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2004年10月 第 3週( 18日〜24日迄)

 2004年10月18日(月)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 23 ℃
風 向 き 北北東5m 透 明 度 10m〜20m
気 温 (最高:最低) 19℃:13℃ 波 高 3,0m
日中の降水確率    10% 流 れ あり
満潮:干潮 (中潮) 07:56 13:17
 昨日に引き続き荒れた海になりました。昨日は静かだった西側の海も風が回り込み、浅い所は真っ白といった感じでした。秋の浜はと言うと波は相変わらず高いものの潜降してしまえば思ったよりも底揺れは無く、水も綺麗でした。1本目はを降りて来ました。ここでもカシワハナダイの♂は実に綺麗な婚姻色を出し、♀に求愛をしています。その他フタイロハナゴイやチビハナダイ・オオモンイザリウオを見る事が出来ました。際から少し入った所にニチリンイソギンチャクに付いたアカホシカクレエビがいます。バックが綺麗なので写真撮る方にはお勧めです。2本目はオシャレハナダイを見に行ってきました。オシャレのすぐ側にはチゴハナダイもいます。正面のハゼ地帯にはクビアカハゼの数が増えてきました。まだまだ小さい個体が多いので、ハゼよりエビが目立ってしまうのが笑えます。浅場ではニセボロカサゴ・フタスジタマガシラ・ミヤケテグリのチビ等を見る事が出来ました。今日のお魚ニシキブダイです。大島には数年に1度は必ず出現するブダイです。成魚の♂は錦ブダイと言うだけあって非常に鮮やかな体色をしています。しかし、大島に♂の成魚なんて出る訳も無いので、今居るのは勿論幼魚です。目の周りや尾鰭が薄い黄色で、各鰭に暗色の横縞を持ちます。アオブダイ属の特徴とも言える縦縞は途中で途切れ途切れになっています。黄色味の強い個体はちょっと目を引く時もあります。ニシキブダイはまだ分かり易い方ですが、ブダイ系の幼魚と言えばなんと言っても奥の深い種類で、みんな似た様な模様をしています。マニアックなお客さんとブダイygについて出口に見えない話をするのもしばしばです。しかし、南方系のベラがあれだけの種類流れて来ているのですから、絶対に多くのブダイの仲間も流れて来ているはずです。やっぱり水槽で大きく育てるしかないんですかね〜〜
(担当 有馬)


 2004年10月19日(火)
天 候 ポイント:/秋の浜 水 温  23℃
風 向 き 北東4 m 透 明 度 20 m
気 温 (最高:最低)  18℃:13 ℃ 波 高 4 m
日中の降水確率 90 % 流 れ なし
満潮:干潮 (中潮) 09:00 13:52
 飽きもせず毎週のようにやって来る台風がまたこっちに向かっています。なんと今回のは超大型台風です。全くいつまで続くのでしょう・・・そんな状況の中なぜが秋の浜は静かになっていました。今日は右から正面へのんびりと回って来ました。ミナミハタタテダイに挨拶をしながら右の砂地に降りました。暗かったせいかハゼ系はあまり見られず、辛うじてミナミダテハゼが顔を出していました。しかし、左の砂地ではヒレネジ・ヤシャハゼが見られたようです。ネコザメの卵やムチカラマツエビ等を見て正面に回りました。ジョーフィッシュは相変わらず同じ穴から顔を出しています。お客様のリクエストも有り、昨日も書いたアカホシカクレエビを見て上がってきました。アカスジウミタケハゼ・スケロクウミタケハゼ・オオモンイザリウオ・ヘラヤガラ(黄化個体)等を見ながら段落ちまで到着しました。段落ちではヤドカリストの私を興奮させる物がサビカラマツに乗っていました。ベニサンゴヤドカリの成体です。このヤドカリ今まで若齢個体を1匹だけ王の浜で見た事あるだけでした。まさかこんな所で大人に会えるとは。濃赤色の体に黄色味がかった白点が無数に入る実に綺麗な種類です。しかし、なぜかどの図鑑でも紹介された事はありません。全く勿体無い話です。段の上トウシマコケギンポと遊んでいると指に凄い激痛が走りました。近くの穴に入っていたフトユビシャコの仲間にパンチを食らったのです。ログを書くのにキーボードを叩いている今もズキズキしています。その他ハナタツの子供やニセボロカサゴを見る事が出来ました。今日のお魚ムロアジです。あまりダイビングでは馴染みに無い魚ではあります。今、秋の浜の中層を時には群れで時には数匹で回遊しています。今日は3匹が回っていました。いつもはあまり近くまで寄らしてくれないのですが、今日は結構近くで観察できました。尾鰭は黄色く体側にも黄色の縦線が入ります。マアジに比べ体型が実にシャープです。結構、魚のシルエットだけでもその種類が何なのか予想が付くのですが、ムロアジのように馴染みに無い魚は一瞬なんだか分からず、首をひねってしまいます。いつも今日位寄れればいいのですが。ダイビングではあまり見る機会の少ないのですが、釣りをしているとたまに大きな群れが入って来るそうです。まさに入れ食い状態の時には桟橋から「垂らし」で釣れる事もあるくらいです。ダイビングであまり見られない魚も釣師の間では普通の魚だったりします。同じ海なのに不思議な物ですよね〜
(担当 有馬)


