・・。5cm程ありそうなネジリンボウを確認し、”アサヒの根”方向に進むと今度は、目の前に大きなヤシャハゼが現れました。よく見ると寄り添うように1cm程しかないヤシャハゼも居ます。洒落のつもりで、ボードに”親子のヤシャハゼ”と書いてお客さんの方を向いた途端に、引っ込まれてしまいました。ガイド中、たまにこんな場面がありますが、何ともバツが悪いものです。”25の岩”の下で、久々にイズカサゴを確認しました。その近くでは昨日、ウデフリツノザヤウミウシも出現しています。まだまだ水温は高いのですが、ポツポツと海の中にも冬の気配が漂い始めました。 (担当 柳場) |