 2004年10月20日(水)
天 候 ポイント:クローズ 水 温  ℃〜 ℃
風 向 き  m 透 明 度  m〜 m
気 温 (最高:最低)  ℃: ℃ 波 高  m
日中の降水確率  % 流 れ
満潮:干潮 (小潮) 10:35 14:41
 台風23号の影響で高速船は全て欠航となり、昨夜竹芝を出航した大型船も”PM12:00発”の繰上げ出帆となってしまいました。秋の浜は、吹き続ける北東の風で大荒れ、西側も北から回り込んだ波と南からのウネリで、何処も潜れません。前回(22号)は足早に過ぎ去った台風でしたが、この23号かなり大型なので長時間影響を受けるそうです。皆様も充分にお気をつけ下さい。 
明日グローバルは、台風休みを取らさせて頂きます。電話は携帯への転送となりますので、繋がりにくい場合がございます。何卒、ご了承ください。
PM5:00現在、大島では風が南西に変わり、秋の浜の風波は治まりました。しかし、大きなウネリが入り時折梯子8段位水面が上下します。周辺は滝の様に水を被っています。西側はもの凄いウネリです。元町港の桟橋は、押し寄せる波によって完全に見えなくなります。ケイカイは、岸近くに突き出している”鵜の止まる岩”が、3倍位高さのある波に覆われてしまいます。しかしこれだけの水を動かす風の力・・・凄いですね。自然のパワーの凄まじさを、まじまじと見せつけられた感じです。さて、段々と風の音も強くなってきました。あまり吹かない事を願いたいですね。では又・・・。


 2004年10月21日(木)
天 候 ポイント:クローズ 水 温  ℃〜 ℃
風 向 き  m 透 明 度  m〜 m
気 温 (最高:最低)  ℃: ℃ 波 高  m
日中の降水確率  % 流 れ
満潮:干潮 (小潮) 12:58 16:51
 昨夜のうちに通り過ぎた台風23号は、22号と比べ左程風も雨も強くなかった様です。根拠は、風の音等で、目覚めなかったから・・・・・(苦笑) しかし、今日も船は全便欠航となりました。さて、夜明けと共に、風が北東に変わりました。朝一(AM7:30)で北部の海を回って見たのですが、、台風は通り過ぎたものの海は凄い状態です。西側も東側も、沖合い100メートル以上が真茶色もしくは濃いグレーに白濁していました。そして、波高5メートル程有りそうな、大きな波が押し寄せています。これからますます秋の浜は荒れてきそうです。西側の海岸線を走るパームラインは、場所によっては直径50〜60cm有りそうな石が道路に散在していました。車で走っていたら大変な事になっていたでしょうね。野田浜の階段式の護岸は、下から5段目位まで砂で埋まり、手すりも下から三分の一位壊れて無くなっていました。今夜から風が南西に変わる予報です。早く海が回復してくれると良いのですが・・・・・。


 2004年10月22日(金)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 22℃〜23℃
風 向 き 南西11m 透 明 度 12m〜18m
気 温 (最高:最低) 24℃:14℃ 波 高 3,0m
日中の降水確率 10% 流 れ 無し
満潮:干潮 (小潮) 14:12 05:48
 台風一過の青空・・・?兎に角、爽やかな一日でした。さて海の方は・・・南西の風が吹き西側は今日も潜れません。その代わり、秋の浜のウネリは無くなりました。しかし、予想通り海底には泥が積もり、ちょっとした水の動きですぐに舞い上がってしまいます。フィンキックには細心の注意が必要です。さて台風後、かなり魚が減ってしまいました。特に浅場のダメージは大きい様です。段落ちの壁に居たニセボロカサゴも、遂に消えてしまった様です。かなり時間を掛けて2DIVE共探しましたが、見つかりませんでした。何処かに避難していて戻ってくれると良いのですが・・・。泥が堆積している事のメリットも多少有りました。共生ハゼが見付け易い事です。砂地も一面泥を被っているのですが、ハゼの巣穴周辺だけは掘り出された砂によって白く見えます。普段中々目に付かないような極小ミナミダテハゼクビアカハゼ等も、容易に見つけられます。今回の台風で流されて来たのでしょうか?”段落ち”には、1センチ程のツユベラbaby が居ました。そして左の梯子近くには、女性の手のひらサイズにまで成長したサザナミヤッコが確認されました。サザナミヤッコ自体久々の出現で、今回のサイズは今までの記録では一番大きいと思われます。
(担当 柳場)


 2004年10月23日(土)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 22℃〜23℃
風 向 き 北東6m 透 明 度 12m〜18m
気 温 (最高:最低) 20℃:16℃ 波 高 2,5m 
日中の降水確率 0% 流 れ 少々
満潮:干潮 (長潮) 14:47  07:18
 北風に変わりましたが、思いの他暖かな一日でした。秋の浜は風波が立ち、時折大きなウネリも入りますが、潜ってしまえば問題ありません。しかし、波のせいで沈殿した泥が舞い上がり水中は全体に白っぽく、場所によっては視界が数メートルしかありません。さて今日も秋の浜3DIVE、1本目は正面をゆっくり回ってきました。あちらこちらに点在するイソギンチャクを覗くと、小さなアカホシカクレエビイソギンチャクエビが必ず付いています。正面のガレバ交じりの砂地には、ミナミダテハゼクビアカハゼの極小サイズが沢山出ていました。”25の岩”の下では、クジャクベラの幼魚が数個体固まっていました。大きさは2cm程のが最大で、あとは数ミリのbaby です。目の上の蛍光ブルーがアイシャドウの様で、とても可愛いです。人気者のジョーフィッシュ(アゴアマダイの仲間)は、ウネリの影響で巣穴が壊れたのでしょうか?一生懸命奥から石のかけらを運び出していました。”落ちそうな岩”オオモンイザリウオも健在でした。こちらも人気が高く、何時も通るとダイバーの泡に囲まれていました。”正面の際”に居たキシマハナダイbaby は遂に消えたようです。大きくなってきたので深い方へ降りてしまったのかも知れませんね。綺麗な魚なので、毎回通る度に楽しみにしていたのですが、とても残念です。これで水深20m台のキシマは全て消えてしまいました。
(担当 柳場)


 2004年10月24日(
天 候 曇り後晴れ ポイント:秋の浜 水 温 22℃〜23℃
風 向 き 北東5m 透 明 度 12m〜15m
気 温 (最高:最低) 18℃:14℃ 波 高 2,5m
日中の降水確率 50% 流 れ 無し
満潮:干潮 (若潮) 15:14   08:20 
 午前中は雲が多かったのですが、お昼過ぎからは青空が広がりました。風は相変わらず北東で秋の浜は波立っていました。さて、まずは台風23号後の西側情報からです。護岸の手すりが壊れてしまった野田浜は、ガイドロープがとんでもない方向に千切れて伸びているそうです。そしてロープエンドから水路はかなりの砂で埋まり、ガラリと景観が変わってしまったとの事でした。何年か前の台風以後、水路の左先端がえぐられ3番目のアーチができそうだったのですが、くぐれなくなって、残念! ケイカイはエントリー口に降りる道が寸断されてしまいました。今現在、ゴロタを渡って降りなければなりません。王の浜もかなり大きな岩が動いたようです。一面敷き詰められた海藻は一掃され、岩肌がツルツルになったうえに、テーブルサンゴもかなりダメージを受けた様です。しかし、秋の浜の様な泥の沈殿物は無く透視度も良かったとの事でした。さて、今日の秋の浜・・・相変わらず泥が舞い上がり白濁りしていました。ダイバーの通った後は、モワモワで殆ど視界が有りません。今日の1本目は、ニタリへの僅かな期待を胸に秘めながら”右トサカ林”へ行ってきました。こちらも岩の上には分厚い泥が被り、一面グレーの世界でした。ミナミゴンベオキゴンベが動くだけで泥が舞ってしまうのが、ちょっと可笑しかったです。相変わらずクダゴンベは、元気に定位置に着いていました。この辺りもかなりサージが有ったと思うのですが、頑張ってたんですね。二本目は甲殻類三昧、ネジレカラマツに着いたムチカラマツエビに始まって、イソギンチャクエビカザリイソギンチャクエビイソギンチャクモエビキモガニヒメサンゴガニ・・・そして久しぶりのヒシガニ、最後はキンチャクガニで締め括りました。
有馬が2DIVEともニタリと遭遇したそうです。昨日はセルフのお客様が確認していますし、まだ回ってはいるようです。
(担当 柳場)